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43試合目 ロケッツ戦【1Qの好調はどこへやら】 [試合感想]

ヒューストン戦の感想です。今日は辛口です。

この試合はナンスJrが膝の痛みのために欠場し、代わりにランドルがスタートしました。
バスも復帰しました。


まずは試合内容を。


ヒューストンのアリーザに3ポイントを決められてスタートします。
コービーのパスからヒバートがフックシュートを決め返します。ですが、ハーデンにレイアップ、テリーのパスからハワードにレイアップを決められます。ヒバートがFTをもらって2本とも決めますが、ハーデンにジャンパーを決め返されます。

レイカーズはクラークソンがフローター、ルーがFTを2本とも決めます。ハワードに3ポイントプレーを決められますが、ルーが3ポイントを決めます。
ですが、カペラにオフェンスリバウンドプットバックダンクを決められると、コービーのTOから、アリーザにダンクを決められてしまいます。


ですが、ここからコービーが“マジック・マンバ”となり、アシストを連発します。

まずコービーはクラークソンのジャンパーをアシストします。ハーデンにフローターを決められますが、コービーはドライブからクラークソンに良いパスを出し、クラークソンがゴール下でシュートを決めます。

さらにコービーからカットインしてきたルーにパスが通って、ルーがゴール下でリバースシュートを決めます。
このアシストで、コービーはジェリー・ウエスト氏を抜き、レイカーズのアシスト数で歴代2位に浮上しました。


レイカーズのオフェンスは流れが良く、ピック&ロールでコービーからヒバートに素晴らしいパスが通るのですが、ヒバートがボールをファンブルしてしまいます。そのファンブルしたボールが偶然にもランドルの手に渡り、ランドルがゴール下でファウルをもらいつつシュートを決めます。ですが、FTは外します。

さらにディフェンスで、ヒバートがテレンス・ジョーンズのダンクをブロックし、ランドルからボールをもらったコービーが、トップの位置からジャンパーを決めます。素晴しいディフェンス→オフェンスの流れでした。

ハーデンにレイアップを決められますが、コービーがドライブからゴール下のランドルに素晴しいパスを出し、ランドルがダンクでフィニッシュします。

ですが、ハーデンにまたレイアップを決められると、ボールをドリブルしていて、ドライブしようとしたコービーのシューズが脱げてしまい、ボールを失ってしまったコービーがTOをしてしまうと、ハワードにダンクを決められてしまいます。ちょっと不運でした。

ランドルがFT、ヒューストンのジョーンズがレイアップを決めてバスケットを交換すると、コービーが反対サイドにいたヒバートにクロスコートパスを出し、ヒバートがジャンパーを打って決めます。ですが、またハーデンにレイアップを決められます。

レイカーズはヒバートがオフェンスリバウンドを取って、カットインしてきたラッセルにノールックでパスを出し、ラッセルがレイアップを決めます。
そしてハーデンのパスをコービーがスティールし、そのままボールを持ちこんでランドルにノールックパスを出し、ランドルがダンクでフィニッシュします。コービーは1Qなのに早くも7アシスト目を記録します。
さらにコービーはブリュワーにタイトにディフェンスされながらも、3ポイントを打って決めます。

ブリュワーにフローターを決められますが、ラッセルからバスにパスが通り、バスがダンクでフィニッシュします。ヒューストンもローソンからカペラへのアリウープが決まり、1Qを終えます。


レイカーズは1Qだけで36得点しました。ちなみに、昨日のユタ戦の前半の得点が36点だったので、1Qだけで早くも昨日の前半の得点に並んだことになります。
1QのFG%は驚異の73.7%、14/19という内容でした。


2Qはヒューストンのハワードにアリウープを決められてのスタートになります。

レイカーズはラッセルのパスからブラウンが3ポイントを決めますが、ローソンにレイアップ、さらにルーのTOからローソンにゴール下でシュートを決められます。そしてハワードにFTを1本決められ、同点に追いつかれます。

レイカーズはバスがFTをもらって2本とも決めますが、ヒューストンのハレルにダンク、ローソンのFT、ハレルのフックシュートであっさり逆転されます。
ルーがレイアップを決めても、ハワードにフックを決め返され、さらにハーデンのFTで得点されます。

トランジションでルーがドライブし、ダンクを決め、さらにルーのパスからランドルがダンクを決めます。ですがカペラにFT、ハーデンのパスからカペラにダンクを決められます。

ルーがジャンパー、クラークソンがフローターを決めます。ですがレイカーズはハーデンを止めれません。
ハーデンにFT2本決められると、ルーがFTを2本決め返しますが、ハーデンに3ポイントを決められます。

クラークソンがジャンパー、ランドルの1オン1からのシュートでレイカーズは得点しますが、ハーデンにFTを与え、2本決められてしまいます。

結局、3点ビハインドとなって前半を終えます。

レイカーズは前半のFG%が56.4%、チームのアシストが14本でした。うち半分の7本がコービーでした。
対するヒューストンはFG%が51.1%でした。ハ―デンが前半だけで21得点でした。


3Qが始まると、いきなりヒューストンに走られます。
テリーのシュート、アリーザのオフェンスリバウンドからのシュート、ハーデンの3ポイント、ハワードのオフェンスリバウンドからのシュートで一気に12点もの差が開いてしまいます。

レイカーズはトランジションでコービーのパスからクラークソンがゴール下でシュートを決め、直後にクラークソンがスティールし、ボールを持ちこんでルーにパスし、ルーがイージーバスケットを決めます。

ですが、ヒューストンのカペラにオフェンスリバウンドからシュートを決められると、ハーデンに2連続で3ポイントを決められます。このハーデンに対して、シュートを打つと思っていなかったのかプレッシャーがなかったり、トランジションでハーデンのマークが遅れるなど、ディフェンスが甘かったです。

ルーがFTを得て2本中1本決めますが、ハーデンのFT1本、さらにトランジションでアリーザに3ポイントプレーを決められてしまいます。
クラークソンがジャンパーを決めますが、ローソンにジャンパー、さらにアリーザに3ポイントプレーを決められ、点差は20点と、もう試合は手の届かないような点差になってしまいます。

コービー→ランドル→クラークソンといい流れでパスが渡り、クラークソンがフローターを決めると、コービーがドライブし、ディフェンダーを3人引き付けながらヒバートにパスを出し、ヒバートがダンクを決めます。
さらにラッセルが3ポイントを決めます。

これで流れに乗りたかったところですが、ディフェンスでヒューストンを止めれません。
ヒューストンに3連続で得点されてしまいます。

レイカーズはコービーが素晴しいパスをゴール下にいたラッセルに出しますが、ノーマークだったにもかかわらず、ラッセルがゴール下でのシュートを外すなど、集中力が欠けたような場面もありました。

結局、75対94という大差がつき、3Qを終えます。


4Qは序盤にレイカーズが少し差を縮める場面もありましたが、ヒューストンに追加点を許し、その後も追いつける気配もなかったのでガーベッジタイムとなり、レイカーズは敗戦となりました。


まず、1Qのオフェンスは抜群に良かったです。
やはりコービーがゲームを作ると、周りの選手が確率良く、楽にシュートを打ち、決めることができます。

レイカーズはいつも外からのシュートが多いですが、今日はコービーがドライブからゴール下でフリーになっている選手にパスを出していたことで、ゴールの近くからシュートを打つことができました。これが1QのFGが73%という驚異的な確率でのオフェンスに繋がったと思います。

ところが、2Qからはいつものようなオフェンスに戻ってしまいました。さらに輪をかけてオフェンスが良くなかったのは3Qです。

3Qはヒューストンに連続で得点され、後手に後手に回ってしまったので焦っていた面はあるかもしれないですが、それにしても良くなかったです。
ボールムーブが無く、単発なオフェンスが目立ちました。

3Qはもっとコービーにボールを集めて、ゲームメイクしてもらうべきだったと思います。
1Qにあれだけコービーにゲームメイクしてもらって、オフェンスが好調だったのに、なぜ3Qにも同じことをしないのか訳が分からないです。1時間前のことをもう忘れたのでしょうか?

コービーにボールを回さずに自分たちで無理にシュートを打って、外し、逆に得点される様を見ていると頭にきます。
なぜもっとコービーにボールを渡さないのでしょうか。

3Qもコービーがボールを持ってゲームを作っていた時は点数に繋がるシーンが多かったです。


レイカーズの選手たちはもっとバスケットボールを学ぶ必要があります。
自分がしたいことばかりやっていても、はっきり言ってまだ実力がないのに闘えないです。実力のある人(コービー)にどうにかしてもらわないと、接戦にならないです。


レイカーズの選手たちはコービーにおんぶに抱っこです。
コービーにゲームメイクしてもらい、楽なシュートを打たせてもらわないと得点ができないのに、反対にコービーに楽にシュートを打ってもらえるようにセットをすることもできないです。
要はコービーに与えてもらってばかりで、自分たちは何もコービーに返せていないのです。37歳で、引退が目の前の人に対して、何もしてあげれていないのが現状です。それでは困ります。コービーがいなくなった後はどうするのでしょうか?


実力がないのは若い選手が多いのでしょうがないです。ですが、しっかりと闘うためにはもっとバスケットボールを理解しないといけないです。

コービーに1Qあれだけアシストしてもらっているのに、3Qはまるでコービーをロールプレーヤーとして扱っているかのようにボールを回さないのでは話にならないです。
コービーにボールを回さないなんて、宝の持ち腐れです。

どの試合だったかは忘れましたが(確かアウェイでのサクラメント戦だったかな)、全国放送があった試合の時に、解説のレジー・ミラーが『コービーにボールを渡せ』と言っていた時があったそうです。
レジーがそう言わなければいけないほど、レイカーズの選手たちはコービーにボールが渡せていないです。確かその時はコービーのシュートがホットだった時だったかと思いますが、ホットな選手にボールをもっともっと集めるのは鉄則です。今日の試合でもコービーのアシストがホットだったのだから、もっとボールを集めるべきでした。


ディフェンスについてですが、こちらは試合を通して悪かったです。
ハーデンにドライブされ放題、オフェンスリバウンドから得点され放題。トランジションディフェンスは悪い。相変わらずです。

シーズンの序盤から言っていたことを、シーズンも折り返し地点を過ぎた今現在もまだ同じことを繰り返し言っているかと思うと、恥ずかしいです。
もっとしっかりディフェンスができるようにならないでしょうか?
私はコーチ陣にも責任は大きいと思うのですが。


チームオフェンス、ディフェンスでは散々批判したので、個人レベルでは少しいいところを書こうと思います。

・コービー

昨日のユタ戦でアキレス腱の痛みにより、後半からは出場しなかったので、今日の状態が心配だったのですが、影響を感じさせないようなプレーを見せてくれました。

アシストが素晴しかったです。コービーはアシスト重視の時間になると、あっという間にアシスト数を稼ぎます。素晴しいです。

上記しましたが、1Qのルーへのアシストで、ジェリー・ウエスト氏を抜いて、アシスト数のフランチャイズ歴代2位となりました。
このことについて『とても多くの意味がある。自分の成し遂げてきたことをとてもとても誇りに思う』と言っていました。

さらにアキレス腱の具合も今日は良かったみたいです。


次の試合まで2日空くので、その間により良くなってほしいです。

コービーに関してはプレーに文句はないですが、もっとガツガツ自分でシュートを打っても良いと思います。若手に遠慮しているのか、今日もたったの5本しかシュートを打っていないです。
自分がコートに出ている間は若手なんて気にせず、もっと攻めてほしいと思います。そうでないとチームが闘えないです。

今日のコービーとクラークソン、ランドルのハイライトです。



・ランドル

ランドルは今日すごく良かったと追います。試合の途中でショットチャートが出ていましたが、ゴール下付近でのシュートが多かったです。
これはオフボールの動きからの得点が多く、コービーやルーのパスを受けてダンクでフィニッシュという形が何本もあったからだと思います。
私はランドルはもっとオフボールの動きからの得点が増えていけば、気分良くプレーできて良いと思っていたのですが、今日はその形が多かったので、良かったと思います。

また、リバウンドでも頑張っています。
試合中にディフェンスリバウンドを取る際にしっかりとドワイト・ハワードをボックスアウトして、ディフェンスリバウンドを取っていたシーンがあって、解説者に褒められていました。

ちょっと心配なのが、今日の試合中に鼻を骨折したかもしれないという情報があったことです。
影響なければいいのですが。


・クラークソン

得点に関しては安定感があって、ここ20試合のうち1ケタ得点は1試合しかないそうです。
ジャンパーも入るし、お得意のフローターもかなりの高確率です。今後も続けてほしいです。


・ブラウン

昨日のユタ戦でも3ポイントが3/3と良かったですし、今日も2本3ポイントを決めています。

私はコービーとブラウンが一緒にプレーするところがもっと見たいです。オフェンス面では、ブラウンはシュータータイプで、コービーと一緒にプレーすることで、フリーになる機会が増え、良いシュートが打てる機会が増えると思います。さらにコービーがガードでプレーできるという利点もあります。
さらにディフェンスも良いので、今のレイカーズの悪いディフェンスも良くなるのではないでしょうか?
これから先コービーと一緒にプレーする時間が増えてくればいいのですが。


1Qがすごくいい内容だったのに、試合が進むにつれてダメになっていったことにガッカリしたので辛口になってしまいました。
今日は以上です。

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