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MJ、コービー、レブロン比較論で感じる『違和感』 [その他]


久々の記事になります。

レイカーズは見事、2017年ドラフトの2位指名権を引き当て、さらにドラフト28位指名権も保持しているので、6月下旬のドラフトで誰を指名するのか熟考している頃合でしょう。


ドラフトで誰を指名するのか気になるところですが、実際ドラフト当日にならないと分からないので、早々とシーズンを終えてしまったレイカーファンにとって、この時期というのは少し暇な時期でもあるんですよね。




話は変わりますが、このブログを見てくださっている皆様は、すでにご存じだと思いますが、私はコービーが好きだし、引退してからもコービーの情報を追い続けています。


そこでたまにツイッターで『コービー』と言うワード(英語でも)で検索したり、Youtubeで動画を見ていると新しい情報や、面白い情報を見つけることがあります。


そこで今回偶然見つけたとある記事について、モノ申したいことがあって、今回記事にしました。



その記事というのは、あとで下記に貼りますが、おそらく永遠に終わることがないであろう、マイケル・ジョーダン、コービー・ブライアント、レブロン・ジェイムスの3人の比較論についてです。


今プレーオフ、クリーブランド・キャバリアーズのレブロンが、プレーオフ通算得点でコービーを抜き、さらにジョーダンの記録も抜き去り、歴代1位の得点記録を達成しました(もちろん継続中)。


事の発端は、レブロンがコービーの記録を抜いた際、TNTの番組放送内において、チャールズ・バークリーが、

『もし今年レブロンがチャンピオンリングを取ることがあれば、レブロンはコービーと同格とみなしていいと思う。今はまだコービーの方が上かな』

という発言をしたことでした。



私はこれを見て、即座に『これはまた議論を呼びそうなことを言っちゃったな。特にレブロンファンからの反発がすごそう』

と思いました。そして私の予想通り、この議論はアメリカだけでなく、日本国内でも巻き起こっていると感じられます。


そしてつい最近、レブロンがジョーダンの得点記録を抜いたことで、コービーとレブロンの比較論はジョーダンをも巻き込んだ議論へと発展しました。


そしてこの議論が巻き起こる中、私が見つけた記事がこちらになります。

『過熱するレブロン・ジェームズとレジェンド選手の比較論、「レブロン対コービー」は…?』 出典:NBA Japanより
↑クリックで記事に飛べます


この記事はNBA Japanのサイトに載っていますが、元はといえば海外サイト“Sporting News”というサイトに載っていた記事を和訳してNBA Japanに載せているものです。



はっきり言いますが、私はこの記事は書いてあることが意味不明で、全く見る価値がなく、ちゃんちゃらおかしい記事だと思っています。


一度、この記事に目を通してから、私のこの記事の続きを見てください。

この記事の宣伝ではないですよ?(笑)
逆にこんなおかしな記事をNBA Japanが載せて、クリック数が増えて広告収入にしていると思うとぞっとします(笑)

今すぐにこの記事を削除してほしいくらいに思っています。



なぜこの記事に違和感を感じ、まったくもっておかしいと感じるか?

その理由をこれから記していきます。



①なぜこの記事の中でいきなりレブロンとコービーを比べ始めた?


この記事では、まず前半にスコッティ・ピペンの発言内容を載せています。

記事を見れば分かりますが、ピペンは『レブロンはコービーを全くもって超えていない』と発言しています。

それどころか、『レブロンはジョーダンやコービーと比べるべきでなく、マジック・ジョンソンと比べるべき』

という趣旨の発言をしています。


ところが、どういうわけかこの記事ではピペンが『マジックと比べるべき』と発言しているにも関わらず、なぜかいきなりコービーとレブロンの比較が始まります。


ピペンは『ジョーダンやコービーとは比べるべきでない』と言っているにもかかわらず、です。明らかに整合性が取れないです。


ピペンの発言を載せた意味はあったのでしょうか?ピペンの発言を引用するなら、この場ではレブロンとマジックを比較する方が筋なのでは?



②『ジェームズ vs ジョーダンの議論は答えが出ないかもしれないが、ジェームズ vs ブライアントとなるとその議論はもう終わっている』←????


この記述もちゃんちゃらおかしいです。

この記述をする前、この筆者はコービーとレブロンを得点やFG%など、いくつかのスタッツを持ち出して比較し、レブロンの方が上だと主張しています。

そのうえで、『レブロンとコービーの議論は終わっている』といっているのだと思いますが、それなら、なぜジョーダンとは比較しないのでしょうか?


コービーもジョーダンもすでにキャリアを終えています。スタッツがこれ以上変動することはありません。

なので、“スタッツ上で”コービーとレブロンを比較するなら、ジョーダンとレブロンを比較することも簡単です。

にもかかわらず、なぜジョーダンとの比較をしないのか納得ができません。“スタッツ上で”比較するならば、議論の答えを導くことはできるでしょう。コービーとは比較できて、ジョーダンとは比較できない理由なんて、これぽっちもありません。単に出ている数字を比べればいいだけです。


『ジョーダンとの議論は答えが出ないのに、コービーとの議論はもう終わっている』だって?

まっっっっっったく理解できない思考です。



こういうことはあまり言いたくないのですが、この筆者はレブロン推しなのだと思います。


これはよく選手の比較論でありがちなことなのですが、自分が推している選手の上回っている数字ばかりを持ち出し、根拠としている人がいます。


そういった方は、自分の推している選手が相手と比較した際に下回っている数字を持ち出すことは、ほとんどありません。


なのでこの記事上でも、コービーとレブロンを比較した際に持ち出しているのは、すべてレブロンが上回っているものばかりです。


全てのスタッツや記録した数字を持ち出すとなると膨大な量になり、大変なのですが、中にはコービーが上回っている数字も確実にあります。
(1試合で記録した点数とか、60点以上を記録した回数などなど)


そういった点には目もくれず、レブロンの上回る数字だけを持ち出していることには違和感を覚えます。


もう一つ、ジョーダンとは比較しない理由についてですが、私が思うに、レブロンとジョーダンを比較した際には、明らかにレブロンが下回っている数字があるからだと推測されます。


ジョーダンはキャリアプレーオフの平均得点が33.4点で歴代1位だったと思います。これは現時点では明らかにレブロンを上回っている数字です。


さらにコービーとの比較において持ち出しているプレーオフにおけるFG%については、ジョーダンにおいては48.7%となっており、レブロンの数字と大差ありません。
アシストやリバウンドではレブロンの方が上回っているかもしれませんが。


スタッツ上では現時点でも比較することは容易なのに、しないということは、レブロンが下回っている数字があるゆえに、ジョーダンとの比較をしたくないのかな?と思ってしまいます。


だから数字で優っているコービー相手では、上回っている数字だけを持ち出し、勝手に結論付けている、ということなのではないでしょうか。




③スタッツがすべて?


比較論を持ち出す際、100%持ち出されるのがスタッツです。これは当たり前です。評論家やファンが比較する際に持ち出せるのはそれしかないからです。


その一方、現役NBAプレーヤーだったり、元NBA選手からは、スタッツ以外の部分でジョーダンやコービー、レブロンについて語られることがあります。

それはメンタリティーであったり、実際に対戦し、マッチアップを通して感じた部分だったり様々です。


この部分は残念ながら、評論家やファンは感じ取ることができません。なぜなら評論家やファンは実際にこの3人とマッチアップしたことがないからです。

これは何事にも言えることですが、外から見て感じることと、実際にやってみて感じることというのは全く違う場合があります。それに人によって感じ方も様々です。


つまり、スタッツというのはあくまで“評価するにあたっての1つの基準に過ぎない”ということです。

プレーヤーを評価する際にあたり、スタッツ以外の数字に表れない部分も加味する必要は確実にあります。


私はコービーとレブロンを比較する際に、とあるファンのコメントで、


 “メディア=レブロン推し  プレーヤー=コービー推し    単純なことだよ”

というコメント(英語で書いてありました)を見たことがあります。

これもメディアと、実際に対戦したプレーヤーとの考えは違うんだよ、というのを表した分かり易いコメントだと思います。




長々と書きましたが、以上がこの記事を読んで私が感じた違和感についてです。



ここまで書くと、『そこまで言うなら、あんたはコービー推しなんだな?』と思う方がいると思いますが(特にこの記事を読んだレブロンファンは)、

そもそも私は比較反対論者です。比較自体がナンセンスで、特に意味がないと思っています。



その理由は主に2つ。


①比較できること以上に比較できないことの方が圧倒的に多い


②その人の立ち位置、考え方によって評価は違ってくる


です。



まず①についてですが、3人とも同じ時代にプレーし、同じような環境、同じようなキャリアを歩んだわけでもないです。

さらにジョーダンとコービーはポジションが一緒ですが、レブロンは違います。ここはピペンと全く同意見です。

さらにさらにジョーダンとコービーにおいても、細かく見ると違う点があるので、“同じポジションだから”というだけでは単に比較できないです。


このように、圧倒的に比較できないことの方が多いです。唯一比較できるのはスタッツですが、それにも時代背景などが関わってくるので、単純に比較はできないでしょう。




②についてですが、評価する人がどのような立場か、例えばシカゴのファンなのか、レイカーズのファンなのか、クリーブランドのファンなのか、それによってももちろん評価は変わってきます。

当然、レイカーズのファンならコービーに愛着があるだろうし、レブロンのファンなら、レブロンに愛着があるでしょう。

この点だけ見ても、“公平な目線”というのはまず存在しません。



NBAのことを全く知らない人に3人のプレーを見てもらい、誰が一番すごいか判断してもらうというのも一つの手かもしれませんが、その場合はバスケットボールの知識がないので、正確な判断とは言えないかもしれません(笑)



さらに、その評価者がどの部分を重視するのかにもよります。

スタッツを重視するのか、優勝回数を重視するのか、メンタリティーや、社会や次世代に与えた影響を重視するのかなどです。



人の立ち位置も、考え方も千差万別。

よって比較するのは不可能で、比較自体がナンセンスだというのが私の意見です。


ジョーダンがナンバーワンだと思う人がいても、コービーだと思う人がいても、レブロンだと思う人がいてもいいし、3人が全くの同格と捉える人もいてもいいと思います。
考え方は人それぞれなのだから。




ただ、比較をする人がいてもいいとは思います。それも人それぞれなので否定はしません。


ですが、私には不快に感じていることがあります。

それは、『意見が違う人を罵倒する』という行き過ぎた論争に発展しているさまを度々見かけることです。


これは2日ほど前に同じことをツイートして、見てくださった方もいるかもしれませんが、私は上記の理由により、比べること自体が困難、さらに比べたとして、その意見が100%正しいということはないと思っています。


ですが、中には自分の意見が100%正しいと思い込み、意見の違う相手を馬鹿にしたり、上から目線で考えを押し付けたりしている人がいます。


それはもうすでに“議論”ではなく、ただの罵倒ではないでしょうか?


私はこの様を、何年も前からコービー vs レブロンの話題について、ネットで目にしてきました。それは海外、日本を問わず、です。
私自身がツイッターでそういう目に巻き込まれたこともあります。(その時はコービー信者とか言われたな。否定しないけど(笑))


レブロンがジョーダンと比べられ始めたのはごく近年のことなので、それほど多くはないですが、レブロンとジョーダンについてもファン同士がネット上で言い争いをしているのは見たことがあります。



言い争いや罵倒となると、もはや正常な議論はできません。お互いが不愉快な気持ちになるだけです。そんな罵倒は何も生み出さないのです。


繰り返しになりますが、このような比較論において、100%正しい答えというのは存在しません。違う意見があって当然なのです。

大事なのは、『違う意見の人もいる』ということを認識し、相手の考えも認めることなのではないでしょうか。


議論するならそのことを念頭に置いておき、そのうえで罵倒や言い争いになることなく、お互いの意見を交換したらいいと思います。


そして最後にはお互いの推す選手の良さを分かち合い、お互いの意見を認め、尊重することができれば、その議論は意味のあるものにあると思います。


もともと意見の違う人同士がぶつかるので、どちらか片方の意見に納得して議論を終えるということは、ほぼないでしょう。

それならば、意見の違いを認め、“そういう意見もあるんだな”と認めることが重要だと思うのです。


元々私は比較反対論者ですが、もし議論をすることがあれば、そのような議論をしたいと思います。


人はランク付けをしたがるものですが、それ自体に意味はほとんどないと思ます。

歴代ナンバー1プレーヤーに選ばれたなら、チャンピオンリングが増えるわけでもないし(笑)



これは話が少し逸れますが、スポーツメディアにとって、こういう『偉大なプレーヤー比較ネタ』というのは、話題になりやすく、記事を書けばクリックを増やしやすいネタでもあるんですよね。


それが広告収入の増加につながるといった感じになるので、メディアとしては『お金儲けのネタ』なんですよね。正直、そのランキングが正しいかどうかなんて、メディアは気にしちゃいないでしょう。

お金になればいいのだから。まぁ、一種の炎上商法ですね(笑)



これもまた話が逸れますが、2013年、レイカーズが大補強の末に大失敗に終わったシーズンの後、

“レイカーズ凋落の原因はすべてコービーのせい”といった記事をとあるESPNの記者が書いたことがありました。


私は頭にきて頭に来て、未だにその記者の名前が忘れられないのですが、LA在住のとあるレイカーファンの方(多くの方が知っているであろう有名な方です)に、その記事を見た現地のファンがどんな反応をしているかを尋ねたところ、

『LA中のレイカーファンが大人げなく怒り狂っている』

という返事を頂いたことがあります。


このように、有名球団やスター選手をこき下ろすような記事を書くことも、一種の炎上商法であって、記者の飯の種なのです。

その記事が正しくないのなんて、火を見るより明らかなのに。

メディアの手のひらの上で踊らされないことも大切だと思います。



少し話が逸れましたが、私がこの『MJ、コービー、レブロンの比較論』の記事を見て感じたことは以上になります。

見ていただいた方は、長々とありがとうございます。

また、これは私の一意見なので、『私はこう思う』など、意見がある方は私のツイッターまでどうぞ。お待ちしております。



それにしても、NBA Japanがこんな変な記事を和訳して載せるなんて、どういう意図があるのか?

これもまた一種の炎上商法なのか、大真面目なのか(苦笑)



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