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コービー本人が選ぶ、20年のキャリアでの出来事Top10 [コービー関係]


久しぶりの記事になります。


1年前の今日、現地11月29日はコービーが2015~16シーズン限りでの引退を発表した日です。

だからだと思いますが、LAでレイカーズの試合を放送している放送局、
“Spectrum Sportsnet”(昨シーズンまではTime Warner Cable Sportsnetでしたが、
名称が変更になりました。未だに間違えそう(笑))の番組で、

『コービーのキャリアの出来事Top10』という番組をやっているそうです。


事前に番組のCMを見ましたが、コービーがインタビュー形式で直接答えていたので、
番組側が決めたTop10ではなく、コービー本人が選んだTop10のようです。

なので、コービーにとってのキャリアでの重大な出来事は何かな?と思い、気になっていました。


私は日本に住んでいるので
(どういうわけだか、ツイッターではたまにLAに住んでいると勘違いされることがあります。
実は私は生まれてこの方、日本から1歩も出たことがないです(笑))

番組を見ることはできませんが、今の時代はとても便利で、ツイッターで簡単に情報を集めることができます。
ツイッターで集めた情報なので、間違っている部分がもしかしたらあるかもしれませんが、
今回は“コービーが選んだキャリアTop10の出来事”を記事にしたいと思います。


それでは10位からいきましょう。


第10位) 2002年カンファレンスファイナル VSサクラメントキングス戦での激闘

これは良く覚えています。このシリーズ、レイカーズはホームコートアドバンテージがありませんでした。
レイカーズは敵地での第1戦に勝ちますが、第2戦、ホームに帰った後の第3戦にも敗れてしまいます。
ちなみに第2戦の前にコービーはホテルで食べたチーズバーガーで食あたりを起こしてしまうんですよね。
それでも試合には出ていましたが。

第4戦は試合の最後までサクラメントにリードを許しますが、ロバート・オーリーの“ザ・ショット”に助けられ、第4戦をモノにします。

これで流れはレイカーズに来たかと思いますが、アウェイでの第5戦でレイカーズは敗れ、王手をかけられてしまいます。

しかし、レイカーズは落ち着いていました。ホームでの第6戦に勝つと、アウェイでの第7戦、オーバータイムにもつれる接戦になりますが、なんとかレイカーズが勝利し、ファイナル進出を決めたという激闘でした。

このころのサクラメントは手ごわかったですね。ウェバーのオールラウンドな活躍、マイク・ビビーのブレイクアウト、ブラデ・ディバッツのシャックに対しての嫌らしいディフェンスなど、憎たらしかったです(笑)



第9位) 2005年12月、vsダラス・マーべリックス戦での62Points in 3Q

説明よりも、動画を見たほうがよくわかると思います。




第8位) 2004年4月、vsポートランド・トレイルブレイザーズ戦での2本のブザービーター



このコービーのとんでもない2本のシュートによって、レイカーズはパシフィックディビジョンの1位が確定したんですよね。
そういう意味でもこのコービーの2本のブザービーターはチームを救いました。



第7位) 2006年プレーオフ1回戦 vsフィニックス・サンズ 第4戦でのブザービーター



これもよく覚えている方は多いと思います。このシュートでレイカーズは勝利し、3勝1敗とシリーズ勝利まであと1勝と王手をかけました。

しかし、レイカーズはここから3連敗し、シリーズ敗退となってしまいます。
シリーズを勝ち抜いていたならば、一層素晴らしいシーンとなったはずなので、そこがとても残念に感じてしまいます。



第6位) 2009年2月 MSGでの61点



この試合でコービーが記録した61点は2014年にカーメロ・アンソニーが62点を記録するまでMSGで記録した個人の得点としては歴代1位でした。
ちなみにビジターの選手として記録した個人の得点としては現在でも歴代1位です。



第5位) 2010年ファイナル vsボストン・セルティックス戦に勝ち、5つ目のチャンピオンリング獲得

コービー自身、5つのチャンピオンリングの中で、このシリーズに勝ち獲得したチャンピオンリングが一番うれしかったと晩年に語っていました。
2008年のファイナルで負けているので、この年はリベンジを果たしたということで、余計に嬉しく感じたのだと思います。


ちなみにこれは私の感想ですが、このシリーズの第7戦はバスケットボールの試合としては醜い試合(シュート入らない、足が動いてないなど)ですが、勝負としては今まで見てきた中で最も美しい試合だったと思っています。
理由は両チームの選手・スタッフ、さらにはファンがあと1試合に勝つためにすべての力を出し切り、全力で戦った試合だからです。
コービーの試合終了直後の表情がそれを物語っていました。



第4位) 2016年4月、コービーのキャリア最終戦 vsユタ・ジャズ戦での60点

説明はいらないでしょう。






第3位) 2013年にアキレス腱を断裂したことと、レイカーズがプレーオフに行くために全身全霊を注いだこと


2013年はレイカーファン、NBAファンにとってレイカーズは『失敗』だったと思われていると思います。
実際そうだと思います。怪我人の続出、HCの交代、チームとしての機能不足など、あらゆる試練の連続でした。


そんななか、コービーはチームをプレーオフに導くべく、自分のすべての力を出し切り、全身全霊を注ぎました。
シーズンの最後の方なんて、平均45分近く出場していたし、得点、プレーメイク、ディフェンスなど、あらゆることをしました。

レイカーズはプレーオフに出場することになりますが、その代償はあまりにも大きかったです。
コービーは4月13日のGSW戦でアキレス腱を断裂してしまいます。そしてコービーを欠いたプレーオフではサンアントニオになす術もありませんでした。
そしてここからレイカーズの凋落はあっという間でした。


コービーのこの怪我は、結果としてはコービーのキャリアを一変させるものとなってしまいました。
ですが、興味深いのはコービーがこの怪我の事を全く後悔していないと語っていたことです。
先の事を考えるのではなく、目の前の1試合1試合に目を向け、勝つために全力を出し切ってきたコービーだからこそ、そう感じるのでしょう。コービーのこの献身は一生忘れません。



第2位) 2000年ファイナル vsインディアナ・ペイサーズ 第4戦でのテイクオーバー



この試合はコービーにとってもターニングポイントになった試合、場面だったかもしれません。


この試合はオーバータイムに入ってすぐにシャックがファウルアウトになってしまうんですよね。
この時期はコービーがチームの重要人物だったのは事実ですが、あくまでチームの中心はシャックでした(全盛期でしたし)。
そのシャックが重要な場面でファウルアウトになり、『ヤバイ』と思ったファンも多かったのではないでしょうか。

そんな中、試合の終盤を支配したのがコービーでした。この活躍なくして、レイカーズは優勝できなかったでしょう。この試合をとったのは非常に大きかったです。

ファイナルという大舞台で『コービー・ブライアント』という名を世界中に知らしめた、ターニングポイントとなった試合だったかと思います。



そしていよいよ第1位です。


第1位) “81ポイント・ゲーム”




もはや説明はいりませんよね。伝説の試合です。今後100年は語られることでしょう。



私がコービーが81点を取ったことを知ったのは、意外にもサッカーが好きな友人の口からでした。

『ひで君ってコービー好きやんな?81点取ったらしいで』

私は、『81点!?31点の見間違いじゃなくて?』と冗談だと思っていました。

ですが友人が新聞に載っていたというので、帰って新聞を見ると、本当に81点だったのです。驚いたなんてもんではなかったです。

当時は現在のように毎試合見れる環境でもなかったし、ツイッターのようなSNSもなければ、インターネットもほとんど使っていなかったし、情報が回るのが遅かったんですよね。
それを考えると、今って便利な時代ですよね(笑)
もしも当時、インターネットがもっと発達していたり、ツイッターがあれば、コービーの81点はとんでもない大騒ぎになっていたでしょうね。


以上がランキングです。


意外だと思ったのが、このTop10の中に『ドラフトで指名されたこと』というのがなかったことです。
数年くらい前ですが、コービーはインタビューで『キャリアで最も思い出に残っていることは?』と聞かれ、
『ドラフトで指名され、NBA入りしたことかな』と答えていました。理由は『すべての始まりだから』だそうです。


まぁ、ドラフトされたのは“始まり”であって、コート上で成し遂げたことの思い出と言えば、上記のようなランキングになるのでしょうね。


コービーが引退を発表してからちょうど1年という時期に、コービーにとって思い出に残っている出来事は何なのかを知ることができるいい機会となりました。

もうコービーはコートにはいませんが、なかなかコービーのことが忘れられず、コービーのことを追い求める今日この頃です。


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