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#37 キングス戦 【見事なカムバックで接戦に!】 [試合感想]

サクラメント戦の感想です。

この試合では肩を痛めていたコービーが3試合ぶりに復帰、ラッセルも体調不良から復帰しました。

まずは試合内容を。今日は盛りだくさんになりそうです。


ナンスJrがジャンパーを決めて先制しますが、ここからサクラメントに早くも連続得点を許します。
マクレモアのレイアップ、ゲイのジャンパー、ルーのレイアップがブロックされ、トランジションで、マクレモアにダンクを許すと、さらにトランジションでカズンズからエイシーにパスが通り、エイシーがファウルを受けながらダンクを決めて3ポイントプレーにします。

ルーがフローターを決めますが、ゲイに3ポイント、レイカーズがクリアパス・トゥ・ザ・バスケットをコールされ、カズンズがFT2本、さらにスローインからのサクラメントのオフェンスで、エイシーにオフェンスリバウンドを取られてダンクを決められると、続けてカズンズに3ポイントを決められます。

ここでタイムアウトをレイカーズが取りますが、タイムアウト後もサクラメントを止めることができず、トランジションでマクレモアにシュートを決められ、さらにゲイからエイシーにパスが通ってダンクを決められると、カズンズにFTを2本決められます。この時点で1Q残り6分55秒とまだQの半分も達していないのに、4対25という大差をつけられてしまいます。


コービーがファウルを得て、FT2本のうち1本を決めると、ルーが3ポイントを決めます。
サクラメントにオフェンスリバウンドを取られて、セカンドチャンスでマクレモアにレイアップを決められますが、コービーがドライブし、ターンからのジャンパーを決めます。ですが、カズンズに3ポイントを決められます。

ここからレイカーズは少し調子を取り戻し、コービーがファウルを得てFTを2本とも決めると、その次のオフェンスでもコービーはジャンパーを決めます。
さらにラッセルがスティールして、楽々レイアップを決めます。


ですが、サクラメントのオフェンスをなかなか止めることができません。コービーが1度は相手のシュートをブロックするのですが、ルーズボールを取られ、結局クーフォスに得点されると、続けてカズンズにポストからシュートを決められます。

ルーが3ポイントを決めますが、ベリネリにジャンパーを決められます。ルーがジャンパーを決め返しますが、ベリネリ→クーフォスとパスが渡ってシュートを決められます。
結局、1Qを17点ビハインドで終えます。


2Qは両チームともTOで始まります。レイカーズはランドルのTOでした。レイカーズはサクラメントのディフェンスの3秒バイオレーションによりFTを得て決めますが、その後にランドルがオフェンスファウルを取られ、またTOとなってしまいます。

レイカーズはラッセルがトランジションでボールを持ちこんでレイアップを決めると、ラッセルはジャンパーも続けて決めます。
ですが、ベリネリに4ポイントプレーを決められてしまいます。

タイムアウト明けにラッセルがベリネリにパスをカットされ、そのままダンクを決められてしまいます。
ですが、レイカーズはクラークソンがジャンパーを決めると、続けてトランジションでコービーがゴール下にドライブし、ラッセルに素晴しいパスを出してラッセルがゴール下でシュートを決めます。

クーフォスにシュートを決められますが、コービーがファウルをもらいつつシュートを決めて3ポイントプレーにします。
クーフォスに今度はダンクを決められますが、コービーがドライブからシュートに行き、空中でクーフォスとぶつかりながらもシュートを決めます(ファウルのコールはなし)。

サクラメントのコリソンに3ポイントを決められ、ランドルのFTをはさんで、カズンズにゴール下での得点とFTで連続得点を許します。

ですが、レイカーズはここでクラークソンがトップの位置からアリウープパスを出し、カットしてきたコービーが受け取ってダンクでフィニッシュするという素晴しいプレーが出ます。
コービーのアリウープを見たのは久々です。


ゲイに3ポイントプレーを決められますが、レイカーズはコービーがショットクロックギリギリの状況でジャンパーを打ち、決めます。

その後はサクラメントはFTや、ゲイ→カズンズのアリウープ、ロンドのオフェンスリバウンドからのシュートなどで得点し、レイカーズはバスやナンスのFTで得点します。

2Q終盤にコービーがポストからターンアラウンドシュートを決めます。コービーはこのシュートでキャリア通算33,000得点を達成します。


ハーフの時点で、48対69とかなりの差をつけられてしまいます。


3Qが始まると、コービーのスローインを受けてナンスJrがゴール下でファウルをもらいつつシュートを決めて3ポイントプレーにします。
ですが、ゲイのジャンパー、マクレモアのダンク、クラークソンのTOからゲイのダンクと、連続でサクラメントに得点されます。

ここから、コービーが3ポイント、3ポイント、ベースラインからのジャンパーと3連続でシュートを決めます。
ですが、その間にもカズンズのシュートや2連続でロンド→エイシーのコンビでダンクを決められるなど、点差をなかなか縮めることができません。

逆にマクレモアの3ポイントや、エイシーのダンク、カズンズ→マクレモアでゴール下でシュートを決められ、この日最大の27点のリードを許してしまいます。
私はこの時点で、『今日のブログには敗因はディフェンスと絶対書くぞ』と心に決めていました。


レイカーズはここからコービーのFT、ルーのフローター、ナンスのシュートや、ラッセルの連続得点やルーの3ポイントで、少し差を詰めます。

その後はベリネリやクーフォスに得点されますが、レイカーズはランドルのジャンパー、ルーのFT、ラッセルの3ポイントで得点します。

エイシーとルーがお互いバスケットを交換しますが、レイカーズはラッセルがバックコートでボールを取り、フロントコートに運ぼうとしたところで、自分の足にボールをぶつけてTOとなり、エイシーに楽にダンクを決められたり、ランドルがオフェンスリバウンドを取ろうと相手を押してしまいファウルを取られ、ファウルのリミットが達しているためにFTとなり、得点されるというもったいない場面も見られました。

さらにQ最後のオフェンスでコービーがドライブして、明らかにレイアップの際に相手にぶつかられていて、転んでいるにもかかわらず、ファウルのコールがないという不運にも見舞われます。

ですが、最大27点あったリードはなんとか16点まで減り、4Qに向かうことになります。
そしてこの4Q、レイカーズは奇跡的なカムバックを起こします。


4Q開始してすぐにクラークソンのドライブからパスを受け、バスがダンクを決めます。
ゲイにジャンパーを決められますが、レイカーズはここからクラークソンのFT、オフェンスリバウンドを取ってのシュート、ラッセルのFT1本、クラークソンのドライブからのレイアップ、サクラメントのTOから、クラークソンのプッシュし、ラッセルが3ポイントを決めるなど、ランを展開し、あっという間に差を6点差に縮めます。


サクラメントはロンドがレイアップを決めますが、レイカーズはノリノリで、クラークソンがレイアップ、ラッセルがファウルをもらいつつジャンパーを決めて3ポイントプレーとして、4点差に詰めます。
サクラメントはまたTOをしてしまい、ラッセルがトランジションで3ポイントを打ちますが、これは外れてしまいます。
バスが良いディフェンスをしてレイカーズのオフェンスになりますが、ランドルがTOをしてしまいます。

ロンドのパスからカズンズがゴール下でシュートを決めますが、ランドルがファウルをもらい、FTをしっかり2本とも決めます。

バスがカズンズに素晴らしいディフェンスを見せると、サクラメントはTOをしてしまい、ラッセルが3ポイントを打ち、これを決めます。これで1点差とすると、さらにクラークソンがレイアップを決めてなんと逆転に成功します。

その後、バスがまた素晴しいディフェンスをしてレイカーズボールにしますが、クラークソンがTOをしてしまい、ロンド→ゲイとアリウープを決められてしまいます。
さらにレイカーズは(おそらく8秒バイオレーションで)TOとなってしまい、『おいおい、この場面でそれはやめてよ』というようなミスが出ます。
しかし、サクラメントのオフェンスはバスがスティールして防ぎ、大事には至りません。

ラッセルがトランジションでドライブしてレイアップを決めますが、ラッセルはこの場面で右足首を捻挫してしまいます。
ラッセルはその後しばらくプレーを続けますが、後に交代して、ロッカールームに下がっていきます。

サクラメントは1度はシュートを外しますが、カズンズがルーズボールを取り、ゲイにパスが渡りゲイがゴール下でシュートを決めます。これでまた1点リードされますが、クラークソンが外したレイアップのリバウンドをバスが押しこみ、また1点リードとします。

サクラメントはロンドがFTを得て、2本中1本決めて同点になりますが、クラークソンがジャンパーを決めて2点リードとなります。
カズンズがFTを得ますがカズンズも2本中1本の成功にとどまります。

レイカーズはランドルがオフェンスファウルを取られて、TOとなってしまいます。サクラメントのオフェンスで、ベリネリがシュートを外しますが、レイカーズもクラークソンがシュートを外し、追加点を逃すと、逆にロンドにフローターを決められ、リードを許してしまいます。


タイムアウト明け、残り21秒でクラークソンがボールを持ち、スクリーンを利用してドライブしようとしますが、後ろからロンドにボールをはたかれ、ボールを失ってしまい、カズンズに取られてしまいます。クラークソンはカズンズにファウルをしてしまいます。
カズンズはFTを2本ともしっかり決め、3点差となってしまいます。

タイムアウト明け、残り6.8秒の場面でルーがボールを受け取って3ポイントを打ちますが外れ、リバウンドを取られてゲームセットとなりました。


今日はまず、4Qに出ていたメンバーを褒めてあげたいです。

4Q開始時に16点差がついていましたが、諦めずに追いついて、勝とうとしました。
オフェンスを引っ張ったのはラッセルクラークソンで、アグレッシブにプレーしました。
ラッセルは外から、クラークソンは積極的なドライブから得点しました。

クラークソンとラッセルはオフェンスで良くやりましたが、私が褒めてあげたいのはバスで、ディフェンスで本当に良くやりました。
4Qはカズンズとマッチアップしていて、カズンズは3Qまではやりたい放題でしたが、4Qは明らかに苦労していました。バスのディフェンスが良かったからです。

バスは簡単に押しこまれず、良い体勢でシュートを打たせませんでした。明らかにカズンズの方がサイズも体重もありますが、押し負けないのは素晴しいことです。リバウンド面でも頑張ったし、スティールも多かったです。
4Qのカムバックはクラークソン、ラッセルのオフェンスと、バスのディフェンスがあったから接戦に持ち込めてと思います。


また3Qの中盤から3Qの終盤までプレーしていた人たちも褒めてあげたいです。
3Qの中盤に27点差がついてしまって、もう集中力が切れてしまうかなと思ったのですが、諦めずに頑張り、点差を少し縮めることができました。
4Q開始時に20点以上差があるのと、10点台の差は大違いですからね。


今日のカムバックは、クリスマスゲームのクリッパーズ戦を思い出させてくれます。
あの時も30点差がついていた4Q開始時から、点差を詰めて相手を追い込みました。

バスケットボールは流れが大きく影響するスポーツだな、と改めて思います。
1度勢いに乗ると、大差がついていてもあっという間になくなるものなんだなと。
特に若手なんてどんなプレーをするかわからないし、予測不能だから、そういう恐ろしさもありますね。
連続でシュートを決めまくったり。


ただ、今日の3Qまでのディフェンスは完全にダメです。
これは大差がついてしまった大きな要因なので。

まず誤算は、ヒバートがカズンズ相手に歯が立たなくて、ファウルトラブルに陥ったことでした。
カズンズは3Qまで好き放題やっていました。
さらにカズンズは3ポイントを打てるので、ヒバートだと3ポイントラインの外まで付くのは難しかったと思います。

それにピック&ロールのディフェンスが悪く、スクリナーのエイシーにカットインされ、多くのダンクを決められていました。
ロンドがパスの出し手ですが、ロンドはこういうディフェンスの穴は見逃さないです。
もう少しピック&ロールのディフェンスはなんとかならないでしょうか。


3Qまでのオフェンスについてですが、コービーが戻ってきたので、ハーフコートオフェンスは断然良くなりました。
1Qの出だしは少し悪かったですが、徐々に良くなっていきました。やはりコービーがいると自分でシュートも打てるし、スペースの使い方も良いので、オフェンスが円滑に進みます。
コービーがいない試合でのレイカーズの前半のFG%は30%台が普通でしたが、コービーがいた今日の前半のFG%は47.2%でした。
今日は後半、特に4Qのオフェンスが良かったので、トータルでのFG%は54.7%とかなり高いです。


続いて個人を。

・コービー

肩の痛みによる欠場から3試合ぶりに復帰しました。
肩の影響はどうかな?と思っていたのですが、予想以上に良くプレーしていて、シュートが良く決まりました。

前半はドライブが多く、距離の長いシュートは肩の影響でまだイマイチかな、と思っていたのですが、3Qに距離の長いシュートを3連続で決めるなど、影響は感じられませんでした。
3Qまでの出場でFGは10/18、28点です。

2Q終盤のポストからのターンアラウンドシュートでキャリア通算33,000得点を達成しました。
NBA史上3人目で、最年少での記録達成です。

また、タイムアウトの時など、事あるごとにラッセルなど若手に動きを教えている様子が映っていました。
メンターとしてもコービーの存在は大きいです。

今日のコービーのハイライトです。


・クラークソン&ラッセル

4Qのカムバックを大きく引っ張った2人です。クラークソンは3Qまではサクラメントのインサイド陣、特にカズンズがいてドライブしにくそうにしていましたが、4Qに積極的にドライブを仕掛けました。
4Q終盤には入れば大きな追加点となるシュートも外し、TOもしてしまうなど、苦い思いもしたと思いますが、これも経験だと思います。
クラークソンはそういう苦い経験を自身のモチベーションにできる選手です。

ラッセルも良くやりました。ラッセルは+/-がチームで断トツトップの+28です。今日良くプレーしていたことがうかがえます。

4Qにレイアップに行った際、右足首を捻挫してしまいました。レントゲン検査の結果は骨に異常なしで、軽い捻挫とのことです。
ですが、明日は試合に出れるかどうかは分かりません。

今日はラッセルのハイライトも貼っておきます。
ラッセルの活躍はもちろんですが、このハイライトの中にラッセルがシュートを決めて喜ぶコービー、ケガをして倒れているラッセルに駆け寄るコービーの姿が含まれています。



・バス

ディフェンスでの貢献は上記した通りです。オフェンスでもディフェンスでもですが、バスが活躍するとチームの勢いが増すような気がします。
スタートになることはないと思いますが、ある意味ではレイカーズのキーとなる選手かもしれないです。


明日は苦手?としているOKC戦です。
今日は以上です。

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