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75試合目 ヒート戦【接戦に競り勝つ!!】 [試合感想]

マイアミ戦の感想です。

この試合では胃腸炎の症状のために休んでいたヤングがアクティブリストに入り、プレーできる状態になりました(プレーするかどうかは別として)。


1Qの出だしから、コービー、クラークソン、ランドルが連続でシュートを決め、いいスタートを切ったかに思います。
しかし、そこからレイカーズはシュートが入らなくなり、マイアミに連続してシュートを決められ、25対10と大差がつきます。

ですが、ベンチメンバーが出てきてから一転し、1Q終了まで15対2のランを展開し、2点ビハインドまで点差を縮めて2Qに向かいます。


2Qは序盤にマイアミに連続得点を許し、差が開いてしまうのですが、レイカーズはズルズルといかず、なんとかついていきます。
前半を7点ビハインドで終えます。

レイカーズはシュートの決定率に苦しみ、前半のFG%が31.4%でした。対するマイアミはFG%が53.8%と高確率でした。それなのにこの点差で済んでラッキーでした。
レイカーズはオフェンスリバウンドがマイアミより多く、TOが少なかったので、この点差で済んでいました。


3Qは序盤にラッセルやランドル、ヒバートの得点でマイアミとの差を詰めます。中盤にはヒバートの連続ブロックが出て、マイアミの得点を防ぐと、クラークソンの3ポイントでついに逆転に成功します。
その後は接戦となり、3Qは67対67の同点で終えます。
マイアミは3Qはシュートが入らなかったり、TOなどのミスが多かったです。


4Qは序盤に先手を取り、終盤までリードを保っていたのですが、ここからマイアミのウェイドがクラッチぶりを発揮します。
ウェイドは終盤に連続してシュートを決め、マイアミがリードをします。マイアミ2点リードの残り19.8秒でクラークソンがFTを得て、2本とも決めて同点にします。
最後のマイアミのオフェンスで、ウェイドがトップの位置からジャンパーを打ちますが、これが外れ、レイカーズは今季2度目のオーバータイムに入ります。


オーバータイムでは、最初はレイカーズがラッセルの得点などで先手をとりますが、マイアミも離されずについてきます。
途中にマイアミがリードし、レイカーズが追いかける側になるのですが、レイカーズは離されずについていきます。

マイアミの攻撃を防ぎ、ランドルがFTを得て2本とも決め、100対98とリードします。
その後、マイアミのオフェンスを防ぎ、レイカーズのオフェンスになるのですが、ラッセルがTOをしてしまい、トランジションでウェイドにレイアップを決められてしまいます。この時点で残り22.5秒でした。

レイカーズはランドルがボールを持ち、広くスペースを取らせると、ドライブからスピンターンをし、ペイント内に入ってシュートを打ち、これを決めます。残り1.9秒で2点リードとします。

最後のマイアミのオフェンスではスローインでボールをもらったジョー・ジョンソンが3ポイントを打ちますが、これが外れ、レイカーズは今季16勝目を挙げました。


この試合は1Qの中盤までの内容が悪かったので、どうなるかと思いましたが、その後なんとか競るレベルまで戻ってこれたし、よく勝ったと思います。

試合の終盤は1つ1つのプレーが大事になるほどの接戦でしたが、集中力を切らさず、よく得点を重ね、ついていくことができたと思います。若手中心のチームにとって、接戦のなかでプレーし、勝利するという経験は大きいです。


オフェンスについて言うと、シュート自体はなかなか入りませんでした。オーバータイムは良くやったと思いますが、それまではシュートの確率も散々でした。

若手にとっては、オフェンスのセットや、システム内でプレーしている時よりも、割と自由にプレーしている方がいい形でシュートを打てていたように思えます。オフェンスセットを使っている時は、セットを意識するあまりか、ボールムーブも良くなかったし、ショットクロックがギリギリになってしまい、無理にでも打たないといけないようなシュートになってしまう場面が何度かあったように思います。若手にはある程度自由にやらせた方が良いです。

ディフェンスについてですが、これは今日は良かったのではないでしょうか。オーバータイムに入っているのに、100点に抑えているというのは、いい方だと思います。
レイカーズはハーフコートオフェンスでは脚がよく動き、プレッシャーをかけていて、相手のTOを誘っていました。さらに3Qの中盤にヒバートが相手のシュートを連続でブロックするなど、良い場面もありました。

ただ、トランジションディフェンスは相変わらずです。1Qは序盤からマイアミにやられたし、試合を通しても、相手のトランジションに対する戻りは遅いし、得点を止めることができないです。これは改善の見込みがないです。


シュート確率を見ると、マイアミの方が上ですが、レイカーズがオフェンスリバウンドを頑張ったことと、ディフェンスでマイアミのTOを多く誘ったこと、あとはマイアミがFTをたくさん外してくれたことが幸いし、接戦になったと思います。
それがなければ、10点差以上つけられて負けていました。


続いては個人です。

まずはランドルから。今日のヒーローとなりました。
前半があまり良くなかったので、大丈夫かと思ったのですが、試合が進むにつれて良くなりました。中でも、今日はドライブの判断がよく、ドライブからダンクを決めたのが2本ありました。
さらに終盤できちんとFTを決めることができたのも良かったです。これを外していたら、試合の行方は分からなかったです。
ランドルにとって、決勝シュートを決めるような経験ができたのは良かったと思います。


クラークソンも良くやりました。チームトップの26点です。
クラークソンも試合の終盤になるにつれ、存在感が増していったように思いました。私は以前に“クラークソンは接戦になると、終盤に存在感がなくなってしまう”と書いたことがありますが、今日は逆で、終盤も積極的にシュートを放ち、決めました。

クラークソンもランドルと同様に4Q終盤やオーバータイムでFTをきちんと2本とも決めていた点が評価できます。クラークソンの課題としては、やはりディフェンスかな、と思います。今日も終盤ウェイドにやられてしまっていたので、そこは上達が必要です。


ラッセルですが、まともにプレーできるのか、心配していました。理由に関しては、もうご存知の方も多いかもしれません。試合前のインタビューの時には、『お腹の調子が悪く、体調がよくない』と言っていました。

シュートの確率を見ても分かる通り、プレー自体は良くなかったです。ですが、3Qの序盤の追い上げの場面や、OTに入って2本ショートを決めるなど、いいところでシュートを決めていました。なのでプレーの印象はさほど悪くはないです。

ただ、OTの終盤、レイカーズ2点リードの場面でTOをしてしまい、ウェイドのレイアップにつながるミスをしてしまったのは頂けないです。ランドルが決勝シュートを決めて勝ったから良かったですが、試合終盤の大事な場面でTOはいただけません。注意しないといけないです。


ラッセルに関しては、次の試合までに3日空くので、ヤングとの件をまとめた記事を書こうかなと思っています。


ヒバートに関してですが、ここ最近では1番良くプレーしたのではないでしょうか。何より、4Qにヒバートが長くプレーしているのを見るのは久しぶりでした。マイアミのホワイトサイド対策で出番が多かったのだと思います。

特に3Qの連続ブロックはさすがという感じです。ヒバートは、例えば相手ガードのドライブや、ピック&ロールのプレーなど、スペースを広く使った動きのあるオフェンスをされて、カバーが少しでも遅れてしまうとファウルになってしまう場面が多かったです。
ですが、今日のようにゴール下ですでにポジションを取って待ち構えていて、相手がゴール下に入ってきてシュートを打つという場面では、リムプロテクション能力を最大限に発揮することができていました。正直言うと、ヒバートは相手ガードの動きや、最近流行りの『動けるセンター』についていけるほどのフットワークはないので、ゴール下に待ち構えているのが正解だと思います。ただ、そうするためには、ヒバートがあまり外までヘルプに出なくていいように、ガード陣やフォワード陣が簡単に抜き去られないようにディフェンスを頑張る必要があります。今季はチーム全体としてディフェンスが良くないので、ヒバートが外までカバーに出ないといけないシーンが多く、ヒバートのリムプロテクション能力を活かす場面が少なかったです。


最後にコービーに関してです。

今日は見ていて、全く脚がなかったですし、動きが悪いのが分かりました。フットワークがないので、ポストでも相手ディフェンダーを押しきれないし、ターンからのシュート時のバランスも悪かったです。だからシュートは打ってもすぐに外れると分かるようなものが多かったです。

相当コンディションが悪いのだろうと思っていたのですが、案の定、1Q、8分33秒だけの出場となり、それ以降は全くプレーしませんでした。

1Qと2Qに、『コーチ、今日は全然動けない』とバイロンに言っていたみたいですし、試合後のインタビューにも、『ヒートパックを当てて、体をなんとかプレーできる状態にしようとしたけど、今日はプレーできる状態に戻る見込みはなかった』と言っていました。『肩、膝、足首、すべてが痛い』と言っていました。もうボロボロのようです。

コービーは残りの試合すべてに出場したいようですが、それは難しいように思います。特に4月に入ると、11日間で7試合です。ボロボロのコービーがすべてにプレーするには難しいです。プレーしたとしても、今日のように1Qだけプレーして、それ以降はプレーできないというような状況になってしまう可能性だったあります。

コンディションがいきなり良くなることは考えにくいのですが、最後は活躍をするコービーの姿を見たいと思います。もうあと7試合しか見れないです。


ところで、今日の試合には元レイカーのラマー・オドムが観に来ていました。どうやらコービーがオドムを招待したそうです。

コービーは試合後の記者会見で、オドムとは試合前や試合後にいろんなことを話したと言っていました。オドムは10月のべガスでの一件で、一時は命の危機にまで至ったので、こうやって試合を見に来れるような、元気な様子が見れるのは素晴しいことだと思います。コービーが『ミラクル』と言っていました。

PS:65試合目、マジック戦の記事にコメントしてくださったFish24さんしんげんさん、大変遅くなりましたが、下さったコメントに返事をさせていただきました。返事が遅くなってしまい、本当に申し訳ないです。すっかりと見落としていました。
まだこのブログを見てくださっているかは分かりませんが、もし見ておられたら返事をご確認ください。

今日は以上です。

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74試合目 ジャズ戦【今季最低の試合】 [試合感想]


ユタ戦の感想です。

この試合は、ナンスJrが膝への負担を考え、バックトゥバックのどちらかの試合に休むことになっていて、昨日の試合に出場したので今日は欠場、ヤングも胃腸炎の症状により昨日に引き続き欠場しました。


試合の内容については、書きたくないのが本音です。酷かったので。ですが一応簡単に。

1Q出だしからレイカーズはやられます。気がついたころには2対17でした。
その後もユタのフッドを中心にやられ続け、1Qは18点ビハインドで終えます。こんなの序の口です。


2Qは序盤こそ互角の展開でしたが、中盤から終盤にかけ、またフッドに爆発をされます。フッドは次々と高確率でシュートを決め、2Qが終わっていないのに、すでに30点でした。
前半を27点ビハインドで終えます。

レイカーズの前半のFG%は33.3%と低調でした。さらにチームのアシスト数が5個しかなかったです。リバウンドでも16対31とリードされていました。ユタのFG%は52.3%でした。上述した通り、フッドが前半だけで30点、3ポイントを8本も決めていました。


3Qも中盤から終盤にかけ、どんどん得点を重ねられ、見るに堪えない状況になってきます。私は3Qの中盤には、“こんな試合は早く終わってほしい”と思っていました。
レイカーズはなんと40点ビハインドで3Qを終えます。


4Qは頭からなぜかコービーがプレーします。コービーはユタのファンにお別れをするために4Q開始から1分半ほどプレーすると、大歓声を受けながらベンチに下がりました。

その後はガーベッジタイムになります。点差は広がる一方で、一時は53点差にまで開いていました。
結局48点差での大敗となりました。


もし、この試合をもう1度見ろと言われたなら、5,000円もらったとしても見たくないです。そんなレベルの試合でした。

試合の最初から最後までずっとやられていました。レイカーズの見せ場なんて全くないです。こんなに酷い試合は初めてかもしれません。
ちなみに今日の試合はユタにとってはチーム史上最大得点差タイでの勝利(48点差)、レイカーズにとってはチーム史上最大得点差タイの敗戦(もちろん48点差)、コービーがプレーしたゲームでの最大得点差での敗戦、今季のリーグすべての試合の中で4番目の得点差での敗戦となったそうです。悪夢です。


まず、プレーのエナジーレベルが違いました。ユタは現在ウエスタンカンファレンスの第7位で、下の8位、9位との差はわずかなので、プレーオフに行くためには少しも気が抜けません。なので、試合の最初からオフェンスもディフェンスもエネルギッシュにプレーしていました。
対してレイカーズはウエスタンの最下位で、特にモチベーションもないうえに、昨日も試合があったので、疲れていて、とてもエナジーがあったようには見えませんでした。まずはこの差が大きかったです。


今日の試合について、少し珍しいなと思ったのが、レイカーズのTOが割と少なかった割に大差がついたことです。大抵、大差がつく試合では、レイカーズのTOが多く出て、そこから得点を取られることが多いです。ですが今日はそうではなかったです。もっとも、いくつも悪いポゼッションからのバッドシュートがありました。悪いポゼッションから無理やり打って外すシュートなんて、TOと同義です。


今日はオフェンスもディフェンスも、書くことはないです。この試合から学ぶべき点はないです。

個人についても今日は書きません。今日はみんなダメな日でした。コービーも若手も、みんなです。ボックススコアを見ると、ルーだけ良かったように感じるかもしれないですが、競った中で得点を取っていたわけではないし、印象が薄いです。


コービーに関連する話を少しだけ。

前半、フッドが絶好調で、2Qが終わっていないのに30点取っていました。フッドのマッチアップ相手はクラークソンだったのですが、コービーが自分がフッドにマッチアップするとバイロンに志願したらしく、2Qの終盤からマークにつきました。

その後、フッドは全く得点がなかったです。まず、コービーがボールを持たせないように良いディフェンスをしていたというのがあります。もう一つの理由としては、フッド自身が好調だったにもかかわらず、そこまでボールを要求したり、もらいに動こうとしませんでした。前者はコービーの頑張りですが、後者の理由は謎です。もっとも、フッドは必死にプレーしていたのかもしれないですが。


試合後、バイロンがコービーがフッドへのマッチアップを志願したことについて、次のようにコメントしています。

『コービーは(フッドに)自分がマッチアップしようとした。私はチームで最年長のプレーヤーが応戦しないといけなくなるなんて、とても恥ずかしく思う。彼に対してはたくさん言える。明らかにコービーが今までの人生でやってきたことだ。でも、他に誰もステップアップしようとしないし、応戦しようとしない。チーム最年長で、あと8試合でリーグを去るようなコービーが彼(フッド)をシャットダウンさせないといけないなんて、本当に恥ずかしく思う。』

簡単に言えば、コービー以外の選手が全然ダメということです。

たまにヘンなことを言うバイロンですが、明らかにこの件については正論です。なぜ引退間近のコービーが相手のホットな選手にマッチアップしないといけないのでしょう?他の選手はなぜハードにディフェンスしようとしないのか?本当に最後の最後までコービーにおんぶにだっこです。


別に負けるのは構わないですが、今日のような無様な試合だけは見たくないです。

今日は以上です。

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73試合目 ウィザーズ戦【エナジー不足】 [試合感想]


ワシントン戦の感想です。

この試合はもちろんコービーは出場、前の試合で右足首を捻挫したラッセルも出場しました。
ヤングは最近プレータイムをもらっていませんでしたが、今日は胃腸炎の症状のために試合前の段階で欠場が決まっていて、ベンチにも入りませんでした。


試合の内容は簡単に。

1Qはコービーとラッセルの活躍などで3点リードで終えます。ワシントンはジョン・ウォールとゴータットがよく点を取っていました。


2Qは序盤から中盤にかけ、ワシントンに18対2のランを決められ、一気に逆転されてしまいます。
その後はコービーとランドルの得点で少し持ち直し、6点ビハインドで前半を終えます。

レイカーズの前半のFG%は34.1%と低調でした。さらにレイカーズはTOを前半で10個していて、ファストブレイクポイントを19点もワシントンにとられていました。ワシントンのFG%は52.5%でした。


3Qは開始直後からワシントンに得点を重ねられ、2ケタ得点ビハインドになってしまうと、中盤から終盤にかけてはもっとひどく、ワシントンに連続得点を許し、逆にレイカーズはシュートミスやTOで得点を取ることができません。
レイカーズは18点ビハインドとなり、4Qに入ります。レイカーズは3Qに15点しか入れることができませんでした。


4Qは序盤の段階で一時25点差にまで開いてしまい、試合の行方はもう決まったも同然でした。
中盤にウェルタスを中心としたオフェンスで点差を縮めますが、あまりにも点差が大きすぎました。結局最後はガーベッジタイム気味になり、レイカーズは13点差での敗戦となりました。


この試合では4Qまでチームとしてエナジーを感じませんでしたし、集中力も欠いていたように感じました。
それがディフェンス面にかなり表れていたように思えます。

例えば、1Qにレイカーズがシュートを決めても、直後にスローインでウォールにボールを渡され、ウォールがコーストトゥコーストでシュートを決めるというシーンがありました。それも1Qの中盤までで同じシーンが2回ありました。
ちなみにどちらもラッセルがシュートを決めた直後でした。ウォールのマッチアップはラッセルなので、まずはラッセルが注意しないといけないですが、チーム全体としてディフェンスに早く戻らないといけません。明らかに油断していたと思います。サンアントニオのポポビッチHCだったらカンカンに怒っていたと思います。

さらにウォールのドライブにチームとして対応できませんでした。ウォールにマッチアップしていたラッセルやクラークソンは一瞬で抜き去られていたし、そこからレイアップは決められるわ、パスは捌かれるわでウォールに試合を支配されていました。
それにP&Rに対してのディフェンスも悪かったです。


オフェンスについてですが、4Qを除けば、ベンチメンバーでプレーしていた時間帯が悪かったように感じました。特に2Qの序盤と3Qの終盤です。シュートが入らないのももちろんですが、TOが多かったです。あと、キツイことを言いますが、ケリーにはシュートを打ってもらいたくないです。打った瞬間に入らないと思います。

スタートのオフェンスはいつも通りだったのではないでしょうか。シュート自体はいい形で打てていたと思います。それが入るか入らないかは別問題ですが。


続いては個人です。

まずコービーから。
点差が開いていたので、3Qの中盤にベンチに下がって以降はプレーせず、22分31秒の出場です。
良い活躍だったと思います。試合開始直後に3ポイントを連続で決めたり、ドライブからシュートを打つシーンも何度かありました。前半だけで15点取っていて、今日は何点取るのかな?と思っていたのですが、3Qにあまりシュートを打たなかったのと、出場時間が短かったので合計は17点でした。

今シーズンが終了し、コービーが引退するまであと9試合ですが、コービーは“何かが起こらない限り全試合に出場する”とのことです。

あと、いくつか今日の試合後のインタビューでコービーが興味深いことを言っていたので、ツイートしましたが、一応下にその内容を貼り付けておきます。興味がある方はご覧になってください。












今日のコービーのハイライトです。


次にランドルですが、今日は前半はジャンパーが多く、後半はドライブからの得点やゴール下で得点するなど、多彩なバリエーションでオフェンスに取り組んでいました。
以前はインサイド一辺倒で、試合の最初から最後まで同じようなプレーを続けていましたが、前の試合はアシストが多かったし、今日は多彩なオフェンスのバリエーションなど、プレーの幅を見せています。いいことだと思います。


ラッセルですが、右足首の捻挫の影響で、試合に出れるかも直前まで分かりませんでしたが、出場しました。
オフェンスでは捻挫の影響はさほど感じず、むしろいつもよりも積極的にシュートを打っているくらいでした。
ただ、ディフェンスでは戻りが遅かったり、ウォールにあっさりと抜き去られるなどの場面もありました。
ですが、プレーがどうのこうのよりも、ケガを押して出場したというガッツを褒めてあげたいところです。


クラークソンですが、今日はダメな日でした。
ツイートもしたので読んだ方もいらっしゃるかもしれないですが、クラークソンの調子の悪い日は、1試合を通してずっと悪いという印象があります。それは試合の中での修正能力がないということでもあります。クラークソンがもう1段上のレベルのプレーヤーになるためには、調子が悪くても、試合の中で自分のプレーを修正し、活躍ができるようになることが大切だと思います。


ルーについてですが、今日は得点のほとんどがFTです。FGが1本しか決めれていないのに、2ケタ得点が取れるプレーヤーというのも珍しいです。特にガードの選手では。

ファウルをもらう技術が上手いのは誰もが認めるところですが、ファウルをもらうことばかり意識しすぎて、ファウルをもらうつもりでシュートを打ってコールされず、外れてバッドシュートになるシーンも良く見られます。あと、プレーには関係ないですが、ルーがボールを持つとファウルをもらって、FTになってばかりなので見ていて面白くないです(苦笑)
FTばかりで得点するのも・・・どうなんでしょうか?得点には変わりないですが・・・


今日は以上です。

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72試合目 ナゲッツ戦【オフェンスまずまず、ディフェンス壊滅】 [試合感想]


デンバー戦のハイライトです。

この試合もコービーは出場しました。バイロンによると、コービーは残り試合はすべて出場するつもりでいるとのことです。


試合内容は簡単に。

1Qの序盤から中盤はクラークソンやコービー、終盤はルーの活躍で1Qを7点リードで終えます。
クラークソンは1Qだけで11点、コービーも8点、ランドルは得点は2点でしたが、1Qだけで6リバウンド5アシストをマークしていました。


2Q中盤にデンバーに連続17得点を決められ、あっさりと逆転されてしまいます。それが響き、レイカーズは12点ビハインドで前半を終えます。
レイカーズは前半のFG%が33.3%、デンバーはちょうど50%でした。データとして大きく差がついていたのはベンチポイントで、レイカーズ13点に対し、デンバーは34点もありました。


3Qは序盤に連続6得点を許し、早くも18点差がついてしまいます。
ですが、コービーが3本の3ポイントを決め、さらにジャンパーも決めて点差を詰めると、Q終盤はベンチメンバーが活躍し、6点差にまで詰めて4Qに入ります。


4Q序盤に4点差にまで詰めるのですが、ここからデンバーに17対4のランを許してしまい、逆に点差が17点にまで広がってしまいます。
その後、ランドルの得点や、コービーのレイアップ、3ポイントプレーなどで得点するのですが、デンバーにも得点されるので差は縮まらず、敗戦となりました。


この試合はディフェンスがまずかったです。
オフェンスリバウンドを13本取られ、ペイント内で62点も許してしまいました。

特にやられていたと感じたのは、セカンドユニットでプレーしている時間帯で、デンバーのヌルキッチやラバーンに活躍を許してしまいました。レイカーズはセカンドユニット時はバスがCでプレーするため、インサイドの高さがないです。弱点を突かれてしまいました。
また、こちらはアウトサイドの選手ですが、オーガスティンにもやられました。オーガスティンにはレイカーズ戦はいつも活躍されているような気がします。


オフェンスについてですが、こちらは良かったと思います。2Qがまずかったですが、それ以外は機能していたと思います。

スタートでプレーしている時は、スクリーンを利用してコービーがボールをもらい、3ポイントを打って決めるようなシーンもありましたし、割と自由にオフェンスをしているような時も、上手くフィニッシュまで持っていくプレーが多かったです。ランドルがよくボールを回していたのも、オフェンスが上手く回っていた一因でした。

ただ、セカンドユニットの方がオフェンスの動きが活発で、ボールムーブが良いような気もします。これはウェルタスが上手くオフェンスを組み立てようとしていることと、バスとナンスJrがスクリーンを頻繁にかけに行くなど、アクティブに動いていることが大きいと思います。オフェンス時に多くのプレーヤーが活発に動き回っていると、どこかでフリーになる選手が出てきやすいです。ウェルタスとのピック&ロールで、バスが結構フリーになったり、ゴール下でボールをもらうシーンが多かったように感じました。



続いて個人です。

コービーですが、今日は良い活躍でした。
アウトサイドのシュートも良く決まったうえに、今日はドライブからの得点が多かったです。
今シーズンずっと見てきましたが、コービーがこんなにドライブをするのは珍しいです。コンディションが良かったのかもしれないです。

今シーズン、コービーはどういうわけか、明らかにファウルのようなプレーでもファウルのコールを得ることができません。今日もシュート時にコンタクトがあるものや、3ポイントを打った際に明らかに腕を叩かれているものなど、見逃されているプレーがたくさんあります。レフェリーのコールもゲームの一部と言えばそうですが、ここまでコールがないシーズンは初めてかも知れないです。ちゃんとコールされていればもっとFTで得点できていると思います。

今日の試合が終わり、コービーのプレーを見ることができる試合は残り10試合です。しかも、その中の何試合に出場するかは分かりません。コービーは残りの全試合にプレーするつもりでいるとのことですが。
いよいよカウントダウンが近づいてきています。

今日のコービーのハイライトです。



ランドルですが、今日はキャリア初のトリプルダブルの活躍でした。マジックジョンソン以来の選手では、最年少のトリプルダブルの達成だったそうです。

アシストはボールのつなぎ役となり、フリーになった選手を見つけてパスを出してアシストになったものが多かったです。
長年レイカーファンの方には、まるでラマー・オドムのように見えたのではないでしょうか?リバウンドを取った後に自分でそのままボール運びをするところなど、似ている部分がありますよね。

チームのオフェンスに関して、今まで、ランドルがボールを持った際にボールムーブが止まってしまっていた部分があるのは事実です。ですが、今日のようにオフェンスでボールのつなぎ役にもなれることを証明できたので、そのような場面が増えると、チームとしてもボールムーブが増え、いい形でシュートが打てる機会が増えるのではないでしょうか。今日のランドルは賢くプレーすることができていたと思います。


クラークソンですが、1Qから3ポイントが大当たりでした。その後はドライブからのレイアップやフローターなど、クラークソンらしくプレーできたと思います。シュートの確率も良かったですし、このくらい活躍すれば十分だったと思います。

ただ、クラークソンの課題はディフェンスで、特に相手のスクリーンにまともに引っかかってしまっている場面がしばしば見られます。レイカーズは全体的に相手のP&Rへの対応が下手なので、まずスクリーンに引っかからず、うまくボールマンについていくようにしないといけないです。


ラッセルですが、2Qの中盤に右足首を捻挫してしまい、その後はプレーしませんでした。自力で歩くことができず、チームメイトに抱えられてロッカールームへ行かないといけないほどだったので、ケガの具合が心配されましたが、レントゲン検査の結果は異常なく、中度の捻挫とのことです。
次のワシントン戦にプレーできるかは分からず、とりあえず様子を見るとのことです。


久々にヒバートについてですが、私はヒバートはどうしたらいいものかと悩んでいます(苦笑)
というのも、まずプレー時間が少ないですし、プレーしている時間帯でも、決して存在感があるような、良い活躍をしているとは言い難いです。
もちろん、若手中心のチームで、出場時間にこだわっていないことや、チームの戦略として、ヒバートを生かすようなセットなどがないことも、活躍ができない原因だと思います。

リーダーシップや、相手を挑発するようなしぐさ(ミスした相手の前でわざとらしく手をたたくとか)など、チームにとって必要な存在ではあると思うのですが、チームの戦力という面で考えると、もっと動けてアウトサイドがあるセンターの方が良い気もします。
ヒバートの今オフの動向はどうなるのでしょうか。


今日は以上です。

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71試合目 サンズ戦【後半に息切れ】 [試合感想]

サンズ戦の感想です。

この試合もコービーは出場しました。昨日の試合で左脛を打撲したラッセルもスタートで出場しました。


試合の内容は簡潔に。

前半、レイカーズは2Qの中盤まで多くの時間でリードを保っていましたが、2Qの終盤にサンズに連続得点を許し、同点で前半を終えることになります。
レイカーズの前半のFG%は43.9%、サンズは43.5%と互角でしたが、レイカーズはチームのアシスト数がわずかに4個しかありませんでした。


3Qはサンズのアウトサイドシュートが大当たりで、どんどん3ポイントを決められます。ナイトやブッカ-にも得点され、一時14点ものリードを許してしまいます。
レイカーズはランドルがオフェンスリバウンドを取ってからの得点や、FTを決めていました。9点ビハインドで4Qに入ります。

4Qはベンチメンバーとラッセルの活躍で点差を4点差にまで詰めますが、そこが限界で、逆にサンズに連続得点を許してしまい、点差が逆に広がってしまいます。
終盤にコービーが連続で3ポイントを決めるなど、見せ場がありましたが、時すでに遅しで、レイカーズは敗戦となりました。


はっきり言って、この試合でチームとして良いところは全くないです。
オフェンスに関してはチームで作ったものはほとんどありません。3Qを終えた時点でチームのアシスト数はわずか6本でした。内訳はコービー、クラークソン、ルーの3人が2個ずつで、ラッセルは3Qまでアシストがなかったです。

チームとしてのオフェンスの動きもほとんどなかったです。特にサンズがゾーンディフェンスを敷いた2Q終盤と3Q序盤は本当に酷く、ボールを持った人以外の4人の動きが全くなく、オフェンスが全く機能していませんでした。相手がゾーンディフェンスを敷いた時こそ、フロアを広く使い、ボールムーブを良くする必要があるのに、それが全くできていませんでした。

コービーがポストでボールを要求してもボールを持った人が見ていないし、ランドルはコーナーの3ポイントラインの外でボールが来るのを動かずにひたすら待っていました。そんなところでボールをもらったとしても、どうするのでしょうか?

ラッセルにゲームメイクをやってほしいところですが、ルーキーなのでそこまで求めるのは酷です。代わりにコービーがボールを持っていなくても、周りの選手に指示を出していました。
なんとかコービーにボールを渡そうとしていましたが、いかんせんコービーにボールを入れるのが遅いです。ショットクロックの残りが少なくなって、3ポイントラインの外にいるコービーにボールを渡してどうしろというのでしょう?無理にでも打つしかないです。こんなオフェンスなら、早い段階でコービーにボールを渡した方がよほどいいです。

ラッセルが試合後のインタビューで『フロア上でお互いの信頼がなく、組織的なオフェンスを作ることができなかった』と自分を責めていたそうですが、ラッセル一人が悪いのではないです。フロアにいる選手の動き、ボールムーブがないです。
こういう時は新しく取り入れたセットオフェンスを使っても良かったと思います。なぜ使わなかったのかは分かりませんが。


ディフェンスに関しても、前半はまだマシでしたが、後半はアウトサイドシュートへのチェックが遅かったです。選手の足が動いていなかったので、連戦の疲れが出たのかもしれません。


続いては個人についてです。

まずコービーですが、フェニックスでの最後のゲームとなりました。難しいベースライン沿いのシュートや、フェイダウェイ、さらに3ポイントを3本決めるなど、調子はまずまずだったと思います。FGは5/13という数字ですが、ショットクロックが少なくなって仕方なく打ったものや、追いつくために打ったものが何本もあるのでしょうがないと思います。コービーのタイミングで打ったシュートはよく入りました。

どうやらサンズのブッカーのプレーを見るのを楽しみにしていたそうで、試合後にブッカーをすごく褒めていました。サイン入りのシューズもプレゼントしたそうです。



今日のコービーのハイライトです。最後の3ポイントはまるでカリーのよう?


ランドルですが、全体的に見ると良い活躍だったと思います。オフェンスリバウンドを5本も取っているし、そこからの得点が多かったです。ゴール下でフィジカルの強さを発揮していました。
ただ、判断が悪い部分が見られます。具体的に言えば、ノーマークのプレーヤーを見逃してパスが出せなかったり、コービーがポストでボールを要求しているのに見ていなかったりなどです。もっと周りを良く見る必要があると思います。そこは今後の課題になると思いますが。


クラークソンですが、正直言って、あまり印象に残っていないです。13点取っていますが、そんなに取っていたんだ、という感じです。私はどんなプレーがあったかメモを取りながら見ているのですが、それを見返したら、レイアップやフローターなど、ペイント内での得点が多かったようです。ですが、アウトサイドシュートがあまり入りませんでした。疲れがあったのでしょうか?


ラッセルですが、3Qまではあまり良くなかったです。ゴール下でのシュートや、フリーで打ったレイアップも外すなど、疲れがあるのか、昨日のケガの影響なのか、調子がよくなかったです。
それでも4Qに持ち直し、3ポイントやジャンパー、ドライブからのフローターを決めて追い上げの要因となっていました。さらにファストブレイクでナンスJrに素晴しいパスを出すなどもありました。

4Qに入るまでアシストがなかったです。これはラッセルだけの責任ではないですが、ラッセル個人としてみれば、相手がゾーンディフェンスなど、ディフェンスに変化を与えてきたときに、落ち着いてゲームメイクができるようになれば良いと思います。
もう今シーズンも残りわずかなので、来シーズン以降の成長に期待したいところです。


今日のサンズ戦はロードでの試合にもかかわらず、コービーのジャージーを着たレイカーファンが本当に多かったです。
レイカーファン8割、サンズファンが2割ほどだったそうで、アウェーなのにこんなことあるのか、という感じでした。みんなコービーを見に来たのでしょう。


今日は以上です。

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70試合目 グリズリーズ戦【接戦に勝利し、連敗ストップ!】 [試合感想]

メンフィス戦の感想です。

この試合はコービーが3月13日のニックス戦以来、久しぶりに出場しました。


試合の内容はごく簡単に。

前半は接戦でした。2Qの中盤にレイカーズはランを展開しますが、後半にメンフィスに追いつかれてしまい、1点リードで前半を終えます。
前半のレイカーズのFG%は50%と良かったです。ただ、TOが多く、前半だけで14個もありました。ヒバート以外の出場した選手が最低1個はTOをしていて、ミスが多かったです。

3Qはコービーが当たり始め、次々とシュートを決めます。さらにクラークソンも調子を上げてきました。コービーは3Qだけで12点、クラークソンも3Qで11点でした。

コービー、クラークソンの活躍もあり、レイカーズは3Qの終盤に10点リードしますが、メンフィスのランス・スティーブンソンにFTを4本決められると、エンドラインからブラックがボールを転がして入れ、ルーがそのスローインをなかなかキャッチしなかったので、ランスが走ってきてボールを奪い、ゴール下でシュートを決められ、ファウルも受けて3ポイントプレーにされてしまうというボーンヘッドがありました。
点差を縮められ、レイカーズ3点リードで4Qに入ります。

4Qに入ってすぐにメタがファウルのコールがなかったことに腹を立て、立て続けにテクニカルファウルを2つもらって退場になります。4Q残り10分以上残っているのにコービーがフロアに戻る羽目になりました。コービーは3ポイントラインを少し踏んでしまったところからジャンパー、さらに3ポイントアテンプトのファウルを得て、FTをすべて決めます。さらにクラークソンがレイアップで続き、7点差とします。
その後、メンフィスに得点され、2点差になりますが、バスやランドルの得点で突き放します。
その後はメンフィスが得点しても、レイカーズが得点を返す、という形で、メンフィスを振り切り、勝利となりました。


オフェンスについてですが、全体的には良かったと思います。セットオフェンスを多く使っているようには見えませんでしたが、スペーシングも良かったように感じました。
コービーがいると、セットオフェンスに頼らなくても、1オン1でフィニッシュまで持っていくことができるので、セットオフェンスは多くは使わないのかもしれません。
割と個々それぞれが自由にやっているような感じでしたが、今日はそれが機能していたように思えます。


今日は試合の最終盤、コービーがプレーしていませんでしたが、ウェルタスやクラークソンがドライブして、インサイドのバスやランドルにパスをうまく出し、ゴールに近いところで得点をすることができていました。
メンフィスは終盤、バーンズがPF、ランドルフがCとしてプレーしており、フロントコート陣は高さがなく、その部分を上手く突くことができていたと思います。


ただ、TOが多すぎます。それも不用意なパスミスなどが多いです。シーズンのこの段階になって不用意なパスミスが多いのはいただけません。
レイカーズはトランジションディフェンスが悪いので、TOは命取りになる可能性があるので注意しないといけないです。今日は助かりましたが。


ディフェンスについてですが、メンフィス戦はいつもコンリーにドライブでかき回されるのですが、今日はコンリーが欠場で、メンフィスはドライブをする人がいませんでした。
レイカーズにとって相手のドライブに対してのディフェンスというのは課題の一つですが、今日はメンフィスのドライブが少なかったので、助かりました。

ペイントのディフェンスでは、点はそこそこ取られていますが、ランドルフのポストプレーに対してダブルチームに行くなど、積極的なディフェンスも見られました。


続いて個人を。

まずコービーから。
3月13日のニックス戦以来の出場になりました。驚いたことに、休んでいた間はシュート練習もしていなかったそうです。そのせいか、前半はFGが1/7と良くありませんでした。

ところが、後半、特に3Qは素晴しい活躍でした。3QはFGが5/8の12点でした。4Qにも5点追加し、試合トータル20点でした。後半は体の錆つきが取れて、良い活躍でした。

やはりコービーがいるといないでは大違いです。特に1オン1でフィニッシュに持っていけるというところが大きいです。チームオフェンスばかりでは上手くいかない部分もあるし、1オン1をする人は必ず必要です。特にコービーのような1オン1に絶大な実力がある人の存在は大きいです。

さらにコービーが1オン1を始めると、相手ディフェンスが収縮します。1Qにコービーがポストプレーを仕掛けた際にはトリプルチームでディフェンスされていました。その際にはパスをさばいて、味方のオフェンスを楽にしていました。ディフェンスでダブルチームに来ないときは自分でシュートを打てばいいし、臨機応変な対応ができます。チームオフェンスのバリエーションが増えるので、影響は絶大です。

今日は肩にまったく痛みを感じなかったそうで、明日のサンズ戦も“絶対に出場する”とのことです。

今日のコービーのハイライトです。トニー・アレンと一緒になったものですが。コービーだけのものが見つかれば、あとで追加します。



クラークソンですが、良い時のクラークソンが戻ってきました。今日はドライブが多く、インサイドでレイアップを良く決めました。シュートの確率も良かったです。

ここ何試合か悪い試合が続いていましたが、クラークソンは2年目の選手ですが、シーズンをフルでプレーするのは初めてです。昨シーズンはコービーがケガをしてからプレータイムをもらい始めたので、大体半分ちょっとくらいしかプレーしていないです(昨シーズンはプレーしたのが59試合、スタートで出たのが38試合)。なので、少し疲れがあったのかもしれないです。

レイカーズはこの試合まで6日間で1試合しかないという楽なスケジュールだったので、疲れが取れ、今日はフレッシュな状態でプレーでき、それが良い効果を生んだのかもしれません。さらに、コービーがプレーしたという影響も大きかったのではないでしょうか。

注文をつけるなら、ドライブのレーンがまずいことでしょうか。クラークソンはわざわざディフェンダーが密集しているところに飛び込んでいき、TOにしてしまうシーンがあります。前半にもあったし、4Qの終盤にドライブしてボールを奪われてしまうシーンがありました。その時は相手のミスにより事無きを得ましたが、4Q終盤のミスは命取りになる場合があります。
ディフェンダーのいないところを見つけてドライブしたり、ディフェンダーが寄ってきたら早めにパスをさばくなど、対応が必要です。


ランドルですが、インサイドで良く頑張り、確率良くシュートを決めました。最近はミドルシュートを打つ頻度が減り、ほとんどがゴール下での得点やレイアップ、もしくはダンクが多いように思えます。
リバウンドは相変わらず素晴しいし、今日はアシストを5本していることも評価できます。自分がボールを持ったらシュートを打つことばかり考えるのではなく、周りも見ることが徐々にできるようになってきているということです。少しずつそういった部分も成長が感じられます。


ラッセルですが、前半はシュートを確率良く決めていました。ジャンパーが良かったです。

ですが、2Qの中盤にアクシデントで、相手選手と左膝の下付近をぶつけてしまい、倒れこむというシーンがありました。その後プレーを続けましたが、3Qの途中にベンチに下がった後にロッカールームへ下がり、それ以降はプレーしませんでした。左脛の打撲らしいです。
深刻なケガではないようですが、明日のサンズ戦は欠場するかもしれないとのことです。

私がラッセルの気に入っているところはオフボールの動きです。前半にゴール下にカットインして、ウェルタスからのパスを受けてシュートを決めたシーンがあったし、3Qにコービーのシュートが当たり始め、コービーが1オン1を始めると、他の選手3人が動かずに見ているだけになっていたのに、ラッセルはゴール下にカットインしました。そのプレーでコービーはラッセルにパスを出し、ラッセルはゴール下でシュートを打っていました(外しましたが)。
このように、オフボールの動きに素晴しいものがあり、ディフェンダーにとっては少しも気が抜けないプレーヤーなのではないでしょうか。


ウェルタスですが、相変わらず良いパスを出しています。ゴール下にカットインしたラッセルに良いアシストをしたり、終盤にバスにアリウープパスを出すなど、視野の広さが目立ちます。
私はウェルタスとラッセルが一緒にプレーするのも面白いと感じていて、ウェルタスがゲームメイクをすることで、ラッセルの得点力をより生かすことができるのではと思っています。


バスも良く頑張りました。最近バスの活躍が目立ちますが、以前よりもチームとしてバスを上手く使えている印象です。以前はバスにポストでボールを渡して1オン1をさせるようなシーンが多かったですが、もともとバスはそんなプレースタイルの選手ではないです。どちらかというとチームオフェンスの中でフリーでボールをもらってジャンパーを打ったり、ゴール下でダンクするといった、オフボールタイプのプレーヤーです。
ウェルタスが良いゲームメイクをしている恩恵を受けて、フリーになってゴール下付近でボールをもらう機会が増え、活躍が目立つようになりました。良い感じです。


メタですが、やらかしてしまいました(笑)
確かに、今日のレフェリーはコールすべきところでファウルをコールをせず、いらないところでコールをするような、おかしな部分がありました。
ですが、メタが怒ったプレーは正直『そこまで怒らなくても』というようなプレーでした。相変わらずキレたらなかなか収まらないです(笑)まぁ、1シーズンに1回くらいはこういうシーンがあるのも面白いですけどね。
メタが退場した後、メンフィスの選手も笑っていたそうです。


今日は以上です。

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69試合目 サンズ戦【サンズ相手でこの内容?】 [試合感想]


サンズ戦の感想です。

この試合ではコービーが右肩の痛みのために欠場しました。レイカーズは3月16日から21日の6日間で1試合しかないという楽なスケジュールなので、肩を休めるには良かったかもしれません。それにコービーは13日のニックス戦以降休んでいるので、体に負担をかけず、シーズン最終盤に向けて、少しでもコンディションを良くすることができるのではないでしょうか。

前の試合に右目の角膜剥離のために欠場したバスは出場しました。本来、目を怪我した場合は復帰してからはゴーグルをつけるプレーヤーが多いですが、バスはゴーグルをつけてプレーするのが嫌いなようです。何もつけずにプレーしました。


試合内容ですが、書くほどのことは何もありません。3Qまでのゲームは、もう2度とこの試合は見返すことはないと思わせるほど、酷いゲームでした。
4Qはベンチメンバーの活躍で1点差にまで詰めましたが、終盤にナイトにシュートを決められて離されてしまい、敗戦となりました。


まず大問題なのが、スタートのプレーの悪さです。これでニックス戦、サクラメント戦に引き続き、3試合連続でスタートがよくプレーしていないことになります。そんな日がちらほら出てくるのではなく、3試合も連続で悪いとなると、何か問題があるとしか考えられません。

今日はラッセル、クラークソン、ランドルの3人のFGの合計が5/32という数字です。


スタートのプレーに注目して見てみたのですが、どこかぎこちなさ、やりにくさのようなものを感じます。
例えばですが、今日の試合ではレイカーズは新しいセットオフェンスを過去2試合よりも使おうとしているのが分かりました。しかし、そのセットオフェンスも途中で崩れてしまい、逆にボールムーブが止まってしまっているシーンが見られました。私が見る限り、オフェンスを崩していたのはランドルとメタでした。この2人がまだモーションウィークを理解していないのか、オフボールの動きが上手くできていないシーンが見られます。その結果、オフェンスが崩れ、上手くシュートを打つことができていませんでした。

メタはあまり試合にも出ていなかったし、最近までプレータイムももらっていなかったので、しょうがないかもしれません。ランドルはずっと出ているので、しっかりしないといけないですが。これはまた別の話になりますが、ランドルはディフェンスでもヘルプをしなかったりと、集中を切らしている場面があります。


スタートが自分たちで、セットオフェンスなど、考えながらプレーしようとしているのは良く分かります。ですが、考えすぎているように見えるし、上手くいっていないのが現実です。もう少し、セットオフェンスをのことばかり考えず、自由にプレーするのがスタートにはいいのかな、という感じもします。若手が多いですし。


少し見方を変えれば、単なる実力不足という感もあります。スタートで、ヒバートは今シーズンを通してオフェンスで使い道を見いだせていないし、メタはプレーヤーとしてはとうの昔に終わっています。そんな2人がスタートにいるので、オフェンスで苦労するのは仕方がないかもしれないです。

そうなると、残りの3人、ラッセル、クラークソン、ランドルにマークが集中してきます。ランドルのドライブなんか、相手ディフェンダーが2人、3人とヘルプに来ていて、良い体勢でシュートが打てていませんでした。ラッセルのドライブに関しても同様でした。メタやヒバートを放っておいても、何の影響もないと考えられているのかもしれないです。


まして、絶対的な能力を持ったコービーがいないです。コービーは体はボロボロかもしれませんが、未だに1オン1でフィニッシュまで持っていけるし、状況に応じてパスをさばくこともできます。さらに引退間近にもかかわらず、相手ディフェンスがダブルチームにきます。コービーのようにディフェンスを引き付けることのできる人、パスをさばける人がいるといないでは大違いです。そんな能力を持った人の替わりに出ているのがメタなのだから、ある程度オフェンスで困るのは仕方がないです。


オフェンスで困っているので、そんな場面で1オン1でフィニッシュまで持っていく、という点を考えると、メタよりもヤングの方が明らかに適任です。ですが、どういうわけか、ヤングはプレータイムすら得られていないです。バイロンが何を考えているか分かりませんが。


続いてベンチプレーヤーについてですが、よくプレーしていると思います。その要因はウェルタスです。

ウェルタスはゲームメイク力があるので、セカンドユニットのオフェンスを上手く作り上げています。見たところ、セカンドユニットはモーションウィークをほとんど利用していないと思います。その分、ルーにシュートを打たせるセットが多いですが。ルーにシュートを打たせるセットと、ウェルタスが自由にゲームメイクしてオフェンスを組み立てているという印象です。

ウェルタスはベンチから出てきて自己最高の10アシストでした。素晴しい数字です。特にピック&ロールでは良いパスを出しています。ゲームメイク力はラッセルよりも経験があるので、現時点では上だと思います。


ルーは今日はシュートがよく入りました。ケガから復帰して、シュートを打つ機会も多いし、生き生きとしています。

ナンスJrですが、今日は攻撃面よりも守備面で目立ちました。3ブロックしているし、試合の終盤の重要な場面でナイトのレイアップをブロックするシーンもありました。自分の持ち味を十分に発揮することができていると思います。


正直に言って、『今日の試合は負けろ』と思っていた方も多いのではないでしょうか?私は個人的に応援しているチームに、将来のためとはいえ『負けろ』と思うのは好きではないので、そこまで思わないのですが、『負けろ』と思う方の気持ちも理解しているつもりです。なのでそう思う方を批判する気持ちはありません。どう思おうが、個人の自由だと思うので。

レイカーズはリーグワースト2位の成績で、サンズはワースト3位の成績で、この試合が始まるまで4ゲーム差でした。今日の勝敗によって、サンズとの差は5ゲーム差に広がりました。レイカーズは負けることで、来季ドラフトのトップ3ピックの権利を保持する可能性が高くなります。


今日、ツイッターを見ていて面白いな、と思ったことがあったのですが、4Qにシュートを良く決めて、追い上げに貢献していたルーがツイッター上でかなり批判されていました。中には、『もし、レイカーズが勝ったなら、ルーには罰金と出場停止』という意見もありました(笑)(英語でのツイートだったので、英語圏の方だと思われます)

逆に、終盤、レイカーズ1点ビハインドの場面で、ケリーがFTを得て、2本とも外して逆転に失敗したのと、続けて1点ビハインドの場面で、ナンスJrが打ったシュートが入りそうだったのですが、ケリーがリングの上にあるボールを触ってしまい、オフェンシブインターフェアを取られてしまい、これまた逆転の機会を逃すシーンがありました。その際には、『Tank you,ケリー!』というツイートがたくさんありました。

ドラフト指名権がかかっているので、チームの追い上げに貢献したルーが批判され、チームの足を引っ張ったケリーが感謝されるという、カオスな状況になっていました(笑)

ここ数年のレイカーファンの流行語を選ぶなら、『Losing is winning』と、『Tank you!』が候補に挙がるのではないでしょうか?
私はコービーが言った『ソフト』や、『チャーミンのようにソフト』がお気に入りですが。


今日は以上です。

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68試合目 キングス戦【すべてにおいて上手くいかない】 [試合感想]


サクラメント戦の感想です。

この試合ではコービーが右肩の痛みのため、バスが右目の角膜剥離のために欠場しました。コービーの代わりにはメタがスタートしました。


試合の内容は簡単に。
1Qからレイカーズは大量のビハインドを背負います。レイカーズは1Q15点取りましたが、スタートが取ったのは4点のみで、残りはすべてベンチの得点でした。

2Qは序盤に少し点差を詰めますが、サクラメントのスタートが戻ってきてからはまた点差を広げられ、結局16点ビハインドで前半を終えます。

前半のレイカーズのFG%は37.2%でした。レイカーズはTOが前半だけで12個もありました。最近TOが少なかったのに、今日は多かったです。サクラメントのFG%は52.4%と高いうえに、ファストブレイクポイントが26点もありました。ちなみにこのうち1Qのファストブレイクポイントが18点です。


3Qは序盤からサクラメントに得点を重ねられ、残り7分の時点で23点差がついてしまいます。
ですが、ベンチメンバーの活躍でなんとか12点差にまで詰めて4Qに向かいます。

4Qは残り5分を切ったところでクラークソンの3ポイントで7点差にまで詰めると、カズンズに3ポイントを決められますが、サクレのジャンパー、ランドルのFTで6点差にまで詰めます。
しかし、そこが限界で、その後、サクラメントに追加点を許し、レイカーズは追いつくことができず、ゲームセットになってしまいました。


この試合は前のニックス戦に引き続き、スタートが悪く、ベンチが良いという内容の試合でした。
悪い面は多々ありました。全部言うと本当にキリがないので、特に気になった点だけ取り上げていきたいと思います。


まずはトランジションディフェンスです。これはディフェンスだけでなく、レイカーズのオフェンスにも関係してきます。

今日は1Qだけでサクラメントにファストブレイクポイントを18点も取られています。レイカーズの選手の戻りが遅いのも問題ですが、それ以上にオフェンスの終わり方が悪かったです。というのも、ボールムーブもないし、プレーヤーが個々の判断で動いているようで、オフェンスのまとまりがありませんでした。

チームとして作られたオフェンスでなく、個人がそれぞれの判断でシュートを打っているので、他の4人はシュートを打つタイミングが把握できておらず、オフェンスとディフェンスの切り替えが遅かったです。チームとして作られたオフェンスだったり、味方がシュートを打つタイミングを把握していれば、普通であればセフティとして誰かがディフェンスに戻っているはずだし、オフェンスとディフェンスの切り替えもここまで遅くならなかったはずです。


最近私が気にしているのが、セットオフェンス、特にオールスター明けに取り入れた“モーションウィーク”というセットオフェンスを使う頻度の減少です。このオフェンスは、コービー引退後を見据えたうえで、オールスター明けから取り入れられたものです。
このモーションウィークを取り入れた当初、コービーが欠場した試合が多かったこともあり、かなりの頻度でこのオフェンスセットを取り入れてプレーしていました。その結果として、ボールムーブ、選手のスペーシングがよくなり、オフェンスのリズムがよくなりました。

さらにもう一つ良い影響があったのが、トランジションディフェンスの改善です。セットオフェンスであれば、誰がどのタイミングでシュートを打つかというのが分かりやすいです。それに合わせてディフェンスが戻り始めることで、相手のファストブレイクを防ぐ要因にもなっていました。セットオフェンスの増加と、味方のシュートを打つタイミングの把握による、トランジションの素早い切り替わり、この2つが良い効果をもたらし、見るからに酷いゲームというのは減りました。


ところが、最近はモーションウィークを使う頻度が減少しています。それにより、オールスター前のようにプリンストンオフェンスや、個人のプレーが増えてしまいました。特に顕著なのがスタートです。スタートの選手は特にここ最近2試合、迷いながらプレーしているように思えます。まるで悪かった時期に逆戻りしてしまった感があります。


私はモーションウィークをもっと多く使っても良いと思います。その方がオフェンスがスムーズでした。プリンストンオフェンスは現段階では上手くいかないことが多いです。プリンストンオフェンスはコートの片側サイドしか使えていないシーンが多く見られ、ボールムーブが止まりがちです。この試合のようにコービーが休みだと、オフェンスが止まってしまった際のいざという時に1オン1を任せられる人がいないので、オフェンスは目も当てられない状況になってしまいます(本当は困った時のコービー頼りにするのも良くないのですが)。

オフェンスが停滞し、無理なシュートを打つことで、そこからファストブレイクを多く許し、1Qだけでファストブレイクポイントを18点も取られるという事態になりました。ちなみに1Qだけでなく、3Qも多く出されてしまっていました。
オフェンスの終わり方の悪さがディフェンスの悪さを生んでいるともいえます。これは改善しないと、オールスター前のような酷い状況に戻ってしまうことも考えられます。


続いては個人です。

まず、ランドルですが、ほぼすべての得点がゴール下でのものです。持ち味を生かすことができました。私はランドルとラッセルの2人でもっとピック&ロール、もしくはピック&ポップをしても良いと思っていて、ランドルのフィニッシュ力を生かせるようになるのではと考えています。

ラッセルですが、ここ2試合ほど、以前のようなアグレッシブさがないです。この試合は4Qに入ってからは良くやっていたと思いますが。2試合前と言うと、ルーが復帰して、ガードを4人でローテーションする時期と被っているので、ラッセルにとっては4人ローテーションは少しやりにくいのかもしれません。
ただし、ディフェンスは頑張っていて、この試合でも4スティールしています。ドリブルしているところをスティールするのではなく、相手のパスコースを読んでいて、パスをカットすることが多いです。このあたりの読みは素晴しいものがあります。

クラークソンですが、少し無理に攻めている感じがあります。以前はシュートが安定していて、3ポイントも確率がよかったですが、最近良くない試合が目立ってきました。もしかしたら、シーズンが進むにつれて相手チームのスカウトが進み、以前のようにキャッチ&シュートでなく、無理な体勢でシュートを打たされているのかもしれないです。

ヒバート&ブラックについてですがヒバートは試合開始3分もたたないうちに2ファウルしてしまい、べンチに下がらざるを得なくなってしまいました。さらにブラックも出てきてから1Qだけで3つファウルをファウルをしてしまいました。2人とも、ファウルトラブルには気をつけてほしいところです。ブラックはウェルタスとのピック&ロールからダンクを2本決めるなど、良い部分がありました。

ナンスJrですが、この試合で1番印象的な活躍だったのはナンスJrだったかもしれません。オフェンス、ディフェンスともに頑張りました。オフェンスでは、味方の動きに合わせてカットインして、ボールをもらってダンクを決めるなど、良いところが見られます。ハイポストのランドルからローポストのナンスJrにパスが渡ってナンスJrがダンクを決めるという素晴しいプレーがありました。

ナンスJrは意外にもオフェンスでスペースを見つけてカットインするなど、オフボールの動きが素晴しいです。なので、出場すればフリーのスペースに飛び込み、パスをもらってダンクを決めるというプレーがしばしば見られます。これはチームに勢いをつける意味でも素晴しいプレーです。

バイロンはナンスJrをSFでもプレーさせたいようで、この試合の終盤ではナンスJrをSF、ランドルをPFとして同時起用するなど、将来を考えた取り組みも見られます。今シーズンはもう残り少ないですが、来シーズン以降はこのラインナップもしばしば見られるかもしれません。


ウェルタスですが、相変わらず良くやっています。最近はルーよりも先にゲームに登場するようになりました。ゲームメイクのできるPGとして、バイロンに気に入られたのでしょうか。

セカンドユニットのオフェンスを上手くまとめています。特にビッグマンとのピック&ロールが素晴しいです。ここ2試合ははっきり言ってスタートよりもベンチの方がいいプレーをしていますが、ウェルタスはその要因と言って良いと思います。
ただし、この試合はTOが多かったです。ウェルタスはジャンプをしてからパスを出してしまうことがあり、そのパスを何本かスティールされてしまいました。ジャンプしてしまうと、パスを無理にでも出すしかないので、TOになる確率が上がってしまいます。これは注意しないといけないです。

最後にサクレです。意外かと思うかもしれませんが、良くやりました。FGが5/5です。サクレらしいというか、ほとんどがジャンプシュートでした。

サクレは2月26日以来の久々の出場で、この試合もヒバートとブラックのファウルトラブルによって出場機会を得た形でしたが、良くやったと思います。しっかり準備をしていたのでしょうか。
4Qの追い上げる場面でも、フェイダウェイ気味にジャンパーを打って決めるなど、思わず感心してしまうほどでした。滅多に褒められることはないと思うので、せめて良くプレーした日くらいは褒めてあげたいです(笑)


今回は以上です。

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67試合目 ニックス戦【ベンチの活躍で接戦に。しかし...】 [試合感想]


ニックス戦の感想です。

この試合はコービーはもちろん出場、ルーもハムストリングのケガから復帰しました。


試合の内容は簡単に書かせていただきます。

1Qはどちらのチームもシュートが入りません。特にレイカーズは酷いもので、1QのFGは3/19の15.8%でした。ニックスもシュートの確率が悪かったです。


2Qは1Qよりはシュートが入るようになります。2Qの序盤はクラークソンがフローターやスティールからのダンクなどを決めます。後半はコービーがジャンパー、3ポイントを連続で決め、さらにオフェンスリバウンドを頑張り、ヒバートがダンクで押し込むなどのプレーがあり、点差を詰めるのですが、Q終了前にニックスにランを許してしまい、11点ビハインドで前半を終えます。

レイカーズの前半のFG%は31.8%にまでなんとか上がってきました。ニックスも1Qはよくなかったですが、45.9%にまで上がっていました。


3Qは序盤にニックスに連続得点を許し、一時16点ビハインドになってしまいますが、ここからレイカーズは追い上げを見せ、点差を縮めていきます。3Qの後半はベンチメンバーが奮起し、5点ビハインドまで点差を詰めて4Qへ向かいます。


4Qは中盤にルーのレイアップ、ルーのスティールからバスのレイアップ、さらにウェルタスの3ポイントプレーでついに同点となります。その後、ルーの3ポイントで逆転に成功すると、ナンスJrのファウルをもらいながらのシュートが決まり、FTは外してしまいますが、バスがそのオフェンスリバウンドを取り、セカンドチャンスでコービーがターンアラウンドジャンパーを決めて、逆に5点リードとします。

カーメロに3ポイントを決められ、レイカーズはルーがジャンパーを決めます。ロペスにフックシュートを決められ、2点差にされますが、コービーがフェイダウェイを決めます。ですが、カーメロに3ポイントを決められると、またカーメロにジャンパーを決められ、レイカーズは逆に1点ビハインドになってしまいます。


残り41秒で、ルーがジャンパーを決めて、1点リードにしますが、ニックスはロペスがファウルをもらい、FTを2本中1本決め、同点となります。

この場面で、レイカーズのオフェンスはコービーにボールを託し、コービーは残り9秒でベースライン沿いからジャンパーを打ち、リングに1回ボールが入りかけるのですが、運悪く、ボールがリムから飛び出し、外れてしまいます。


残り9秒からのニックスのオフェンスで、ニックスはカーメロにボールを入れようとしますが、カーメロについていたコービーが素晴しいディフェンスを見せ、カーメロにボールを入れさせません。トップの位置でボールをもらったカルデロンは、時間がないので、ドリブルから3ポイントを打つのですが、なんとこれが決まってしまいます。
残り時間は0.2秒しかなく、レイカーズは満足にシュートを打つ時間すらありません。結局、レイカーズはシュートを打てず、敗戦となりました。


この試合は前半はお互いシュートが入らない重たい試合でしたが、後半からシュートが入り始め、終盤は接戦になりました。

勝敗を分けたものを聞かれれば難しいですが、カルデロンが最後のシュートをよく決めたというしかないと思います。ニックスの最後のオフェンスは、おそらくカーメロにボールを入れてシュートを打たすのが第1オプションだったと思いますが、コービーが素晴しいディフェンスを見せたので、カーメロにボールが入りませんでした。
第1オプションにボールが入らなくて、いわゆる“壊れたプレー”になったわけですが、その中でカルデロンが落ち着いてシュートを打ち、決めました。カルデロンを褒めるしかないです。


チームのオフェンスに関してですが、ここ最近では珍しいくらい、プレーヤーの動きがなく、ボールが止まっていたように感じました。特に1Qがそうでした。そのせいもあってなのか、1Qはオフェンスが悪く、シュートを打っても入りませんでした。うまくシュートを打たせたい人にボールを渡すことも難しかったです。

ベンチメンバーが出てきてからは、オフェンスはある程度改善されていきました。ですが、今日は試合を通して、最近始めた、新しいセットオフェンスをあまり使っていなかったような気がします。私が見落としているだけかもしれないですが。


ディフェンスについてですが、ディフェンスはまずまずだったと思います。バスやナンスが良いディフェンスを見せるなど、ハッスルしていました。今日はオフェンスでもディフェンスでも、スタートよりもベンチの活躍の方が目立っていたように感じます。

欲を言えば、試合の終盤、レイカーズがリードしてからのディフェンスで、カーメロを抑えてほしかったところです。試合を決めるシュートを決めたのはカルデロンでしたが、カーメロにシュートを決められて追い上げられてしまいました。ここを押さえておけば、レイカーズが今日勝っていた可能性は高いです。


続いては個人についてです。

まずコービーから。クリーブランド戦ほど調子は良くなかったです。ですが、4Qに出てきてから点差を広げるターンアラウンドジャンパーや、フェイダウェイを決めるなど、点が欲しい場面で取ってくれました。

残り9秒で打ったシュートが入らなかったのがすごく残念でした。リムに1回入ってから飛び出してしまっているので、不運だったとしか言いようがないです。あれが入っていたら、勝っていたかもしれないです。

今日からちょうど1カ月後の4月14日(日本時間)が今季のレイカーズの最後の試合です。なので、コービーが見れるのも、あとたった1カ月ということになります。1カ月なんてあっという間です。機会がある分だけ、コービーのプレーを目に焼き付けておくのが良いと思います。

今日のコービーのハイライトです。カーメロと一緒になっているものです。



若手3人についてです。クラークソンはクリーブランド戦は散々でしたが、今日はまずまずの活躍でした。アウトサイドシュートよりも、ドライブからのフローターなどがよく入りました。

ただ、ここ最近アウトサイドのシュートで、少しタフジャンパーを打ってしまうことがあります。
クラークソンの得点パターンとしては、ドライブからのレイアップorフローターと、パスを受けてのキャッチ&シュートが多く、それが確率が高く、有効的です。なので、シュートセレクションを選ぶことが、今後の成長につながるかもしれないです。

ラッセルですが、今日は散々でした。少し、レフェリーのコールがなくて、損をしている部分もあります。あまりシュートも打てなかったし、今日はしょうがないと思うしかないです。

ランドルもラッセルと同様に今日はあまり良くなかったです。ランドルもシュートをあまり打っていないので、今日のスタッツは仕方がないかもしれません。リバウンドは良くやっていると思います。
ランドルは少し、ケアレスミスが見られます。今日も、安易なパスを出してしまって、ニックスのサーシャにスティールされてしまうシーンがありました。こういうところは気をつけてほしいです。


上記した若手3人は、今日はベンチメンバーが好調だったので、そろって22分ほどしか出ていません。これで活躍しろというのはなかなか難しいです。若手はアップダウンがあるものだし、今日は良くない日だったと思うしかないと思います。


ベンチ陣ですが、今日はみんな良くやりました。ルーはルーらしくシュートを打って決めていたし、ウェルタスもアシストは少ないですが、良いところでシュートを決めて、チームの追い上げに貢献しました。

バスは得点もよく取っているし、ディフェンスで相手のシュートをブロックし、そのまま全力で走ってルーからバスをもらい、ダンクを決めるという素晴しいプレーがありました。ナンスJrもリバウンドや守備で貢献しています。

ベンチメンバーそれぞれが、自分の仕事をしっかりしたので、レイカーズは2ケタ以上の点差をつけられながらも、終盤に追いつき、接戦に持ち込む原動力になったと思います。今日のベンチは素晴しかったです。


私が注目していたのは、“ルーの復帰によって、ガードのローテーションがどうなるか”でした。この試合を見る限りですが、バイロンは4人で回すことにしているようです。

4人で回すことにより、それぞれ、特にラッセル、クラークソンのミニッツは減ります。若手にミニッツを与えるために、3人で回す方が良いと考える人もいるかもしれません。ですが、ウェルタスは最近良いプレーを見せているし、ルーは得点力と実績があるので、誰か一人を干すわけにはいかないのでしょう。ケガ人が出ない限り、今シーズンはこのままで行くのではないでしょうか。

ちなみに忘れがちですが、ヤングのミニッツがなくなりました。今日、コービーもメタもベンチで休んでいる時間帯がありましたが、その時SFで出ていたのはケリーでした。ヤングは今日も、前のクリーブランド戦も出ていません。ヤングのミニッツはどこへ行ったのでしょうか?


今日は以上です。

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66試合目 キャバリアーズ戦【コービーvsレブロン、ラストマッチ!】 [試合感想]

クリーブランド戦の感想です。

この試合はコービーが出場しました。ルーは欠場しましたが、次のニックス戦から復帰のようです。


試合の内容は簡単に書かせていただきます。ですが、もしこの試合を見れる環境がある方は、絶対に見たほうがよろしいかと思います。というのも、文字を読んだだけでは伝わらないものがこの試合にはあります。試合を見ることでしか味わえない雰囲気や、熱気が今日はあったので、ぜひとも試合を見ていただきたいです。
どうしても見れない方は、ハイライト動画を見るのが良いと思います。この記事の下にも貼っておきます。


1Qから試合は盛り上がります。レイカーズはコービーが確率良くシュートを決めますが、クリーブランドはフライのアウトサイドシュートが大当たりだったのと、レブロン、アービング、トンプソンにインサイドで得点され、中盤に10点リードを許してしまいます。
ところが、クリーブランドはシュートが決まらなくなり、その間にウェルタスを中心としたオフェンスで点を取り、同点に追いつくことに成功します。直後にレブロンにFTを決められ、1Qを2点ビハインドで終えます。


2Qは序盤にデラベドーバ、アービングに3ポイントを決められ、リードを許しますが、レイカーズはウェルタス→バスのアリウープや、ウェルタスのジャンパー、さらにランドルの連続得点で42対41と逆転に成功します。
ですが、JR・スミスのジャンパーや今日絶好調のフライに3ポイントを決められ、またリードを許します。

この後はほぼ交互にスコアし合います。中でもすごく盛り上がったのが、コービーとレブロンのやり合いで、JR・スミスがバックボードにあてて跳ね返ってきたパスをレブロンが左手でダンクで押し込むというプレーを見せると、コービーがレブロン越しにフェイダウェイを決め、反対にレブロンが3ポイントを決めると、コービーがまたフェイダウェイを決め、また反対にレブロンがドライブインから豪快なダンクを決めると、コービーがレブロン越しに3ポイントを決め返すという、すごいやり合いが見られました。
前半を9点ビハインドで終えます。

レイカーズの前半のFG%は55.8%とかなり高い数字でした。クリーブランドも54.8%と高かったです。TOもお互い4個ずつと、それほどFG%、TO、リバウンド数も差はなかったのですが、決定的に違ったのは3ポイントの決定数で、レイカーズ3本に対し、クリーブランドは10本でした。この分、点差がついてしまったという感じです。


3Qはいきなりアービングに連続でシュートを決められますが、コービーが3ポイントとフェイダウェイを連続で決めます。レブロンにダンク、フライに3ポイントを決められてしまい、レイカーズはコービーがレブロンの上からジャンパーを決めるものの、JR・スミスに3ポイントを許してしまい、13点ビハインドになってしまいます。

その後、ラッセルが連続で3ポイント(両方アシストはコービー)を決めるものの、トランジションでJRに3ポイントを決められたり、フライのジャンパー、さらにデラベドーバの3ポイントなど、連続得点を許し、14点ビハインドに逆戻りしてしまいます。
なかなか追いつくことができず、95対82の13点ビハインドで3Qを終えます。


4Qに入り、レイカーズは追いつきたいところですが、アービングに次々とシュートを決められ、さらにジェイムス・ジョーンズに3ポイントを決められてしまい、逆に点差が広がってしまいます。
その後、ラッセルのトランジションでのレイアップや、コービーの3ポイントで得点しますが、クリーブランドも着実に得点を重ね、安全圏を保たれ、レイカーズは連勝が止まってしまいました。


レイカーズのFG%は52.5%、クリーブランドは52.9%でした。リバウンド数、TOの数もそこまで大差ないです。
やはり差がついてしまった大きな要因は、ハーフタイムの時点で問題だった3ポイントの成功数の差です。これが一番大きかったです。


3ポイントを決められすぎたことに関連しますが、今日の敗因は間違いなくディフェンスです。
まず、今日は1Qからフライに決められすぎました。フライは長身ながらアウトサイドシュート主体という最近流行のプレースタイル(フライは昔からこうなのですが)の選手です。マッチアップしていたのはヒバートですが、ヒバートでは絶対に3ポイントの外まで付くことができないので、結果、フライをオープンにさせてしまいました。ランドルが付いている時間帯もあったのですが、どういうわけかランドルもフライをオープンにしていました。フライがどんな選手か知らなかったのでしょうか?

フライ以外にもですが、クリーブランドのフロアを広く使ったパス回しに、レイカーズディフェンスは完全に後手後手になってしまい、フリーを作られ、3ポイントを決められてしまいました。
それに、トランジションでも、ディフェンスのコミュニケーションミスからJR・スミスをフリーにしてしまうというミスがあり、3ポイントを決められていました。今日はディフェンスの悪さが出た試合だったと思います。


オフェンスについてですが、これだけシュートが決まれば、特に問題はないです。ハーフコートオフェンスでは新しいセットオフェンスも含めながら、いろいろとやろうとしているのが分かります。


次は個人についてです。
ラッセルですが、今日も良くやりました。シュートに関しては、ここ最近の好調ぶりから考えると、そこまでシュートタッチが良かったとは言えないですが、これだけやれれば十分でしょう。ラッセルに関して今日良かったと思ったことは、ハーフコートオフェンスを組み立てる際、セットばかりにこだわるのではなく、コービーがすごく好調だったので、コービーにボールを集めるなど、臨機応変な判断をしていたことです。これは良かったと思います。


ランドルですが、今日もゴール付近での得点が多かったです。1Qには豪快なダンクもあったし、ウェルタスのパスを受けてのダンク、リバウンドを取ってから、コーストトゥコーストのレイアップを決めるなど、持ち味が出ました。

ランドルについて今後の課題をあげるなら、やはり“判断力”だと思います。後半に、ランドルがゴール下に切り込み、シュートを打とうとしたところでヘルプに来たレブロンにブロックされるシーンがありました。レブロンはコービーにマッチアップしていて、コービーはトップ付近の3ポイントラインの外にいました。そのコービーを放っておいて、レブロンはゴール下にまでヘルプに来ました。おそらく、レブロンはランドルがボールを持ったらパスはせず、シュートに行くしかないということが分かっていたから、コービーを放っておいてでもヘルプに来たのだと思います。

他にも4Qにはトランジションでゴールに突っ込むあまりに、チャージングを取られてしまうシーンがありました。この2つのプレーからも分かるように、ランドルはボールを持ったらゴールしか見えていないところがあります。
今後、判断力を身につけ、ディフェンダーの動きをよく見てプレーすることができたら、素晴しい選手になれることは間違いないです。そこは今後の課題だと思います。


続いてクラークソンですが、前の2試合とはうってかわってシュートが不調でした。アウトサイドシュートも入らないし、ドライブもほとんどなかったです。34分も出ているのに、存在感がほとんどありませんでした。

気になったのが、タイムアウトの際にベンチに戻るとき、脚を引きづるようなしぐさを見せていたことです。もしかしたら、足に痛みがあったのかもしれないです。もしそうなら少し心配ですが。


ウェルタスですが、今日も良くやっていたと思います。これまでのキャリアハイは10点でしたが、2Qの序盤には11点に達していたので、あっさりとキャリアハイを更新していました。後半はなかなか得点できませんでしたが。

ゲームメイクに関しても良くやっていると思います。得点には繋がらなくても、ファストブレイクの際に走ってくる選手をよく見ていて、良いパスを出しているし、ハーフコートオフェンスでもいいゲームメイクをしています。特にバスとのピック&ロールは素晴しく、その恩恵を受けたバスが最近調子が良いです。これもウェルタスの効果だと思います。

次のニックス戦からルーが復帰予定なのですが、ウェルタスがよくやっていることを考えると、バイロンはガードの選手をどんなローテーションで回すのでしょうか。私はそこに注目しています。


最後にコービーに関してです。今日は素晴しいの一言です。

明らかに今シーズンのベストシューティングパフォーマンスでした。それも、キャッチ&シュートではなく、レブロン相手の1オン1からの得点が多いことを考えると驚異的です。

レブロン相手の1オン1では、レブロン相手にポストアップして押しこみ、いろんなフェイントを入れながらシュートを打って決めています。下に貼ってあるハイライト動画を見てもらえば分かると思いますが、レブロンはコービーに対して明らかにシュートチェックが遅れており、フェイントに対応することができていません。完全にフェイントに引っかかっている時もあります。コービーはレブロンクラスの選手でも、未だに守ることが困難なのだと思います。

また、コービーはディフェンスにおいても、ボール運びの時点からレブロンやアービングにピッタリと貼りつき、プレッシャーをかけてディフェンスをしていました。今日は本当に素晴しかったです。

今日のコービーのハイライトです。レブロンも一緒になっているものです。MUST WATCH!!



これでコービーvsレブロンは見納めとなります。この2人の対戦というのは、単なる1試合以上の意味と価値があったと思います。
2013年まではお互い優勝候補という中で、ピリピリしたムードの中での試合が多かったですが、昨季くらいから、レイカーズが優勝を目指せるチームでなくなったので、和やかなムードでの対戦が見られました。時折、笑顔を交えながらプレーする2人はNBAのどの選手よりも価値があると思っていました。


実は、私はレブロンを高く評価していて(ファンという意味ではないです。プレーヤーとして)、コービーと共にNBAを引っ張ったのは間違いないと思います。その2人の対戦なので、見る側としてかなり意識をせざるを得なかったです。

コービーとレブロンが“ライバル”だとは感じませんが、この2人が競い合うのはスペシャルなことだったと思います。もう見れないのは残念です。

今日の試合においても、レブロンがマッチアップだったからコービーが燃えた、という面はあると思います。逆に、レブロンもコービーが相手だから奮起した、という試合も今までにあったのではないでしょうか?
友人同士でもあり、お互いがお互いを高め合う、偉大なプレーヤー同士の競争が見ることができて良かったです。

今日は以上です。

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