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53試合目 スパーズ戦【コービーのラストゲームinサンアントニオ】 [試合感想]


サンアントニオ戦の感想です。

この試合はコービーにとって、最後のサンアントニオでの試合となりました。ですが、コービーと長年に渡って対決してきたティム・ダンカンとマニュ・ジノビリはケガで欠場でした。少し残念でした。


試合前の選手紹介時、コービーの番になると、トリビュートビデオが流され、さらに特別なアナウンスでコービーが紹介されます。
余談になりますが、このビデオを見ていたクラークソンは『いろんなチームがコービーのトリビュートビデオを作ったけど、サンアントニオが今まででベスト』と言っていました。私もそう思います。



試合はサンアントニオのオルドリッジのFTでスタートします。ですが、コービーがすぐにサイドライン沿いからのジャンパーを決め返します。

オルドリッジはジャンパーを決めると、デビッド・ウェストからゴール下に切り込んだダニー・グリーンにボールが渡り、レイアップを決められます。
ランドルがジャンパーを決め、さらにルーがFTを得て2本とも決めます。


ここからサンアントニオのペースになり、レナードがFTで得点すると、レイカーズはコービーのパスからルーがジャンパーを決めるのですが、またレナードがFT、オルドリッジのジャンパー、ミルズのジャンパーで得点されます。
レイカーズはサンアントニオ出身のクラークソンがショットクロックギリギリで無理やり打ったジャンパーを決めますが、オルドリッジとミルズに得点されてしまいます。


ですが、ここからレイカーズも巻き返します。
コービーのパスからヒバートがジャンパーを決めると、クラークソンがジャンパーを決めます。ウェストにジャンパーを決められますが、クラークソンがレイアップを決めると、さらにクラークソンは自分が外したシュートのオフェンスリバウンドを自分で取って、シュートを打ち、決めます。

サンアントニオのディアウに3ポイントを決められると、クラークソンのシュートがブロックされ、トランジションでミルズに3ポイントを決められてしまいます。
その後、ラッセルがFT、サンアントニオのシモンズがフローターを決め、1Qを9点ビハインドで終えます。


2Qサンアントニオのウェストがオフェンスリバウンドを取ってからのシュートで始まります。
レイカーズはブラックがオフェンスリバウンドを何回も頑張り、ティップインで得点します。

オルドリッジにジャンパー、アンダーソンのパスからオルドリッジにシュートを決められてしまいます。
ですが、ヤングが3ポイントを決めると、バスが相手のパスをスティールし、ダンクで得点します。

パーカーにジャンパーを決められますが、バスがFTを2本とも決めて得点します。オルドリッジにゴール下でシュートを決められますが、クラークソンがFTを2本とも決め返します。さらにランドルもドライブからシュートを決めて続きます。このあたりから、レイカーズはオフェンスの調子が上がってきます。


レナードにFTを決められますが、レイカーズもランドルがFTを2本決めると、クラークソンが3ポイントを決めます。さらにクラークソンは好調で、ルーのパスを受けて豪快にアリウープダンクを決めます。

マヤノビッチに3ポイントプレーを決められますが、ランドルがコーストトゥコーストから右手でのシュートを決めます。レナードにレイアップを決められますが、トランジションの場面でランドルからコービーにパスが通り、コービーが楽にシュートを決めます。

マヤノビッチにオフェンスリバウンドを取られ、セカンドチャンスからミルズに3ポイントを決められてしまいます。ですが、レイカーズはルーが3ポイントアテンプトのファウルを得ると、FTを3本とも決め、さらにサクレがFTを2本決めます。そしてランドルがスピンターンからシュートを決め、これで51対50と逆転に成功します。
ですが、レナードに連続得点を許し、51対54の3点ビハインドで前半を終えます。

前半のレイカーズのFGは39.5%といまひとつでしたが、クラークソンとランドルが好調でチームを引っ張りました。サンアントニオは46.3%でした。


3Qは前半調子がよくなかったコービーがジャンパーを決めて始まります。
オルドリッジに連続でジャンパーを決められてしまいますが、コービーのパスからクラークソンがフローターを決めます。

またオルドリッジにジャンパー、レナードにFTを決められますが、クラークソンがジャンパーを決めます。パーカーにゴール下で得点されますが、コービーがドライブインからレイアップを決めます。

レナードにオフェンスリバウンドからのシュートを決められても、ランドルがジャンパーを決め返します。ですが、パーカーにレイアップを決められると、クラークソンがTOをしてしまい、トランジションでパーカーにジャンパーを決められ、9点差とされてしまいます。


前半戦のレイカーズならこのままズルズルと差をつけられ、ブローアウトされていたかもしれません。ですが、最近のレイカーズは違います。ここでも追い上げを見せます。

サンアントニオのディフェンス3秒バイオレーションのFTをルーがしっかり決めると、ランドルもFTを得て2本ともしっかり決めます。
さらにコービーがオルドリッジのシュートをブロックすると、トランジションでコービーにボールが渡り、コービーがフェイダウェイを決めます。ディフェンス→オフェンスのいい流れでした。
さらにランドルがスティールし、ゴール下のサクレにボールが渡るのですが、サクレは上手くシュートが打てず、ブロックショットにあってしまいます。ボールを奪われると、反対にレナードにレイアップを決められ、さらにファウルもしてしまい3ポイントプレーにされます。せっかく良いディフェンスだったのに残念でした。


ですが、ここからコービーがスパークします。
コービーはトランジションでクラークソンからパスを受け、3ポイントを決めます。
レナードのパスからカットインしてきたシモンズにゴール下で決められますが、コービーは次のオフェンスでまた3ポイントを決めます。オルドリッジにジャンパーを決められますが、次のオフェンスではコービーがファウルを受けつつ3ポイントを決め、FTもしっかりと決めて4ポイントプレーを完成させます。これで一気に1点差まで詰めます。

シモンズにFTを決められますが、コービーが外したシュートのリバウンドをブラックが取り、ブラックがシュートを打ち、これも外れますが、クラークソンがワンハンドのプットバックダンクで押しこみます。オフェンスリバウンドをよく頑張りました。
さらにラッセルが3ポイントを決めて逆転し、レイカーズの2点リードで4Qに向かいます。

コービーは3Qだけでなんと16点取りました。


4Qはミルズがジャンパーを決めて始まります。レイカーズはラッセルがFTで得点します。ラッセルはこの時、良いカットインを見せてボールを受け取り、シュートに向かい、ファウルをもらうという良い動きでした。
さらにルーが3ポイントを決めます。

ここからはお互い交互に得点し、一進一退の展開になります。
サンアントニオのシモンズの3ポイント、ラッセルとブラックのピック&ロールで、ラッセルからいいパスがブラックに通り、ブラックがダンク、グリーンの3ポイント、ラッセルのジャンパー、再びグリーンの3ポイントで、同点となります。

ウェストがゴール下でシュートを決めますが、レイカーズはラッセルが3ポイントを決めます。

残り5分45秒でコービーがコートに戻ります。
オルドリッジのFT、パーカーのジャンパーで3点リードとされると、レイカーズはシュートが上手く打てず、24秒バイオレーションをしてしまうという嫌な流れになります。

ですが、コービーがディフェンスの良いレナードにマッチアップされながらも、プルアップで3ポイントを打ち、これを決めます。これで同点とします。

グリーンに3ポイントを決められてしまいますが、コービーが右45度のあたりからゴール下にドライブし、ディフェンスを引き付けると、反対サイドのコーナーにいたクラークソンにパスを出すと、クラークソンは左サイドの45度の位置で待っていたルーに素早くパスを出します。ルーは3ポイントを打って決めます。これでまた同点です。

パーカーにジャンパーを決められますが、ランドルがFTを得て、2本中1本決めます。

オルドリッジからカットインしてきたパーカーにゴール下でボールが渡り、パーカーがシュートを決めて3点差となってしまいます。

次のオフェンスで、追いつくためにコービーが3ポイントを打ちます。ですが、これがエアボールになってしまうのですが、ランドルが諦めずにボールを追いかけて取りますが、出したパスが長すぎてアウトオブバウンズになってしまいます。
すると、着地の際にランドルは脚を痛めてしまいます。ランドルは痛そうにしながらも立ち上がり、試合に出続けようとします。ですが、ランドルはヤングと交代でベンチに下がります。


残り47秒からのサンアントニオのオフェンスで、グリーンとオルドリッジのピック&ロールで、オルドリッジにパスが通り、オルドリッジはゴール下でファウルを受けつつシュートを決めます。
FTは外しますが、リバウンドの際にコービーがファウルを得ます。もうボーナスになっていたので、コービーはFTを打ち、落ち着いて2本とも決めます。これで3点差とします。


タイムアウトをはさみ、残り16.3秒からのサンアントニオのオフェンスで、グリーンがジャンパーを打ち、外すのですが、オフェンスリバウンドをレナードに取られてしまいます。
時間を使われ、やっとのことでディアウにファウルをします。ディアウはFTを2本中1本決め、4点差になってしまいます。

結局、もう残り時間もなく、4点差がついてしまい、追いつくことができないので諦め、レイカーズは敗戦となってしまいました。


惜しい試合でした。負けはしましたが、よく粘ったと思います。試合の行方が終盤まで全く分かりませんでした。

勝負を分けたのはわずかな差ですが、終盤のディフェンスだったと思います。特に1分を切ってからのディフェンスです。

まず、5点差に広げられことになったグリーンとオルドリッジのピック&ロールからの得点についてです。
この場面では、オルドリッジがスクリーンに来た際、ルーがスクリーンの引っかかりを最小限に抑えてグリーンについていったのですが、オルドリッジに付いていたバスもグリーンに対してヘルプにいってしまい、オルドリッジがガラ空きになってしまいました。
ゴール下にパスを通されると、レイカーズはスモールラインナップでプレーしていたので、オルドリッジ相手ではなすすべもなくシュートを決められてしまいました。ルーとバスの2人が、そのままマークマンについていくのか、それともスイッチをするのかという認識に違いがあったかもしれないです。このディフェンスはまずかったです。


続いて、最後レナードにオフェンスリバウンドを奪われてしまった場面ですが、これについてはある程度しょうがないかもしれません。レイカーズがスモールラインナップでプレーしていたことや、ボールの跳ね返り方、レナードが抜け目なくオフェンスリバウンドを狙っていたことなど、いろんな要因があってのことだと思います。
レイカーズがディフェンスリバウンドをちゃんと取れていれば、まだ勝負は分らなかったと考えると残念ですが。


オフェンスについてですが、前半はコービーの調子が良くなかったにもかかわらず、クラークソンとランドルが頑張って引っ張りました。2人とも確率良くシュートを決めました。クラークソンがアグレッシブに攻めていたのも良かったです。

3Qは少し点差がついた場面がありましたが、コービーの爆発で追いつき、一時は逆転にも成功しました。4Qの中盤まではラッセルがよくやったと思います。

4Qの終盤にコービーのドライブ→クラークソン→ルーとボールが渡ってルーが3ポイントを決めた場面がありましたが、あれは今日1番のチームオフェンスだったと思います。
コービーのドライブに対し、4人がペイント内に集まってきていました。コービーがディフェンダーを引き付け、パスアウトから得点するという素晴しい形だったと思います。


続いては今日のコービーについてです。

・コービー

サンアントニオでの最後の試合となりました。
前半はシュートがなかなか入らず、2/10でした。ですが、3Qに爆発し、16点取りました。4Qはまた調子が落ちてしまいましたが。クワイ・レナードが良いディフェンスを見せていたのもあると思います。

シュートの確率は前の3試合ほどよくなかったですが、動き自体は、かなりキレがあったと思います。私は2013年のアキレス腱を断裂する以前ほどのパフォーマンスに感じました。かなりコンディションが良いのではないでしょうか。
それに何より、引退間近で、37歳のプレーヤーが1試合に28本もシュートを打てることが驚きです。そんなプレーヤーは他にいるでしょうか?ただただ驚くばかりです。

今日のサンアントニオが用意したトリビュートビデオには感激したみたいで、その後、競争心を持ってプレーするのがかなり難しかったようです。サンアントニオはウエスタンの中ではずっとライバルだったし、多く対戦してきたので、コービーにも感慨深いものがあったと思います。

今日のコービーのハイライトです。



ケガ人情報ですが、ヒバートが1Qに左足首を捻挫し、その後はプレーしませんでした。
さらにランドルも4Qに捻挫をしましたが、2人ともレントゲン検査の結果は異常なしです。様子を見て次の試合に出るかどうかを決めることになりそうです。


今後のレイカーズのアウェイでのゲームは、すべてコービーにとってはその地でのラストゲームだそうです。
今後は本格的に“さよならツアー”となっていくと思います。

今日は以上です。

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コメント 3

Fish24

こんばんは。

ここ最近は調子がよさそうなコービー。
それと同時に昔のコービーなら勝ってるんだよなぁ!という試合が多くて複雑な感情を持ちます。

選手は酷くないんですが、こんなチーム状況。
それより酷い状況だった2000年代半ば、彼一人でプレイオフまで行ってたのを考えると、偉大な選手なんだなぁと痛感させられます。

オールスター明けはようやくラッセルがスターターに戻れそう?なので、少し期待してます。
by Fish24 (2016-02-07 23:13) 

ひで@ダンク&ラキの飼い主

Fish24さん、コメントありがとうございます。

調子も上がってきたと思いますが、前よりも積極的にシュートを打つようになった感じですよね。コンディションが良くなってきたのも関係あるかもしれないです。

“もし”このチームに全盛期のコービーがいたら?なんてことも考えると面白いですよね。

ラッセルがスタートに戻るのも良いですが、私はトレードで何か変化があることを期待しています。今のメンバーが今シーズン終わるまでずっと同じだとちょっと困りますね(笑)
by ひで@ダンク&ラキの飼い主 (2016-02-09 18:50) 

Matboft

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