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48試合目 ブルズ戦【1Qがすべて】 [試合感想]

シカゴ戦の感想です。

この試合は前の試合を休んだコービーが復帰、ルーが上気道炎のために欠場しました。
ルーの代わりにはブラウンが入り、コービーがSGに戻るラインナップとなりました。

まず、試合内容です。


ガソルに連続で得点され、スタートします。
レイカーズはヒバートがジャンパーを決めますが、シカゴのバトラーのレイアップ、ムーアにオフェンスリバウンドからシュートを決められます。
ヒバートがまたジャンパーを決めますが、ローズにジャンパーを決め返されます。

クラークソンがフローターを決めると、シカゴのオフェンスの場面で、コービーがガソルに良いディフェンスを仕掛けてスティールすると、ブラウンにパスを出し、ファストブレイクでブラウンがダンクを決めます。


ですが、ここからシカゴにランを許します。ガソルにジャンパー、トランジションでローズのレイアップ、ギブソンにオフェンスリバウンドを取られてのダンク、パーティスのFTと、はやくも10点差がついてしまいます。

レイカーズはクラークソンがFTを得て2本とも決めますが、シカゴに良いボールムーブからブルックスが3ポイントを決めます。
再びクラークソンがFTを得て2本とも決めますが、こちらも再びブルックスに3ポイントを決められます。さらにパウがゴール前にアリウープパスを出し、バトラーがワンハンドでボールをティップし、得点します。


ラッセルがボールを運んでゲームメイクをしようとしたところ、バトラーにボールを奪われ、レイアップを決められます。さらに次のレイカーズのオフェンスで、ラッセルが不注意にパスを出したところをバトラーに連続でスティールされ、レイアップを決められてしまいます。これはラッセルが悪かったです。

クラークソンが3ポイントを決めますが、マグモーダットにジャンパーを決められます。

1Qをなんと17点ビハインドで終えます。


2Qはマグモーダットに3ポイント、ローズにフローターを決められてスタートします。
レイカーズはヤングが3ポイントを決めますが、ローズにジャンパーを決められます。
レイカーズはナンスが良いフェイントで相手をかわし、シュートを決めます。


ここでコービーがコートに戻りますが、このあたりからオフェンスもディフェンスも良くなってきます。

ヤングとローズがバスケットを交換すると、コービーがジャンパーを決めます。
ナンスJrのTOからマグモーダットがレイアップを決めますが、逆にナンスはファウルでFTを得て、2本中1本決めます。

さらにラッセルのいいパスからバスがダンクを決めると、コービーがギブソンからスティールし、トランジションでコービー→バス→ヤングとボールが渡ってヤングが3ポイントを決めます。この流れはよかったです。


バトラーにジャンパーを決められますが、ラッセルがトランジションで前を走っていたバスにいいパスを通して、バスがレイアップを決めます。
バトラーにレイアップを決められますが、コービーが3ポイントを決めます。

このあたりから、レイカーズはディフェンスで良く動き、プレッシャーをかけるのですが、最後の詰めが甘く、ガソルに連続でジャンパーを決められます。

ランドルがFTを得て2本とも決めますが、バトラーに3ポイントを決められます。さらにレイカーズはラッセルがショットクロックを見てなくて24秒バイオレーションにしてしまう場面がありました。


ガソルのパスからバトラーがアリウープダンクを決めますが、レイカーズはオフェンスリバウンドを頑張り、セカンドチャンスでラッセルが3ポイントを決めます。
ですが、トランジションでギブソンにダンクを決められ、前半を18点ビハインドで終えます。

レイカーズの前半のFG%は37.8%とあまり良くなかったです。TOも10個ありました。
対してシカゴのFG%は53.1%と高く、ペイント内で28点取られました。
シカゴはローズ、バトラー、ガソルの3人だけで37点取っていました。


3Qはローズのシュートでスタートしますが、レイカーズはクラークソンのパスからヒバートがジャンパーを決めると、さらにトランジションでクラークソンがプッシュしてランドルにパスを出し、ランドルがダンクを決めます。そしてコービーが3ポイントで続き、少し差を詰めます。

ローズにFT、ガソルにゴール下でシュートを決められますが、レイカーズはコービーのパスからクラークソンがゴール下でシュートを決めます。
ですが、ガソルに3ポイントプレーを決められると、ランドルのTOからムーアにFTを得られ、得点されます。


コービーがジャンパーを決めますが、今度はバトラーに3ポイントプレーを決められます。ですが、クラークソンがファウルをもらいつつレイアップを決めます。ですがFTは外してしまいます。

レイカーズはディフェンスで頑張り、24秒バイオレーションを誘うという良い場面もありました。さらに、コービーがバトラーのボール運びに対して、バックコートの時点から激しくプレッシャーを与えてディフェンスするという気迫のこもったシーンも見られました。


ランドルがドライブからゴール下でシュートを決めますが、ガソルにFTを決められます。ですがクラークソンが良い形のオフェンスから3ポイントを打って、決めます。


ここからレイカーズはシカゴにランを許します。ギブソンのジャンパーに、ファストブレイクでローズのパスからバトラーのアリウープダンク、ガソルのジャンパー、トランジションでマグモーダットの3ポイントで得点されます。その間、レイカーズはランドルのゴール下での得点でしか得点できませんでした。

コービーのパスからブラウンが3ポイントを決めます。ですがシカゴのいいボール回しから、マグモーダットに3ポイントを決め返されます。

ここからランドルが頑張り、FT4本と、ゴールしてでシュートを決めて連続得点します。ですが、バトラーとガソルに得点を許します。バスがFT2本を決めますが、19点ビハインドで3Qを終えます。


4QはナンスJrが相手のチャージングを誘う良いディフェンスを見せると、ブラウンのジャンパー、ナンスJrのダンク、さらに1回のポゼッションでレイカーズは4回連続でオフェンスリバウンドを取り、最後はナンスJrがティップインで押しこむという素晴しいハッスルを見せ、追い上げます。

ですが、ローズにターンからのフローターを決められると、今度はシカゴに1回のポゼッションでオフェンスリバウンドを5連続で取られ、最後はポーティスに決められます。これは残念でした。

ヤングが3ポイントを決めますが、ギブソンのFT、ガソルのパスからバトラーがダンクを決め、17点差にされます。

この時点で、バイロンはコービーをコートに入れようとスコアラーテーブルのところに行かせます。
ですが、レイカーズのTOからローズ→ムーアとボールが渡ってレイアップを決められると、バトラーのパスからギブソンにダンクを決められ、点差が広がってしまったので、コービーはベンチに戻り、コートに戻ることはありませんでした。

その後は点差も開いてしまったため、ガーベッジタイムとなり、敗戦となりました。


この試合に関しては、1Qのビハインドが大きく影響しました。

Qごとの得点を見ると、
1Q:15-32
2Q:25-26
3Q:32-31
4Q:20-24
と、1Qを除くと、2、3Qは互角の戦いができていました(4Qは後半ガーベッジタイムになったので、参考外)

1Qはディフェンスも良くなかったし、オフェンスもいい形はあってもシュートが入らなかったりと、得点もできませんでした。それにラッセルの2連続のTOからの失点など不注意もありました。


2Q以降を見ると、オフェンスでは良いボールムーブが出始め、いい形でシュートが打てるようになり、得点に繋がりました。

またディフェンス面をみると、2Q以降は各個人、特にコービーが相手にプレッシャーを与え、簡単に抜かれないようにはしていたのですが、パスを回され、最後にフリーにしてしまい、シュートを決められてしまうという形が多かったです。これは個人のディフェンスよりも、ローテーションなどの、チームディフェンスができていなかったことが原因だと思います。後1歩の詰めが甘かったです。
この点に関してはプレーヤーの責任ももちろんありますが、コーチたちがディフェンスの問題をしっかりとらえ、チームディフェンスを完成させないといけないと思います。ローテーションはどうするのか、スイッチはするのか、しないのかなどです。

あと、トランジションディフェンスの関しては残念ながら改善は見られませんでした。
今日良かったと思ったことは、“ハーフコートディフェンスでプレッシャーのレベルを上げ、ハードにディフェンスをしようとした”ということです。
たとえ得点を許してしまったとしても、まずディフェンスをハードにしようとしたという点が私は評価できると思います。

続いては個人を。

・コービー

シュート確率を見ると、3/14と良くないですが、1Qが0/3で、それ以降は4/10なので、そう考えると悪すぎることはないです。ただ、外したシュートの中に“いつもだったらあのシュートは入るのに”と思うようなものがあるのも事実です。

ディフェンスで相手にハードにプレッシャーを与えていました。
ポートランド戦の3Qのタイムアウト時に、ディフェンスについてかなり檄を飛ばしていたようなので、コービーの今日の激しいディフェンスはチームメイトに対しての“ディフェンスはこうするんだ”というメッセージのように思えました。


1つの指標として+/-を見ると、スタートで1番-が少ないのがコービーで、1番-が多いのがクラークソンです。そしてベンチメンバーでマイナスが1番多いのがヤングです。

クラークソンは1Qと3Qは最後までプレーすることが多いのと、コービーとヤングは交代でプレーしていることを考えると、コービーがベンチに下がってから相手にやられているということになります。
もちろん、この試合に限ったデータなので、他の試合でも同じというわけではありませんが。
ですが、コービーがコート上にいるときの方がオフェンスは圧倒的に良いです。

【追加】
この試合のコービーのハイライトを追加しました。


・ヤングとローテーション

これはヤングに関連した、ローテーションの話になるのですが。
今日はルーが体調不良のために、欠場で、スタートにブラウンが入りました。となると、コービーがナチュラルポジションのSGでプレーできるという機会になりました。それに伴い、ヤングが出場機会を得ることができました。

私は数日前、ルーをトレードすべきだという内容でこの記事を書きましたが、ルーの欠場によって、奇しくも私の希望したようなローテーションに今日はなりました。

今日の試合を見ると、機能していた部分、そうでない部分がありましたが、1試合だけでは判断できないです。なので、出来ればもう何試合か、今日のようなスタートのメンバー、ローテーションで試合を見たいと思いました。そう言ってるうちにルーが復帰して、元のローテーションに戻ってしまいそうですが・・・


ヤングに関してですが、出場さえさせれば、今日のように良い活躍を見せてくれると思います。
改めて、ベンチで置き物にしておくのはもったいないと感じました。

そもそも、ルーとヤングは役割が一緒なのだから、役割が一緒の人はチームに2人もいらないです。それに良く考えたら、ラッセルとクラークソンをスタートで同時に使うためにコービーがSFでプレーしていたのに、ラッセルがベンチになってからもコービーをSFでプレーさせ続けるのは損ばかりで何の得にもならないように思えます。
これはツイッターアカウント@lallal24さんが仰っていたことですけどね。

・バイロン

プレーヤーではないですが(笑)
リポートによると、ハーフタイムにロッカールームで
『なんで私たちはハードにプレーし始めるまでに15点ビハインドになってしまうんだ!!』と自分の胸を6回も叩きながら怒っていたようです。

さらに、ラッセルに関しては“自分が良くプレーするためにバイロンに何を聞けばいいのか分からず、完全にポイントガードとしての自信を失っている”とリポートされていたようです。

バイロンに関しては不満を書き始めるとキリがないので今日は書きませんが、これはいくらなんでも危険信号だと思います。

皆さんはバイロンに関してはどのような感想をお持ちですか?感想をお聞きしたいです。私のツイッター宛までお願いします。


今日は以上です。

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