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#21 ラプターズ戦【頑張ったけどこれが実力差か】 [試合感想]


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トロント戦の感想です。

まずは試合内容から。


開始直後にトロントのロスをフリーにしてしまい、3ポイントを決められますが、

レイカーズはヒバートがポストからシュートを決めると、

コービーのパスからルーが3ポイントを決めます。

さらに、コービーがトロントのパスをスティールし、そのオフェンスでクラークソンにパスを出し、

クラークソンがジャンパーを決めます。


そして、コービーとヒバートのピック&ポップでコービーからハイポストのヒバートにボールが渡り、

ヒバートがローポストにいるコービーにパスを返して、コービーがジャンパーを決めるという

良いボールムーブからの得点が出ます。


デローゼンにジャンパーを決められますが、ヒバートがポストからシュートを決め、

今度はラウリ―に3ポイントを決められても、ハイポストでボールを持っていたコービーが

ゴール下にカットしてきたクラークソンにパスを出してクラークソンがレイアップを打ち、

相手のゴールテンディングとなって得点に成功します。

さらにコービーがベースライン沿いからフェイダウェイを決めて、レイカーズは、試合開始からの5分で15対8という良いスタートを切ります。


ところが、ここからレイカーズは得点に苦しむうえ、トロントに連続得点を許します。

ロスの3ポイントとダンク、ビヨンボのゴール下での得点などでリードされてしまいます。


レイカーズはランドルがオフェンスリバウンドを取ってファウルをもらいつつシュートも決めて

3点プレーを完成させますが、トロントのビヨンボとジェームズ・ジョンソンに連続でダンクを許し、

さらにロスに3ポイントを決められます。


ウェルタスのFTでの得点とランドルがジャンパーを決めますが、ロスにFTを決められ、1Qを終えます。


2Qはサクレがオフェンスリバウンドを取り、ファウルをもらってFTを2本決めてのスタートとなります。

デローゼンにジャンパーを決められますが、ランドルがコービーのスクリーンをうまく利用して

ドライブからのレイアップを決めます。

ですが、レイカーズはTOが連続で出てしまい、デローゼンのレイアップと、ジョセフのFTで得点されてしまいます。


その後もジョセフにジャンパーを決められますが、ランドルが自分で外したシュートのリバウンドを

自分で取り、ファウルをもらいつつ決め、また3ポイントプレーを成功させます。


ここからはトロントは“ラウリ―ショー”となり、ラウリ―が3ポイントをまず決めると、

レイカーズはルーがタフジャンパーを決めますが、またラウリ―が3ポイントを決めます。

さらにラウリ―はFTも2本とも決めます。


レイカーズはヒバートとクラークソンのFT2本ずつと、クラークソンがトランジションで持ちこみ、

レイアップを打ち外しますが、後ろからしっかりと走ってきたナンスJrが豪快にプットバックダンクで

押しこみます。


ですが、またラウリ―に2連続で3ポイントを決められてしまい、差をつけられてしまいます。

レイカーズはナンスJrのジャンパーと、コービーがヒバートのスクリーンをうまく利用して

ドライブし、レイアップを決めます。


ですがラウリ―にレイアップを決められ、10点ビハインドとなり前半を終えます。


3Qが開始すると、トランジションでコービーが外した3ポイントのリバウンドを

ナンスJrがトロントの選手が3人いる中でもぎ取り、シュートを決めます。


2Qにかなりやられたラウリ―にレイアップを決められますが、レイカーズはルーが3ポイントとFTで

連続得点します。クラークソンもジャンパーで続きます。


スコラにFTを決められますが、コービーが上手いフェイントからターンしてシュートを決めると、

さらにコービーはスコラのパスをスティールし、そのまま速攻でレイアップを決めます。

そして、直後にトランジションでコービーがゴール下まで持ち込んでファウルをもらい、

FTを2本とも決めて、3Q開始時に10点あったビハインドを1点まで詰めます。


タイムアウト明けにデローゼンにダンクを決められますが、

ハイポストのヒバートから、ゴール下のルーにいいパスが通り、ルーが決めます。

その直後のトロントのオフェンスを24秒バイオレーションに誘うなど、ディフェンスでもレイカーズは

頑張ります。


ところが、ここからオフェンスに苦しみます。

その間にビヨンボのFT、3ポイントプレー、ジョセフのレイアップでまた少し差をつけられます。


レイカーズはハイポストの位置のヒバートから今度はクラークソンにいいパスが通って

クラークソンが決めますが、ラウリ―のフローターで返されます。


ここからはレイカーズがオフェンスでいい流れになり、メタが3ポイントを決め、

ランドルもまたオフェンスリバウンドからファウルをもらいつつシュートも決めて3ポイントプレーにすると、ラッセルがフローター、ファストブレイクでのレイアップと決め、これで71対71の同点になります。


ですが、3Qの終盤のオフェンスで、ラッセルがドライブして、レイアップを打ち、明らかに入りそうだったのですが、

何を思ったのかサクレがリング上のボールに触れてしまい、オフェンシブゴールテンディングを取られてしまい得点になりません。

残った3秒くらいのトロントのオフェンスでジョセフにシュートを打たれ、決められますが、

これはギリギリブザー後だったので、得点にならず、助かりました。

どちらにしても、サクレのミスはもったいなかったです。

同点で4Qに入ります。


4Qが開始するとジョンソンにゴール下、デローゼンに3ポイントプレーを決められてしまい

リードされますが、レイカーズもラッセルのレイアップ、ランドルのオフェンスリバウンドからの

シュートと、トロントについていきます。


トロントのパターソンにジャンパーを決められますが、ラッセルが3ポイントを決めます。

ですが、レイカーズのTOからダンクを決められると、ロスに3ポイントを許してしまい、

4点リードされます。


ここからコービーに火が付き、ジャンパーを決めると、ラッセルがゴール下までドライブし、

ディフェンダーに囲まれてしまいますが、コービーがコーナーでパスを受け、

そのまま3ポイントを打ち、これを決めます。


さらに、コービーはドリブルからジャンパーを打ち、これも決めます。


ですが、痛かったのは、コービーがシュートを3連続で決めている間も

ロスのジャンパーや、ジョセフのFTなどで得点されてなかなか追いつけなかったことと、

ここからトロントに連続で得点をされてしまうことでした。


トロントはロスのジャンパー、ラウリ―のFT、ビヨンボのアリウープにラウリ―、デローゼンの

ジャンパーなどで連続得点を許してしまいます。


その間、レイカーズはオフェンスに苦しみ、なんとかシュートを打つのですが決まりません。

結局、13点という大差がついてしまいます。


その後、クラークソンとルーが3ポイントを決めますが、トロントもFTで着実に得点します。


コービーがFT2本を決め、そのあとに交代で、観客の大声援を受けてベンチに戻ると、

同時にゲームの行方が決まり、敗戦となりました。



まずこの試合で大きく変わったことはスタートのラインナップが変わったことです。

ラッセルとランドルがベンチスタートとなり、ルーとナンスJrがスタートしました。


バイロンはこの理由を『チームとして上手くいていなかったから』

『チームにエナジーをもたらせるため』などと言っていました。


何試合かこのラインナップを続けてみないと、評価はできませんが、

スタートが変わったからと言って、それぞれの持ち味や、プレータイムが失われることがなければ

それでも良いとは思います。


今日に限って言うと、1Qの出だしはスペーシングが良くて、オフェンスも良かったです。

ゲームを作っていたのはコービーです。


コービーがゲームを作る際は、レイカーズは片方サイドでまずオフェンスを開始しますが、

コービーがボールを持った際、逆サイドもよく見ていて、クロスコートパス(サイドを入れ替えるようなパス)をよくします。

これにより、逆サイドはスペースが空いているので、そのスペースを有効活用するという狙いです。


これは昨年にも結構あって、片方サイドでプレーしているコービーが反対サイドで待っている

ヤングにクロスコートパスでボールを渡し、ヤングがフリーでシュートを打ったり、

1オン1をするなど、かなり有効なものでした。


今年に入ってからはレイカーズのオフェンスは片側サイドでのオフェンスで終わることが多く、

反対サイドにパスを振るなどの展開をあまり見かけませんでした。

稀にあったのですが、その時は良いボールムーブができているな、と感じました。


コービーと、ラッセルではあまりにも実力、経験が違いすぎるので、

ラッセルが反対サイドを生かせることが現時点でできていないのはしょうがないですが。

コービーがオフェンスを作ると、そういうこともできるのが強みです。


今日はTOが結構ありましたが、コミュニケーションミスが多かったように感じました。

スタートなど、一緒にプレーする人が変わったばかりなので、ある程度起こってしまうのは

しょうがないです。


4Qの中盤以降、レイカーズはディフェンスで相手を止めれなくて、連続得点を許してしまったのは

痛かったです。ディフェンスでもう少し頑張り、得点を防ぐことができればもう少し競ったと思うのですが。

これは惜しかった部分です。


続いては個人です。


・コービー

昨日の試合で体調不良だったので、どこまで回復しているか心配だったのですが、

体調不良だったことを感じさせないくらいのプレーでした。


FGは8/16と5割です。
コービーがFG%で5割を超えた試合は今シーズン初だったそうです。


今日は最後まで脚があったので、試合の終盤でもシュートがしっかり打て、入れることができていました。

昨日の今日でこのパフォーマンスなので、昨日はよほど体調不良でしんどかったのだと思います。

今日のコービーのハイライトです。



・ナンスJr

私はナンスJrが気に入っているのですが、ナンスJrのいいところは、自分のできないこと、役割でないことは一切しないところと、基本に忠実で、リバウンドにしっかり行くところや、ディフェンスを頑張るところです。


ロールプレーヤータイプではありますが、ナンスJrのようなプレーヤーはチームには欠かせないです。

そもそもディフェンスやリバウンドはレイカーズの弱点でもあるので、ナンスの力は必要ですし、
良くやっていると思います。

・ランドル

20分ちょっとの出場で15点11リバウンド、オフェンスリバウンドは7つもあります。

ランドルは自分でシュートを外したリバウンドをまた自分で取ることが多いです。

これはリバウンドへの意識と、何回も連続でジャンプできるという素晴らしい能力があるからだと思います。


ラッセルもランドルも、ベンチ出場になったことは正直不服だと思いますが、

ベンチから出てきて学ぶこともあると思うので、バネにして頑張ってほしいです。



ローテーションについてですが、今日はバスが出ていなくて、代わりにサクレが出ていました。

まさかバスよりもサクレの方が使えるとバイロンが考えてはいないとは思ってはいますが、

今日はトロントということで、サクレの出身国でもあるので、それもあってのサクレの出場で、

バスはたまたまお休みの日だったと思いたいです。


今日は以上です。

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