#30 クリッパーズ戦 【クリスマスの奇跡は惜しくも起こらず】 [試合感想]
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皆様、良いクリスマスは送られましたでしょうか?
クリッパーズ戦の感想です。まずは試合内容から。
クリッパーズのグリフィンにレイアップを決められますが、クラークソンのパスからヒバートがジャンパーを決めます。
ポールにジャンパー、グリフィンにレイアップを決められますが、ルーのパスからヒバートがダンクを決めます。
ですが、クリッパーズのポールが3ポイントを打ち、外しますが、ナンスJrが周りにリバウンドで競う相手が誰もおらず、楽に取れるはずなのになぜかリバウンドを手で弾き飛ばし、そのボールがゴールに入ってしまい、クリッパーズの得点になるという珍プレーが出てしまいます。
気を取り直して、コービーのパスからヒバートがシュートを決め、レディックにシュートを決められますが、ヒバートがジャンパーを決め返します。
レイカーズの最初の8点はすべてヒバートでした。
ですが、ここからレイカーズはオフェンスに苦しみ、クリッパーズには得点を許します。
クリッパーズのレディックが当たり始め、レディックのジャンパー、ポールのレイアップ、さらにレディックの3ポイントとFT1本、グリフィンの得点やジョーダンのアリウープダンクなどで2ケタ得点差がついてしまいます。
その間、レイカーズはルーのFT1本と3ポイントでしか得点ができませんでした。
レイカーズはラッセルがベンチから出てくると、最初のシュートを外しますが、そこからジャンパー、ジャンパー、3ポイントと、3連続でシュートを決めます。
ですがその間にもポールにジャンパーを決められるし、せっかく得点しているのにレイカーズディフェンスの戻りが遅いのでポールにレイアップを決められたりと、お粗末なシーンも見られます。
ルーが3本中2本のFTを決めますが、レイカーズはラッセルやランドルのTOが出てしまい、なかなかシュートまで行けません。
クロフォードやプリジオーニにシュートを決められ、結局10点ビハインドで1Qを終えます。
2Qはクロフォードにジャンパーを許してのスタートになります。
ですが、今日好調のラッセルがランドルのキックアウトから3ポイントを決めると、クラークソンもFT1本を決めます。
クロフォードにFTを決められますが、ラッセルがジャンパーを決め返します。
ラッセルは最初の1本のシュートを外して以降、これで5連続でシュートを決めます。
クロフォードにジャンパーを決められると、クラークソンのTOからクロフォードにシュートまで行かれ、ファウルをしてしまい、FTを決められます。
ここで、最初の3本のシュートを外していたコービーがジャンパーを打ち、今日初めての得点を挙げます。
ですが、ここからポールに連続でジャンパーを決まられ、さらに昨年までレイカーズにいたウェスリーに3ポイントを決められます。
余談ですが、ウェスリーが試合に出場するためコートに入ってきても、ファンのリアクションは何もありませんでした。 みんな『誰だ?』と思っていたのかもしれません(笑)
レイカーズはコービーが3ポイントアテンプトのファウルをもらいますが、FTを3本中1本しか決めれません。
レイカーズはチーム全体として、FTが2本に1本くらいしか入りません。もったいないです。
コービーはFTは決まりませんが、トランジションで3ポイントを打ち、これを決めると、次のオフェンスでも3ポイントを決めます。
たまらずクリッパーズはタイムアウトを取ります。
タイムアウト明けにクリッパーズに立て直され、グリフィン、ポール、ジョーダンに得点されます。
その間にレイカーズはクラークソンのジャンパーでしか得点ができません。
終盤にクラークソンがドライブしてタフなショットを決めると、クラークソンは次のオフェンスではファウルをもらい、FTを2本ともしっかりと決めます。
ですが、ポールにフローターと、終了間際にバー・ア・ムーテに3ポイントを決められて、16点ビハインドとなり前半を終えます。
レイカーズは前半、ファストブレイクポイント、セカンドチャンスポイントが共にないという珍しいうえに、尚且つがっかりするような内容でした。
3Qが開始すると、グリフィンにゴール下でシュートを決められますが、コービーが3ポイントを決め返します。
ですが、クラークソンのTOがあったり、バー・ア・ムーテに3ポイント、ポールとジョーダンの連携でアリウープを決められたりと、得点されます。
ここからはお互いバスケットを交換し合い、レイカーズはクラークソンのフローター、コービーのパスからナンスJrのジャンパー、クリッパーズはポールとグリフィンのジャンパーで得点します。
レイカーズはここから、ナンスJrのジャンパー、クリッパーズのTOにより、コービーからクラークソンにパスが渡り、クラークソンがジャンパーを決めると、ナンスJrはさらにジャンパーを決めます。
ところが、ここからレイカーズは悪夢のようなクリスマスになります。
まず、レイカーズはシュートが決まりません。
その間にクリッパーズはレディックの連続3ポイントやポール、スティーブンソン、クロフォードの得点でとんでもないくらい差が開きます。
レイカーズはランドルやラッセルがFTを得るのですが、なんと2人とも1本も決めれません。
結局、上記したナンスJrのジャンパー以降、レイカーズは1得点もできずにQを終了します。
ナンスJrのジャンパーが決まったのが3Q残り4分53秒だったので、レイカーズは5分近くも無得点だったことになります。
なんてこった。
レイカーズは28点ビハインドで4Qを迎えます。
4Qは開始時からウェルタスが出ていたので、“これはもう試合を諦めているな”と思っていたのですが、ここから予想外の展開になります。
レイカーズはバスのダンクに始まり、ランドルのFT、ラッセルのレイアップ、ランドルの連続シュート、ウェルタスのフローター、ランドルの3ポイント、ラッセルやウェルタスのジャンパーなど、怒涛の攻撃を展開し、一気に点差を詰めます。
その間、クリッパーズはことごとくシュートをミスしたり、TOをしたりで、得点はピアースのジャンパーだけでした。
ウェスリーにジャンパーを決められますが、ラッセルの素晴らしいパスからウェルタスがゴール下でシュートを決めると、バスがジャンパー、ランドルがFTを2本決め、残り4分で82対89と7点差まで詰め寄ります。まさかの展開になりました。どうなってるの?
ウェスリーに3ポイントを決められ、10点差にされますが、バスがゴール下で決め、8点差にします。
ですが、コートに戻ってきていたポールにジャンパーを決められてしまいます。
結局、レイカーズの怒涛の追い上げもここまでで、時間もなくなってしまい、勝負はついてしまいました。
4Qの追い上げは素晴しく、クリッパーズはすでにベンチに下がっていたポール、グリフィン、ジョーダン、レディックなどスターターをコートに戻さないといけないほどでした。
クリッパーズのベンチメンバーは恥をかいたと思います。
ちなみにクリッパーズのベンチメンバー時のFG%はデトロイトに次いでリーグワースト2位らしいです。
4Qは開始時にすごく点差がついていたので、ある意味開き直ってプレーできたのが追い上げの要因かもしれません。
ですが、追い上げの勢いが止まらず、クリッパーズのスタートが戻ってきてからもディフェンスで頑張って、楽に得点させなかったのは良かったです。
ですが、忘れてはいけないのは、3Q中盤以降、すごく差がついてしまった原因もベンチメンバーということです。
この3Q中盤以降は、コービーやルーがベンチに下がっている時間帯で、オフェンスでかなり苦しみました。
そしてディフェンスで相手を止めれなかったことも差が広がった大きな要因です。
オフェンスで言うと、試合開始時からもう少しコービーにボールを集めて、ゲームメイクをさせたほうが良いような気もします。
今日のコービーはシュートアテンプトが10本とあまり打っていないうえ、ボールを持つ機会がここ最近5試合ほどと比べ、少なかったです。
コービー任せになるのは良くないですが、コービーにボールを集めて得点をクリエイトしてもらわないと、序盤から劣勢になり、どんどん点差がつく一方です。
ディフェンスですが、インサイドのディフェンスは良かったように感じました。
昨年までのクリッパーズ戦は、グリフィンやジョーダンにインサイドやファストブレイクで好き放題やられ、ダンクされるというシーンばかりでしたが、今日はそんなことなかったです。
特にグリフィンは結構インサイドから押しだしているような感じでした。
これはヒバートの影響が大きかったのではないでしょうか。
逆にアウトサイドや、ポールに対してのディフェンスは良くなかったです。
1Qからレディックに、シュートを連続で決められましたが、レディックについていたルーがスクリーンに引っかかり、レディックがフリーになってしまっていました。
クリッパーズの狙い通りにされていたわけですが、ディフェンスをスイッチするなど、フリーにさせるべきではなかったです。
ポールに対しては、ポールにFTライン付近までドリブルで来られ、パスと見せかけられて、シュートを打たれるシーンがよくありました。
まず、ポールがトップでボールを持ったら、ジョーダンがスクリーンをかけに来て、ポールがスクリーンを利用してドライブしてくるというプレーが多いですが、
ポールをフリーにしてしまったらポールにシュートを打たれるし、スイッチでレイカーズのビッグマンがポールにつくとミスマッチになるうえ、カットインしてきたジョーダンにアリウープをされることもありうるので、かなり厄介です。
これを抑えるためには、まずポールにつくプレーヤー、レイカーズならクラークソンやラッセルがスクリーンに簡単に引っかからず、できる限りポールから離れないのが重要になります。まずはそれが1番です。
ポールをフリーにしない、ジョーダンもフリーにさせず、カットインさせない。
難しいですが、できるだけこれをしないといけないです。
続いては個人です。
・コービー
3Qの中盤以降は試合に出なかったので、出場時間も短かめで、シュート本数も少なめです。
今日は3ポイントが3/5と、確率良く決まりました。
逆にFTの確率が良くないですが、これは肩の影響かもしれません。
脚に関しては今日もあったと思います。
今日、オールスターの第1回中間結果の発表があり、コービーは約72万票近くを集め、2位のゴールデンステイトのカリーを20万票以上離していて、断トツの1位です。イースト1位のレブロンが約36万票なので、コービーの数字は驚異的です。
コービーはこのことについてインタビューで、『どうなってるんだ?って感じだよ』と言っています。
オールスターにスタートで選ばれるのはほぼ確実ではないでしょうか。
今日のコービーのハイライトです。全国放送の実況の動画しか見つかりませんでした。
・ラッセル
前半からシュートを確率良く決めました。後半は確率が落ちましたが、シュートを積極的に打っています。
試合後のインタビューの発言を見ると、どうやらスタートに戻りたいみたいです。
4Qの追い上げは見ていて良くやったと思いますが、3Qまでに大差がつくことの方が大問題です。
大差がつくのではなく、もう少し競うような試合が見たいというのが本音です。
余談ですが、私はクリッパーズが嫌いです。理由はたくさんあります(笑)
今日は以上です。
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