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#22 ティンバーウルブズ戦 【来シーズンからはこんな感じか】 [試合感想]


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ミネソタ戦の感想です。まずは試合内容から。


前半は点の取り合いとなります。

出だしにミネソタのマーティンにジャンパー、ガーネットとタウンズにジャンパーを決められますが、

レイカーズはコービーのジャンパー、クラークソンのジャンパーとレイアップですぐに追いつきます。


マーティンのジャンパーと、ルビオのFTで得点されますが、コービーがトランジションで

3ポイントを入れ返します。


ここからはお互いが交互に得点していきます。

レイカーズはルーやコービー、クラークソンが、ミネソタはタウンズやウィギンスが主に得点していきます。

両チームともかなり確率良くシュートを決めます。


終盤になるとレイカーズはベンチ出場のランドルが連続で得点し、

32対35の3点ビハインドで1Qを終えます。


2Qはサクレのジャンパーでスタートしますが、すぐにシャバス・マハメドにシュートを入れ返されます。

ですが、レイカーズは相手のテクニカルで得たFT1本をヤングが決めると、ランドルもFTを

2本と決めます。

マハメドにレイアップを入れられますが、コービーがジャンパーを返します。

ですが、ここからラビーンのジャンパーに、べリンツァのレイアップ、マハメドのダンクで

連続得点を許してしまいます。


ここからはまた得点の取り合いが続きます。

レイカーズはサクレのジャンパー、ルーのジャンパー、クラークソンのレイアップや

ファストブレイクでルーのレイアップ、ルーとコービーのジャンパーなど、

ミネソタはウィギンズのダンクや、タウンズのポストからのシュート、マーティンのジャンパーや

タウンズのフックシュートなどで得点し、

57対59の2点ビハインドで前半を終えます。

前半はレイカーズのFG%が60%、ミネソタが58.7%と両チームシュートがよく入りました。


3Qが始まると、ミネソタにランを許してしまいます。

ですがレイカーズもヒバートの得点や、ルーの3ポイントで付いていきます。


ここから、ミネソタはタウンズの得点やマーティンのFT、タウンズのオフェンスリバウンドからの得点や、べリンツァのチップインなどで得点します。

その間、レイカーズはヒバートとルーのFTのみの得点となり、少し差が開いてしまいます。


ですが、ラッセルがトランジションでファウルをもらいつつレイアップを決め、

さらにラッセルはジャンパーと3ポイントも決めて差を縮めます。

レイカーズは3点ビハインドで3Qを終えます。


4Qが開始すると、ミネソタのマーティンに3ポイントプレーを決められますが、

レイカーズはヤングの3ポイント、ランドルのコーストトゥコーストでのレイアップ、

ヤングのジャンパーで一気に逆転に成功します。


その後はマーティンに3ポイントを決められますが、ラッセルからゴール下のサクレに

素晴しいパスが通って、サクレがダンクを決めます。

さらにヤングがジャンパー、ランドルがゴール下で得点します。


今日好調のミネソタのマーティンに3ポイントをまた決められますが、レイカーズはウェルタスが

3ポイントを決め返します。

さらにラッセルがジャンパーを決めて、99対94とリードします。


ですが、ここからマーティンに3ポイントを決められると、ジェンのFTをはさんで

またマーティンに3ポイントを決められ、逆転されます。


ここからサクレのゴールしてでの得点と、ラッセルが3本FTを決めますが、

ミネソタもマーティンのゴール下での得点や、ジェンのFT、タウンズのジャンパーで

103対110と7点差がついてしまいます。


ですが、レイカーズはここから粘りを見せます。

ラッセルが3ポイントを決めると、ミネソタのウィギンスにFTを2本決められますが、

1オン1からラッセルがまた3ポイントを決めます。

これで2点差としますが、逆にミネソタのタウンズにジャンパーを決まられ、また4点差となります。


タイムアウト明けのオフェンスで、ルーがジャンパーを決め、2点差とすると、

ディフェンスでミネソタを防ぎ、レイカーズボールになります。


タイムアウト明けのオフェンスで、レイカーズはラッセルがボールを持ち、

ウィギンスにマッチアップされながらドライブし、バランスを崩しつつもシュートを打ち、

これがボードに跳ね返って決まり、残り2秒で同点となります。


そのあとのミネソタのウィギンスのシュートを防ぎ、この試合はオーバータイムに入ります。


オーバータイムに入ると、ウィギンスにジャンパー、マーティンに3ポイントを決められ、

先行されますが、ルーが3ポイントを返し、さらにランドルが上手いスピンターンで相手をかわして

ゴール下で決めます。これでまた同点となります。


ルビオに2本FTを決められますが、ヤングがドライブからレイアップを打ち、これを決めます。

ですが、ウィギンスにゴール下で決められてしまいます。


その後、ランドルがドライブし、ダンクに行こうとするのですが、ファウルで止められます。

それで得たFTをランドルは1本決め、1点ビハインドとなります。


その後のプレーで、ウィギンスがドライブを試みるのですが、別のプレーヤーについていたヤングが

素晴しいヘルプをしてウィギンスを囲み、ウィギンスがボールを失います。

ルーズボールを追って、ウィギンスとレイカーズの選手がフロアに飛び込みます。

ここで24秒バイオレーションのブザーが鳴りますが、審判の判定は先にミネソタが

タイムアウトを請求していたという判定となり、残り10秒、ショットクロックは残り0.6秒で

ミネソタのスローインでゲームが開始となります。


ボールを受け取ってすぐにルビオがすぐにシュートを打ちますが、リングに当たらず、

残り9.4秒でレイカーズボールとなり、逆転のチャンスを得ます。


スローインからラッセルがボールを持ち、ドリブルからジャンパーを打ちますが、これが外れてしまいます。

しかし、そのリバウンドをヒバートが取り、ヒバートがシュートを打ちますが、これも外れ、

ゲームセットとなりました。



まず、この試合の内容で、後半はほとんどコービーのことを書いていませんが、

書き忘れているのではなく、コービーは3Qの残り3分45秒にベンチに戻って以来プレーしていません。

ケガか体調不良かと思ったのですが、ベンチにずっといて、チームメイトに動きの確認などを

していたので、そうではないです。


試合後の情報によると、コービー自身がバイロンに

『彼ら(若手)にプレーさせてやって』と進言したようで、それで4QとOTの出場がなかったみたいです。


正直な気持ちを言うと、私は4QとOTを見ていて、複雑な気持ちでした。


というのも、コービーが試合に出ずに、若手達や、コービー以外のプレーヤ―で

プレーしているのを見ると、『来年からはこうなるんだな』と何か物足りなさを感じる半面、

別のチームの試合を見ているかのような新鮮さを感じ、なんとも言えない感情でした。


それに、1点差を争う最後の場面では、シュートを打つ、打たないは別にしても、

“コービーを出して”と思いましたね。


頭の中では、今シーズンはプレーオフ進出も厳しいし、若手の育成に焦点を当てた戦い方を

しなければいけないのは分かっているのですが、試合が始まり、1点を争う場面だったり、

勝てる可能性がある試合ならば、若手の育成は置いておいて、勝ちに行くべきだとも思います。


選手たちがプレーしている目的は“その日の試合に勝つため”ですからね。

勝てそうなときは勝ちに行く采配をしてほしいとも思いました。


だから、なんというか、不思議な感情が湧く試合でした。

皆さんはこの試合をどう感じられましたか?



続いては個人を。

・コービー

上記のとおり、3Qまでの出場です。

前半はかなりシュートタッチも良いし、脚もあったように感じました。

ですが、2Qが終わるのを待たずに、ロッカールームに戻って治療を受けたという情報がありました。

リポートで“general tight”(全身の張り、もしくは痛み)と言っていたので、疲労の影響かもしれません。


試合を見ておられる方は結構お気づきだと思いますが、コービーはベンチにいる際、

他の選手たちと動きの確認をしたり、指導している場面が多く見られます。

今日はベンチにいる時間がかなり長かったので、多くそんな風景が見られました。

ある場面ではベンチのみんなの前に片膝をついて座り、身ぶり手ぶりをしながら指導していました。

本当に素晴らしいリーダーシップだと思います。


ちなみに、最後の場面でシュートを外したラッセルにかけた言葉も印象的で、紹介します。






そして今日のコービーのハイライト動画です。




・クラークソン

感想、というか情報なのですが、前半にウィギンスの足を踏んでしまい、捻挫をしたようで、

コービーと同じように、4QとOTに出場しませんでした。健康なら出ていたと思うのですが。


ですが、前半はかなり調子がよく、どんどんドライブしてレイアップを決めていました。

捻挫は3Qもプレーしていたので酷いものではないと思うのですが。



・ランドル&ラッセル

この2人はある意味ではベンチスタートになって良いかもしれません。

というのは、相手のスタートとあまりマッチアップしないので、比較的楽にプレーできるという点と、

コービー達に遠慮しなくていいという点です。


コービーやヒバートは若手のために遠慮している部分がありますし、ランドルやラッセルは、

逆にコービーに対して遠慮している部分があります。

それはスペーシングの面や、シュートの面など、オフェンス面への影響があったことは確かで、

チームのオフェンスにぎこちなさが感じられたのも、その“遠慮”があったからだと思います。


ベンチから出てきて、コービーやヒバートといったベテランたちと一緒にプレーしていないと

かなり自由にやりたいことができます。例えば、ランドルはボールを持ったらゴールへ向かって、

アタック、アタック、またアタックです。

まるでスペインの牛追い祭りの牛かの如く、アタックし続けます。


ラッセルは、ベンチから出てきてウェルタスと一緒にプレーするので、PGというよりは

SGポジションでのプレーとなります。それもあり、シュートを積極的に打っています。

それが功を奏し、今日もOTまで持ち込む原動力となりました。

今日はランドルとラッセルのハイライトも付けておきます。





・ヒバート

ヒバートに対しては毎試合くらい思っていることがあるのですが、やっと書けます(笑)


成績自体は大したことがないです。ですが、私が素晴しいと思うのは、文句の一つも言わずに

コービーとともに若手のメンターとしていてくれていることです。


正直、ヒバートは今の勝てない状況が嫌なはずだし、オフェンスでも、もっとボールを持って、

シュートも打ちたいだろうし、ハーフコートオフェンスでも自分を生かしてほしいと思っているはずです。


ですが、これぽっちも不満を表に出さず、若手がシュートを決めたら喜び、ベンチから飛び出して

出迎え、フロア上ではディフェンスの指示を出す。

こんなに素晴らしい選手がいるでしょうか?数字よりも、もっともっと評価しなければならない部分が

たくさんあります。


この人には、ぜひとも来年以降も残ってもらいたいです。

コービーがいなくなって、リーダーシップが心配になるので、ヒバートには来年以降キャプテンと

なってもらいたいです。


・ヤング

オフェンスは期待どおりですが、今日はディフェンスでもすごく頑張りました。

上記しました、ウィギンスに対してのヘルプは最高のタイミングでよかったです。

他にもスティールを狙ったり、タフにディフェンスを見せていました。


良いディフェンスをした後にコービーに出迎えられて、笑顔で話していたシーンが印象的でした。

ヤングを見ていると、自然と見ているこちらも笑顔になれます。



本日はこのくらいですが、今日は戦術面に関しては省いています。

理由は、若手の成長にスポットを当てた試合なら、戦術面に関しては書く意味があまりないからです。


今シーズンが始まる前の私の予想では、いくらなんでも昨年よりは勝てるだろうと思っていたので、

今シーズンが始まってから私の記事では戦術面での批評なども書いてきましたが、

今の現状がこんな感じなので。


バイロンはこの試合の後に『今シーズンの後半はもっと若手の育成に傾いていくと思う』

と言っていたので、そうなると正直、勝ち負け、試合の内容もあったもんじゃなく、

昨シーズンのコービーがケガでシーズン絶望となって以降とあまり変わりないです。


そうなると、戦術面にはスポットをあてること自体が無意味です。特にオフェンスは波があるし、

大したチームオフェンスの形もないので、書きたくても書けないです。


なので、若手の育成に焦点を当てた試合が続くようなら、戦術面の批評は書かないことにしていきます。

ただ、本気で勝ちを狙いにいっているな、と感じたような試合では書くようにしていきます。


今後も試合の内容や、個人について、試合を見て思ったことは書いていくつもりですので

よろしくお願いします。

以上です。

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