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#3 レイカーズ vs マーべリックス 試合内容&感想 [試合感想]

ダラス戦の感想です。今日は少し辛口になると思います。


まず、試合内容です。


出だしからレイカーズはダラスに走られます。

ノビツキーやマシューズに連続で3ポイントを決められます。

対照的にレイカーズは誰もシュートが入りません。

なんと0対15というスコアになってしまいますが、

コービーがFTをもらい、3本とも決めてやっとスコアします。


その後はランドルが活躍し、ダンク、ドライブからのシュートを連続で決めます。

さらにランドルはジャンパーも決めます。

この時間帯はランドルがオフェンスをけん引しました。


その後はヤングが3ポイントとFT、

トランジションでクラークソンからバスへ良いパスが通り、

カウント&1にするなど、少し差を縮めて1Qを終えます。


2Qは差を縮めることも、広げられることもなく進みます。


ルーの3ポイントにバスのティップインダンク、

さらにヤングの3ポイントでスコアしていきます。


2Qの中盤以降はコービーの4本のFT、ランドルの3ポイントプレー、

クラークソンの3ポイント、トランジションでランドルのダンクなどで、

スコアし、最後はランドルの外したシュートのリバウンドを

ヒバートが取り、落ち着いてシュートを決めて2Qを終えます。


3Qは前半調子の悪かったラッセルがジャンパーを決めてこの日初得点すると、

こちらも調子の悪いコービーがゴール下のこぼれ球を取ってシュートを決めると、

直後に3ポイントを決めて良い流れになります。


その後、ランドルがシュートを決めた後に、

ラッセルが2連続で3ポイントを決めます。


ですが、ラッセルがせっかく乗ってきたにもかかわらず、

ルーと交代でベンチに下がります。


さらに、ランドルも相手のファウルをもらいつつシュートを決めますが、

その直後にランドルも交代でベンチへ下がります。


するとここからレイカーズはおかしくなります。


まず、ダラスのオフェンスを止めれなくなり、

フェルトンやノビツキーに連続でシュートを決められます、

反対にこちらのシュートはなかなか入らず、点差を広げられ、

3Qを終えます。


4Qに入ると、ルーのフローター、さらに3ポイントでスコアしますが、

なかなか追いつけません。


すると、4Q残り9分以上残したところでコービーとランドルが早めに

戻ってきます。


するとオフェンスが良くなり、

ウェルタスのパスを受けてバスがダンク、

ウェルタスのレイアップ2本、

それに速攻でランドルがボールを運び、バスにパスを出して

バスが豪快にダンクを決めて徐々に追いつきます。

その間は相手のシュートはあまり入りませんでした。


さらに、ルーの3ポイント、ラッセルのジャンパー、

コービーの3ポイントで7点差とし、

ランドルが2本、ルーが2本のFTを決めてついに6点差まで詰めます。


ですが、ここで相手のオフェンスを止めたい時に止めれないのが

レイカーズで、フェルトンとバレアにジャンパーを決められ、10点差に戻され、

そこで勝負ありでした。



今日はディフェンスはいつもよりマシに思えましたが、上述したように

肝心なところで相手のオフェンスを止められないのは相変わらずなので、

その点を考えると悪いと言った方がいいです。


ダラスは今日の試合を見たところ、ジャンプシュート主体のチームです。

『アウトサイドシュートは水もの』とはよく言いますが、

ダラスも例外ではなく、シュートの入る時間帯と、入っていない時間帯がありました。


ではなぜ、肝心な時間帯に相手に得点を許してしまうの?と言われると、

ディフェンスが悪いからです。

特に相手のピック&ロールへの対応が遅く、スクリーンに簡単に引っかかってしまうのと、

その後のヘルプが遅いです。


先ほど書いた、4Qの最後にフェルトンとバレアにジャンパーを決められたプレーですが、

2つとも同じプレーで、トップの位置からのピック&ロールで、FTラインのあたりから

ジャンパーを決められたというプレーでした。

シュートを打った選手は違いますが、同じプレーに全く対応ができていないという証拠です。


あと、ディフェンスで相手を絶対に止めてやるぞ!という意識も見えません。

たまにコービーが、がむしゃらとばかりにディフェンスで動き回る時があり、

マシューズのエアボールを誘った良いディフェンスを見せた時がありましたが、

その時くらいです。



今日はチームのオフェンスにも文句を言います。

レイカーズは3ポイントが多すぎです。

そして打っている割に入りません。

理由はボールムーブがなくて、フリーになっていないのに打ちまくっているからです。


まだ3試合というシーズンが始まった段階で批判はしたくないのですが、

私にはバイロンがどんなバスケットを、オフェンスを展開させたいのかが

全く分かりません。

3ポイントを打ちまくるのがバイロンの目指すオフェンスなのでしょうか?


それに、オフェンスに関して言えば、バイロンがどんな指示を出しているのかも

気になります。


ファーストオプションを誰においているのか? チームとして必殺のセットオフェンスは何なのか?


もう訳が分からないです。


おそらくですが、バイロンはオフェンスに関しては自由にやらせているはずです。

というのも、若手に経験を積ませるために。


『とりあえず若手には自由にプレーさせ、どこまでできるのか見てみよう』

そんな風に考えているのではないでしょうか。


ですが正直に言うと、オフェンスは行き当たりばったりで、

『良いチームオフェンスだ!』と喜べるものはほんのわずかです。

ボールムーブがなく、その証拠にアシストの数が少ないです。


とりあえずやりたいプレーをしてみる→だけど攻めきれない →ボールを3ポイントラインより後ろへ戻す→3ポイントを打つしかない


これの繰り返しです。

それはバッドオフェンスです。


もっとオフェンスを意図を持って組み立てないといけないです。

誰に打たせるのか、スペースをどこに空けるのか、選手の動きはどうするのか、

もっともっとオフェンスを複雑化、動きを活性化させないといけないです。



それと、バイロンの采配に気になる点もあります。

上記しましたが、今日の3Q、ホットになりつつあったラッセルと、

明らかにホットだったランドルをなぜベンチに下げたのか、です。


あのままプレーさせ続けても良かったはずです。若いからミニッツなんて

そこまで気にしなくてもいいし。

ラッセルとランドルをベンチに下げてから、流れをダラスに持っていかれました。


あと、今日の4Q、クラークソンは出場していません。別にケガをしたわけではないです。

なぜかは不明ですが。


若手に経験を積ませるためならクラークソンを出しても良かったと思うのですが、

どうして出さなかったのでしょう?

クラークソンは主力と言っていいと思いますが、4Qにずっとベンチに置いておくのは・・・


今日は疑問だらけです。



続いて選手個人について。

今日は2人しか書きませんが。



・ランドル

本能のままプレーする野獣です。

数年後に経験を積んでバスケットボールIQが備わったらどんな選手になるか

楽しみです。


本当に本能のままプレーしていて、ペリメーターでボールをもらい、

半径2メートル以内にディフェンダーが誰もいないどフリーにも関わらず、

あえてディフェンダーがいるペイント内にアタックしてレイアップを決めるという

野獣ぶりです。


それが良い時もあるし、サクラメント戦のように上手くいかないときもあります。

おそらくシーズン中は波があると思います。


ですがそれはしょうがないことであって、たくさん経験しながらプレーすれば良いです。

いろいろなことを学ぶ時期なので。



・コービー

試合後のインタビューで“I suck right now”と言っていました。

シュートの確率を見ると、コービー自身、そう思ってしまうのは仕方がないことかもしれません。


私にはコービーが悩んでプレーしているように感じます。

というのも、ツイッターでは言いましたが、コービーはサクラメント戦終了後に

『若手の成長のために、1歩引かないといけない。チームが劣勢になった時に それをするのは難しいが、しなくてはいけない』

と言っています。


今日も最初から最後まで劣勢で、コービーには、勝つために自分中心に攻める方がいいかもしれないけど、 若手の成長のために譲らないといけない、というジレンマがあると思います。


そして、シュートが入らないのは自分のシュートタイミングで打てていないからというのが

あると思います。


実際、現状のような行き当たりばったりのオフェンスで、自分にボールが来ても

そのタイミングはコービーのシュートのタイミングではないと思います。

それでも打たざるを得ないのです。

打たないとショットクロックバイオレーションです。

相変わらず、コービーにボールを『捨てている』場面があります。


『ただキャッチ&シュートをする』というのと、『自分のタイミングでシュートを打つ』

のは全く違います。コービーは今現在、自分のタイミングでシュートが打ててません。

それがシュートが入らない理由です。


今日は1つ良いプレーがあって、4Qの終盤に良いボール回しからボールをもらい、

45度の位置から3ポイントを決めたプレーがありました。

あれは『コービーのタイミング』です。

自分のタイミングで打ったシュートは入ります。逆に、そうでなければ入らないです。


若い選手たちや、現在のようなオフェンスの中でプレーしていて、

『自分のシュートタイミング』を見つけるにはしばらく時間がかかるかもしれないです。

ですが、コービーなら今まで通りちゃんと適応して、活躍を見せてくれるのでは

ないかと期待しています。


余談ですが、ダラスにはコービーと同い年のノビツキーがいますが、

チームのメンバーは変わったのかもしれないけど、自分の役割や、

自分のシュートを打つセットオフェンスが相変わらず変わらないノビツキーが

少し羨ましく感じました。


メンバーも、オフェンスも変わって、役割ですら変化を求められるコービーと

あまりにも対照的で・・・



本日は以上です。

今日は不満が多くなってしまい、見ている方を嫌な気持ちにさせてしまったら

申し訳ないです。


早いうちに、良いことばかり書けるようになったら良いのですが。

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