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#7 レイカーズ vs ヒート 試合内容&感想 [試合感想]

マイアミ戦の感想です。

コービーが休養のために欠場し、代わりにメタがスタートしました。


レイカーズはラッセルがジャンパーを決めますが、

マイアミのホワイトサイドにインサイドで連続でスコアされます。

オフェンスリバウンドもよく取られ、インサイドを支配されていました。


レイカーズはせっかくのファストブレイクの機会なのに得点できず、

逆にトランジションでデンに3ポイントを決められ、4対15とリードされます。

レイカーズは毎試合毎試合、試合の入り方が悪いです。


その後はクラークソンがレイアップを決めると、

ラッセル→メタ→ヒバートとパスが繋がり、ダンクを決めると言う良い形がありました。

ですが、マイアミ、特にホワイトサイドにオフェンスリバウンドを取られ、

なかなか追いつけません。

マイアミは序盤だけで7つのオフェンスリバウンドがありました。レイカーズは0です。


ベンチからルー、ナンス、ブラックが出てくると少しレイカーズに流れが傾き、

ルーのパスからブラックのダンク、ルーのFT、さらにルーのパスからナンスのダンクと、

確実にスコアします。

クラークソンのジャンパーをはさみ、Qの最後のオフェンスをルーが3ポイントで締め、

6点ビハインドで1Qを終えます。


2Qは開始からヤングが絶好調で、3ポイントを4本連続で決め、逆転に成功します。

ナンスのジャンパーをはさみ、またもヤングがジャンパーを決めます。


そこからは接戦になり、レイカーズはランドルのレイアップ、メタの連続3ポイント、

マイアミはホワイトサイドのインサイドでの得点や、ウェイドのレイアップでスコアし、

1点のビハインドで前半を終えます。


3Qも前半はレイカーズがスコアするとマイアミもスコアするという流れで進みます。

ランドルのジャンパー、クラークソンのレイアップ、ラッセルのレイアップ、

マイアミはボッシュのフローターやジャンパー、ウェイドのジャンパーなどでした。


ですが、ここからレイカーズはTOが多くなり始めます。

ラッセルがクラークソンにパスを出しているのですが、クラークソンがなかなかキャッチできない

というものが2回ほどありました。


その間にマイアミはデンの3ポイントやホワイトサイドのフックシュート、ウェイドの連続得点などで

スコアし、差が開き始めます。


その後、レイカーズは意外にもメタが連続で3ポイントを決め、その後に2Qにホットだったヤングも

3ポイントを決め、9点ビハインドで3Qを終えます。


4Qの出だしはお互いバスケットを交換しますが、

しばらくしてレイカーズは前のニューヨーク戦同様、ピタッと得点が止まってしまいます。


その間にマイアミはウィンスローのレイアップ、マクロバーツのダンク、

ボッシュの3ポイントにダンクと、差を大きく広げられます。


やっとのことでルーがFTをもらいスコアし、その後ルーが3ポイントを決めますが、

デンに3ポイントを決められ、さらにはトランジションでデンがボールを運んでいて、

レイカーズは誰もデンにマッチアップせず、デンがそのまま楽にレイアップを決めるという

ディフェンスでお粗末なプレーも見られました。


その後、大きく差が開いてしまったので、終盤はガーベッジタイムとなり、

敗戦となりました。



敗因はオフェンス・ディフェンス両方にあります。というか、単に実力がないと言った方が

いいのかもしれないです。

前半はなんとか相手についていくけど、後半はズルズル放されてしまうと言う点に

実力がないということが現れています。


ですが、いくら実力不足だと言っても、改善点は多々あります。


まずディフェンスについてですが、ローテーションミスで相手をどフリーにしてしまうという点や、

それに上記したデンのレイアップの場面なんか論外です。

いかにディフェンスの意識が低いか、です。


相手のチームが流れに乗ってくるといつまでも止めれないのは相変わらずです。

たまにハードファウルをしても良いから止めろ!と思ってしまうほどです。

それくらいの気合いでディフェンスをしてほしいものですが。


オフェンスについては、前のニューヨーク戦の4Qもそうですが、なかなか攻めきれなくなります。

3Qまでは自分のタイミングでシュートを打てていても、4Qになるとタフシュートが多くなってしまいます。

これは前々から同じことを言っていますが、組織的なオフェンスができていないので

ノーマークなど、楽にシュートが打てる場面を作れず、個人技に頼り切ってしまうからです。


個人技が3Qまでは通用しても、ディフェンスのレベルが上がる4Qになると、なかなか通用しないです。

それが第4Qのオフェンスの失速の原因だと思います。


前半はいいオフェンスもありました。

1Qの最初の5本のバスケットにはすべてアシストがついていて、良いパス回しができていました。

ところが、それが4Qになるとなかなかできないです。


ラッセルはルーキーで、上手くゲームメイクできる段階ではないです。

ウェルタスはヨーロッパでプレーしていた分経験がありますが、NBAのレベルとなると

話が変わってきます。


終盤になるにつれ、ガードが上手くゲームメイク出来ないというのは失速の1つの原因ではありますが、

それはシーズンが始まる前から分かっていることなので、チームとしてのオフェンスシステムを

早く構築しないといけないのですが、一向に構築される気配も見られないです。


この調子だと、仮に4Qまでにリードを奪っていたとしても、安全な試合なんて無いです。

コーチ陣に勝つ気がないのなら、今シーズンはずっとこのままだと思います。



続いて、個人を。と言っても、今日は特にいないのですが・・・



・メタ&ヤング

2人とも3ポイントが好調でした。ヤングは終盤まではほとんど外さなかったし、

メタに至っては4/4のパーフェクトです。メタは2009~10シーズンにレイカーズに来た時から

私が見た中で3ポイントに関しては最高のパフォーマンスだったと思います。

めったに見られないものを見れた感じです。メタだけに(笑)


ジョークはおいておいて、この2人がこのパフォーマンスでなかったら、レイカーズは

もっと点が取れていなかったはずです。



今日に関しては以上ですが、コービーは背中が痛いそうで、その影響もあっての欠場だったようです。

明日のオーランド戦の出場は明日の朝の体の調子次第ということみたいです。

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