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#12 レイカーズ vs ラプターズ 試合内容&感想 [試合感想]


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トロント戦の感想です。この試合はコービーが復帰しました。

まずは試合内容から。


レイカーズはクラークソンのジャンパーでスタートすると、ランドルのFTをはさみ、

コービーのアシストからラッセルが3ポイントを決め、上々のスタートを切ります。


対してトロントはラウリ―が好調で、3ポイントを2連続で決めます。


レイカーズはコービーが良いディフェンスをし、TOを誘ってからのファストブレイクで

ラッセルからクラークソンのアリウープが決まります。

そしてラッセルはジャンパーも決めます。


トロントはデローゼンとラウリ―が3ポイントを決めますが、

コービーがトランジションで落ち着いてジャンパーを決め、ついていきます。


終盤、トロントはロスのシュートやジョセフのシュートなどで少しだけ点差をつけられ、

6点ビハインドで1Qを終えます。


2Qは開始直後にヤングが2本連続で3ポイントを決め、あっという間に同点になります。

その後、バスがゴール下からシュートを決めます。

レイカーズはこの時点までのFG成功11本のうち、10本にアシストがつくという良いオフェンスを

展開していました。


トロントは好調のラウリ―、さらにパターソンが3ポイントを決めますが、

レイカーズもヤングのジャンパーで付いていきます。


6点差がついている場面で、メンバー交代で、クラークソン、ランドル、ラッセルの若手3人が

コートに帰ってくると、レイカーズはリズムが良くなり、ランドルのジャンパー、レイアップ、

ヒバートのオフェンスリバウンドからクラークソンが3ポイントを決め、

さらにクラークソンのフローター、ラッセルのレイアップなどでトロントに追い付きます。

1点リードで前半を終えます。


後半はランドル対スコラで開始します。

ランドルがFTを2本決めるとトロントのスコラがジャンパーを決め、

ランドルがシュートを決めるとスコラが3ポイントを決めます。


コービーがフェイダウェイを決めますが、トロントはやはりスコラがシュートを決めます。


ですが、ラッセルが3ポイントを決めると、そこからトロントのオフェンスを防ぎ、シュートを決めさせません。

その間にランドルがレイアップを2本連続で決め、7点リードとします。


ですが、この直後にランドルが4つ目のファウルでベンチに下がってしまいます。


スタメンの多くが下がり、ベンチ中心のメンバーになると雲行きが怪しくなります。


まず、レイカーズはスコアができません。せっかくFTをもらっても、2本のうち1本は外してしまいます。


その間にトロントはラウリ―の連続3ポイント、ジョンソンのダンク、ロスの3ポイントなどで

あっという間に8点差をつけられ、4Qに入ってしまいます。


4Qはルーからバスにいいパスが通り、ダンクを決めると、ルーは3ポイントも決めます。

さらにコービーがベースラインから難しいシュートを決めます。


ですがトロントはキャロル、ジョンソンの連続3ポイント、ジョセフのレイアップとジャンパーで

あっという間に16点差がついてしまいます。ここがかなり痛かったです。


残り7分56秒でラッセルとクラークソン、ランドルがコートに戻ると状況は少し良くなります。


ランドルがダンクを決めると、ラッセルが3ポイントを決め、さらにコービーがジャンパーを決め、

9点差と縮めると、メタがハッスルし、オフェンスリバウンドに絡み、そのオフェンスでメタが3ポイントを決めます。

さらにクラークソンがレイアップを決めると、コービーが良いディフェンスからスティールし、

ボールを奪うとトランジションからステップバックのジャンパーを決め、残り1分48秒で6点差まで追い上げます。


レイカーズは4Q残り7分56秒の時点からこの時点まで、トロントの得点をジョセフのFTと

デローゼンのFTとチップインの6点だけに抑えました。


ここで相手のオフェンスを防ぎ、追い上げたいところだったのですが、

デローゼンにスピンターンからレイアップを決められてしまうと、

反対にクラークソンのレイアップは相手にブロックされてしまいます。

コービーの3ポイントも外れてしまい、レイカーズは逆に点差をつけられてしまい、

勝負は決まりました。



今日はベンチメンバーのプレーの出来が勝負を分けてしまったと言って良いと思います。











スタートはみんな良くやっていると思います。特に得点面ではクラークソン、ラッセル、ランドルが

引っ張りました。


ですが、ベンチ中心のラインナップになると、得点が止まったり、相手にやられたりします。

特にオフェンスでは、ボールムーブがなくなり、ガードのルーばかりがボールを持っている

状況になってしまうことが多いです。ルーは本職でないPGをさせられているので、

これはしょうがないのかもしれませんが。


後は、相手の3ポイントに対するチェックが少し甘かったかもしれません。

ロウリーが当たっているのに、チェックが甘かったですし、

トロントのボールムーブになかなか対応できず、フリーを作られて3ポイントを決められてしまいました。

3ポイントをもう少し防げたら、もう少しいい勝負になったのではないでしょうか。

ここは残念でした。



続いては個人を。


・コービー

以前、バイロンが『コービーがいることでオフェンスが落ち着く』と言っていました。

コービーがコートにいるとオフェンスに安定感が出ますし、プレーの幅が広がります。

これは数字に表れないことですが、素晴らしいことです。


プレーを見ていると、若手にプレーさせようとしているのが良く分かります。

ボールを良く回すし、若手にスクリーンもよくかけに行きます。

ランドルがボールを持ったときにはランドルのためにスペースを空けようと

3ポイントライン外まで下がっていきます。

若手を成長させたいという思いがすごく表れています。


シュートに関してですが、2ポイントのシュートは確率良く決まります。3ポイントが入りませんが、

これはタイミングの問題だと思います。それに、コービーのシュートが入らないからと言って

足を引っ張っているわけでもありませんし。コービーはシュートが入らなくても他のことで貢献しています。


ディフェンスへの意識が高く、果敢にスティールを狙っていて、相手がボールを失う場面がありました。

また、3Qにデローゼンにディフェンスで付いていたのですが、完璧でした。

ボールを持たせないことを基本に、持たせたとしても良い場所では持たせず、シュートも打てていませんでした。

デローゼンはトロントの中心人物の一人ですし、そのデローゼンに何もさせなかったことで

3Qの序盤にレイカーズがリードを保つ大きな要因だったと思います。


それにしても、今日はなんと37分の出場です。バイロンは何をやっているのでしょうか?

接戦になればなるほどコービーが必要なのは分かりますが、それを見越してミニッツ管理をしなければ

いけないはずです。3Qをもう少し長めに休ませる、4Qの最初は休ませるなど、

もっと方法があるはずです。これでは昨シーズンの二の舞になってしまいます。

バイロンにはミニッツ管理をしっかりしてもらいたいです。


・若手3人(クラークソン・ランドル・ラッセル)

3人とも良くやりました。

クラークソンは後半少しスローダウンしましたが、その分ランドルとラッセルが良くやっていたので

バランス的に問題ないです。前半はチームを良く引っ張りました。


ランドルは久々にいいゲームだったと思います。ゴールに良くアタックしました。

やはりクイックネスがあるので今日のスコラのようにクイックネスがあまりないタイプ相手だと

優位に立てると思います。苦手のFTも今日はパーフェクトでした。


ラッセルはアグレッシブにシュートを打ちました。入る・入らないに関わらず、

アグレッシブにプレーするのは良いことです。意外とリバウンドにも積極的です。

アシストが少ないですが、今の段階では別に良いと思います。



試合ごとに、チームとして成長していることが分かるのは良いことです。

試合に勝てなくても、何かしら良い点があれば、現段階ではそれで良いと思っています。


今回は以上です。

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