SSブログ

#2 レイカーズ vs キングス 試合内容&感想 [試合感想]

サクラメント戦の感想です。

まずは試合内容から。



1Qからサクラメントに走られます。

レイカーズは出だしに3つのTOをしてしまい、

その間にサクラメントにスコアされていきます。


レイカーズはディフェンスが後手後手で、

なかなか相手を止めれません。


その傾向は1Qの終盤により顕著となり、

TOからスコアはされる、

オフェンスリバウンドをとられ、スコアされるなど、

散々でした。


2Qになってもそれは変わらず、

レイカーズはリバウンドが取れません。

レイカーズは苦肉の策でゾーンディフェンスをした時間帯もありましたが、

効果はなかったです。


2Q残り8分でコービーとヒバートがフロアに戻ると、

ケリーのレイアップ、コービーの3ポイント、

ヒバートのオフェンスリバウンドからのダンクなど、

オフェンスは少しいい流れになります。


その後もラッセルの3ポイント、

コービーのジャンパー、FT1本をはさんで

またコービーがジャンパーを決めます。


ですが、ディフェンスで相手を止めれず、点差は全然縮まりません。

それどころか、レイカーズはファウルが多くなり、

ヒバートが3つ目のファウルをしてしまい、ベンチに下がると、

1Q同様にまたインサイドで点を取られてしまいます。

それに、ファウルが多くなっているので相手のボーナスに早い時間帯でなってしまい、

FTで着実に得点されてしまいます。

サクラメントは前半の74点中、44点がペイント内での得点でした。

見ていて、サクラメントはほとんどペイント内でのスコアと、

FTでしか得点していないような感じでした。


3Qに入ると、ランドルが連続でTOをしてしまい、

逆にサクラメントにスコアされ、点差が開いてしまいます。

1Qの出だしもTOを連続でしてしまい、サクラメントに走られたので、

まるでリプレイのようでした。


オフェンスはラッセルの3ポイント、

クラークソンのスティールからのダンクや、ジャンパー、

ヒバートのダンクやコービーのフローターなどでスコアを重ねますが、

相変わらずサクラメントのオフェンスを止めれないので、

点差は縮まるどころかじわじわ広がります。


ですが、3Qの終盤になって、ベンチメンバー中心のラインナップになると

少しレイカーズのランになります。


ケリーのジャンパー、ルーのFT、

ヤングとルーが連続でジャンパーを決め、

さらにクラークソンの3ポイント、

ヒバートのFT、クラークソンのジャンパーなどで

点差を詰めます。

サクラメントはその時間帯、シュートも決まらないし、

TOをして、なかなかスコアができませんでした。


ですが、レイカーズのランで3Qを終えたとしても、

それまでに点差がつきすぎていたので、

3Qを終えた段階で83対102でした。



4Qに入り、セカンドユニットでしばらく戦っていたのですが、

点差は縮まることはなく、

そのままガーベッジタイムとなり、敗戦となりました。



敗因は間違いなくディフェンスで、前半だけで74点

試合全体を通して132点、ペイント内で許した得点はなんと80点、 リバウンドは37対56のマイナス19、

壊滅です。


ペイント内に関して言えば、別にそこまで突破力があるわけでもない

ロンドに好きにドライブされるわ、カズンズにインサイドに入られると、

ファウルをするしかないし、

オフェンスリバウンドからスコアされるわで最低です。


それに、トランジションディフェンスも相変わらずダメで、

レイカーズがシュートを入れたあとのサクラメントのスローインで

ロングパスを投げられ、2秒ほどで楽にスコアされ返すというお粗末なシーンも

見られました。

まるで小学生の試合です。


もっとディフェンスに対しての意識を強く持たないといけないです。


ヒバートがヘルプディフェンスに出た後に、他のプレーヤーが

相手をしっかりとスクリーンアウトしてオフェンスリバウンドを取られないように

しないといけないし、

ディフェンスのローテーションもまだ遅いです。



正直、この試合は選手たちだけでなく、コーチ陣にも責任はあります。

というのも、1Qから試合終了まで、ディフェンスに関して何の対抗策も

見つけることも、することもできませんでした。


セカンドユニットでリバウンドを取られまくってスコアされているのに、

そのままのメンバーでプレーを続けるなんてあり得ないです。

ブラックの投入も遅かったです。2Qの頭から出していいくらいでした。



次にオフェンスについてですが、

少し3ポイントに頼りすぎているところがあるのが気になります。

これは特にセカンドユニット時です。


1Qと3Qの残り5分ごろになると、選手交代でコービーとラッセルがベンチに戻り、

ヤングとルーが出てきます。

そうなると、ガードとスモールフォワードのラインナップが、

クラークソン、ルー、ヤングというメンバーになります。


その時間帯のハーフコートオフェンスがちょっとよくないです。

そのメンバーだとクラークソンがPGということになるのですが、

クラークソンはもともとSGなので、ゲームメイクはあまり良くはないです。


するとアウトサイドでボールを回すだけになり、

最後は3ポイントを打つ、という場面が良く見られます。

これは一種の賭けのようなもので、入れば良いですが、

入らないと悪いオフェンスです。


なので、そのメンバーだったら、クラークソンを入れるより、ラッセルを入れてほしいと思います。

クラークソンが悪いのではなく、ヤング、ルーを同時に起用するなら、

もう一人はゲームメイクのできるPG・・・ラッセルかウェルタスの方が、

オフェンスが上手く機能すると思うからです。


クラークソンは2Qの頭から出て、SGとしてプレーすればいいと思います。

2Qはセカンドユニット主体のラインナップだから、ストレッチだし、

ストレッチすることで空いたスペースにクラークソン得意のドライブで

相手をかき回すこともできます。


特にセカンドユニットは3ポイントに頼りがちなので、ドライブできる人を

入れておいた方がいい、というのもあります。


今日の3Q終盤はクラークソン、ルー、ヤングのラインナップでプレーしていましたが、

3ポイントにそこまで頼っていないことが逆に良かったです。

ミドルシュートなどを確率良く決めていたので、レイカーズの流れにすることができました。


続いて選手個人に関して。


・コービー

今日は喉が痛かったらしく、午前のシュート練習を休みました。

なので、試合中もコンディションは良くなかったと思います。


試合のパフォーマンスは、3ポイント以外は良かったと思います。

3ポイントを除けば、2ポイントの確率は3/4です。


前の試合について書いた記事に対してのコメントで、

『コービーの3ポイントの試投数が多いのはランドルのドライブするスペースを空けるため』

という内容のコメントを頂きました。


『なるほど』と思い、今日コービーが3ポイントを打つ際のレイカーズの

オフェンスの状況に注目して試合を見ていました。


コービーが3ポイントを打ったときの状況の多くが、

ランドルがインサイドにいる時でした。

ヒバートもインサイドにいるので、インサイドは人でいっぱいで、

コービーはポストアップはおろか、ドライブすることも難しいです。


そうなると、ボールをもらったら、3ポイントを

打つしかないです。

打たないと、ショットクロックバイオレーションになってしまいます。


それに、コービーが3ポイントを打つことで、相手のディフェンスの意識を 外に向けさせておくという意味があります。


外から打たないと分かっているなら、相手ディフェンスはインサイドに

集中すればいいだけなので。そうなるとレイカーズのオフェンスは

上手くいきません。


実際に、3Qはその意識付けが上手くいっていたのか、コービーが3ポイントラインの外にいる際に

かなりのスペースが真ん中に空き、ランドルがドライブするレーンができ、

ドライブをしていました。(スコアには繋がらなかったですが)


なので、コービーが3ポイントを打つことで相手ディフェンスの意識を

外に向けさせ、ランドルやクラークソンのドライブするスペースを空ける

ということに繋がるといえます。


実際は、コービーがポストアップした方が、スコアに繋がる可能性は高いと思います。

ですが、それをしないというのは、チームの未来のために、若手に譲っている部分が

あるのではないかと思います。

実際に、今日の試合後に『若手の成長のために、1歩譲らないといけない』

という内容の発言をしています。


2Qにジャンパーを決めたことで、

FGの成功数でシャックを抜いて、歴代5位に浮上しました。



・クラークソン

ドライブは相変わらず有効だし、ジャンパーも確率良く決めていました。

クラークソンを見ていると、若くてドライブができる選手っていいな、と思います(笑)



・ヒバート

ファウルトラブルに苦しみました・・・が、今日はチームディフェンスが

ボロボロで、最後の砦のヒバートがファウルをしてしまうのもしょうがない状況が

たくさんあり、そのせいでファウルトラブルになってしまったというのがあるので、

ヒバートだけの責任ではないです。


ブロックは5本と、頑張りました。

きっとヒバートがいなかったら145点くらい取られていると思います。


・ランドル&ラッセル

ランドルは数字を見れば今日は酷いですが、これも経験です。

ラッセルは落ち着いてプレーして、シュートの確率はいいですが、

もう少しゲームメイクができるようになればいいと思います。

とはいえ、ルーキーなのでまだまだお勉強中です。


・ヤング

安定感を感じます。もともと出場すればある程度スコアできるのですが、

確率が良くなったと感じます。このまま続けてほしいです。


・ケリー

頑張ってプレーしています。

リバウンドの6本はチームトップです。

なのになぜか、『ケリーが出るとリバウンドが取れなくなる』

という事実があります。

もちろん、ケリーだけの責任ではないのですが。



以上ですが、とにかくディフェンスには不満です。

今すぐトム・シボド―をアシスタントコーチにでも雇って、

ディフェンスの改善をお願いしたいくらいです。


とにかくディフェンス!ディフェンス!ディフェンス!!です。


次の試合にはディフェンスの改善したところが見たいです。


いいと思った方はポチッとお願いします。

人気ブログランキングへ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。