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プレシーズン第2戦 vs ユタ 感想 [試合感想]

プレシーズン2戦目の感想です。

この試合は先日の第1戦目よりもはるかに見どころ満載でした。

特に3Qは本当にエキサイティングでした。

試合の詳しい内容はプレシーズンなので今回も省かせていただきます。

シーズンが始まれば書く予定でいます。



チームオフェンスについて


第1戦目よりも良いところがどんどん出ました。

特に良かったのは3Qで、コービーが良いアシストを連発して

ゲームを作っていたところでした。


コービーのノールックパスからクラークソンの3ポイント、

またもコービーのノールックパスからゴール下のランドルのシュート。

そしてコービーとヒバートのピック&ロールからヒバートのダンクなど、

これが今年のレイカーズだと言わんばかりの良い流れのオフェンスでした。


その間に良いディフェンスの後にヤングの3ポイントがあったり、

ランドルのスティールからのダンクなど、

そしてコービーの1オン1でのプルアップ3ポイントで大盛り上がりでした。


この3Qの良い流れのとき、誰ひとりとボールを持ちすぎることなく、

パッシングオフェンスができていたのが印象的でした。


まだ第2戦目でいい形がいくつもあったので、今後はもっと良くなっていくはずです。



ディフェンスについて


1Qはみんなドタバタしていて、後手後手に回っていましたが、

2Q以降は悪すぎるということはなかったと思います。

スティールも多く、積極的なディフェンスが見られました。

リバウンドは41対45のマイナス4ですが、

オフェンスリバウンドでは14対13でわずかですが上回りました。



続いてはプレーヤー個別に感想を書いていきます。


・コービー


試合中にツイッターで

『コービー、あなたがいないNBAは同じNBAじゃない』

とツイートしておられる方がいました。

まさしくその通りだと思わせてくれるプレーでした。


ジャンパー、3ポイント、スクリーンを上手く利用してのフローターなど、

あらゆる方法でスコアをしていました。

また、上記のとおり、良いアシストも連続でありました。


やはりコービーがボールを持っていると、味方の誰かがガラ空きになるので

得点しやすくなります。

その効果は37歳になった今でも健在です。


今の時点でこの仕上がりは順調そのものだと思います。

ちなみに今日は20分の出場でした。



・ヒバート


レイカーズに来てくれてありがとうと言いたいです。

リバウンドは11本でうち6本がオフェンスリバウンドです。


ヒバートを見ていてすごく関心したことが、リバウンドの際には必ず

ゴール下でポジショニングをしっかりと取っていることです。


なのでリバウンドを取れるだけでなく、相手からファウルをもらえますし、

リバウンドに絡むことでその間に味方がディフェンスに戻って、

相手の速攻を防ぐこともできますね。

これはかなり大きいです。



それに、今日はこんな出来事がありました。

3Qにユタのトレバー・ブッカ-がランドルを強く押し、ファウルになったシーンで、

ヒバートがランドルを守るべくブッカ-に詰め寄りました。

そしてブッカ-にヒバートは頭を平手打ちされてしまったのですが、

ヒバートは暴力でやり返したりはせずに、

余裕たっぷりにニコッと笑ってブッカ-を挑発していました。

(結果、ブッカ-は退場に、ヒバートはテクニカルをもらっただけ)


そのシーンを見て、ヒバートは味方を守ろうとする熱血漢でありながら、

暴力をされても怒りに身を任せることなく、冷静な判断ができる人なんだなと分かり、

それだけでお気に入りのプレーヤーになりました。

こんな人はチームに1人くらいは必要な人だと思います。



・クラークソン


見ていてすごく成長が感じられます。

フリーでの3ポイントを決めたり、多少の接触をものともせずに

ドライブからレイアップを決めるなど、かなり良いです。


今日は急きょPGの役割になりましたが、SGもPGもどちらもできるので

便利です。


・ランドル


今日1番印象的だったのは間違いなくランドルです。

1Qよりも2Q、2Qよりも3Qと、試合が進むにつれてどんどん良くなっていったと思います。

ポテンシャルは間違いなくあるので、経験を積むことでより良くなっていくはずです。


前の試合の後にコービーが、この試合の後でもヒバートが

『ランドルはアニマルのよう』と表現していましたが、納得の例えだと思います。

良い意味で、野性的で、本能のままにプレーしているように見えます。

見方を変えれば、プレーに粗さがあるように見えるときがあるかもしれません。

ですが、本能のままにプレーできる人なんて、NBAにそうそういないです。

野性的なプレーこそがランドルの持ち味だと思います。

今後もどんどんやってもらいたいです。



・ラッセル


1Qの序盤にユタのゴべアーと接触した時にフロアに臀部を激しく打ち付け、

ロッカールームへ下がり、その後は試合に戻りませんでした。

試合後のインタビューでは

『試合に戻りたかったけど、(チームの判断で)戻らせてもらえなかった』

と言っていたので、軽症だと思われます。

今後の出場は痛みの出方次第のようです。



・メタ・ワールド・ピース


ついに実戦に登場しました。

試合に出てすぐに相手からスティールをしようとして、ボールをはじき、

ルーズボールを追って観客席まで飛び込んでいました。

見ていて思わず立ち上がって拍手をしてしまいました(笑)


ディフェンスだけでなく、オフェンスにも意外と積極的で、

ポストプレーからシュートを決めたり、ドライブをしてファウルをもらいつつ

レイアップを決めて3ポイントプレーにするなどもありました。


余談ですが、以前メタがレイカーズにいた時は

速攻でレイアップも決められない、どフリーの3ポイントも決められないなどで

『頼むから試合に出ないで!』と思っていたにも関わらず、

今シーズンレイカーズに戻ってきてくれて、試合に出ているのを見ると

うれしいと思うこの気持ちは何なんでしょうね?(笑)



・バス


2Qにフロアに倒れた際に膝を打ったようで、しばらく痛そうにしていました。

その後も試合に出ていたので、大事には至らないと思っているのですが、

一応レントゲン撮影をしたようで、それでもケガの状況が

明確に分からなかったみたいなので、

ドクターの診察を受けるようです。

場所が膝だけに少し心配です。


プレーについてですが、本当に堅実でFGは4/4のパーフェクト、

3人に囲まれながらもゴール下でシュートを決めるなど、

フィジカルの強さが際立っています。

このような選手がベンチから出てくるのは大きいです。



・ルー&ヤング


役割が似ていて、偶然にもシュートの打った本数、成功数ともに一緒だった2人です。

ルーはファウルをよくもらうことができるのでFTで確実に得点することができます。

それに、FTの確率も素晴らしいです。(12/12のパーフェクト)


ヤングは難しいステップバックジャンパーを決めるなど、個人技はさすがです。



・フレイジャー


初登場の選手です。

キックアウトパスをもらい、きれいに3ポイントを決めたプレーがありました。

まだどんなプレーヤーかは分かりませんが、おそらくはシューターでしょうね。

バックアップSGのポジションをジャバリ・ブラウンと競うと思います。




今回は以上です。

今回の試合でもアップショウが出場しませんでしたが、

スコットHCによると、この試合で出番がなくても次には出場させると

言っているようなので、次の試合くらいにはプレーが見られるのではと期待しています。

プレシーズン第1戦目 vs ユタ 感想 [試合感想]

プレシーズンゲーム第1戦、ユタ戦の感想です。

プレシーズンゲームでは勝敗はもちろん関係ありませんし、

オフェンス、ディフェンスともにまだ完成度が低いのは当たり前なので、

良かったところや、気になったところを少し書くくらいにします。

試合の内容もプレシーズンは省きます。



今日はオフェンスでは

“シュートが入らない”

この一言に尽きます。


レイカーズリポーターのマイク・トゥデルのツイートにもありましたが、

疲れが溜まっていて脚がなく、その影響のようです。


どうやらスコットHCのトレーニングキャンプは結構ハードらしく、

今年加入したマルセロ・ウェルタスは

『今までの練習の中で1番ハード』

と言っていましたし、

昨年もトレーニングキャンプ時に同じような発言を誰かが言っていました。

(コービーもすごくハードだと昨年に言っていたような・・・)

どうやら、ランニングがすごく多いみたいです。



ディフェンスですが、いきなりヒバート効果が感じられました。

インサイドにドライブしてきても、ヒバートが手を挙げて立っているだけで

レイアップを外してくれます。

ヒバートの高さはかなり効果がありそうです。

リバウンドに関しても、チームとして数字では負けていますが、

こちらがシュートをユタよりも17本多く打っており、

それでいてユタよりも成功数が低いので仕方がないです。

(ユタは試投数73本 成功数27本、レイカーズは試投数90本 成功数26本)

特別、オフェンスリバウンドを取られているという印象もなかったです。



続いて、気になったプレーヤー個別に感想を書いていこうと思います。



コービー

本当ならまだゲームに出なくてもいいのですが、

『ファンがわざわざ見に来てくれるのに試合に出ないのはクールじゃない』

と本人が言っており、出場しました。

1Qのみ、12分の出場でした。

実戦は1月に肩をケガして以来ですし、実戦感覚を取り戻すためにも

出場するのは良かったと思います。

ファンもうれしいでしょうし。



ヒバート

間違いなくディフェンスの要です。

手を挙げて立っているだけで相手がレイアップを外してくれるので、

相手にとっては驚異のはずです。

リバウンドも21分の出場で10本です。しかもオフェンスリバウンドが5本。

昨年もディフェンスが本当に良くなかったので、ヒバートがいるだけでも

ある程度の改善が見込まれます。



クラークソン

チームで1番アクティブに動いていました。

スティールからのダンク、相手のシュートをブロックしてからの

ファストブレイクでのレイアップなど、良いところが見られました。

今年も良い活躍をしてくれればいいと思います。



ラッセル

ファストブレイクでのパスさばきには素晴らしいものがあります。

シーズンが進むにつれて味方との連携がうまくいき始めると、

良いパスがもっと見られるのではないでしょうか。



ランドル

この時点では評価はしませんが、少し心配しているのがランドルです。

というのも、サマーリーグ同様に孤立したプレーが目立っています。

ボールを持ったら1オン1を仕掛けるというプレーの連続で、

オフェンスの流れが少し止まってしまいます。

その点が少し気になります。

やりたい、やりたいという気持ちは理解できますが・・・

リバウンドは7本と頑張っていたと思います。



ルー

ルー・ウィリアムスと書くのも面倒なので、ルーだけ書いていこうと思います(笑)

この試合で1番印象に残ったのがルーではないでしょうか。

相手にファウルされながらもジャンパーを決めたり、

華麗なドリブルからのうまいフローター、など良い活躍でした。

『俺はこんなプレーヤーだぞ!』とファンにすごくアピールできたなと感じました。



ヤング

前半はベンチからの出場でしたが、後半はコービーが出場しなかったので

スタートで出ました。

ルーとプレースタイルが被っていると感じていたので、一緒に出て大丈夫なのかと

心配していたのですが、見事に共存していたと思います。

どうでもいい話ですが、髪型が斬新です。



バス

実は私のお気に入りです。

身長はないですが、ゴール下で無理な体勢からパスを受けてもダンクで

フィニッシュできるだけの身体能力や、ミドルレンジも打てるシュートレンジの

広さがあります。フィジカルにも強いはずです。

ランドルと先発の座を争うのではと思っているのですが、メンバーを考えると

バスの方がいいのではと思っています。



サクレ

なぜブラックやアップショウよりも先にベンチから出てくるのでしょうか?



気になったのはこのくらいです。

まだ試合に出ていない選手も何人もいるので、どんなプレーを実戦でするのか

見てみたいですね。


すでに何人かケガ人が発生していますが、ケガ人は最小限に、

特に主力にケガ人が発生しないようにしてもらいたいです。

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