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#1 レイカーズ vs ティンバーウルブズ 試合感想 [試合感想]

レイカーズ、開幕戦の感想です。

まぁ、一言で言うならば、

『若いチームだとこうなっちゃうのか』

という感想です。

ミネソタも若いチームですが。



試合内容を簡単に。


1Qは出だしにミネソタに走られますが、レイカーズはクラークソンのシュートや

コービーのシュート、ランドルのダンクなどでついていきます。


メンバーが変わり、ヤングとルーが出てきたあたりから、レイカーズの流れになります。

ヤングとルーが次々とシュートを決め、逆にミネソタはセカンドユニットになったあたりから

スコアできなくなりました。


1Q終了間際にはヤングがハーフコートラインを少し超えたあたりから

ブザービーターの3ポイントを決め、最高の形で1Qを終えます。


2Qはウェルタス、ルー、ヤング、バス、ケリーというプレシーズンと同じ

セカンドユニットでスタートします。

相変わらずルーとヤングは好調で、シュートを決めてチームを引っ張ります。


8分を切ったあたりにコービーがコートに戻ってくると、

コービーがスパークします。

連続クロスオーバーからのジャンパー、3ポイント、再びジャンパーと、

シュートを連続で決め、どんどんミネソタを引き離しはじめます。


ラッセルのジャンパーやクラークソンのFTをはさみ、

さらにコービーが3ポイントを決め、ハーフを9点リードで終えます。

コービーはこのQ11点でした。


3Qに入ってもオフェンスは好調で、ランドルのカウント&1、

コービーのファウルをもらいつつジャンパーを決めるカウント&1、

さらにコービーの3ポイントなどでリードを広げます。


ヒバートもファウルを良くもらい、FTで確実に得点します。



3Q残り4分の段階で85対70とリードしていたのですが、

ここからリズムがおかしくなってしまいます。



まず、ディフェンスで相手をとめれなくなり、

簡単にドライブされたり、ファウルを多くしてしまいFTで得点され、

徐々に点差が詰まってきます。


するとオフェンスもおかしくなり、ボールムーブがなくなり、

選手の個人技に頼ってしまうようになり、スコアが止まってしまいます。

なんとかヤングが2本連続で3ポイントを決めたのと、ルーがシュートを決め、

7点リードで3Qを終えます。


4Qもレイカーズはおかしいままで、シュートは入らないし、

相手の得点も止めれないわで、残り7分を切ったところでついに同点、

さらに逆転されてしまいます。


ルビオや、ミネソタの88番(名前が読めません)にスコアされ、

引き離されてしまいます。


レイカーズはコービーのFTやランドルのレイアップで何とかついていこうとします。


残り19秒、4点差の場面でルーが3ポイントを決め1点差とし、

直後のミネソタのオフェンスでスコアさせず、残り4.2秒でレイカーズボールになります。


最後のオフェンスで、コービーがシュートを打つだろうと思っていたのですが、

コービーはサイドラインからスローインして、ルーにパスを出し、

ルーがドライブしてフローターを放ちますが、

外れてしまい万事休すとなりました。


以上が簡単な試合内容です。



敗因はディフェンスです。


ミネソタのルビオは28点・14アシスト、得点はキャリアハイだそうです。

さらにルビオはTOを1つしかしていません。


ルビオは開始から最後までジャンパーが好調で、最後まで止めれませんでした。

チーム全体としてルビオにプレッシャーをかけないといけなかったと思います。

得点もされ、アシストも自由にさせるべきではないです。

せめてどちらかにしないと。


1度相手の流れにさせてしまうと、なかなか止めれないです。

ディフェンスでストップさせないといけないのに、それができないので

いつまでたっても止めれません。ここは要改善です。



3Qの後半からはオフェンスも良くなかったです。

セカンドユニットはストレッチ4の形のオフェンスになるので、

どうしても外からのジャンパーが中心になってしまい、

入らないと厳しいです。

それに、ケリーとバスのインサイドは高さがないので、

どんどんドライブされてスコアされました。

これがストレッチの弱点ですね。

悪い面が出てしまいました。


4Qもボールの動きがなくなってしまい、コービー任せになった時間帯も

ありました。

終盤は良い形からシュートを決め、追いついてきただけに、

4Q序盤~中盤のスコアできない時間帯がもったいなかったです。



若い選手が多いので、調子が良い時は良いけど、 悪くなるとズルズルいつまでもいってしまうという点があるのかなと感じました。

そこはこれから学んでいくことだと思います。



もちろん、良いところもありました。

前半はボールムーブが良く、確率良くシュートを決めていましたし、

111点も取っているので、オフェンスは大して問題ではないです。


さらにリバウンドで51対39と圧倒しています。

ランドルとヒバートが頑張ったのと、意外とセカンドユニットでは

ケリーが床に倒れつつもリバウンドを拾いに行っていました。

取れなかったとしても、取りに行かないよりはマシです。



続いては気になった選手個人について。



・コービー

2Qから3Qにかけて好調で、ジャンパーや3ポイントを連続で決めていました。

4Qにシュートは入りませんでしたが、チームオフェンスの形が良くなかったうえに、

みんなシュートが入らなかったので仕方ないかもしれません。


動き自体は良く、フットワークも良かったです。

3ポイントを13本と、かなり多く打っていますが、

今年はこのようなスタイルで行くのかもしれませんね。

プレシーズンも3ポイントの試投数がいつもより多かったですし。

ボールハンドリングをする必要がなく、昨シーズンまでと比べて楽だと思います。


ちなみにこの試合、コービーは2つの記録を樹立していて、

まず開幕戦でプレーしたことで1つのフランチャイズで 20年連続でプレーした史上初の選手になりました。


さらに、この試合中にレギュラーシーズン&プレーオフの出場時間で

ウィルト・チェンバレンを抜き、歴代4位の記録となる55,419分

を達成しました。(試合終了時にはもっと増えているはず)


偉大な記録がどんどん増えていきます。


・ヒバート

インディアナがなぜヒバートのように基本通りに動き、

ディフェンスも良く、情熱を持ってプレーする人をスケープゴートにしたのか

意味が分からないです。

そのくらい良い選手です。


プレシーズン中の感想でも言いましたが、味方がシュートを打った際に

しっかりとリバウンドのポジションに入るので、オフェンスリバウンドも取れるし、

取れなくてもファウルをもらえます。

それに、218センチのビッグマンなのにFTが10/10のパーフェクトです。


ヒバートがいない時間帯にインサイドで得点されやすいことが表す通り、

ヒバートはディフェンスにおいて本当に必要な選手です。



・ランドル

ランドルらしくプレーしました。リバウンドも頑張りました。

KGとトラッシュトークでやり合っていた時も、引いていなかったので良かったと思います。


・ラッセル

仲良しのミネソタのタウンズは良い活躍をし、数字的には少し置いていかれたような

感じですが、まだまだこれからです。

落ち着いてプレーできていたと思います。


・ヤング&ルー

ベンチから出てきてチームに勢いをつけた2人です。

ヤングは昨シーズンまでよりもシュートセレクションが良くなったし、

ルーはシュートも入るうえに、ファウルももらえるので良いです。

このまま活躍を続けてほしいです。



この試合に関してはこのぐらいですが、

最後の場面、やはり、コービーに打ってほしかったです。

コービーが最後決めて、逆転で勝ったなら、最高のスタートが切れたのですが。

残念でしたね。



次はサクラメント戦です。

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