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72試合目 ナゲッツ戦【オフェンスまずまず、ディフェンス壊滅】 [試合感想]


デンバー戦のハイライトです。

この試合もコービーは出場しました。バイロンによると、コービーは残り試合はすべて出場するつもりでいるとのことです。


試合内容は簡単に。

1Qの序盤から中盤はクラークソンやコービー、終盤はルーの活躍で1Qを7点リードで終えます。
クラークソンは1Qだけで11点、コービーも8点、ランドルは得点は2点でしたが、1Qだけで6リバウンド5アシストをマークしていました。


2Q中盤にデンバーに連続17得点を決められ、あっさりと逆転されてしまいます。それが響き、レイカーズは12点ビハインドで前半を終えます。
レイカーズは前半のFG%が33.3%、デンバーはちょうど50%でした。データとして大きく差がついていたのはベンチポイントで、レイカーズ13点に対し、デンバーは34点もありました。


3Qは序盤に連続6得点を許し、早くも18点差がついてしまいます。
ですが、コービーが3本の3ポイントを決め、さらにジャンパーも決めて点差を詰めると、Q終盤はベンチメンバーが活躍し、6点差にまで詰めて4Qに入ります。


4Q序盤に4点差にまで詰めるのですが、ここからデンバーに17対4のランを許してしまい、逆に点差が17点にまで広がってしまいます。
その後、ランドルの得点や、コービーのレイアップ、3ポイントプレーなどで得点するのですが、デンバーにも得点されるので差は縮まらず、敗戦となりました。


この試合はディフェンスがまずかったです。
オフェンスリバウンドを13本取られ、ペイント内で62点も許してしまいました。

特にやられていたと感じたのは、セカンドユニットでプレーしている時間帯で、デンバーのヌルキッチやラバーンに活躍を許してしまいました。レイカーズはセカンドユニット時はバスがCでプレーするため、インサイドの高さがないです。弱点を突かれてしまいました。
また、こちらはアウトサイドの選手ですが、オーガスティンにもやられました。オーガスティンにはレイカーズ戦はいつも活躍されているような気がします。


オフェンスについてですが、こちらは良かったと思います。2Qがまずかったですが、それ以外は機能していたと思います。

スタートでプレーしている時は、スクリーンを利用してコービーがボールをもらい、3ポイントを打って決めるようなシーンもありましたし、割と自由にオフェンスをしているような時も、上手くフィニッシュまで持っていくプレーが多かったです。ランドルがよくボールを回していたのも、オフェンスが上手く回っていた一因でした。

ただ、セカンドユニットの方がオフェンスの動きが活発で、ボールムーブが良いような気もします。これはウェルタスが上手くオフェンスを組み立てようとしていることと、バスとナンスJrがスクリーンを頻繁にかけに行くなど、アクティブに動いていることが大きいと思います。オフェンス時に多くのプレーヤーが活発に動き回っていると、どこかでフリーになる選手が出てきやすいです。ウェルタスとのピック&ロールで、バスが結構フリーになったり、ゴール下でボールをもらうシーンが多かったように感じました。



続いて個人です。

コービーですが、今日は良い活躍でした。
アウトサイドのシュートも良く決まったうえに、今日はドライブからの得点が多かったです。
今シーズンずっと見てきましたが、コービーがこんなにドライブをするのは珍しいです。コンディションが良かったのかもしれないです。

今シーズン、コービーはどういうわけか、明らかにファウルのようなプレーでもファウルのコールを得ることができません。今日もシュート時にコンタクトがあるものや、3ポイントを打った際に明らかに腕を叩かれているものなど、見逃されているプレーがたくさんあります。レフェリーのコールもゲームの一部と言えばそうですが、ここまでコールがないシーズンは初めてかも知れないです。ちゃんとコールされていればもっとFTで得点できていると思います。

今日の試合が終わり、コービーのプレーを見ることができる試合は残り10試合です。しかも、その中の何試合に出場するかは分かりません。コービーは残りの全試合にプレーするつもりでいるとのことですが。
いよいよカウントダウンが近づいてきています。

今日のコービーのハイライトです。



ランドルですが、今日はキャリア初のトリプルダブルの活躍でした。マジックジョンソン以来の選手では、最年少のトリプルダブルの達成だったそうです。

アシストはボールのつなぎ役となり、フリーになった選手を見つけてパスを出してアシストになったものが多かったです。
長年レイカーファンの方には、まるでラマー・オドムのように見えたのではないでしょうか?リバウンドを取った後に自分でそのままボール運びをするところなど、似ている部分がありますよね。

チームのオフェンスに関して、今まで、ランドルがボールを持った際にボールムーブが止まってしまっていた部分があるのは事実です。ですが、今日のようにオフェンスでボールのつなぎ役にもなれることを証明できたので、そのような場面が増えると、チームとしてもボールムーブが増え、いい形でシュートが打てる機会が増えるのではないでしょうか。今日のランドルは賢くプレーすることができていたと思います。


クラークソンですが、1Qから3ポイントが大当たりでした。その後はドライブからのレイアップやフローターなど、クラークソンらしくプレーできたと思います。シュートの確率も良かったですし、このくらい活躍すれば十分だったと思います。

ただ、クラークソンの課題はディフェンスで、特に相手のスクリーンにまともに引っかかってしまっている場面がしばしば見られます。レイカーズは全体的に相手のP&Rへの対応が下手なので、まずスクリーンに引っかからず、うまくボールマンについていくようにしないといけないです。


ラッセルですが、2Qの中盤に右足首を捻挫してしまい、その後はプレーしませんでした。自力で歩くことができず、チームメイトに抱えられてロッカールームへ行かないといけないほどだったので、ケガの具合が心配されましたが、レントゲン検査の結果は異常なく、中度の捻挫とのことです。
次のワシントン戦にプレーできるかは分からず、とりあえず様子を見るとのことです。


久々にヒバートについてですが、私はヒバートはどうしたらいいものかと悩んでいます(苦笑)
というのも、まずプレー時間が少ないですし、プレーしている時間帯でも、決して存在感があるような、良い活躍をしているとは言い難いです。
もちろん、若手中心のチームで、出場時間にこだわっていないことや、チームの戦略として、ヒバートを生かすようなセットなどがないことも、活躍ができない原因だと思います。

リーダーシップや、相手を挑発するようなしぐさ(ミスした相手の前でわざとらしく手をたたくとか)など、チームにとって必要な存在ではあると思うのですが、チームの戦力という面で考えると、もっと動けてアウトサイドがあるセンターの方が良い気もします。
ヒバートの今オフの動向はどうなるのでしょうか。


今日は以上です。

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71試合目 サンズ戦【後半に息切れ】 [試合感想]

サンズ戦の感想です。

この試合もコービーは出場しました。昨日の試合で左脛を打撲したラッセルもスタートで出場しました。


試合の内容は簡潔に。

前半、レイカーズは2Qの中盤まで多くの時間でリードを保っていましたが、2Qの終盤にサンズに連続得点を許し、同点で前半を終えることになります。
レイカーズの前半のFG%は43.9%、サンズは43.5%と互角でしたが、レイカーズはチームのアシスト数がわずかに4個しかありませんでした。


3Qはサンズのアウトサイドシュートが大当たりで、どんどん3ポイントを決められます。ナイトやブッカ-にも得点され、一時14点ものリードを許してしまいます。
レイカーズはランドルがオフェンスリバウンドを取ってからの得点や、FTを決めていました。9点ビハインドで4Qに入ります。

4Qはベンチメンバーとラッセルの活躍で点差を4点差にまで詰めますが、そこが限界で、逆にサンズに連続得点を許してしまい、点差が逆に広がってしまいます。
終盤にコービーが連続で3ポイントを決めるなど、見せ場がありましたが、時すでに遅しで、レイカーズは敗戦となりました。


はっきり言って、この試合でチームとして良いところは全くないです。
オフェンスに関してはチームで作ったものはほとんどありません。3Qを終えた時点でチームのアシスト数はわずか6本でした。内訳はコービー、クラークソン、ルーの3人が2個ずつで、ラッセルは3Qまでアシストがなかったです。

チームとしてのオフェンスの動きもほとんどなかったです。特にサンズがゾーンディフェンスを敷いた2Q終盤と3Q序盤は本当に酷く、ボールを持った人以外の4人の動きが全くなく、オフェンスが全く機能していませんでした。相手がゾーンディフェンスを敷いた時こそ、フロアを広く使い、ボールムーブを良くする必要があるのに、それが全くできていませんでした。

コービーがポストでボールを要求してもボールを持った人が見ていないし、ランドルはコーナーの3ポイントラインの外でボールが来るのを動かずにひたすら待っていました。そんなところでボールをもらったとしても、どうするのでしょうか?

ラッセルにゲームメイクをやってほしいところですが、ルーキーなのでそこまで求めるのは酷です。代わりにコービーがボールを持っていなくても、周りの選手に指示を出していました。
なんとかコービーにボールを渡そうとしていましたが、いかんせんコービーにボールを入れるのが遅いです。ショットクロックの残りが少なくなって、3ポイントラインの外にいるコービーにボールを渡してどうしろというのでしょう?無理にでも打つしかないです。こんなオフェンスなら、早い段階でコービーにボールを渡した方がよほどいいです。

ラッセルが試合後のインタビューで『フロア上でお互いの信頼がなく、組織的なオフェンスを作ることができなかった』と自分を責めていたそうですが、ラッセル一人が悪いのではないです。フロアにいる選手の動き、ボールムーブがないです。
こういう時は新しく取り入れたセットオフェンスを使っても良かったと思います。なぜ使わなかったのかは分かりませんが。


ディフェンスに関しても、前半はまだマシでしたが、後半はアウトサイドシュートへのチェックが遅かったです。選手の足が動いていなかったので、連戦の疲れが出たのかもしれません。


続いては個人についてです。

まずコービーですが、フェニックスでの最後のゲームとなりました。難しいベースライン沿いのシュートや、フェイダウェイ、さらに3ポイントを3本決めるなど、調子はまずまずだったと思います。FGは5/13という数字ですが、ショットクロックが少なくなって仕方なく打ったものや、追いつくために打ったものが何本もあるのでしょうがないと思います。コービーのタイミングで打ったシュートはよく入りました。

どうやらサンズのブッカーのプレーを見るのを楽しみにしていたそうで、試合後にブッカーをすごく褒めていました。サイン入りのシューズもプレゼントしたそうです。



今日のコービーのハイライトです。最後の3ポイントはまるでカリーのよう?


ランドルですが、全体的に見ると良い活躍だったと思います。オフェンスリバウンドを5本も取っているし、そこからの得点が多かったです。ゴール下でフィジカルの強さを発揮していました。
ただ、判断が悪い部分が見られます。具体的に言えば、ノーマークのプレーヤーを見逃してパスが出せなかったり、コービーがポストでボールを要求しているのに見ていなかったりなどです。もっと周りを良く見る必要があると思います。そこは今後の課題になると思いますが。


クラークソンですが、正直言って、あまり印象に残っていないです。13点取っていますが、そんなに取っていたんだ、という感じです。私はどんなプレーがあったかメモを取りながら見ているのですが、それを見返したら、レイアップやフローターなど、ペイント内での得点が多かったようです。ですが、アウトサイドシュートがあまり入りませんでした。疲れがあったのでしょうか?


ラッセルですが、3Qまではあまり良くなかったです。ゴール下でのシュートや、フリーで打ったレイアップも外すなど、疲れがあるのか、昨日のケガの影響なのか、調子がよくなかったです。
それでも4Qに持ち直し、3ポイントやジャンパー、ドライブからのフローターを決めて追い上げの要因となっていました。さらにファストブレイクでナンスJrに素晴しいパスを出すなどもありました。

4Qに入るまでアシストがなかったです。これはラッセルだけの責任ではないですが、ラッセル個人としてみれば、相手がゾーンディフェンスなど、ディフェンスに変化を与えてきたときに、落ち着いてゲームメイクができるようになれば良いと思います。
もう今シーズンも残りわずかなので、来シーズン以降の成長に期待したいところです。


今日のサンズ戦はロードでの試合にもかかわらず、コービーのジャージーを着たレイカーファンが本当に多かったです。
レイカーファン8割、サンズファンが2割ほどだったそうで、アウェーなのにこんなことあるのか、という感じでした。みんなコービーを見に来たのでしょう。


今日は以上です。

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70試合目 グリズリーズ戦【接戦に勝利し、連敗ストップ!】 [試合感想]

メンフィス戦の感想です。

この試合はコービーが3月13日のニックス戦以来、久しぶりに出場しました。


試合の内容はごく簡単に。

前半は接戦でした。2Qの中盤にレイカーズはランを展開しますが、後半にメンフィスに追いつかれてしまい、1点リードで前半を終えます。
前半のレイカーズのFG%は50%と良かったです。ただ、TOが多く、前半だけで14個もありました。ヒバート以外の出場した選手が最低1個はTOをしていて、ミスが多かったです。

3Qはコービーが当たり始め、次々とシュートを決めます。さらにクラークソンも調子を上げてきました。コービーは3Qだけで12点、クラークソンも3Qで11点でした。

コービー、クラークソンの活躍もあり、レイカーズは3Qの終盤に10点リードしますが、メンフィスのランス・スティーブンソンにFTを4本決められると、エンドラインからブラックがボールを転がして入れ、ルーがそのスローインをなかなかキャッチしなかったので、ランスが走ってきてボールを奪い、ゴール下でシュートを決められ、ファウルも受けて3ポイントプレーにされてしまうというボーンヘッドがありました。
点差を縮められ、レイカーズ3点リードで4Qに入ります。

4Qに入ってすぐにメタがファウルのコールがなかったことに腹を立て、立て続けにテクニカルファウルを2つもらって退場になります。4Q残り10分以上残っているのにコービーがフロアに戻る羽目になりました。コービーは3ポイントラインを少し踏んでしまったところからジャンパー、さらに3ポイントアテンプトのファウルを得て、FTをすべて決めます。さらにクラークソンがレイアップで続き、7点差とします。
その後、メンフィスに得点され、2点差になりますが、バスやランドルの得点で突き放します。
その後はメンフィスが得点しても、レイカーズが得点を返す、という形で、メンフィスを振り切り、勝利となりました。


オフェンスについてですが、全体的には良かったと思います。セットオフェンスを多く使っているようには見えませんでしたが、スペーシングも良かったように感じました。
コービーがいると、セットオフェンスに頼らなくても、1オン1でフィニッシュまで持っていくことができるので、セットオフェンスは多くは使わないのかもしれません。
割と個々それぞれが自由にやっているような感じでしたが、今日はそれが機能していたように思えます。


今日は試合の最終盤、コービーがプレーしていませんでしたが、ウェルタスやクラークソンがドライブして、インサイドのバスやランドルにパスをうまく出し、ゴールに近いところで得点をすることができていました。
メンフィスは終盤、バーンズがPF、ランドルフがCとしてプレーしており、フロントコート陣は高さがなく、その部分を上手く突くことができていたと思います。


ただ、TOが多すぎます。それも不用意なパスミスなどが多いです。シーズンのこの段階になって不用意なパスミスが多いのはいただけません。
レイカーズはトランジションディフェンスが悪いので、TOは命取りになる可能性があるので注意しないといけないです。今日は助かりましたが。


ディフェンスについてですが、メンフィス戦はいつもコンリーにドライブでかき回されるのですが、今日はコンリーが欠場で、メンフィスはドライブをする人がいませんでした。
レイカーズにとって相手のドライブに対してのディフェンスというのは課題の一つですが、今日はメンフィスのドライブが少なかったので、助かりました。

ペイントのディフェンスでは、点はそこそこ取られていますが、ランドルフのポストプレーに対してダブルチームに行くなど、積極的なディフェンスも見られました。


続いて個人を。

まずコービーから。
3月13日のニックス戦以来の出場になりました。驚いたことに、休んでいた間はシュート練習もしていなかったそうです。そのせいか、前半はFGが1/7と良くありませんでした。

ところが、後半、特に3Qは素晴しい活躍でした。3QはFGが5/8の12点でした。4Qにも5点追加し、試合トータル20点でした。後半は体の錆つきが取れて、良い活躍でした。

やはりコービーがいるといないでは大違いです。特に1オン1でフィニッシュに持っていけるというところが大きいです。チームオフェンスばかりでは上手くいかない部分もあるし、1オン1をする人は必ず必要です。特にコービーのような1オン1に絶大な実力がある人の存在は大きいです。

さらにコービーが1オン1を始めると、相手ディフェンスが収縮します。1Qにコービーがポストプレーを仕掛けた際にはトリプルチームでディフェンスされていました。その際にはパスをさばいて、味方のオフェンスを楽にしていました。ディフェンスでダブルチームに来ないときは自分でシュートを打てばいいし、臨機応変な対応ができます。チームオフェンスのバリエーションが増えるので、影響は絶大です。

今日は肩にまったく痛みを感じなかったそうで、明日のサンズ戦も“絶対に出場する”とのことです。

今日のコービーのハイライトです。トニー・アレンと一緒になったものですが。コービーだけのものが見つかれば、あとで追加します。



クラークソンですが、良い時のクラークソンが戻ってきました。今日はドライブが多く、インサイドでレイアップを良く決めました。シュートの確率も良かったです。

ここ何試合か悪い試合が続いていましたが、クラークソンは2年目の選手ですが、シーズンをフルでプレーするのは初めてです。昨シーズンはコービーがケガをしてからプレータイムをもらい始めたので、大体半分ちょっとくらいしかプレーしていないです(昨シーズンはプレーしたのが59試合、スタートで出たのが38試合)。なので、少し疲れがあったのかもしれないです。

レイカーズはこの試合まで6日間で1試合しかないという楽なスケジュールだったので、疲れが取れ、今日はフレッシュな状態でプレーでき、それが良い効果を生んだのかもしれません。さらに、コービーがプレーしたという影響も大きかったのではないでしょうか。

注文をつけるなら、ドライブのレーンがまずいことでしょうか。クラークソンはわざわざディフェンダーが密集しているところに飛び込んでいき、TOにしてしまうシーンがあります。前半にもあったし、4Qの終盤にドライブしてボールを奪われてしまうシーンがありました。その時は相手のミスにより事無きを得ましたが、4Q終盤のミスは命取りになる場合があります。
ディフェンダーのいないところを見つけてドライブしたり、ディフェンダーが寄ってきたら早めにパスをさばくなど、対応が必要です。


ランドルですが、インサイドで良く頑張り、確率良くシュートを決めました。最近はミドルシュートを打つ頻度が減り、ほとんどがゴール下での得点やレイアップ、もしくはダンクが多いように思えます。
リバウンドは相変わらず素晴しいし、今日はアシストを5本していることも評価できます。自分がボールを持ったらシュートを打つことばかり考えるのではなく、周りも見ることが徐々にできるようになってきているということです。少しずつそういった部分も成長が感じられます。


ラッセルですが、前半はシュートを確率良く決めていました。ジャンパーが良かったです。

ですが、2Qの中盤にアクシデントで、相手選手と左膝の下付近をぶつけてしまい、倒れこむというシーンがありました。その後プレーを続けましたが、3Qの途中にベンチに下がった後にロッカールームへ下がり、それ以降はプレーしませんでした。左脛の打撲らしいです。
深刻なケガではないようですが、明日のサンズ戦は欠場するかもしれないとのことです。

私がラッセルの気に入っているところはオフボールの動きです。前半にゴール下にカットインして、ウェルタスからのパスを受けてシュートを決めたシーンがあったし、3Qにコービーのシュートが当たり始め、コービーが1オン1を始めると、他の選手3人が動かずに見ているだけになっていたのに、ラッセルはゴール下にカットインしました。そのプレーでコービーはラッセルにパスを出し、ラッセルはゴール下でシュートを打っていました(外しましたが)。
このように、オフボールの動きに素晴しいものがあり、ディフェンダーにとっては少しも気が抜けないプレーヤーなのではないでしょうか。


ウェルタスですが、相変わらず良いパスを出しています。ゴール下にカットインしたラッセルに良いアシストをしたり、終盤にバスにアリウープパスを出すなど、視野の広さが目立ちます。
私はウェルタスとラッセルが一緒にプレーするのも面白いと感じていて、ウェルタスがゲームメイクをすることで、ラッセルの得点力をより生かすことができるのではと思っています。


バスも良く頑張りました。最近バスの活躍が目立ちますが、以前よりもチームとしてバスを上手く使えている印象です。以前はバスにポストでボールを渡して1オン1をさせるようなシーンが多かったですが、もともとバスはそんなプレースタイルの選手ではないです。どちらかというとチームオフェンスの中でフリーでボールをもらってジャンパーを打ったり、ゴール下でダンクするといった、オフボールタイプのプレーヤーです。
ウェルタスが良いゲームメイクをしている恩恵を受けて、フリーになってゴール下付近でボールをもらう機会が増え、活躍が目立つようになりました。良い感じです。


メタですが、やらかしてしまいました(笑)
確かに、今日のレフェリーはコールすべきところでファウルをコールをせず、いらないところでコールをするような、おかしな部分がありました。
ですが、メタが怒ったプレーは正直『そこまで怒らなくても』というようなプレーでした。相変わらずキレたらなかなか収まらないです(笑)まぁ、1シーズンに1回くらいはこういうシーンがあるのも面白いですけどね。
メタが退場した後、メンフィスの選手も笑っていたそうです。


今日は以上です。

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69試合目 サンズ戦【サンズ相手でこの内容?】 [試合感想]


サンズ戦の感想です。

この試合ではコービーが右肩の痛みのために欠場しました。レイカーズは3月16日から21日の6日間で1試合しかないという楽なスケジュールなので、肩を休めるには良かったかもしれません。それにコービーは13日のニックス戦以降休んでいるので、体に負担をかけず、シーズン最終盤に向けて、少しでもコンディションを良くすることができるのではないでしょうか。

前の試合に右目の角膜剥離のために欠場したバスは出場しました。本来、目を怪我した場合は復帰してからはゴーグルをつけるプレーヤーが多いですが、バスはゴーグルをつけてプレーするのが嫌いなようです。何もつけずにプレーしました。


試合内容ですが、書くほどのことは何もありません。3Qまでのゲームは、もう2度とこの試合は見返すことはないと思わせるほど、酷いゲームでした。
4Qはベンチメンバーの活躍で1点差にまで詰めましたが、終盤にナイトにシュートを決められて離されてしまい、敗戦となりました。


まず大問題なのが、スタートのプレーの悪さです。これでニックス戦、サクラメント戦に引き続き、3試合連続でスタートがよくプレーしていないことになります。そんな日がちらほら出てくるのではなく、3試合も連続で悪いとなると、何か問題があるとしか考えられません。

今日はラッセル、クラークソン、ランドルの3人のFGの合計が5/32という数字です。


スタートのプレーに注目して見てみたのですが、どこかぎこちなさ、やりにくさのようなものを感じます。
例えばですが、今日の試合ではレイカーズは新しいセットオフェンスを過去2試合よりも使おうとしているのが分かりました。しかし、そのセットオフェンスも途中で崩れてしまい、逆にボールムーブが止まってしまっているシーンが見られました。私が見る限り、オフェンスを崩していたのはランドルとメタでした。この2人がまだモーションウィークを理解していないのか、オフボールの動きが上手くできていないシーンが見られます。その結果、オフェンスが崩れ、上手くシュートを打つことができていませんでした。

メタはあまり試合にも出ていなかったし、最近までプレータイムももらっていなかったので、しょうがないかもしれません。ランドルはずっと出ているので、しっかりしないといけないですが。これはまた別の話になりますが、ランドルはディフェンスでもヘルプをしなかったりと、集中を切らしている場面があります。


スタートが自分たちで、セットオフェンスなど、考えながらプレーしようとしているのは良く分かります。ですが、考えすぎているように見えるし、上手くいっていないのが現実です。もう少し、セットオフェンスをのことばかり考えず、自由にプレーするのがスタートにはいいのかな、という感じもします。若手が多いですし。


少し見方を変えれば、単なる実力不足という感もあります。スタートで、ヒバートは今シーズンを通してオフェンスで使い道を見いだせていないし、メタはプレーヤーとしてはとうの昔に終わっています。そんな2人がスタートにいるので、オフェンスで苦労するのは仕方がないかもしれないです。

そうなると、残りの3人、ラッセル、クラークソン、ランドルにマークが集中してきます。ランドルのドライブなんか、相手ディフェンダーが2人、3人とヘルプに来ていて、良い体勢でシュートが打てていませんでした。ラッセルのドライブに関しても同様でした。メタやヒバートを放っておいても、何の影響もないと考えられているのかもしれないです。


まして、絶対的な能力を持ったコービーがいないです。コービーは体はボロボロかもしれませんが、未だに1オン1でフィニッシュまで持っていけるし、状況に応じてパスをさばくこともできます。さらに引退間近にもかかわらず、相手ディフェンスがダブルチームにきます。コービーのようにディフェンスを引き付けることのできる人、パスをさばける人がいるといないでは大違いです。そんな能力を持った人の替わりに出ているのがメタなのだから、ある程度オフェンスで困るのは仕方がないです。


オフェンスで困っているので、そんな場面で1オン1でフィニッシュまで持っていく、という点を考えると、メタよりもヤングの方が明らかに適任です。ですが、どういうわけか、ヤングはプレータイムすら得られていないです。バイロンが何を考えているか分かりませんが。


続いてベンチプレーヤーについてですが、よくプレーしていると思います。その要因はウェルタスです。

ウェルタスはゲームメイク力があるので、セカンドユニットのオフェンスを上手く作り上げています。見たところ、セカンドユニットはモーションウィークをほとんど利用していないと思います。その分、ルーにシュートを打たせるセットが多いですが。ルーにシュートを打たせるセットと、ウェルタスが自由にゲームメイクしてオフェンスを組み立てているという印象です。

ウェルタスはベンチから出てきて自己最高の10アシストでした。素晴しい数字です。特にピック&ロールでは良いパスを出しています。ゲームメイク力はラッセルよりも経験があるので、現時点では上だと思います。


ルーは今日はシュートがよく入りました。ケガから復帰して、シュートを打つ機会も多いし、生き生きとしています。

ナンスJrですが、今日は攻撃面よりも守備面で目立ちました。3ブロックしているし、試合の終盤の重要な場面でナイトのレイアップをブロックするシーンもありました。自分の持ち味を十分に発揮することができていると思います。


正直に言って、『今日の試合は負けろ』と思っていた方も多いのではないでしょうか?私は個人的に応援しているチームに、将来のためとはいえ『負けろ』と思うのは好きではないので、そこまで思わないのですが、『負けろ』と思う方の気持ちも理解しているつもりです。なのでそう思う方を批判する気持ちはありません。どう思おうが、個人の自由だと思うので。

レイカーズはリーグワースト2位の成績で、サンズはワースト3位の成績で、この試合が始まるまで4ゲーム差でした。今日の勝敗によって、サンズとの差は5ゲーム差に広がりました。レイカーズは負けることで、来季ドラフトのトップ3ピックの権利を保持する可能性が高くなります。


今日、ツイッターを見ていて面白いな、と思ったことがあったのですが、4Qにシュートを良く決めて、追い上げに貢献していたルーがツイッター上でかなり批判されていました。中には、『もし、レイカーズが勝ったなら、ルーには罰金と出場停止』という意見もありました(笑)(英語でのツイートだったので、英語圏の方だと思われます)

逆に、終盤、レイカーズ1点ビハインドの場面で、ケリーがFTを得て、2本とも外して逆転に失敗したのと、続けて1点ビハインドの場面で、ナンスJrが打ったシュートが入りそうだったのですが、ケリーがリングの上にあるボールを触ってしまい、オフェンシブインターフェアを取られてしまい、これまた逆転の機会を逃すシーンがありました。その際には、『Tank you,ケリー!』というツイートがたくさんありました。

ドラフト指名権がかかっているので、チームの追い上げに貢献したルーが批判され、チームの足を引っ張ったケリーが感謝されるという、カオスな状況になっていました(笑)

ここ数年のレイカーファンの流行語を選ぶなら、『Losing is winning』と、『Tank you!』が候補に挙がるのではないでしょうか?
私はコービーが言った『ソフト』や、『チャーミンのようにソフト』がお気に入りですが。


今日は以上です。

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68試合目 キングス戦【すべてにおいて上手くいかない】 [試合感想]


サクラメント戦の感想です。

この試合ではコービーが右肩の痛みのため、バスが右目の角膜剥離のために欠場しました。コービーの代わりにはメタがスタートしました。


試合の内容は簡単に。
1Qからレイカーズは大量のビハインドを背負います。レイカーズは1Q15点取りましたが、スタートが取ったのは4点のみで、残りはすべてベンチの得点でした。

2Qは序盤に少し点差を詰めますが、サクラメントのスタートが戻ってきてからはまた点差を広げられ、結局16点ビハインドで前半を終えます。

前半のレイカーズのFG%は37.2%でした。レイカーズはTOが前半だけで12個もありました。最近TOが少なかったのに、今日は多かったです。サクラメントのFG%は52.4%と高いうえに、ファストブレイクポイントが26点もありました。ちなみにこのうち1Qのファストブレイクポイントが18点です。


3Qは序盤からサクラメントに得点を重ねられ、残り7分の時点で23点差がついてしまいます。
ですが、ベンチメンバーの活躍でなんとか12点差にまで詰めて4Qに向かいます。

4Qは残り5分を切ったところでクラークソンの3ポイントで7点差にまで詰めると、カズンズに3ポイントを決められますが、サクレのジャンパー、ランドルのFTで6点差にまで詰めます。
しかし、そこが限界で、その後、サクラメントに追加点を許し、レイカーズは追いつくことができず、ゲームセットになってしまいました。


この試合は前のニックス戦に引き続き、スタートが悪く、ベンチが良いという内容の試合でした。
悪い面は多々ありました。全部言うと本当にキリがないので、特に気になった点だけ取り上げていきたいと思います。


まずはトランジションディフェンスです。これはディフェンスだけでなく、レイカーズのオフェンスにも関係してきます。

今日は1Qだけでサクラメントにファストブレイクポイントを18点も取られています。レイカーズの選手の戻りが遅いのも問題ですが、それ以上にオフェンスの終わり方が悪かったです。というのも、ボールムーブもないし、プレーヤーが個々の判断で動いているようで、オフェンスのまとまりがありませんでした。

チームとして作られたオフェンスでなく、個人がそれぞれの判断でシュートを打っているので、他の4人はシュートを打つタイミングが把握できておらず、オフェンスとディフェンスの切り替えが遅かったです。チームとして作られたオフェンスだったり、味方がシュートを打つタイミングを把握していれば、普通であればセフティとして誰かがディフェンスに戻っているはずだし、オフェンスとディフェンスの切り替えもここまで遅くならなかったはずです。


最近私が気にしているのが、セットオフェンス、特にオールスター明けに取り入れた“モーションウィーク”というセットオフェンスを使う頻度の減少です。このオフェンスは、コービー引退後を見据えたうえで、オールスター明けから取り入れられたものです。
このモーションウィークを取り入れた当初、コービーが欠場した試合が多かったこともあり、かなりの頻度でこのオフェンスセットを取り入れてプレーしていました。その結果として、ボールムーブ、選手のスペーシングがよくなり、オフェンスのリズムがよくなりました。

さらにもう一つ良い影響があったのが、トランジションディフェンスの改善です。セットオフェンスであれば、誰がどのタイミングでシュートを打つかというのが分かりやすいです。それに合わせてディフェンスが戻り始めることで、相手のファストブレイクを防ぐ要因にもなっていました。セットオフェンスの増加と、味方のシュートを打つタイミングの把握による、トランジションの素早い切り替わり、この2つが良い効果をもたらし、見るからに酷いゲームというのは減りました。


ところが、最近はモーションウィークを使う頻度が減少しています。それにより、オールスター前のようにプリンストンオフェンスや、個人のプレーが増えてしまいました。特に顕著なのがスタートです。スタートの選手は特にここ最近2試合、迷いながらプレーしているように思えます。まるで悪かった時期に逆戻りしてしまった感があります。


私はモーションウィークをもっと多く使っても良いと思います。その方がオフェンスがスムーズでした。プリンストンオフェンスは現段階では上手くいかないことが多いです。プリンストンオフェンスはコートの片側サイドしか使えていないシーンが多く見られ、ボールムーブが止まりがちです。この試合のようにコービーが休みだと、オフェンスが止まってしまった際のいざという時に1オン1を任せられる人がいないので、オフェンスは目も当てられない状況になってしまいます(本当は困った時のコービー頼りにするのも良くないのですが)。

オフェンスが停滞し、無理なシュートを打つことで、そこからファストブレイクを多く許し、1Qだけでファストブレイクポイントを18点も取られるという事態になりました。ちなみに1Qだけでなく、3Qも多く出されてしまっていました。
オフェンスの終わり方の悪さがディフェンスの悪さを生んでいるともいえます。これは改善しないと、オールスター前のような酷い状況に戻ってしまうことも考えられます。


続いては個人です。

まず、ランドルですが、ほぼすべての得点がゴール下でのものです。持ち味を生かすことができました。私はランドルとラッセルの2人でもっとピック&ロール、もしくはピック&ポップをしても良いと思っていて、ランドルのフィニッシュ力を生かせるようになるのではと考えています。

ラッセルですが、ここ2試合ほど、以前のようなアグレッシブさがないです。この試合は4Qに入ってからは良くやっていたと思いますが。2試合前と言うと、ルーが復帰して、ガードを4人でローテーションする時期と被っているので、ラッセルにとっては4人ローテーションは少しやりにくいのかもしれません。
ただし、ディフェンスは頑張っていて、この試合でも4スティールしています。ドリブルしているところをスティールするのではなく、相手のパスコースを読んでいて、パスをカットすることが多いです。このあたりの読みは素晴しいものがあります。

クラークソンですが、少し無理に攻めている感じがあります。以前はシュートが安定していて、3ポイントも確率がよかったですが、最近良くない試合が目立ってきました。もしかしたら、シーズンが進むにつれて相手チームのスカウトが進み、以前のようにキャッチ&シュートでなく、無理な体勢でシュートを打たされているのかもしれないです。

ヒバート&ブラックについてですがヒバートは試合開始3分もたたないうちに2ファウルしてしまい、べンチに下がらざるを得なくなってしまいました。さらにブラックも出てきてから1Qだけで3つファウルをファウルをしてしまいました。2人とも、ファウルトラブルには気をつけてほしいところです。ブラックはウェルタスとのピック&ロールからダンクを2本決めるなど、良い部分がありました。

ナンスJrですが、この試合で1番印象的な活躍だったのはナンスJrだったかもしれません。オフェンス、ディフェンスともに頑張りました。オフェンスでは、味方の動きに合わせてカットインして、ボールをもらってダンクを決めるなど、良いところが見られます。ハイポストのランドルからローポストのナンスJrにパスが渡ってナンスJrがダンクを決めるという素晴しいプレーがありました。

ナンスJrは意外にもオフェンスでスペースを見つけてカットインするなど、オフボールの動きが素晴しいです。なので、出場すればフリーのスペースに飛び込み、パスをもらってダンクを決めるというプレーがしばしば見られます。これはチームに勢いをつける意味でも素晴しいプレーです。

バイロンはナンスJrをSFでもプレーさせたいようで、この試合の終盤ではナンスJrをSF、ランドルをPFとして同時起用するなど、将来を考えた取り組みも見られます。今シーズンはもう残り少ないですが、来シーズン以降はこのラインナップもしばしば見られるかもしれません。


ウェルタスですが、相変わらず良くやっています。最近はルーよりも先にゲームに登場するようになりました。ゲームメイクのできるPGとして、バイロンに気に入られたのでしょうか。

セカンドユニットのオフェンスを上手くまとめています。特にビッグマンとのピック&ロールが素晴しいです。ここ2試合ははっきり言ってスタートよりもベンチの方がいいプレーをしていますが、ウェルタスはその要因と言って良いと思います。
ただし、この試合はTOが多かったです。ウェルタスはジャンプをしてからパスを出してしまうことがあり、そのパスを何本かスティールされてしまいました。ジャンプしてしまうと、パスを無理にでも出すしかないので、TOになる確率が上がってしまいます。これは注意しないといけないです。

最後にサクレです。意外かと思うかもしれませんが、良くやりました。FGが5/5です。サクレらしいというか、ほとんどがジャンプシュートでした。

サクレは2月26日以来の久々の出場で、この試合もヒバートとブラックのファウルトラブルによって出場機会を得た形でしたが、良くやったと思います。しっかり準備をしていたのでしょうか。
4Qの追い上げる場面でも、フェイダウェイ気味にジャンパーを打って決めるなど、思わず感心してしまうほどでした。滅多に褒められることはないと思うので、せめて良くプレーした日くらいは褒めてあげたいです(笑)


今回は以上です。

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67試合目 ニックス戦【ベンチの活躍で接戦に。しかし...】 [試合感想]


ニックス戦の感想です。

この試合はコービーはもちろん出場、ルーもハムストリングのケガから復帰しました。


試合の内容は簡単に書かせていただきます。

1Qはどちらのチームもシュートが入りません。特にレイカーズは酷いもので、1QのFGは3/19の15.8%でした。ニックスもシュートの確率が悪かったです。


2Qは1Qよりはシュートが入るようになります。2Qの序盤はクラークソンがフローターやスティールからのダンクなどを決めます。後半はコービーがジャンパー、3ポイントを連続で決め、さらにオフェンスリバウンドを頑張り、ヒバートがダンクで押し込むなどのプレーがあり、点差を詰めるのですが、Q終了前にニックスにランを許してしまい、11点ビハインドで前半を終えます。

レイカーズの前半のFG%は31.8%にまでなんとか上がってきました。ニックスも1Qはよくなかったですが、45.9%にまで上がっていました。


3Qは序盤にニックスに連続得点を許し、一時16点ビハインドになってしまいますが、ここからレイカーズは追い上げを見せ、点差を縮めていきます。3Qの後半はベンチメンバーが奮起し、5点ビハインドまで点差を詰めて4Qへ向かいます。


4Qは中盤にルーのレイアップ、ルーのスティールからバスのレイアップ、さらにウェルタスの3ポイントプレーでついに同点となります。その後、ルーの3ポイントで逆転に成功すると、ナンスJrのファウルをもらいながらのシュートが決まり、FTは外してしまいますが、バスがそのオフェンスリバウンドを取り、セカンドチャンスでコービーがターンアラウンドジャンパーを決めて、逆に5点リードとします。

カーメロに3ポイントを決められ、レイカーズはルーがジャンパーを決めます。ロペスにフックシュートを決められ、2点差にされますが、コービーがフェイダウェイを決めます。ですが、カーメロに3ポイントを決められると、またカーメロにジャンパーを決められ、レイカーズは逆に1点ビハインドになってしまいます。


残り41秒で、ルーがジャンパーを決めて、1点リードにしますが、ニックスはロペスがファウルをもらい、FTを2本中1本決め、同点となります。

この場面で、レイカーズのオフェンスはコービーにボールを託し、コービーは残り9秒でベースライン沿いからジャンパーを打ち、リングに1回ボールが入りかけるのですが、運悪く、ボールがリムから飛び出し、外れてしまいます。


残り9秒からのニックスのオフェンスで、ニックスはカーメロにボールを入れようとしますが、カーメロについていたコービーが素晴しいディフェンスを見せ、カーメロにボールを入れさせません。トップの位置でボールをもらったカルデロンは、時間がないので、ドリブルから3ポイントを打つのですが、なんとこれが決まってしまいます。
残り時間は0.2秒しかなく、レイカーズは満足にシュートを打つ時間すらありません。結局、レイカーズはシュートを打てず、敗戦となりました。


この試合は前半はお互いシュートが入らない重たい試合でしたが、後半からシュートが入り始め、終盤は接戦になりました。

勝敗を分けたものを聞かれれば難しいですが、カルデロンが最後のシュートをよく決めたというしかないと思います。ニックスの最後のオフェンスは、おそらくカーメロにボールを入れてシュートを打たすのが第1オプションだったと思いますが、コービーが素晴しいディフェンスを見せたので、カーメロにボールが入りませんでした。
第1オプションにボールが入らなくて、いわゆる“壊れたプレー”になったわけですが、その中でカルデロンが落ち着いてシュートを打ち、決めました。カルデロンを褒めるしかないです。


チームのオフェンスに関してですが、ここ最近では珍しいくらい、プレーヤーの動きがなく、ボールが止まっていたように感じました。特に1Qがそうでした。そのせいもあってなのか、1Qはオフェンスが悪く、シュートを打っても入りませんでした。うまくシュートを打たせたい人にボールを渡すことも難しかったです。

ベンチメンバーが出てきてからは、オフェンスはある程度改善されていきました。ですが、今日は試合を通して、最近始めた、新しいセットオフェンスをあまり使っていなかったような気がします。私が見落としているだけかもしれないですが。


ディフェンスについてですが、ディフェンスはまずまずだったと思います。バスやナンスが良いディフェンスを見せるなど、ハッスルしていました。今日はオフェンスでもディフェンスでも、スタートよりもベンチの活躍の方が目立っていたように感じます。

欲を言えば、試合の終盤、レイカーズがリードしてからのディフェンスで、カーメロを抑えてほしかったところです。試合を決めるシュートを決めたのはカルデロンでしたが、カーメロにシュートを決められて追い上げられてしまいました。ここを押さえておけば、レイカーズが今日勝っていた可能性は高いです。


続いては個人についてです。

まずコービーから。クリーブランド戦ほど調子は良くなかったです。ですが、4Qに出てきてから点差を広げるターンアラウンドジャンパーや、フェイダウェイを決めるなど、点が欲しい場面で取ってくれました。

残り9秒で打ったシュートが入らなかったのがすごく残念でした。リムに1回入ってから飛び出してしまっているので、不運だったとしか言いようがないです。あれが入っていたら、勝っていたかもしれないです。

今日からちょうど1カ月後の4月14日(日本時間)が今季のレイカーズの最後の試合です。なので、コービーが見れるのも、あとたった1カ月ということになります。1カ月なんてあっという間です。機会がある分だけ、コービーのプレーを目に焼き付けておくのが良いと思います。

今日のコービーのハイライトです。カーメロと一緒になっているものです。



若手3人についてです。クラークソンはクリーブランド戦は散々でしたが、今日はまずまずの活躍でした。アウトサイドシュートよりも、ドライブからのフローターなどがよく入りました。

ただ、ここ最近アウトサイドのシュートで、少しタフジャンパーを打ってしまうことがあります。
クラークソンの得点パターンとしては、ドライブからのレイアップorフローターと、パスを受けてのキャッチ&シュートが多く、それが確率が高く、有効的です。なので、シュートセレクションを選ぶことが、今後の成長につながるかもしれないです。

ラッセルですが、今日は散々でした。少し、レフェリーのコールがなくて、損をしている部分もあります。あまりシュートも打てなかったし、今日はしょうがないと思うしかないです。

ランドルもラッセルと同様に今日はあまり良くなかったです。ランドルもシュートをあまり打っていないので、今日のスタッツは仕方がないかもしれません。リバウンドは良くやっていると思います。
ランドルは少し、ケアレスミスが見られます。今日も、安易なパスを出してしまって、ニックスのサーシャにスティールされてしまうシーンがありました。こういうところは気をつけてほしいです。


上記した若手3人は、今日はベンチメンバーが好調だったので、そろって22分ほどしか出ていません。これで活躍しろというのはなかなか難しいです。若手はアップダウンがあるものだし、今日は良くない日だったと思うしかないと思います。


ベンチ陣ですが、今日はみんな良くやりました。ルーはルーらしくシュートを打って決めていたし、ウェルタスもアシストは少ないですが、良いところでシュートを決めて、チームの追い上げに貢献しました。

バスは得点もよく取っているし、ディフェンスで相手のシュートをブロックし、そのまま全力で走ってルーからバスをもらい、ダンクを決めるという素晴しいプレーがありました。ナンスJrもリバウンドや守備で貢献しています。

ベンチメンバーそれぞれが、自分の仕事をしっかりしたので、レイカーズは2ケタ以上の点差をつけられながらも、終盤に追いつき、接戦に持ち込む原動力になったと思います。今日のベンチは素晴しかったです。


私が注目していたのは、“ルーの復帰によって、ガードのローテーションがどうなるか”でした。この試合を見る限りですが、バイロンは4人で回すことにしているようです。

4人で回すことにより、それぞれ、特にラッセル、クラークソンのミニッツは減ります。若手にミニッツを与えるために、3人で回す方が良いと考える人もいるかもしれません。ですが、ウェルタスは最近良いプレーを見せているし、ルーは得点力と実績があるので、誰か一人を干すわけにはいかないのでしょう。ケガ人が出ない限り、今シーズンはこのままで行くのではないでしょうか。

ちなみに忘れがちですが、ヤングのミニッツがなくなりました。今日、コービーもメタもベンチで休んでいる時間帯がありましたが、その時SFで出ていたのはケリーでした。ヤングは今日も、前のクリーブランド戦も出ていません。ヤングのミニッツはどこへ行ったのでしょうか?


今日は以上です。

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66試合目 キャバリアーズ戦【コービーvsレブロン、ラストマッチ!】 [試合感想]

クリーブランド戦の感想です。

この試合はコービーが出場しました。ルーは欠場しましたが、次のニックス戦から復帰のようです。


試合の内容は簡単に書かせていただきます。ですが、もしこの試合を見れる環境がある方は、絶対に見たほうがよろしいかと思います。というのも、文字を読んだだけでは伝わらないものがこの試合にはあります。試合を見ることでしか味わえない雰囲気や、熱気が今日はあったので、ぜひとも試合を見ていただきたいです。
どうしても見れない方は、ハイライト動画を見るのが良いと思います。この記事の下にも貼っておきます。


1Qから試合は盛り上がります。レイカーズはコービーが確率良くシュートを決めますが、クリーブランドはフライのアウトサイドシュートが大当たりだったのと、レブロン、アービング、トンプソンにインサイドで得点され、中盤に10点リードを許してしまいます。
ところが、クリーブランドはシュートが決まらなくなり、その間にウェルタスを中心としたオフェンスで点を取り、同点に追いつくことに成功します。直後にレブロンにFTを決められ、1Qを2点ビハインドで終えます。


2Qは序盤にデラベドーバ、アービングに3ポイントを決められ、リードを許しますが、レイカーズはウェルタス→バスのアリウープや、ウェルタスのジャンパー、さらにランドルの連続得点で42対41と逆転に成功します。
ですが、JR・スミスのジャンパーや今日絶好調のフライに3ポイントを決められ、またリードを許します。

この後はほぼ交互にスコアし合います。中でもすごく盛り上がったのが、コービーとレブロンのやり合いで、JR・スミスがバックボードにあてて跳ね返ってきたパスをレブロンが左手でダンクで押し込むというプレーを見せると、コービーがレブロン越しにフェイダウェイを決め、反対にレブロンが3ポイントを決めると、コービーがまたフェイダウェイを決め、また反対にレブロンがドライブインから豪快なダンクを決めると、コービーがレブロン越しに3ポイントを決め返すという、すごいやり合いが見られました。
前半を9点ビハインドで終えます。

レイカーズの前半のFG%は55.8%とかなり高い数字でした。クリーブランドも54.8%と高かったです。TOもお互い4個ずつと、それほどFG%、TO、リバウンド数も差はなかったのですが、決定的に違ったのは3ポイントの決定数で、レイカーズ3本に対し、クリーブランドは10本でした。この分、点差がついてしまったという感じです。


3Qはいきなりアービングに連続でシュートを決められますが、コービーが3ポイントとフェイダウェイを連続で決めます。レブロンにダンク、フライに3ポイントを決められてしまい、レイカーズはコービーがレブロンの上からジャンパーを決めるものの、JR・スミスに3ポイントを許してしまい、13点ビハインドになってしまいます。

その後、ラッセルが連続で3ポイント(両方アシストはコービー)を決めるものの、トランジションでJRに3ポイントを決められたり、フライのジャンパー、さらにデラベドーバの3ポイントなど、連続得点を許し、14点ビハインドに逆戻りしてしまいます。
なかなか追いつくことができず、95対82の13点ビハインドで3Qを終えます。


4Qに入り、レイカーズは追いつきたいところですが、アービングに次々とシュートを決められ、さらにジェイムス・ジョーンズに3ポイントを決められてしまい、逆に点差が広がってしまいます。
その後、ラッセルのトランジションでのレイアップや、コービーの3ポイントで得点しますが、クリーブランドも着実に得点を重ね、安全圏を保たれ、レイカーズは連勝が止まってしまいました。


レイカーズのFG%は52.5%、クリーブランドは52.9%でした。リバウンド数、TOの数もそこまで大差ないです。
やはり差がついてしまった大きな要因は、ハーフタイムの時点で問題だった3ポイントの成功数の差です。これが一番大きかったです。


3ポイントを決められすぎたことに関連しますが、今日の敗因は間違いなくディフェンスです。
まず、今日は1Qからフライに決められすぎました。フライは長身ながらアウトサイドシュート主体という最近流行のプレースタイル(フライは昔からこうなのですが)の選手です。マッチアップしていたのはヒバートですが、ヒバートでは絶対に3ポイントの外まで付くことができないので、結果、フライをオープンにさせてしまいました。ランドルが付いている時間帯もあったのですが、どういうわけかランドルもフライをオープンにしていました。フライがどんな選手か知らなかったのでしょうか?

フライ以外にもですが、クリーブランドのフロアを広く使ったパス回しに、レイカーズディフェンスは完全に後手後手になってしまい、フリーを作られ、3ポイントを決められてしまいました。
それに、トランジションでも、ディフェンスのコミュニケーションミスからJR・スミスをフリーにしてしまうというミスがあり、3ポイントを決められていました。今日はディフェンスの悪さが出た試合だったと思います。


オフェンスについてですが、これだけシュートが決まれば、特に問題はないです。ハーフコートオフェンスでは新しいセットオフェンスも含めながら、いろいろとやろうとしているのが分かります。


次は個人についてです。
ラッセルですが、今日も良くやりました。シュートに関しては、ここ最近の好調ぶりから考えると、そこまでシュートタッチが良かったとは言えないですが、これだけやれれば十分でしょう。ラッセルに関して今日良かったと思ったことは、ハーフコートオフェンスを組み立てる際、セットばかりにこだわるのではなく、コービーがすごく好調だったので、コービーにボールを集めるなど、臨機応変な判断をしていたことです。これは良かったと思います。


ランドルですが、今日もゴール付近での得点が多かったです。1Qには豪快なダンクもあったし、ウェルタスのパスを受けてのダンク、リバウンドを取ってから、コーストトゥコーストのレイアップを決めるなど、持ち味が出ました。

ランドルについて今後の課題をあげるなら、やはり“判断力”だと思います。後半に、ランドルがゴール下に切り込み、シュートを打とうとしたところでヘルプに来たレブロンにブロックされるシーンがありました。レブロンはコービーにマッチアップしていて、コービーはトップ付近の3ポイントラインの外にいました。そのコービーを放っておいて、レブロンはゴール下にまでヘルプに来ました。おそらく、レブロンはランドルがボールを持ったらパスはせず、シュートに行くしかないということが分かっていたから、コービーを放っておいてでもヘルプに来たのだと思います。

他にも4Qにはトランジションでゴールに突っ込むあまりに、チャージングを取られてしまうシーンがありました。この2つのプレーからも分かるように、ランドルはボールを持ったらゴールしか見えていないところがあります。
今後、判断力を身につけ、ディフェンダーの動きをよく見てプレーすることができたら、素晴しい選手になれることは間違いないです。そこは今後の課題だと思います。


続いてクラークソンですが、前の2試合とはうってかわってシュートが不調でした。アウトサイドシュートも入らないし、ドライブもほとんどなかったです。34分も出ているのに、存在感がほとんどありませんでした。

気になったのが、タイムアウトの際にベンチに戻るとき、脚を引きづるようなしぐさを見せていたことです。もしかしたら、足に痛みがあったのかもしれないです。もしそうなら少し心配ですが。


ウェルタスですが、今日も良くやっていたと思います。これまでのキャリアハイは10点でしたが、2Qの序盤には11点に達していたので、あっさりとキャリアハイを更新していました。後半はなかなか得点できませんでしたが。

ゲームメイクに関しても良くやっていると思います。得点には繋がらなくても、ファストブレイクの際に走ってくる選手をよく見ていて、良いパスを出しているし、ハーフコートオフェンスでもいいゲームメイクをしています。特にバスとのピック&ロールは素晴しく、その恩恵を受けたバスが最近調子が良いです。これもウェルタスの効果だと思います。

次のニックス戦からルーが復帰予定なのですが、ウェルタスがよくやっていることを考えると、バイロンはガードの選手をどんなローテーションで回すのでしょうか。私はそこに注目しています。


最後にコービーに関してです。今日は素晴しいの一言です。

明らかに今シーズンのベストシューティングパフォーマンスでした。それも、キャッチ&シュートではなく、レブロン相手の1オン1からの得点が多いことを考えると驚異的です。

レブロン相手の1オン1では、レブロン相手にポストアップして押しこみ、いろんなフェイントを入れながらシュートを打って決めています。下に貼ってあるハイライト動画を見てもらえば分かると思いますが、レブロンはコービーに対して明らかにシュートチェックが遅れており、フェイントに対応することができていません。完全にフェイントに引っかかっている時もあります。コービーはレブロンクラスの選手でも、未だに守ることが困難なのだと思います。

また、コービーはディフェンスにおいても、ボール運びの時点からレブロンやアービングにピッタリと貼りつき、プレッシャーをかけてディフェンスをしていました。今日は本当に素晴しかったです。

今日のコービーのハイライトです。レブロンも一緒になっているものです。MUST WATCH!!



これでコービーvsレブロンは見納めとなります。この2人の対戦というのは、単なる1試合以上の意味と価値があったと思います。
2013年まではお互い優勝候補という中で、ピリピリしたムードの中での試合が多かったですが、昨季くらいから、レイカーズが優勝を目指せるチームでなくなったので、和やかなムードでの対戦が見られました。時折、笑顔を交えながらプレーする2人はNBAのどの選手よりも価値があると思っていました。


実は、私はレブロンを高く評価していて(ファンという意味ではないです。プレーヤーとして)、コービーと共にNBAを引っ張ったのは間違いないと思います。その2人の対戦なので、見る側としてかなり意識をせざるを得なかったです。

コービーとレブロンが“ライバル”だとは感じませんが、この2人が競い合うのはスペシャルなことだったと思います。もう見れないのは残念です。

今日の試合においても、レブロンがマッチアップだったからコービーが燃えた、という面はあると思います。逆に、レブロンもコービーが相手だから奮起した、という試合も今までにあったのではないでしょうか?
友人同士でもあり、お互いがお互いを高め合う、偉大なプレーヤー同士の競争が見ることができて良かったです。

今日は以上です。

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65試合目 マジック戦【若手が活躍し、2連勝】 [試合感想]


オーランド戦の感想です。
今日の試合はコービーが右肩の痛みのために欠場、ルーも欠場しました。ルーは次のクリーブランド戦も欠場の予定で、ニックス戦から復帰の予定だそうです。


試合内容については省かせていただきます。勝ちましたが、試合内容はさほど重要でもないです。シーズンもいよいよ佳境で、現時点でのレイカーズの立場を考えれば、勝ち負けもさほど重要ではないです。もちろん、勝つのは嬉しいですが。なので、今後は試合内容については書かない試合の方が多くなると思います。


チームオフェンスについてですが、ここ数試合に引き続き、よかったと思います。ボールも良く回っていました。
新しいセットオフェンスについてですが、そこまで頻度は多くないですが、随所にその動きを取り入れたオフェンスをしています。以前にこの新しいセットオフェンスばかりしていた試合があったのですが、ここ最近はそのセットばかり使うのではなく、バランス良く、部分で組み込みながらオフェンスができていたと思います。


ディフェンスについてですが、前のゴールデンステイト戦ほどのエネルギッシュなディフェンスではなかったです。ですが、随所で良いプレッシャー、いいディフェンスを見せ、相手のTOを誘ったり、シュートミスを誘っていました。これはよかったです。

前半はオーランドのオラディーポやフォーニエにやられましたが、後半は抑えることができていたと思います。オーランドは昨日GSWと試合をしていて、接戦だったので、今日は明らかに疲れがあったようで、後半失速していったのもレイカーズにとってはよかったです。オーランドは後半全く脚がなかったです。


続いて個人ですが、今日よかったのはランドルです。今日はランドルはインサイドでよく頑張りました。接触してファウルをもらいながらシュートを決めることが多かったです。マッチアップ相手はゴードンでしたが、ゴードンは身体能力はすさまじいですが、どうやらそこまでフィジカルには強くないようで、ゴール下でランドルを守りきることが全くできていませんでした。リバウンドもランドルの方が圧倒的でした。

ランドルの活躍の追い風になっているのが、チームオフェンス、特にスペーシングの向上です。
以前まではレイカーズのスペーシングは最悪と言っていいほどで、フロアバランスがよくなかったです。特に、ランドルがボールを持った際には、明らかにスペースを空けて1オン1をさせるくらいしかランドルの使い道はありませんでした。
ところが、最近はスペーシングがよくなったことで、ランドルをシュートが打たせやすい位置でボールを渡せるようになりました。以前は大抵ハイポストの位置でボールを渡していましたが、最近はゴールからかなり近い位置でボールを渡すことができています。これにより、ランドルもボールをもらってすぐにシュートが打てています。

現時点では、ランドルはボールを持ったらゴールに向かっていくというのが多く、パスの意識は少ないです。なので、ハイポストの位置でボールを渡し、あからさまに1オン1をさせるよりも、ゴールに近い位置でボールを渡し、アイソレーションばかりでなく、オフェンスの流れの中でシュートを決める方がよっぽど良いです。最近はそれができているので、ランドルが良い数字を残せるようになってきているのではと思います。


続いてラッセルですが、今日も良くやったと思います。今日はアウトサイドシュートよりも、ゴールに近いところからの得点が多かったです。フローターのタッチが素晴しいです。

ラッセルは若手によくありがちな、トップスピードでプレーすることはほとんどなく、相手ディフェンダーの状況をよく見ながらプレーできています。こういうところは、ベテラン並みの落ち着きです。
ここ最近はアシストの数が少ないですが、ウェルタスとプレーしている時間はウェルタスの方が長くボールを持っているので、ラッセルはSGでプレーしているので仕方がないです。それに、ボールをあまり長く持ち過ぎるのも良くないので、今はこれでいいと思います。

私はラッセルについてはSGでもプレーできると感じており、ラッセルの将来のことを踏まえて記事を書こうかと思っているのですが、これはオフシーズンになってから書こうかな、と思います。今年もオフシーズンは長いので(苦笑)


クラークソンですが、3ポイントがよく入りました。安定したスコアラーになりつつあります。
余談ですが、ここ最近、シュートは3ポイントorレイアップという選手が増えたような気がするのですが、気のせいでしょうか?コービーのように、ミドルレンジを主戦場にする選手って、本当に少なくなりましたよね。時代の流れを感じます。


ウェルタスについてですが、明らかに最近、対戦する相手チームが手こずっています。おそらく、ウェルタスは最近プレータイムをもらい始めたばかりなので、相手チームにデータがないのでしょう。さらに、ウェルタスがトリッキーなパスを出すので、動きが読めていないのも一因かと思います。

最近のオフェンスの良さはウェルタスが作っているといっても過言ではないです。ハーフコートオフェンスでは良いパスを出してオフェンスを作っているし、最近はシュートも良く入ります。本当にナッシュのように見えるときもあります。今シーズン前半戦は試合に出てもあまり良いところがなかったのに、後半戦になって、いきなり出たらよくプレーし始めたのはなぜでしょうか?何が起こるか分からないものです(笑)


ナンスJrですが、今日はオフェンスリバウンドが素晴しかったです。良いところで取って、味方のセカンドチャンスに繋げていました。
ナンスJrは得点力がそこまであるわけではないのですが、ディフェンスやリバウンドで頑張るし、オフェンスでは豪快なダンクでチームを盛り上げるなど、最上級のロールプレーヤーになれる素質があると思います。波はありますが、1年目でこれだけできれば十分でしょう。


若手はよかったですが、逆にベテラン2人の存在感はあまりありませんでした。

ヒバートはまぁ、いつも通りと言った感じでした。ヤングですが、今日はお休みのコービーに代わってスタートで出場でしたが、どうにもスタートは合わないのかもしれません。今日打ったシュートはすべて外していることに加え、打った本数も少ないです。私の記憶では、後半はほとんどシュートを打っていません。
打ったシュートすべてを外すというのは庇いきれないですが、スタートは多くの時間帯で若手3人(ラッセル、クラークソン、ランドル)がボールを持っているので、ヤングがボールを持っている時間が少ないのが事実です。ヤングのプレースタイルを考えると、スタートでプレーすると活躍できないのはしょうがないかもしれないです。

さらに、若手とのプレーというのはベテランにとっては難しいものです。コービーでさえ、若手とプレーしている時は譲っている場面も多いし、プレーしにくそうにしている時があります。ヤングにとっては、もっと難しいでしょう。1人くらいならまだしも、1、2年目の選手が3人もスタートにいれば、ベテランがプレーしにくいのもしょうがないのかな、という感じです。ただ、今のチーム状況、ロスターを見るとそうなってしまうのも無理はないです。


これで連勝ですが、今月はフェニックスと2試合、デンバーとも試合があるので、もう少し勝ち星を増やすことができると思います。ひょっとしたらサクラメントやユタ相手にも勝てるかもしれないです。

今日は以上です。

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64試合目 ウォリアーズ戦【チーム全体の頑張りで大金星!】 [試合感想]


ゴールデンステイト戦の感想です。

この試合では肩を痛めていたコービー、膝をケガしていたクラークソンが揃って出場しました。ルーは欠場でした。


この試合は今のところ今季ベストゲームだったと言っていいと思いますが、試合の内容については簡単に書きます。今日に限って言えば、“どんなプレーがあったか”ではなく、“どのようにプレーしたか”の方がずっと重要でした。


1Qはほとんど互角でした。序盤から中盤はゴールデンステイトがやや先手を取りますが、中盤以降、レイカーズはオフェンスリバウンドを頑張り、セカンドチャンスでクラークソンが3ポイントを決めたり、バスがセカンドチャンスでダンクを決めるなど、逆転に成功します。

ゴールデンステイトは序盤は良いパス回しからインサイドでレイアップを決めるなど、得点していましたが、外からのシュートが全くと言っていいほど入りませんでした。ゴールデンステイトは1Qだけで3ポイントを10本放ちましたが、決めたのはティップオフ直後にカリーが決めた1本だけで、それ以降は1本も入りませんでした。
レイカーズは1点リードで1Qを終えます。


2Qはレイカーズのオフェンスが爆発します。ウェルタス→バスのコンビでバスがインサイドでシュートを決めたり、コービーがフェイダウェイ、さらにラッセルが3本連続で3ポイントを決め、徐々にリードを広げます。

ゴールデンステイトもリビングストンを中心に得点しますが、レイカーズのオフェンスはその後も止まりません。
トランジションでラッセル→ウェルタス→バスと素晴しいパス回しがあり、バスがダンクを決めると、コービーがターンアラウンドジャンパー、さらにドライブしてファウルをもらい、FTを2本とも決めます。
さらにゴール下にカットインしたクラークソンにランドルがいいパスを出し、クラークソンが得点すると、極めつけはクラークソンの3ポイントプレー、ランドルのレイアップ、ラッセルとランドルのピック&ロールで、ボールを受けたランドルがレイアップ、さらにゴールデンステイトのTOからラッセルが余裕でレイアップを決め、この時点で12点リードとします。

その後、コービーのFTやクラークソンのスティールからのダンクで得点し、前半を11点リードで終えます。

レイカーズの前半のFG%は42.6%とそこまで良くなかったのですが、TOをわずか1個しかしませんでした。さらにゴールデンステイトは前半だけでTOを11個していて、レイカーズはそこから16点を奪いました。これは大きかったです。


3Qもクラークソンがショットクロックギリギリで3ポイントを決めたり、コービーが空いたスペースにカットインし、パスを受けてレイアップを決めるなど、いい流れで得点します。

ですが、クレイのジャンパーと3ポイント、ボーガットのフックシュートで少し差を詰められると、バイロンがすかさずタイムアウトを取ります。良いタイムアウトのタイミングだったと思います。

その後はお互い交互に得点する時間が続きます。レイカーズはクラークソンの3ポイントや、トランジションでコービーがランドルに素晴しいパスを出し、ランドルがダンクでフィニッシュするなど、良い感じでした。3Qの後半はヤングが3ポイントアテンプトのファウルを得てFTをすべて決めたり、ジャンパーを決めるなど、活躍します。

ゴールデンステイトも得点はしますが、ほとんどがゴール下でのシュートやダンクでの得点でした。なので、レイカーズは3ポイントを決めていた分、差を広げることに成功していました。終盤にバーンズの連続得点とバルボーサのブザービーターで差を縮められますが、レイカーズ11点のリードで3Qを終えます。


4Qは序盤にヤングが連続で3ポイントを決めて、16点リードとすると、ウェルタスもシュートを決めて18点リードとします。その間ゴールデンステイトはバレジャオのジャンパーのみの得点でした。

その後、ゴールデンステイトはベンチで4Qの初めから休んでいたカリーやクレイが出てきて、その2人が連続でレイアップを決めて追い上げようとしますが、レイカーズもウェルタスのレイアップや、バスのジャンパーで得点すると、極めつけにトランジションでウェルタスからナンスJrのアリウープダンクまで飛び出します。
さらにドリブルを終えたクラークソンがパスの出しどころがなく、相手ディフェンスに囲まれて、どうしようもなくなったときに、クラークソンはボールをこぼし(故意に落とした?)そのボールを取ってドライブをすると、ゴールデンステイトの選手たちはクラークソンがダブルドリブルをしたと思い込み、足が止まり、誰もディフェンスに来ていなかったので、そのままダンクを決めます。

ダブルドリブルのコールがなかったことに腹を立てたゴールデンステイトのスティーブ・カーHCは、レフェリーに猛抗議しますが、逆にテクニカルファウルを取られてしまいます。それで得たFTをウェルタスがしっかり決めると、その後、ゴールデンステイトはカリーやクレイをベンチに下げ、事実上の白旗宣言を出します。
その後もレイカーズはしっかり得点を重ね、昨季王者で、今季まだ5敗しかしていないゴールデンステイト相手に17点差で勝つという大アップセットを成し遂げました。


今日はオフェンスもディフェンスも良くやりましたが、まず素晴しかったのはディフェンスです。
いつものソフトなディフェンスはどこへやら、今日は試合開始直後から試合が終わるまで、相手にプレッシャーをかけ、フリーにさせずに良いディフェンスを貫きました。

まず、ボールマンにかけるプレッシャーが激しかったので、相手がパスしようとしたところでボールをはじき、スティールするなどのシーンが見られました。
印象的だったのが、2Q終盤のカリーに対してのコービーのディフェンスで、カリーにピッタリ張り付き、抜かれないようにしていて、カリーがシュートを打つ最後の最後までプレッシャーをかけ続けました。結果的にそのプレーはファウルになってしまったのですが、37歳のコービーがカリー相手にプレッシャーを与え続ける様子は、今日のレイカーズのディフェンスの姿勢を象徴しているかのようでした(下に張り付けたハイライト動画の2:44頃~)

さらに、ゴールデンステイトはスクリーンを1重2重にかけて、シューターであるカリーやトンプソンをフリーにしてシュートを打たせようとしますが、クラークソンやラッセル、ウェルタスができるだけスクリーンに引っかからないようにしていたし、さらにスクリーンに引っかかった場合はオールスイッチでマークマンを交代し、カリーやクレイを少しもフリーにしないディフェンスを見せていました。これは本当に素晴らしかったです。

いつものレイカーズのディフェンスなら、スイッチするかどうかを悩んだり、コミュニケーションミスで相手をフリーにしてしまうシーンがよく見られましたし、前の試合のアトランタ戦でも見られました。
ところが、今日はしっかりマークマンをスイッチすることができていて、ミスが見当たりませんでした。1試合でこの進歩は何が起こったのでしょうか?(笑)

さらにトランジションディフェンスも素晴しく、4Q終盤に大差がついているにもかかわらず、ゴールデンステイトのファストブレイクに3人が急いで戻り、相手のパスをカットするというシーンがありました。素晴しいです。


ゴールデンステイトは今日20個のTOをしていますが、これはレイカーズの意外にもアグレッシブなディフェンスに面食らったのと、少なからず油断があったのではないでしょうか。勝率NBA1位のチームと、下から2番目のチームの対戦なので、そういう試合は自分では思ってなくとも、無意識のうちに油断をしてしまうものだそうです。以前@MayLAL24さんが仰っていました。
私はバスケットボールというスポーツは比較的実力差がそのまま試合に反映されやすいスポーツだと思っていますが、下位チームが上位チームにアップセットを起こすことがたまにあるのは、やはり無意識に油断してしまうことがあるからだと思います。レイカーズも昔強かった時に、当時弱小だったシャーロット・ボブキャッツ(現在のホーネッツ)によく負けていました。
こういう無意識の油断、気の緩みがTOという形になって現れたのではないでしょうか。さらにカリーとクレイのシュートが信じられないほど絶不調だったのもレイカーズからすると幸運でした。


続いてオフェンス面ですが、ここ最近取り入れた新しいオフェンスセットを今日はあまり使っていなかったと思います。それでも、基本的にボール回し、スペーシングがよかったです。

新しいオフェンスセットを使わなかったのは、コービーが今日プレーしていて、コービーがいるときは別のセットを主に使うという方針なのかもしれません。最近ほとんど見られなかった“エルボー”のセットも今日は見られました。
さらに、試合後のインタビューでラッセルが言っていましたが、今日はゲームのテンポをあげてプレーしていたようで、比較的スローなモーションウィークは今日は適していなかったのかもしれません。いずれにせよ、モーションウィークを使わなくてもスペーシングも選手の動きも良かったので、特に影響は感じられませんでした。


個人のことも少し織り交ぜて書きますが、今日はウェルタスのおかげで勝ったと言っていいほど、いいプレーをしていました。トランジションでは周りをよく見ていて、後ろから走ってくる選手にもパスを出せるし、ナンスJrにアリウープパスを出すなど、本当に視野が広いです。

また、ハーフコートオフェンスで、ウェルタスとバスのピック&ロールは単純なプレーなのですが、ウェルタスのパスを出すタイミング、場所が素晴しいので、バスが1番持ち味を発揮できるゴール下での得点に何度も繋げていました。単純ですが、すごく効果的でした。
さらに、ウェルタスはローポストでポジションを取ったコービーに対して良いエントリーパスを入れ、ボールをもらったコービーがゴールの近くからターンしてシュートを打って決めるというプレーがありました(下に張り付けたハイライト動画の2:15頃~)。私は思わず、『そうそう、コービーをそういう風に使って欲しかったんだよ!』と感心しました。ハーフコートのオフェンスもウェルタスはうまく組み立てていました。


故障明けのクラークソンですが、良くプレーしました。3ポイントが確率良く決まったのと、ゴール下にカットインして、パスをもらっての得点、ディフェンスで頑張り、スティールからの得点など、良かったです。

ラッセルですが、2Qの3連続3ポイントなど、前半だけで17点と頑張りました。後半トーンダウンした形ですが、チームのオフェンスの流れも良かったし、無理に自分で攻めず、チーム全体のことを考えてプレーしていたと思います。

ランドルですが、今日はラッセルからのパスを受けてゴール下でレイアップを決めたり、コービーのパスを受けてダンクを決めるなど、1オン1ではなく、オフェンスの流れの中でボールをもらってシュートを決める機会が多かったです。前回のアトランタ戦はやや1オン1に頼りがちで、上手くシュートが打てなくてミスもありましたが、今日はそんなこともなく、賢くプレーできていたと思います。

ヤングについてですが、前回のアトランタ戦の感想で、私は『準備ができていない』と批判気味に書きましたが、今日はそんなことなく、いい場面で得点しました。特に4Q序盤の連続3ポイントはレイカーズを一気に有利な立場に持っていった重要なシュートでした。ヤングに謝りたいです。m(__)m

ウェルタスについてもう少しですが、明らかに今日の試合のMVPです。
ハーフコートオフェンスはスティーブナッシュ、トランジションオフェンスはジェイソン・キッドに見えるほどでした。今日に限れば言い過ぎではないです。


最後にコービーについてです。
久しぶりのホームの試合に出場しました。シュートは4/14と一見悪いですが、オフェンスが崩れ、ショットクロックギリギリで仕方なくハーフコートより遠いところから打ったもの、Q終了間際にいきなりボールを渡されて無理やりシュートを打ったもの、さらにドライブからのシュートで明らかにファウルなのにコールされないものが含まれているので、数字ほど悪くはない印象です。それを抜いても3ポイントは入りませんでしたが。

ただ、2ポイントは確率が良いです。上記したウェルタスからのパスを受けてのシュートや、ポストアップからのフェイダウェイなど、コービーのタイミングで打ったシュートは入ります。なので、今後は出来るだけゴールの近くからシュートを打たせてあげたいです。
肩は痛いけど、残り試合に出来るだけプレーをするとのことです。

ラッセルが試合後にコービーについて下のようなことを言っています。






これを見ると、プレーだけでなく、コービーがチームにあらゆる面で貢献していることが分かります。ランドルも似たようなことを言っていました。
このようなコービーの教えは今の若手にとって必ず財産になると思います。

今日のコービーのハイライトです。カリーと一緒になっていますが、上記した通りコービーのカリーに対してのディフェンスのシーンも映っているので、それも見ていただきたいところです。



今日の試合は数字をみるとクラークソンとラッセルがオフェンスを引っ張ったように見えますが、決してそんなことはなく(もちろんその2人の活躍は良かったです)、7人が2ケタ得点、さらに全員でディフェンスを頑張ったことを考えると、チームみんなで勝ちとった勝利です。まさに今季最高の勝利だったと思います。

今日は以上です。

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63試合目 ホークス戦【スコアラー3人欠場で点が取れず】 [試合感想]


アトランタ戦の感想です。

この試合はコービーが右肩の痛み、クラークソンが膝蓋腱のケガ、ルーがハムストリングのケガのために欠場しました。
この3人はレイカーズのトップスコアラー上位3人です。その3人が欠場なので、試合前からオフェンスで苦労することは目に見えていました。


私はいつも現地で試合をしている時に、リアルタイムでパソコンで試合を見ているのですが、今日はリアルタイムで試合が見れず、後に見ました。
あらかじめ試合のスタッツや、ツイッターの情報を確認していたので、悪い内容のゲームだったと分かっていたので記事を書くかどうか迷いましたが、一応試合を見たということで記事を書きます。

ですが、試合の内容に関しては書くほどのことでもなかったので、今日は省かせていただきます。ご了承ください。
その分、チームのオフェンスや個人について書きたいと思います。


まず、チームのオフェンスですが、前半は新しいセットオフェンス(モーションウィーク)をかなりの頻度で使っていました。あれだけ使っているなら、セットではなく、システムとして使っていると言っても良いのでは?と感じるほどの使用頻度でした。

ですが、このオフェンスにはかなりのオプションがあるようで、同じ人が同じ場所でボールをもらってシュートを打つばかりではなく、シュートを打つ人が変わったり、シュートを打つ場所がいろいろ変わるなど、オフェンスのバリエーションがかなり豊かになったと感じました。
さらにスペーシングもボール―ムーブも以前よりも良くなったと感じます。

オールスター前まではあれだけ1オン1ばかりのオフェンスだったものが、最近は1オン1も減り、パスを受けてシュートを打つという回数がかなり増えました。それはアシストの数字にも表れていて、今日も決めた29本のバスケットのうち19本にアシストがついています。大体決めたシュートの2/3にアシストがついている計算になるので、以前に比べるとボールムーブが良くなったことがうかがえます。


今日の後半は前半に比べるとモーションウィークの使用頻度は減りましたが、それでもチームオフェンスを心がけてプレーしているというのは分かりました。選手がオフボール時にかなり動いているところが良かったと感じました。


オールスター前、コービーがコートにいるときはかなり“エルボー”というセットオフェンス(ボールを運んだ選手がハイポストの選手にボールを渡し、ボールを運んできた選手はボールサイド側のコーナーにいる選手にスクリーンをかける→コーナーにいた選手はスクリーンを利用して45度のところまで上がってきて、ボールをもらい、シュートを打つor1オン1)を使っていて、コービーがボールをもらってシュートを打ったり、攻撃の起点になるという場面がありましたが、この“エルボー”は最近滅多に見られなくなりました。

これはコービーの欠場が多いということも理由の一つだと思いますし、“エルボー”はボールサイド側だけでプレーが完結してしまうことが多く、ボールムーブが良くなかったので、今後ボールムーブの向上を目指すバイロンがあまり使わないようにと指示しているのかもしれません。ただ、コービーがいるときはコービーの能力を生かすためにも、今のモーションウィークと共に織り交ぜて使うといいと思います。その方がオフェンスの幅も広がります。


気になるのがファストブレイクポイントの少なさです。今日の試合はなんと2対27です。レイカーズの2点は1Qにランドルがスティールしてダンクを決めたその得点のみです。これはいくらなんでも少なすぎです。

レイカーズは現在若い選手が多いので、速い攻撃が好きなはずだし、いくらでも走れると思います。にもかかわらず、ファストブレイクポイントが少ないのは、ディフェンスで相手にプレッシャーをかけれていないので、TOを誘発することができず、速攻を出すことができないからです。

良いディフェンスは良いオフェンスを生みます。レイカーズは良いディフェンスがなかなかできないので、良いオフェンス、ファストブレイクを作るのが難しいです。たまに良いディフェンスからトランジションでシュートを決めることもあるので、そういうシーンがこれから増えてくると良いと思います。


続いては個人についてですが、ランドルが今日は良かったと思います。1Qからミドルレンジからのシュート、スティールからダンク、さらには3ポイントを決めてチームを引っ張りました。
欲を言うと、今日はコービー、クラークソン、ルーが欠場だったので、もっとシュートを打ったり、オフェンスでアグレッシブにプレーしても良かったのではと感じました。今日打ったシュートは14本ですが、20本くらい打ってほしかったです。どういうわけか今日はランドルのプレータイムが30分もなかったので、厳しかったかもしれませんが。


ラッセルですが、今日はシュートに苦しみました。ラッセルの調子が悪かったというより、アトランタのディフェンスがかなり良かったです。
特にべイズモアはラッセルに良いディフェンスをしていました。前の2試合、ブルックリンやデンバーのラッセルに対してのディフェンスとは訳が違いました。べイズモアは3ポイントラインの外でボールを持っているラッセルに対して距離を詰め、プルアップジャンパーを打たれないように守っていたし、ラッセルがドライブした際にはアトランタのホーフォード、ミルサップが素早くヘルプディフェンスに来ていました。チーム全体としてうまく守られてしまったという感じでした。


続いてヤングに関してですが、厳しいことを言いますと、今日の出来ではプレーする準備ができていないと思われても仕方がないです。今日はケガ人続出なので久しぶりのスタートでの出場でしたが、チャンスを生かせませんでした。

ほとんど誰も気にしていないと思いますが、ヤングは今季のFG%が34.3%と、今季あれだけシュートが入らないと騒がれていたコービーよりも悪い数字です。

ヤングのプレーを見ていると、明らかにジャンパーに頼りすぎです。これは昨季からですが。レイカーズに来た1年目は現在よりもっとドライブをしていました。
シュートが当たり始めたら止まらないのがヤングの持ち味ではあるのですが、入らない日はとことん入らないことがあります。起用法、コンスタントにミニッツがもらえないなど、ヤングにも同情の余地はあるのですが、アウトサイドからのジャンパーばかりに頼らず、もう少しドライブからの得点が欲しいと思います。ドライブできないわけではないと思うのですが。


今日は以上です。

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