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67試合目 ニックス戦【ベンチの活躍で接戦に。しかし...】 [試合感想]


ニックス戦の感想です。

この試合はコービーはもちろん出場、ルーもハムストリングのケガから復帰しました。


試合の内容は簡単に書かせていただきます。

1Qはどちらのチームもシュートが入りません。特にレイカーズは酷いもので、1QのFGは3/19の15.8%でした。ニックスもシュートの確率が悪かったです。


2Qは1Qよりはシュートが入るようになります。2Qの序盤はクラークソンがフローターやスティールからのダンクなどを決めます。後半はコービーがジャンパー、3ポイントを連続で決め、さらにオフェンスリバウンドを頑張り、ヒバートがダンクで押し込むなどのプレーがあり、点差を詰めるのですが、Q終了前にニックスにランを許してしまい、11点ビハインドで前半を終えます。

レイカーズの前半のFG%は31.8%にまでなんとか上がってきました。ニックスも1Qはよくなかったですが、45.9%にまで上がっていました。


3Qは序盤にニックスに連続得点を許し、一時16点ビハインドになってしまいますが、ここからレイカーズは追い上げを見せ、点差を縮めていきます。3Qの後半はベンチメンバーが奮起し、5点ビハインドまで点差を詰めて4Qへ向かいます。


4Qは中盤にルーのレイアップ、ルーのスティールからバスのレイアップ、さらにウェルタスの3ポイントプレーでついに同点となります。その後、ルーの3ポイントで逆転に成功すると、ナンスJrのファウルをもらいながらのシュートが決まり、FTは外してしまいますが、バスがそのオフェンスリバウンドを取り、セカンドチャンスでコービーがターンアラウンドジャンパーを決めて、逆に5点リードとします。

カーメロに3ポイントを決められ、レイカーズはルーがジャンパーを決めます。ロペスにフックシュートを決められ、2点差にされますが、コービーがフェイダウェイを決めます。ですが、カーメロに3ポイントを決められると、またカーメロにジャンパーを決められ、レイカーズは逆に1点ビハインドになってしまいます。


残り41秒で、ルーがジャンパーを決めて、1点リードにしますが、ニックスはロペスがファウルをもらい、FTを2本中1本決め、同点となります。

この場面で、レイカーズのオフェンスはコービーにボールを託し、コービーは残り9秒でベースライン沿いからジャンパーを打ち、リングに1回ボールが入りかけるのですが、運悪く、ボールがリムから飛び出し、外れてしまいます。


残り9秒からのニックスのオフェンスで、ニックスはカーメロにボールを入れようとしますが、カーメロについていたコービーが素晴しいディフェンスを見せ、カーメロにボールを入れさせません。トップの位置でボールをもらったカルデロンは、時間がないので、ドリブルから3ポイントを打つのですが、なんとこれが決まってしまいます。
残り時間は0.2秒しかなく、レイカーズは満足にシュートを打つ時間すらありません。結局、レイカーズはシュートを打てず、敗戦となりました。


この試合は前半はお互いシュートが入らない重たい試合でしたが、後半からシュートが入り始め、終盤は接戦になりました。

勝敗を分けたものを聞かれれば難しいですが、カルデロンが最後のシュートをよく決めたというしかないと思います。ニックスの最後のオフェンスは、おそらくカーメロにボールを入れてシュートを打たすのが第1オプションだったと思いますが、コービーが素晴しいディフェンスを見せたので、カーメロにボールが入りませんでした。
第1オプションにボールが入らなくて、いわゆる“壊れたプレー”になったわけですが、その中でカルデロンが落ち着いてシュートを打ち、決めました。カルデロンを褒めるしかないです。


チームのオフェンスに関してですが、ここ最近では珍しいくらい、プレーヤーの動きがなく、ボールが止まっていたように感じました。特に1Qがそうでした。そのせいもあってなのか、1Qはオフェンスが悪く、シュートを打っても入りませんでした。うまくシュートを打たせたい人にボールを渡すことも難しかったです。

ベンチメンバーが出てきてからは、オフェンスはある程度改善されていきました。ですが、今日は試合を通して、最近始めた、新しいセットオフェンスをあまり使っていなかったような気がします。私が見落としているだけかもしれないですが。


ディフェンスについてですが、ディフェンスはまずまずだったと思います。バスやナンスが良いディフェンスを見せるなど、ハッスルしていました。今日はオフェンスでもディフェンスでも、スタートよりもベンチの活躍の方が目立っていたように感じます。

欲を言えば、試合の終盤、レイカーズがリードしてからのディフェンスで、カーメロを抑えてほしかったところです。試合を決めるシュートを決めたのはカルデロンでしたが、カーメロにシュートを決められて追い上げられてしまいました。ここを押さえておけば、レイカーズが今日勝っていた可能性は高いです。


続いては個人についてです。

まずコービーから。クリーブランド戦ほど調子は良くなかったです。ですが、4Qに出てきてから点差を広げるターンアラウンドジャンパーや、フェイダウェイを決めるなど、点が欲しい場面で取ってくれました。

残り9秒で打ったシュートが入らなかったのがすごく残念でした。リムに1回入ってから飛び出してしまっているので、不運だったとしか言いようがないです。あれが入っていたら、勝っていたかもしれないです。

今日からちょうど1カ月後の4月14日(日本時間)が今季のレイカーズの最後の試合です。なので、コービーが見れるのも、あとたった1カ月ということになります。1カ月なんてあっという間です。機会がある分だけ、コービーのプレーを目に焼き付けておくのが良いと思います。

今日のコービーのハイライトです。カーメロと一緒になっているものです。



若手3人についてです。クラークソンはクリーブランド戦は散々でしたが、今日はまずまずの活躍でした。アウトサイドシュートよりも、ドライブからのフローターなどがよく入りました。

ただ、ここ最近アウトサイドのシュートで、少しタフジャンパーを打ってしまうことがあります。
クラークソンの得点パターンとしては、ドライブからのレイアップorフローターと、パスを受けてのキャッチ&シュートが多く、それが確率が高く、有効的です。なので、シュートセレクションを選ぶことが、今後の成長につながるかもしれないです。

ラッセルですが、今日は散々でした。少し、レフェリーのコールがなくて、損をしている部分もあります。あまりシュートも打てなかったし、今日はしょうがないと思うしかないです。

ランドルもラッセルと同様に今日はあまり良くなかったです。ランドルもシュートをあまり打っていないので、今日のスタッツは仕方がないかもしれません。リバウンドは良くやっていると思います。
ランドルは少し、ケアレスミスが見られます。今日も、安易なパスを出してしまって、ニックスのサーシャにスティールされてしまうシーンがありました。こういうところは気をつけてほしいです。


上記した若手3人は、今日はベンチメンバーが好調だったので、そろって22分ほどしか出ていません。これで活躍しろというのはなかなか難しいです。若手はアップダウンがあるものだし、今日は良くない日だったと思うしかないと思います。


ベンチ陣ですが、今日はみんな良くやりました。ルーはルーらしくシュートを打って決めていたし、ウェルタスもアシストは少ないですが、良いところでシュートを決めて、チームの追い上げに貢献しました。

バスは得点もよく取っているし、ディフェンスで相手のシュートをブロックし、そのまま全力で走ってルーからバスをもらい、ダンクを決めるという素晴しいプレーがありました。ナンスJrもリバウンドや守備で貢献しています。

ベンチメンバーそれぞれが、自分の仕事をしっかりしたので、レイカーズは2ケタ以上の点差をつけられながらも、終盤に追いつき、接戦に持ち込む原動力になったと思います。今日のベンチは素晴しかったです。


私が注目していたのは、“ルーの復帰によって、ガードのローテーションがどうなるか”でした。この試合を見る限りですが、バイロンは4人で回すことにしているようです。

4人で回すことにより、それぞれ、特にラッセル、クラークソンのミニッツは減ります。若手にミニッツを与えるために、3人で回す方が良いと考える人もいるかもしれません。ですが、ウェルタスは最近良いプレーを見せているし、ルーは得点力と実績があるので、誰か一人を干すわけにはいかないのでしょう。ケガ人が出ない限り、今シーズンはこのままで行くのではないでしょうか。

ちなみに忘れがちですが、ヤングのミニッツがなくなりました。今日、コービーもメタもベンチで休んでいる時間帯がありましたが、その時SFで出ていたのはケリーでした。ヤングは今日も、前のクリーブランド戦も出ていません。ヤングのミニッツはどこへ行ったのでしょうか?


今日は以上です。

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