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69試合目 サンズ戦【サンズ相手でこの内容?】 [試合感想]


サンズ戦の感想です。

この試合ではコービーが右肩の痛みのために欠場しました。レイカーズは3月16日から21日の6日間で1試合しかないという楽なスケジュールなので、肩を休めるには良かったかもしれません。それにコービーは13日のニックス戦以降休んでいるので、体に負担をかけず、シーズン最終盤に向けて、少しでもコンディションを良くすることができるのではないでしょうか。

前の試合に右目の角膜剥離のために欠場したバスは出場しました。本来、目を怪我した場合は復帰してからはゴーグルをつけるプレーヤーが多いですが、バスはゴーグルをつけてプレーするのが嫌いなようです。何もつけずにプレーしました。


試合内容ですが、書くほどのことは何もありません。3Qまでのゲームは、もう2度とこの試合は見返すことはないと思わせるほど、酷いゲームでした。
4Qはベンチメンバーの活躍で1点差にまで詰めましたが、終盤にナイトにシュートを決められて離されてしまい、敗戦となりました。


まず大問題なのが、スタートのプレーの悪さです。これでニックス戦、サクラメント戦に引き続き、3試合連続でスタートがよくプレーしていないことになります。そんな日がちらほら出てくるのではなく、3試合も連続で悪いとなると、何か問題があるとしか考えられません。

今日はラッセル、クラークソン、ランドルの3人のFGの合計が5/32という数字です。


スタートのプレーに注目して見てみたのですが、どこかぎこちなさ、やりにくさのようなものを感じます。
例えばですが、今日の試合ではレイカーズは新しいセットオフェンスを過去2試合よりも使おうとしているのが分かりました。しかし、そのセットオフェンスも途中で崩れてしまい、逆にボールムーブが止まってしまっているシーンが見られました。私が見る限り、オフェンスを崩していたのはランドルとメタでした。この2人がまだモーションウィークを理解していないのか、オフボールの動きが上手くできていないシーンが見られます。その結果、オフェンスが崩れ、上手くシュートを打つことができていませんでした。

メタはあまり試合にも出ていなかったし、最近までプレータイムももらっていなかったので、しょうがないかもしれません。ランドルはずっと出ているので、しっかりしないといけないですが。これはまた別の話になりますが、ランドルはディフェンスでもヘルプをしなかったりと、集中を切らしている場面があります。


スタートが自分たちで、セットオフェンスなど、考えながらプレーしようとしているのは良く分かります。ですが、考えすぎているように見えるし、上手くいっていないのが現実です。もう少し、セットオフェンスをのことばかり考えず、自由にプレーするのがスタートにはいいのかな、という感じもします。若手が多いですし。


少し見方を変えれば、単なる実力不足という感もあります。スタートで、ヒバートは今シーズンを通してオフェンスで使い道を見いだせていないし、メタはプレーヤーとしてはとうの昔に終わっています。そんな2人がスタートにいるので、オフェンスで苦労するのは仕方がないかもしれないです。

そうなると、残りの3人、ラッセル、クラークソン、ランドルにマークが集中してきます。ランドルのドライブなんか、相手ディフェンダーが2人、3人とヘルプに来ていて、良い体勢でシュートが打てていませんでした。ラッセルのドライブに関しても同様でした。メタやヒバートを放っておいても、何の影響もないと考えられているのかもしれないです。


まして、絶対的な能力を持ったコービーがいないです。コービーは体はボロボロかもしれませんが、未だに1オン1でフィニッシュまで持っていけるし、状況に応じてパスをさばくこともできます。さらに引退間近にもかかわらず、相手ディフェンスがダブルチームにきます。コービーのようにディフェンスを引き付けることのできる人、パスをさばける人がいるといないでは大違いです。そんな能力を持った人の替わりに出ているのがメタなのだから、ある程度オフェンスで困るのは仕方がないです。


オフェンスで困っているので、そんな場面で1オン1でフィニッシュまで持っていく、という点を考えると、メタよりもヤングの方が明らかに適任です。ですが、どういうわけか、ヤングはプレータイムすら得られていないです。バイロンが何を考えているか分かりませんが。


続いてベンチプレーヤーについてですが、よくプレーしていると思います。その要因はウェルタスです。

ウェルタスはゲームメイク力があるので、セカンドユニットのオフェンスを上手く作り上げています。見たところ、セカンドユニットはモーションウィークをほとんど利用していないと思います。その分、ルーにシュートを打たせるセットが多いですが。ルーにシュートを打たせるセットと、ウェルタスが自由にゲームメイクしてオフェンスを組み立てているという印象です。

ウェルタスはベンチから出てきて自己最高の10アシストでした。素晴しい数字です。特にピック&ロールでは良いパスを出しています。ゲームメイク力はラッセルよりも経験があるので、現時点では上だと思います。


ルーは今日はシュートがよく入りました。ケガから復帰して、シュートを打つ機会も多いし、生き生きとしています。

ナンスJrですが、今日は攻撃面よりも守備面で目立ちました。3ブロックしているし、試合の終盤の重要な場面でナイトのレイアップをブロックするシーンもありました。自分の持ち味を十分に発揮することができていると思います。


正直に言って、『今日の試合は負けろ』と思っていた方も多いのではないでしょうか?私は個人的に応援しているチームに、将来のためとはいえ『負けろ』と思うのは好きではないので、そこまで思わないのですが、『負けろ』と思う方の気持ちも理解しているつもりです。なのでそう思う方を批判する気持ちはありません。どう思おうが、個人の自由だと思うので。

レイカーズはリーグワースト2位の成績で、サンズはワースト3位の成績で、この試合が始まるまで4ゲーム差でした。今日の勝敗によって、サンズとの差は5ゲーム差に広がりました。レイカーズは負けることで、来季ドラフトのトップ3ピックの権利を保持する可能性が高くなります。


今日、ツイッターを見ていて面白いな、と思ったことがあったのですが、4Qにシュートを良く決めて、追い上げに貢献していたルーがツイッター上でかなり批判されていました。中には、『もし、レイカーズが勝ったなら、ルーには罰金と出場停止』という意見もありました(笑)(英語でのツイートだったので、英語圏の方だと思われます)

逆に、終盤、レイカーズ1点ビハインドの場面で、ケリーがFTを得て、2本とも外して逆転に失敗したのと、続けて1点ビハインドの場面で、ナンスJrが打ったシュートが入りそうだったのですが、ケリーがリングの上にあるボールを触ってしまい、オフェンシブインターフェアを取られてしまい、これまた逆転の機会を逃すシーンがありました。その際には、『Tank you,ケリー!』というツイートがたくさんありました。

ドラフト指名権がかかっているので、チームの追い上げに貢献したルーが批判され、チームの足を引っ張ったケリーが感謝されるという、カオスな状況になっていました(笑)

ここ数年のレイカーファンの流行語を選ぶなら、『Losing is winning』と、『Tank you!』が候補に挙がるのではないでしょうか?
私はコービーが言った『ソフト』や、『チャーミンのようにソフト』がお気に入りですが。


今日は以上です。

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