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71試合目 サンズ戦【後半に息切れ】 [試合感想]

サンズ戦の感想です。

この試合もコービーは出場しました。昨日の試合で左脛を打撲したラッセルもスタートで出場しました。


試合の内容は簡潔に。

前半、レイカーズは2Qの中盤まで多くの時間でリードを保っていましたが、2Qの終盤にサンズに連続得点を許し、同点で前半を終えることになります。
レイカーズの前半のFG%は43.9%、サンズは43.5%と互角でしたが、レイカーズはチームのアシスト数がわずかに4個しかありませんでした。


3Qはサンズのアウトサイドシュートが大当たりで、どんどん3ポイントを決められます。ナイトやブッカ-にも得点され、一時14点ものリードを許してしまいます。
レイカーズはランドルがオフェンスリバウンドを取ってからの得点や、FTを決めていました。9点ビハインドで4Qに入ります。

4Qはベンチメンバーとラッセルの活躍で点差を4点差にまで詰めますが、そこが限界で、逆にサンズに連続得点を許してしまい、点差が逆に広がってしまいます。
終盤にコービーが連続で3ポイントを決めるなど、見せ場がありましたが、時すでに遅しで、レイカーズは敗戦となりました。


はっきり言って、この試合でチームとして良いところは全くないです。
オフェンスに関してはチームで作ったものはほとんどありません。3Qを終えた時点でチームのアシスト数はわずか6本でした。内訳はコービー、クラークソン、ルーの3人が2個ずつで、ラッセルは3Qまでアシストがなかったです。

チームとしてのオフェンスの動きもほとんどなかったです。特にサンズがゾーンディフェンスを敷いた2Q終盤と3Q序盤は本当に酷く、ボールを持った人以外の4人の動きが全くなく、オフェンスが全く機能していませんでした。相手がゾーンディフェンスを敷いた時こそ、フロアを広く使い、ボールムーブを良くする必要があるのに、それが全くできていませんでした。

コービーがポストでボールを要求してもボールを持った人が見ていないし、ランドルはコーナーの3ポイントラインの外でボールが来るのを動かずにひたすら待っていました。そんなところでボールをもらったとしても、どうするのでしょうか?

ラッセルにゲームメイクをやってほしいところですが、ルーキーなのでそこまで求めるのは酷です。代わりにコービーがボールを持っていなくても、周りの選手に指示を出していました。
なんとかコービーにボールを渡そうとしていましたが、いかんせんコービーにボールを入れるのが遅いです。ショットクロックの残りが少なくなって、3ポイントラインの外にいるコービーにボールを渡してどうしろというのでしょう?無理にでも打つしかないです。こんなオフェンスなら、早い段階でコービーにボールを渡した方がよほどいいです。

ラッセルが試合後のインタビューで『フロア上でお互いの信頼がなく、組織的なオフェンスを作ることができなかった』と自分を責めていたそうですが、ラッセル一人が悪いのではないです。フロアにいる選手の動き、ボールムーブがないです。
こういう時は新しく取り入れたセットオフェンスを使っても良かったと思います。なぜ使わなかったのかは分かりませんが。


ディフェンスに関しても、前半はまだマシでしたが、後半はアウトサイドシュートへのチェックが遅かったです。選手の足が動いていなかったので、連戦の疲れが出たのかもしれません。


続いては個人についてです。

まずコービーですが、フェニックスでの最後のゲームとなりました。難しいベースライン沿いのシュートや、フェイダウェイ、さらに3ポイントを3本決めるなど、調子はまずまずだったと思います。FGは5/13という数字ですが、ショットクロックが少なくなって仕方なく打ったものや、追いつくために打ったものが何本もあるのでしょうがないと思います。コービーのタイミングで打ったシュートはよく入りました。

どうやらサンズのブッカーのプレーを見るのを楽しみにしていたそうで、試合後にブッカーをすごく褒めていました。サイン入りのシューズもプレゼントしたそうです。



今日のコービーのハイライトです。最後の3ポイントはまるでカリーのよう?


ランドルですが、全体的に見ると良い活躍だったと思います。オフェンスリバウンドを5本も取っているし、そこからの得点が多かったです。ゴール下でフィジカルの強さを発揮していました。
ただ、判断が悪い部分が見られます。具体的に言えば、ノーマークのプレーヤーを見逃してパスが出せなかったり、コービーがポストでボールを要求しているのに見ていなかったりなどです。もっと周りを良く見る必要があると思います。そこは今後の課題になると思いますが。


クラークソンですが、正直言って、あまり印象に残っていないです。13点取っていますが、そんなに取っていたんだ、という感じです。私はどんなプレーがあったかメモを取りながら見ているのですが、それを見返したら、レイアップやフローターなど、ペイント内での得点が多かったようです。ですが、アウトサイドシュートがあまり入りませんでした。疲れがあったのでしょうか?


ラッセルですが、3Qまではあまり良くなかったです。ゴール下でのシュートや、フリーで打ったレイアップも外すなど、疲れがあるのか、昨日のケガの影響なのか、調子がよくなかったです。
それでも4Qに持ち直し、3ポイントやジャンパー、ドライブからのフローターを決めて追い上げの要因となっていました。さらにファストブレイクでナンスJrに素晴しいパスを出すなどもありました。

4Qに入るまでアシストがなかったです。これはラッセルだけの責任ではないですが、ラッセル個人としてみれば、相手がゾーンディフェンスなど、ディフェンスに変化を与えてきたときに、落ち着いてゲームメイクができるようになれば良いと思います。
もう今シーズンも残りわずかなので、来シーズン以降の成長に期待したいところです。


今日のサンズ戦はロードでの試合にもかかわらず、コービーのジャージーを着たレイカーファンが本当に多かったです。
レイカーファン8割、サンズファンが2割ほどだったそうで、アウェーなのにこんなことあるのか、という感じでした。みんなコービーを見に来たのでしょう。


今日は以上です。

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