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カイル・クズマはスターになる!その理由はこれだ [レイカーズ]

私のブログを何度か見たことが見たことがある方はご存知でしょうが、私がコービー以外の人物について、または話題について記事にするのは稀です。

なぜかというと、冷たいと思われるかもしれませんが、『記事を書くだけの価値があるのかないのか』というのが、私の記事を書く基準だからです。


記事を書くのには、時間が必要です。私は記事を書くのに結構時間がかかってしまいます。
記事にもよりますが、大体、2時間近くはかかります。

私にとっては、『記事を書く2時間を費やす、価値があるのかないのか』が重要なのです。


私が主に記事を書いてきたのはコービーに関してが多いです(試合の感想以外では)。

コービーに関しては、記事を書くだけの価値があると思っていたので、これまで書いてきました。


コービーのラストシーズン、2015~16シーズンですが、私はこのシーズン、ほぼすべての試合の記事を書きました。

もちろん、試合を見ないことには、感想は書けません。


試合を見るのに、大体3時間近く、記事を書くのに、2時間ほど。

このシーズンは試合のある日は大体5時間をNBAの為に時間を費やしていたことになります。


正直、めちゃくちゃハードでした(笑)途中何度も『やめときゃよかった』と思いました。


ですが、私はコービーに価値を感じていたので、なんとかシーズン最終戦までやり遂げることができました。

コービーのラストゲームの活躍は、1シーズン頑張って記事を書いてきた私に対してのご褒美かと思ったほどです(笑)
アレのおかげで、私のそれまでの苦労はすべて吹っ飛びました。


そしてコービーは引退し、私は頑張りすぎた反動もあってあまり記事を更新しなくなったわけですが、
今回、久々に『記事を書きたい』と思わせてくれる選手が出てきてくれました。


それがカイル・クズマです。


私は、クズマはスターになると思います。それも、レイカーズが目指すバスケットボール、スタイルにかなりマッチした状態でです。

その理由を、今から書いていこうと思います。

ただし、私は具体的なデータや、数字を持ち出してはここでは述べません。

なぜなら、データを探すのが大変だからです(苦笑)


具体的なデータ、例えば、選手のボール保持時間や、移動スピードがどうとか、そういうのを持ち出して論じれば、深いバスケットボール談議になり、記事に信頼性をもたらすことができるのは分かります。

ですが、そこまでやると、もはやアナリストですよね(笑)
“仕事”のレベルです。


それをやっている方は素晴らしいと思います。ですが、私はそのレベルまではできません。


私は見たまんま、思ったことをそのまま書いて、記事にするスタイルでやっていこうと思います。
たまには具体的なデータも持ち出したいとは思いますが。

“論文”というより、“感想文”のような感じでしょうか。

それでも見たい、と思ってくださる方は、どうぞお読みください(笑)

『な~んだ、内容のうっすい記事だな』という意見は受け付けません(笑)



では、ここからクズマについて、特筆すべき点を。


①ボディバランスの良さとスピード

クズマがよく行うムーブの一つが、スピンターンで相手をかわし、レイアップなどに持ち込むムーブです。
よくレブロンがやるヤツですね。あれは相当難しいです。

まず、クズマのスピンターンですが、相当なスピードでドライブしたり、トランジションでボールを持ちこんでからスピンしているにもかかわらず、ほとんど軸がぶれず、シュートに持ち込み、決めています。これは相当な体幹の強さ、そしてボディバランスを持っている証左ではないでしょうか。
熱心なワークアウトの賜物だと思います。


クズマの身長は206センチメートルですが、ビッグマンにしては(実は、現在のNBAでは、もう206センチではビッグマンとはいえないかもしれませんね。この身長でも3ポイントは当たり前、ボール運びだってする様な時代になった訳ですし)スピードがある方ではないでしょうか。


クズマはトランジションにおいて、よく先頭を切って走っています。さらに自分でドリブルしてボールを持ち込む際のスピードもかなりのものです。
“ボディバランス”と“スピード”この2点がクズマが優れている点であろうと思います。



②ボールを持ってから、得点するまでの時間が短い

私がクズマが1番すごいと感じた点はこの点です。クズマはパスを受け、ボールを持ってからシュートを打つまでの時間が短いと思います。

簡単に言えば、ボールを長く持たなくても、得点ができるということです。これが1番の武器ではないかな、と私は思っているのです。


これに関して、具体的なデータがあるわけではないです。完全に、私の主観、感想です。
だけど、私と同じように思っている方も、いらっしゃるのでは?

なぜクズマはボールを貰ってからシュートに行くまでの時間が短いのか。

その理由は2つあると思います。

まず1つ目が、“常にアタックモード”であること。

サマーリーグの時から、現在に至るまで、クズマはコートに立っている時は常に“アタックモード”です。
隙があれば躊躇なくシュートを放つし、ゴールにアタックします。


これはディフェンダーにとっては、脅威です。というのも、クズマとマッチアップしている時は、息をつく暇もありません。

隙があればクズマは必ずアタックしてきます。ディフェンダーは大変でしょう。


もう1つの理由は、“状況判断に優れている”ということです。
例えば、スクリーンを使い、少しでもフリーであればシュートを打つ。
インサイドにスペースがあれば、ドライブを仕掛ける。
このような判断がクズマは早いのです。

ボールを貰ってすぐ、あるいは、ボールを貰う前からディフェンダーの位置などを把握し、どのようにしてゴールを狙うのかを考えているのだと思います。
“ボールを貰ってから”考えるのではないから、シュートに行くまでの時間が短いのだと考えられます。


現代のNBAにおいて、“ボールを長く持ちすぎる”というのは、ある種“やってはいけないこと”になりつつあります。
システムオフェンスが主流となり、ボールやプレーヤーが常に動くことが重要視されるようになった現在において、クズマのように“長くボールを持たなくても得点を狙う”というのは重要なのです。

この点において、クズマは現代のバスケットボールにすごくマッチしていると言えると思います。


③新人離れしたメンタリティー

クズマを見ていると、『本当に新人?』と思うようなメンタリティーを持っていると感じます。

メンタリティーと言えば、ご存知『マンバメンタリティー』を思い浮かべる人がいるかもしれませんが、私は“あえて”マンバメンタリティー、つまりコービーとは比較しません。

理由は、何でもかんでもコービーと比較するのはナンセンスであり、そのプレーヤー自身に失礼だと感じる面があると思うからです。

はっきり言って、何でもかんでも“コービーみたい”とか、『マンバメンタリティーを持っている!』とか言うのは、違和感を感じます。

20年のキャリアでほぼすべての栄誉を手にし、5度の優勝に導いた選手と、1年目や2年目の選手を比較して何になるのか?

もちろん、コービーのように、偉大な選手になってほしいという気持ちは分かりますが。


私はそれぞれの選手個人のいい面として、メンタリティーであったり、フットワークであったり、見ていくことが大切であり、その選手に対しての礼儀であると思っています。もちろん、これは私個人の考えであり、他の人がどう思おうと自由だと思いますが。


ということで、クズマ自身のメンタリティーを見て、すごいと思う点を挙げると、まずは『どんな場面でも落ち着いている』という点。


クズマは今季すでに何度か、終盤に同点に追いつくシュートや、重要なバスケットを決めたりしていますが、常に冷静で、はしゃいだりしている様子は見られません。

まるで、試合終了のブザーが鳴るまでは気を抜いていないかのようですし、“このくらい決めて当たり前”と思っているのかもしれません。


続いては、上記しましたが、“常にアタックモード”である点です。

具体的には、先日のヒューストン戦、クズマはトランジションでレイアップシュートを外してしまう場面がありました。

ところが、オフェンスリバウンドを味方が取ったのを見ると、クズマは3ポイントラインの外に行き、ボールを要求し、パスを貰うや否や、すぐに3ポイントを打ち、決めたのです。


これはなかなかできることではありません。“レイアップを外す”というのはある種ボーンヘッドであり、気持ち的に落ち込んでも不思議ではありません。


ところが、すぐさまボールを要求し、フリーであるのを確認してすぐに3ポイントを打ったのです。
私はこのプレーでシュートが入ったとしても入らなかったとしても、手放しで称賛したいと思います(入ったので余計に)


クズマはシュートのミスなんて気にしないのでしょう。消極的になる方がダメで、どんどんアタックするべきだと思っている。

このメンタリティーは、新人離れしていると思いますね。



以上3点、クズマがスターになるであろう資質について書きましたが、私はクズマがスター選手になるとして、どんなタイプのスター選手になるかな?と考えた時、なかなか思いつきませんでした。


得点の取り方やシュートレンジの広さ的に、GSWのケビン・デュラントと少し似ているかな、と感じたのですが、ちょっとしっくりこない。

ですが、昨日ツイッターを見ていると、クズマに関して“クレイ・トンプソンのよう”と書いておられる方がいました。

私はピンときて、クズマは【KDとクレイを足して割ったような感じ】というのに落ち着きました。
案外しっくりきませんか?(笑)


クレイなんて、各チームに1人くらいはこんな選手が欲しい!と思うような現代バスケットボールの申し子のような選手でしょう。

さらに、クズマはクレイよりも身長がある。
クズマがクレイとKDを足して割ったような選手になれば、最高でしょう。

是非ともそうなってほしいと思います。



ところで、今年はルーキーが豊作だという話がチラホラ聞こえてきます。

なんなら、ルーキーの方が、何年かNBAにいる選手よりも活躍しているという意見も。

私も実は同じように思っていて、その理由を考えていたとき、こんな意見を見つけました。






モコさん、引用させていただきました(笑)ありがとうございます。

私はこの意見と全く同じことを思っていました。モコさんに、『先を越されてしまった』と思ったくらい(笑)

もう少し言えば、近年、バスケットボールは進化し、システムオフェンス主体に変わったと思いますが、それはNCAAも同じであり、NCAAでそれを経験した分、NBAに入ってからでも、すんなりと順応することができているからこそ、活躍できているのかな、と思いました。


それと、活躍するためにはどんなトレーニングが有効か、などの点も加味してワークアウトをしているからこそ、ルーキーのレベルが上がってきた点もあると思います。

これが本当なのかどうかは分かりませんが、いずれにしても、『変化に適応する』という点と、『最新の技術や、知識をとりいれる』という点が大切なのでしょう。

これはバスケットボールに限った話ではありませんね。何に関しても、同じことが言えるはずです。



今回はクズマに関して考察というか感想というか、記事を書きました。

ルーキーとしてこれだけ活躍しているのは素晴らしいですが、今後怪我には注意してほしいですね。
疲れも溜ってくる時期だろうし。

シーズン通して怪我なくプレーすることができれば、新人王も現実味を帯びてくるのではないでしょうか。


今回は以上です。

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