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#19 アトランタ戦 【オフェンスに苦労】 [試合感想]


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アトランタ戦の感想です。

2試合ほど前から記事のタイトルにサブタイトルをつけています。

これを見れば試合がどんなものだったかが一目で分かるかと思ってつけ始めました。


まず、試合内容です。

レイカーズは出だしから得点に苦しみます。

シュートが打っても打っても入りません。その間にミルサップのレイアップ、

ホーフォードの3ポイントとジャンパーで先行されます。


レイカーズは1Qの残り7分35秒でヒバートがオフェンスリバウンドを取って、ダンクを決め、

ようやく得点します。

すると、ヒバート→コービー→ラッセルのいいパス回しからラッセルが3ポイントを決めます。


アトランタのセフォローシャに3ポイントを決められますが、

アトランタのあるジョージア州出身で、高校時代に2度、州のミスターバスケットボールに選出されていたルーが3ポイントラインから2メートル近く離れたところから3ポイントを決めます。


ティーグにジャンパーを決められますが、コービーが1オン1を開始し、ゴール下にカットしてきた

ナンスJrにいいパスを通し、ナンスJrがゴール下でシュートを決めます。


アトランタはマスカーラが3ポイントプレー、3ポイントと立て続けに得点しますが、

ルーがまたも3ポイントを返します。


レイカーズは1Qの終盤にルーのFTとフローターで得点しますが、アトランタのシュルーダーに

3ポイントを決められ、4点ビハインドで1Qを終えます。


レイカーズの1QのFG%は31.8%と良くなかったです。アトランタもシュートがあまり入っていなかったのでこの点差で済みました。


2Qが開始するとアトランタのべイズモアにレイアップを決められますが、

レイカーズはルーのパスからバスがダンクを決めます。


ですが、レイカーズはここからまたオフェンスに苦しみます。

オフェンスが単発で、1オン1に頼る状況が続き、シュートを打ってもなかなか入りません。


対してアトランタはスコットとホーフォードのFTそれぞれ2本、べイズモアの3ポイント、

スコット、コ―バーのジャンパーなどで得点され、差を広げられてしまいます。


レイカーズはその間、コービーのFT2本と、コービーのローポストからのシュート、

ラッセルの3ポイントでしか得点できず、気がつけば28対44と、16点差がついてしまいます。


ここからレイカーズはランドルがオフェンスリバウンドを取ってレイアップを決めたり、

ラッセルのパスからナンスJrがレイアップを決めますが、レイカーズはTOが込んでしまい、

そこからコ―バーに3ポイントを決められたり、セフォローシャにジャンパーを決められてしまいます。


終盤にメタが3ポイントを決めますが、16点ビハインドで前半を終えます。


3Qはレイカーズのオフェンスが持ち直します。

まずクラークソンとラッセルが3ポイントを決めます。


アトランタもティーグの3ポイント、ホーフォードのダンク、ティーグのFTでスコアしますが、

レイカーズもコービーからゴール下のラッセルへ素晴らしいパスが通り、ラッセルがシュートを決めると、続いてラッセルからゴール下のランドルへパスが通ってランドルが決めます。

しかし、クラークソンのTOからホーフォードにダンクを決められてしまいます。


ですが、ここからレイカーズの流れになり、コービーのパスからクラークソンが3ポイントを決めると、ヒバートもゴール下でシュートを決めます。

さらにコービーが3ポイントを決めると、直後のアトランタのオフェンスの場面で、コービーがボールをスティールし、そのままボールを運んで3ポイントを打ち、これを決めます。


その後にクラークソンも3ポイントを決めて点差を詰めます。


このレイカーズのオフェンスの間、アトランタはTOが非常に多く、

なかなかシュートまで行けていませんでした。


アトランタのティーグにレイアップを決められますが、ルーがゴール下でシュートを決めます。

べイズモアに3ポイントを決められても、クラークソンのジャンパーと、ランドルのレイアップでスコアし、6点ビハインドまで差を縮めて4Qに入ります。


アトランタはこのQだけで10個TOがありました。パスミスが多かったですが、レイカーズが積極的な

ディフェンスをした結果ともいえると思います。


4Qは、アトランタのスコットにジャンパー、3ポイントを決められますが、ルーがジャンパーを決めます。

ですがラッセルのTOからコ―バーにレイアップを決められてしまいます。


ラッセルがゴール下でシュートを決めますが、アトランタはべイズモアのFT1本と、アリウープで

得点します。


ここからレイカーズは意地を見せ、ラッセルの3ポイントに、ナンスのダンク、

さらにコービーのFT2本で得点すると、アトランタのTOからコービー→ルーとパスが通り、

ルーが3ポイントを決めて残り6分を残したところで4点差となります。


その後、ミルサップにゴール下で決められますが、コービーがジャンパーを決めてついていきます。

ところが、ここからレイカーズのオフェンスは得点に苦労します。


そこから約3分間、バスがコービーの外したシュートをプットバックダンクで押しこむまで得点できませんでした。

レイカーズが得点できない間にミルサップのゴール下、ティーグのジャンパー、ミルサップのFTで

10点差まで開いてしまいます。

さらにべイズモアにFTとアリウープダンクを決められて、残り1分を切った段階で14点差となって

勝負の行方が決まってしまいました。



今日の敗因は【オフェンスの欠如】と言っていいと思いますが、これはある程度は想像できることです。

というのも、何回も言っていますが、レイカーズには決まったオフェンスシステムがないために、

個々のプレー、アイソレーションに頼りきりになってしまう時がよくあります。

今日はそれが如実に現れた感じでした。


誰かが1オン1を始めると、それに合わせた他の選手の動きがないです。これも問題です。

コービーやラッセルがドリブルを始めると、他の選手は見物人になってしまいすぎです。

唯一、よく合わせの動きができていると感じたのはナンスJrくらいです。

ナンスJrはよく動いていて、実際にコービーやラッセルからのパスを受けての得点するシーンが

あります。これは見ていてすごくいいです。


ディフェンスについてですが、ヒバートがいないとゴール下で良く得点されるシーンが目立ってしまいます。

4Qはせっかくレイカーズが4点差まで詰めたのですが、アトランタのミルサップにインサイドで

連続で得点されて突き放されました。これは痛かったです。

1Qの最初はヒバートがゴール下にいたので、アトランタはゴール下での得点に苦労していた時がありました。

ヒバートは4Qに試合に出ていませんでした。結果論かもしれないですが、もう少しゴール下のディフェンスを重視してもよかったと思うのですが。


しかし、今日はディフェンスでは脚は結構動いていて、アトランタのパス回しに対応できていたような気がします。

そのせいか、アトランタは後半にTOがすごく多かったです。パスミスが多かったので、

レイカーズの選手たちがアトランタの想像以上にマークマンにしっかりと付くことができていたのかな、と思います。


続いては個人です。


・コービー

試合後のインタビューの最初に、記者に“脚はどうだったか?”と聞かれ、

『あまり良くなかった』と笑いながら言っていました。確かに、前のワシントン戦よりも

脚がなかったようにも感じました。


コービーが長い距離からのシュートが多い理由は、私の考えでは2つあって、

1つはランドルがプレーしやすいようにスペースを空けているため、

もう1つはコービー自身が認めていますが、体の衰えから、相手ディフェンダーをドライブで

抜き去ることができなくて、必然とアウトサイドシュートに頼ってしまうからです。


ミッドポストなどを主戦場とすればもう少し確率は上がるとは思うのですが、

ランドルとのスペースの兼ね合いもあるので難しいというのが現実です。

コービーにシュートを打たせるシステムがあるわけでもないし。


結局、コービーの状態次第でシュートが決まるか、決まらないかということになってしまうのですが、

シュートを楽に打たせてあげることができないのが歯がゆいです。


メディアなどは、コービーのシュート確率ばかり気にしているので、永遠に評価されることはないですが(苦笑)

コービーは今日5つアシストがあって、フリーになった選手は良く見ていてパスを出しています。

なので、選手たちにもっとオフボール時の動きなどが出てくると、もっとオフェンスが活性化して

良いとは思うのですが・・・


コービーの今日のハイライト動画です。



余談になりますが、コービーが初めてバイロンに引退を伝えたのは先週のポートランドとの試合中に突然言ったということが明らかになりました。





・ラッセル

キャリア初のダブルダブルでした。リバウンドで2ケタ取りました。

ラッセルは意外とリバウンドにも積極的にいっています。おそらくはヒバートがディフェンスで

アウトサイドに引っ張り出された際、ゴール下が手薄になるので、リバウンドをしっかり取ろうと

しっかり意識して取りにいっていると思います。


積極的にシュートを打ちにいったり、攻めました。が、それに伴いTOが7つあります。

前の記事で“ラッセルのTOは目をつぶる”と書いたばかりですが(笑)少しだけ言わせてもらうと、

少しボールを自分で持ちすぎて、相手にプレッシャーをかけられてしまうとTOになってしまうシーンが多いです。


これは球離れのタイミングの問題で、早すぎれば相手ディフェンスを引き付けれないし、

遅ければディフェンスのプレッシャーが強くなってきてTOになりやすくなってしまいます。


ミスをするのはしょうがないですが、今日のミスからどう学んで、次に活かせるか、

というのが重要だと思います。




個人については以上ですが、今日は2つ気になる点があります。これはバイロンの采配の面です。


1つ目は、4Qにクラークソンを全く出場させていないことです。

クラークソンはオフェンスにおいてはチーム1の効率を誇る、ベストプレーヤーと言っても過言ではないです。

FGは50%近く、3ポイントの確率も40%を余裕で超えています。

そのクラークソンをなぜ4Qに出さなかったのかが分からないです。


確かに、オフェンスが好調で、出ているメンバーたちで上手くいっているのならば

クラークソンは出さずに、そのままのメンバーでプレーさせ続けるという手はありますが、

今日は4Qに明らかにオフェンスで苦労していました。

なのにクラークソンを出さない理由が分からないです。クラークソン本人も、

『なんで俺を出してくれないんだ?』と思っているのではないでしょうか。


もう1つはヤングについてです。

これはもう明らかにローテーションを外れているといってもいいと思います。

バイロンは試合後になぜヤングを出さないのかをメディアに訊かれ、理由は答えずに、こういっています。





今日はオフェンスで苦しんでいるのだから、起爆剤として出してもよかったと思います。


これは私の勝手な予想ですが、バイロンはあまりヤングのことが気に入っていないのかな?と思います。

これは昨年からなのですが、バイロンはヤングには結構辛辣です。

夏の間にオフボール時の動きなどの成長をかなり要求していましたし、

ヤングがバイロンに褒められているところは私の中で記憶に残っているものはないです。

なにか気に入らない所でもあるのでしょうか?

ちょっと分からないですが・・・


今回は以上です。

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