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#4 レイカーズ vs ナゲッツ 試合感想 [試合感想]

デンバー戦の感想です。

まずは試合内容から。



レイカーズはコービーとランドルのピック&ロールから

ランドルがファウルをもらいつつレイアップを決め、

再びランドルのレイアップ、さらにコービーとクラークソンの

3ポイントが連続で決まり、スタートダッシュに成功します。

前の3試合はいつも相手チームにスタートダッシュをされていたので、

やっと試合のスタートを良い形で切ることができました。


ディフェンスでもいいプレーが出て、ランドルがブロックをして

24秒バイオレーションを誘ったシーンがありました。


レイカーズはクラークソンが絶好調で、

フローターやランドルの速攻でのパスアウトから3ポイントを決めたり、

ジャンパーを決めるなど絶好調でした。


その後、コービーがポストからドライブして上手いリバースレイアップを

決めると、バスとルーのFTをはさみ、クラークソンのジャンパー、

さらに珍しくケリーがドライブして、ファウルをもらいつつシュートを決めます。


ですが、やはりディフェンスでなかなか相手を止められず、

マイク・ミラーに3ポイント、ネルソンにジャンパーを決められて

1Qを終えます。


2Qはなんと開始から4分近くもスコアできず、その間に

ミラーの連続3ポイントなどであっさり逆転されます。


やっとのことでルーがスティールからレイアップを決めて得点し、

さらにランドルがダンクを決めます。

すると、いつもはヒバートがコートに戻るローテーションのはずが、

ブラックがコートに出てきます。


コービーがジャンパーを決め、その後、ファストブレイクでルーから

ランドルにパスが渡り、ランドルが豪快にダンクを決めます。


その際、ブラックもしっかりと走っていて、相手ディフェンダーを

ブロックして、ランドルが走ってダンクするレーンをしっかりと作っていました。

これには解説者のスチュ・ランツがベタ褒めしていました。


しかしその後、ランドルにアクシデントが起きます。

ポストプレーで攻めていたところ、マッチアップしていた

ガリナリの指がランドルの目に入ってしまい、ランドルは痛そうにして

コートに座り込んでしまいます。

その際、ランドルがディフェンスに戻らないので、完全に5対4の状況に

なってしまい、プレーを止めるために仕方なくコービーがファウルで止めます。


ランドルは治療のため、コービーはそのファウルで3つ目となってしまい、

2人ともベンチに下がってしまいます。


レイカーズはインサイドで連続でスコアされ、点を離されそうになりますが、

本日絶好調のクラークソンが連続で3ポイントを決め、なんとか食らいついて2Qを終えます。



3Qは開始からコービーのアシストでラッセルが3ポイント、

さらにコービーのジャンパー、クラークソンのレイアップ、

さらに速攻でコービーが抜群のタイミングでラッセルにパスを出し、

ラッセルがレイアップを決めると、ランドルもレイアップを決め、

68対65と、逆転に成功します。


さらに速攻の場面で、ラッセルが前を走っていたヒバートに矢のような良いパスを出し、

ヒバートがダンクでフィニッシュします。


さらにクラークソンからのパスをうけてヒバートが再びダンク、

さらにランドルのダンクでスコアをします。


ですが、相変わらずレイカーズのディフェンスは悪いままで、

ファリードなどにインサイドで得点されます。

3Q終盤、デンバーはムディエイの3ポイント、ヒクソンの3ポイントプレー

などでスコアし、レイカーズを離しにかかります。


オフェンスリバウンドを取られてスコアされてしまうという

レイカーズの悪い癖も出ていました。

10点差をつけられ、3Qを終えます。


4Qは開始からFT祭でした。

ヤングが3ポイントを打つ際にファウルをもらうと、

次はルーが3ポイントを打つ際のファウルをもらいます。

さらにまたルーが3ポイントのファウルをもらって、合計9本中8本を決めます。


これだけファウルをもらって、スコアしているにもかかわらず、

レイカーズはディフェンスで相手を止められず、フォイのジャンパーなどで

スコアされ、ちっとも追いつけません。


残り7分の時点で10点差のままで、

ルーのFTなどで少し点差を詰めますが、

パスを回されてディフェンスが崩れたところをバートンにドライブされて

ダンクを決められてしまいます。


その後、コービーがドライブをし、ルーへの良いパスが通ってルーがレイアップを

決めます。

そしてまたルーが3ポイントアテンプトのファウルをもらい、

3点差まで詰めます。


ここでもうひと踏ん張りしたいところだったのですが、

コービーにマッチアップされていたガリナリがシュートを打って、

自分でバランスを崩して転んだものがファウルになり、さらにシュートまで入ってしまうという

神にまで見放されたかのようなプレーと、

直後のレイカーズのオフェンスでランドルがダンクに行こうとしたところを

ファリードとヒクソン2人がかりのブロックにあってしまいスコアできず、

逆にヒクソンのシュートで8点差に戻されてしまいます。この時点で残り3分でした。


その後、レイカーズはスコアしてもスコアを返され、全く追いつくことができず、

敗戦となってしまいました。



直接的な敗因はディフェンスで、3Qまでは毎回30点以上取られているし、

4Qも27点取られているうえに、試合全体を通してインサイドでやられていることに

対して何の対策も取れないようでは勝てるわけがないです。


ファリードは10/13の28点、15リバウンド、そんなに得点を取れるほど成長したのかと思って

ファリードのことを調べたら、前の2試合はどちらもたったの1ケタ得点です。


ファリードは自分で1オン1をして得点を取りに行くタイプではないし、

どちらかというと合わせの動きからの得点や、オフェンスリバウンドからの

得点をするタイプのプレーヤーで、そんな選手に28点も取られるなんて

恥ずかしいです。


また、ヒクソンについても同様で、前の2試合で合計5分しか出ていない人相手に

FG8/9、17点取られています。

(なぜたったの5分しか出ていない人がこの試合スタートだったのかはわかりませんが)


トランジションディフェンスは相変わらずダメで、必ずと言っていいほど

スコアされてしまいます。

そもそも人が戻ってこないです。


本当に、毎試合同じことの繰り返しで、ディフェンスの進歩が見られないです。

バイロンはそういった指示を出しているのでしょう?



上記では“直接的な”原因は、と書きましたが、

実はオフェンスもチームとしては全く機能していないです。


私はこれほどガードの選手ばかりがボールを保持していて、 オフェンスをするのを見るのは初めてです。

ガードの選手のボール保持率が高すぎだと思います。


特に酷いと思ったのが4Qで、極端に言えば4Qはルーとクラークソンだけで

ボールを保持してプレーしていたような感じでした。


コービーですら、ボールを持っている時間は本当に少なかったです。


1Qの出だしと、3Qはオフェンスが良かった時間帯がありましたが、

その時はラッセルやコービーを中心としたボールムーブが良かったです。


4Qを見るとボールムーブはほぼなし。

ボールを持つ時間がないので、コービーも存在感を示せたのはわずかだし、

ランドルに至っては3Qまでは存在感があったのに、

4Qにはいたのかどうか思い出すのが難しいほど存在感がなかったです。


ガードばかりでボールを保持していて、コービーやランドルをオフェンスに

絡めさせれないようようでは、100点以上取っていたとしても

チームオフェンスが機能しているとは言えないです。



私はチームオフェンスに関してはかなり心配していて、

気になる面がいくつかあるので、オフェンスに関しては

後日、別記事という形で書こうと思っています。

(幸い次の試合まで2日空くので)



今日は個人の感想は書かないでおきます。

個人の感想はどうしてもオフェンスの話が多くなるので、

そのあたりも絡ませて別記事に書こうと思います。


今日は以上です。

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コメント 4

Venza

こんにちは、筆が進まない中での記事ご苦労様です。毎試合同じ課題で書くのも辛くなってくる事と思います。

そんな中でも毎試合、試合を振り返り記事にするのはモチベーション的にも大変な事と思います。どうか無理をなさらず、マイペースで更新いただけばと思います。


by Venza (2015-11-05 10:41) 

お名前(必須)

毎試合更新ありがとうございます。
また、毎回のコメントの返信ありがとうございます。

今日の試合を見ていて、私は今後レイカーズに勝てるチームはあるのかと問いたくなるような思いを抱きました。
今シーズンは元々リーグ優勝などという期待はなかったものの、昨シーズンよりは良い補強をしていて、面白いチームになるんじゃないかと期待していたため、プレイオフチームになることは期待していました。しかし、やはり今季は若手の成長や個々やチームのプレイスタイルを模索する年となってしまうんだなと昨日までの試合を見て感じています。
けれど、コービーのラストシーズンになるかもしれない今季は優勝は無理でもプレイオフには進んでほしいなって思っています。 コービーは長年レイカーズのみならず、NBAを引っ張ってきた偉大なプレイヤーなので、有終の美を飾って引退してほしいと思うんです。それもレイカーズで。
なので、今季は負けが混むというのは主さんの言う通りなのですが、私はプレイオフ出場を目指して、今シーズン前半までになんとか個々やチームのスタイルを確立して、後半で挽回して欲しいという気持ちで見ています。
かなり難しいというのはわかるし、何せ若手中心のチームなので、時間がかかって当然です。さらには強豪ひしめくウエストで勝ち抜くことはかなり困難です。
ですが、コービーのためになんとしても今シーズン中に建て直しをして欲しい。そんな想いで今はいっぱいです。

私のつまらない思いを書かせて頂いたところで失礼ながら、かなり難しい質問をさせて頂きたいのですが、
レイカーズが今シーズン、プレイオフチームになるという観点からレイカーズには何が必要であると主さんは思いますでしょうか?出来れば具体的にお答え頂けると嬉しいです(._.)




by お名前(必須) (2015-11-05 10:52) 

keeeeent_24

↑のコメント私です。
名前を書き忘れてしまいました。申し訳ございません。
by keeeeent_24 (2015-11-05 10:53) 

ひで@ダンク&ラキの飼い主

>>Venzaさん

コメントありがとうございます。

お気遣い感謝です。1回勝てば、モチベーションも出るし、書くことも違ってきますよね。負けばかりだし、毎試合課題が同じで、書くことも一緒になってくるから何を書こうか悩むし、読んでくださる方も同じことばかり書いてあるから面白くないのでは?と思ってしまいます。
ありのままを書くしかないんですけどね(苦笑)

>> keeeeent_24さん

コメントありがとうございます。
全然つまらない思いなんかじゃないですよ。
チームの勝ち負けはともかく、コービーには良い形で引退を迎えてほしいというのはファンみんなの共通の思いだと思います。

本当に、『これならプレーオフにいけるかも』という条件を考えて言うならば、
①意図をもったチームオフェンスの構築
②ディフェンスの改善
③コービーが絶対にシーズンエンドのようなケガを絶対しないこと
④シーズン途中のトレード
です。
①は最新記事に詳しく書いたので読んでいただければ、と思います。②に関しては、ディフェンスが悪いのは明白で、絶対に改善しないと勝てないです。これはケミストリーができてくればある程度改善する可能性はありますが、強固なディフェンスを目指すとなると、それ以上のディフェンスへの意識と練習が必要です。③はコービーがケガをしたとたんにチームの目標は完全に若手の育成へと切り替わるので、勝つことが目標からなくなります。これは去年がいい例です。④に関してですが、仮にです。ケビン・デュラントがOKCとは再契約しないという話になり、FAになってタダで出て行かれることを嫌がったOKCがデュラントをトレードに出すことにし、レイカーズに来てくれたらプレーオフが見えます。ただし、現実問題それは難しいです。奇跡でも起きない限り、です。他にも、トレードでディフェンスの良いプレーヤーや、ゲームメイクのできるPGを獲得する、という方法もありますが、トレードデッドライン付近にならないとトレード市場は活性化しないかもしれません。

以上がプレーオフを目指せる条件だと私は考えます。
by ひで@ダンク&ラキの飼い主 (2015-11-06 15:52) 

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