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#3 VSクリッパーズ [試合感想]

惜しい敗戦でした。


まず、内容を簡単に。


1Qは前の2試合と同様、開始早々に2ケタ近くリードされます。

特にグリフィンにやられました。

確率はそれほど良くないと感じましたが、グリフィンは3ポイントから
1歩くらい中に入ったところくらいからのミドルシュートを多く打たれ、
何本か決められました。

ブーザーだと、あの辺りまでつくのは難しいと思います。


そして意外なことに、レイカーズはゾーンディフェンスを使っていました。


2Qに入ると、過去2試合でボロ負けだったのがウソのような動きを見せます。

ディフェンスではゾーンとマンツーを織り交ぜながらやっていましたが、
足がよく動いていて、相手のミスやを誘ったり、スティールがありました。

オフェンスではコービーを中心としていましたが、
コービー任せになっておらず、コービーがボールを持ったときに
周りの選手がよく合わせて動いていました。

相手のTOからこちらが得点するという良い流れもありました。

56対62の6点ビハインドで前半を終えます。


3Qもいい流れは続きました。

コービーが周りを活かし、かなり確率よく得点し、
なんと逆転します。

特にヒルはコービーのアシストから得点したり、
オフに猛練習したというジャンプシュートが大当たりでした。


4Qは一進一退のまま終盤までゲームが進みます。

レイカーズは終盤まで頑張ってくらいつきますが、
頼みのコービーのシュートが外れたり、なかなか終盤に得点することができませんでした。

対してクリッパーズはFTなどで確実に得点していました。

残り15秒で入れば同点の3ポイントをコービーが外してしまい、
力尽きました。



・オフェンスとディフェンスについて。

過去2試合とは比べ物にならないくらい良かったです。

まず、オフェンスはコービーがボールを持ったときに他の選手に動きがあり、
コービーからアシストをもらって得点するというのが多くありました。

特にヒルはコービーにピックに行ってから、ボールをもらいやすい位置に
ちゃんと動いています。

サンズ戦では散々だったリンも積極的にプレーしていて、
良くドライブしていました。

やはり、リンはオフェンスのカギになりそうです。

ディフェンスではレイカーズでは珍しいゾーンを取り入れました。

過去2試合ではなかったと思います。

おそらく、前の2試合でアウトサイドシュート(特に3ポイント)
対策だと思います。

ゾーンでない時もシュートを打った選手にちゃんとクローズしていました。


ただし、ビッグマンのファウルが多いです。

ヒルもデイビスもファウルトラブルになっていましたし、
後に出てくるのが、サクレでは頼りになりません。

そこからFTで点を取られているのでファウルトラブルは避けてもらいたいです。


・コービーについて

動き自体はよく、3Qまでシュートも良く入りました。

前の2試合と比べると、ドライブを良くしていたように感じました。

コンディションがいいのだと思います。

1Qには豪快なダンク、3Qにはリバースレイアップなど、難しいプレーも
こなす36歳です。


ただし、4Qにシュートが入りませんでした。

疲れがシュートに影響したのか、ただ入らなかっただけなのかは分かりませんが、
そこは残念でした。


ディフェンスでも隙があればスティールを狙ったりと、ディフェンスでも
チームを引っ張ろうとしています。

1Qや4Qはクリス・ポールにマッチアップしていました。



・ジョーダン・ヒル

オフェンスで大当たりでした。

コービーにジャンプシュートを練習するように言われたらしく、
オフに相当練習したみたいで、その効果が出ました。

ツイッター上ではノビツキーみたいと言われるほど入りました。

ジャンプシュートが入るようになるとオフェンスでの幅が広がります。



・ウェスリーとサクレ

毎試合、がっかりした人がいますが、今日はこの2人です。

2人に共通していることは、
『やってはいけないことをしてはいけない場面でする』です。

まず、ウェスリーですが4Qの大事な時にクロフォードの3ポイントにファウルをし、
3本FTを与えるようなことをしました。

クロフォードが上手いのもありますが、
3ポイントなんて打たれても2本に1本くらいは絶対外れるし、
FTを与えたほうが確実に点を入れられるに決まっています。

あと、オフェンスではほとんど役に立たないです。

私はよくウェスリーがMWP(今はパンダ・フレンズ??)に見えます。

打った瞬間にこれは入らないなと思うようなシュートを打つからです。

もっとフリーでボールをもらえるようにカットするなり何かすればいいのに、
と思います。


続いてサクレですが、13分の出場でTOが3つ、少なくともそのうち2つは
ムービングスクリーンです。

スクリーンくらいまともに出来ないのでしょうか?

3Qの終了間際のオフェンスでムービングスクリーンをやって相手ボールにし、
最後のクリッパーズのオフェンスでクロフォードに3ポイントを入れられました。

それがなかったら、7点差で4Qに入ることができたのに
明らかなボーンヘッドでした。


ヤングが帰ってきたらウェスリーの出番はもっと減るし、
フロントコート陣がファウルトラブルさえなければサクレはでなくていいので、
あまり見なくていいようにしてもらいたいです。



負けはしましたが、光明が見えたゲームでもありました。

オフェンスではいい形になりつつあるし、
ディフェンスでもゾーンを使うなどの変化があったり、努力している様子が
見られ始めたので、続くと良いと思います。

良く考えれば、開幕からの5日間で4戦、
相手はプレーオフに進んだチームと、もう少しでプレーオフに行けたチーム
ばかりです。

戦力的には初めから負けているのだから、悔しいけど、がっかりはしなくて
良いと思います。



明日の相手はゴールデンステイトと、アウトサイド主体のチームです。

今日取り入れたゾーンディフェンスをまた使うのか、興味深いところです。

ディフェンスをしっかりしないとあっという間に離されてしまうので、
ディフェンスに注目してみたいと思います。


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