SSブログ

コービーが17歳の自分へあてた手紙 [コービー関係]


今日、コービーが“THE PLAYER'S TRIBUNE”というサイトに
『Letter to My Younger Self』というタイトルの記事を寄稿しました。文字通り、若き日の自分へあてた手紙です。

元サイトの記事へのリンクはこちらです。


“Letter to My Younger Self”



こういう記事はやはり気になるのと、自分の英語力の訓練にもなるし、今回も和訳してみました。
いつも通り、私の感覚で意訳している部分もあるのでお許しくださいね。

また、本文中にはありませんが、和訳した時に分かりやすいように『』をつけて強調させている部分があります。



17歳の自分に向けたアドバイスとは何なのでしょうか?バスケットボールの心得?技術?
それともチームメイトとの関係性について?


それは、少し意外なことについてのアドバイスでした。
それではご覧ください。


↓ここからが和訳





若き日の自分への手紙 


親愛なる17歳の自分へ。


明日、レイカーとしての夢が叶うとしたら、君は将来の家族や、友人に対しての投資の方法を見つけないといけない。

これは単純なことだ。君は多分、ほとんど悩むことはないだろう。だけど、少しの時間、深く考えてみよう。




私は『投資』と言った。


『与える』とは言っていない。


説明しよう。



兄弟や家族に単に高級なものを与える(買ってあげる)ことは正しい決断だと思うかもしれない。
君は彼らを愛している。そして彼らは君が成長するとき、いつも一緒にいた。だから彼らが君の成功と、それに伴うことを共有するのは正当なことだ。

だから君は彼らに車を買う。大きい家を買う。彼らのためのすべての料金を払う。
君は彼らに素晴しい人生を歩んでほしいし、快適な人生を歩んでほしい。そう思うだろう?



でも、君は正しいことをしていると信じているのと同じくらい、実際は彼らを支配していることに気づく日がやってくるはずだ。


君は彼らのことを気にかけている『君の』気分が良くなっていることに気付くだろう。
彼らの笑顔や、何の悩みもないような様子を見て、『君が』幸せに感じるんだ。
(解説:人に物を買ってあげて、人を喜ばせているつもりが、実際は人に物を買ってあげている自分に酔っているということですね)

そしてそれは君が極めて自己中心的なことなんだ。


君が自分自身に満足している間、君は徐々に彼ら自身の夢や抱負を奪っているんだ。

君は彼らの人生に高価なものを付け加えているけど、それはすべての中で本当に貴重な贈り物:“自立”と“成長”を減らしてしまっている。

家族のリーダーとなって、取り掛かるためにはそれらのことを理解するんだ。そしてそれは難しい判断を含む。
君の兄弟や家族がその時は理解してくれなかったとしても、だ。



彼らの未来に『投資』しろ。ただ与えるな。



富や影響力などの君の成功を使って、彼らを自分自身の夢に気付かせたり、正しい目的を見つけることができるようなベストなポジションに置いてあげるんだ。

彼らを学校に通わせ、仕事の面接をさせ、自分自身の力でリーダーにさせるんだ。君が今たどり着いたところや、いつかたどり着くところ(レベル)に彼らを連れていくために、彼らのハードワークや献身を同じレベルに保たせるんだ。



私がこの手紙を今書いたのは、君にこの過程をたった今すぐに始めてほしいからなんだ。
そして彼らを楽をさせてしまったことでできてしまった依存心を取り除くために、君が傷ついたり、悩んだりしないでいいようにするためにも。

その依存心は、怒りしか生まない。すべての人からの恨みや、嫉妬も含まれる。君自身も含んでね。



時が経つにつれて、彼らが自立して、自分自身の抱負を持ち、自分自身の生活を持つ姿を見ることができるようになるはずだ。そして彼らみんなとの関係性も結果として良くなっていくはずだ。



君に書きたいことはもっとたくさんあるんだけど、でも17歳で、君が2000もの言葉を席に座って集中して見れないのは分かっているからね。



君に次に書こうと思うのは、ビジネスにおいて、関係のないようなものをミックスさせるチャレンジについて触れようかな。

僕が君にできる一番大切なアドバイスは、親は『親』であって、『マネージャー』ではないということをしっかりと確認することだ。


君が最初の契約を結ぶ前、親に対しての正しい予算を見つけないとね。
親は君のビジネスが成長するのと、人々に長期の成功を築かせている間は美しい生活をしたいと思うだろうし。
その方が、来るべき時に、子供達の子供(孫)や、その次の子供は自分自身の将来に対して投資をすることができる。



君の人生はまさに変わろうとしている。そして物事はとても早くやってくる。でも、君が9時間のトレーニングを終えた夜に、(ベットに)横になった時に少し考え込んでみよう。


信じてくれ、最初から物事を構成しておけば、たくさんの涙や、悲観を避けることができる。
いくつかは今日まで残ることになるけど。


じゃあね。


コービーより





いかがでしたでしょうか。少し難しい内容だったので、和訳に苦労し、時間がかかってしまいました。


この記事を読んでいると、なんだか涙が出そうな、悲しいような気持ちになりました。
コービーがこのような考えに至るまで、どんな辛い思いをしてきたのかな、などついつい考えてしまいます。
バスケットボールのコート上では華やかな面ばかり見えても、家族との問題など、裏では辛い思いもたくさんしていたのでしょうね。


そういえば、数年前に『コービーの母が実家にあったコービーのジャージーやチャンピオンリングを無断でオークションに出そうとした』ということが問題になり、裁判沙汰にまで発展したのを覚えていませんか?

私の憶えている限りでは、コービーが母親に大金を払ってあげることになり、その代わりにオークションへの出品を取りやめたはずです。


実の親がお金のために子供の記念品をオークションに出すなんてありえないと私は頭にきたのを覚えています。
コービーがかわいそうだと思っていました。


コービーの両親との確執は結構話題になっていましたよね。今も解決していないでしょう。
昔のチームメイトや交流のある人など、あれだけコービーの関係者が会場に来ていたコービーのラストゲームに両親が来ていなかった(はず)ので、その点から考えても“お察しください”ですよね。


両親との確執などの問題を経てこの手紙に記したような考えに至り、今回書いたのかもしれませんね。



以上ですが、今後もコービーについて面白い記事があれば和訳などをしていくつもりです。
なのでなにか面白いような記事を見つければ私に教えていただけると嬉しいです。ツイッターでお知らせください。


今日は以上です。

↓よければクリックお願いします(^^)

人気ブログランキングへ


nice!(0)  コメント(1)  トラックバック(0) 
共通テーマ:スポーツ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。