72試合目 ナゲッツ戦【オフェンスまずまず、ディフェンス壊滅】 [試合感想]
デンバー戦のハイライトです。
この試合もコービーは出場しました。バイロンによると、コービーは残り試合はすべて出場するつもりでいるとのことです。
試合内容は簡単に。
1Qの序盤から中盤はクラークソンやコービー、終盤はルーの活躍で1Qを7点リードで終えます。
クラークソンは1Qだけで11点、コービーも8点、ランドルは得点は2点でしたが、1Qだけで6リバウンド5アシストをマークしていました。
2Q中盤にデンバーに連続17得点を決められ、あっさりと逆転されてしまいます。それが響き、レイカーズは12点ビハインドで前半を終えます。
レイカーズは前半のFG%が33.3%、デンバーはちょうど50%でした。データとして大きく差がついていたのはベンチポイントで、レイカーズ13点に対し、デンバーは34点もありました。
3Qは序盤に連続6得点を許し、早くも18点差がついてしまいます。
ですが、コービーが3本の3ポイントを決め、さらにジャンパーも決めて点差を詰めると、Q終盤はベンチメンバーが活躍し、6点差にまで詰めて4Qに入ります。
4Q序盤に4点差にまで詰めるのですが、ここからデンバーに17対4のランを許してしまい、逆に点差が17点にまで広がってしまいます。
その後、ランドルの得点や、コービーのレイアップ、3ポイントプレーなどで得点するのですが、デンバーにも得点されるので差は縮まらず、敗戦となりました。
この試合はディフェンスがまずかったです。
オフェンスリバウンドを13本取られ、ペイント内で62点も許してしまいました。
特にやられていたと感じたのは、セカンドユニットでプレーしている時間帯で、デンバーのヌルキッチやラバーンに活躍を許してしまいました。レイカーズはセカンドユニット時はバスがCでプレーするため、インサイドの高さがないです。弱点を突かれてしまいました。
また、こちらはアウトサイドの選手ですが、オーガスティンにもやられました。オーガスティンにはレイカーズ戦はいつも活躍されているような気がします。
オフェンスについてですが、こちらは良かったと思います。2Qがまずかったですが、それ以外は機能していたと思います。
スタートでプレーしている時は、スクリーンを利用してコービーがボールをもらい、3ポイントを打って決めるようなシーンもありましたし、割と自由にオフェンスをしているような時も、上手くフィニッシュまで持っていくプレーが多かったです。ランドルがよくボールを回していたのも、オフェンスが上手く回っていた一因でした。
ただ、セカンドユニットの方がオフェンスの動きが活発で、ボールムーブが良いような気もします。これはウェルタスが上手くオフェンスを組み立てようとしていることと、バスとナンスJrがスクリーンを頻繁にかけに行くなど、アクティブに動いていることが大きいと思います。オフェンス時に多くのプレーヤーが活発に動き回っていると、どこかでフリーになる選手が出てきやすいです。ウェルタスとのピック&ロールで、バスが結構フリーになったり、ゴール下でボールをもらうシーンが多かったように感じました。
続いて個人です。
コービーですが、今日は良い活躍でした。
アウトサイドのシュートも良く決まったうえに、今日はドライブからの得点が多かったです。
今シーズンずっと見てきましたが、コービーがこんなにドライブをするのは珍しいです。コンディションが良かったのかもしれないです。
今シーズン、コービーはどういうわけか、明らかにファウルのようなプレーでもファウルのコールを得ることができません。今日もシュート時にコンタクトがあるものや、3ポイントを打った際に明らかに腕を叩かれているものなど、見逃されているプレーがたくさんあります。レフェリーのコールもゲームの一部と言えばそうですが、ここまでコールがないシーズンは初めてかも知れないです。ちゃんとコールされていればもっとFTで得点できていると思います。
今日の試合が終わり、コービーのプレーを見ることができる試合は残り10試合です。しかも、その中の何試合に出場するかは分かりません。コービーは残りの全試合にプレーするつもりでいるとのことですが。
いよいよカウントダウンが近づいてきています。
今日のコービーのハイライトです。
ランドルですが、今日はキャリア初のトリプルダブルの活躍でした。マジックジョンソン以来の選手では、最年少のトリプルダブルの達成だったそうです。
アシストはボールのつなぎ役となり、フリーになった選手を見つけてパスを出してアシストになったものが多かったです。
長年レイカーファンの方には、まるでラマー・オドムのように見えたのではないでしょうか?リバウンドを取った後に自分でそのままボール運びをするところなど、似ている部分がありますよね。
チームのオフェンスに関して、今まで、ランドルがボールを持った際にボールムーブが止まってしまっていた部分があるのは事実です。ですが、今日のようにオフェンスでボールのつなぎ役にもなれることを証明できたので、そのような場面が増えると、チームとしてもボールムーブが増え、いい形でシュートが打てる機会が増えるのではないでしょうか。今日のランドルは賢くプレーすることができていたと思います。
クラークソンですが、1Qから3ポイントが大当たりでした。その後はドライブからのレイアップやフローターなど、クラークソンらしくプレーできたと思います。シュートの確率も良かったですし、このくらい活躍すれば十分だったと思います。
ただ、クラークソンの課題はディフェンスで、特に相手のスクリーンにまともに引っかかってしまっている場面がしばしば見られます。レイカーズは全体的に相手のP&Rへの対応が下手なので、まずスクリーンに引っかからず、うまくボールマンについていくようにしないといけないです。
ラッセルですが、2Qの中盤に右足首を捻挫してしまい、その後はプレーしませんでした。自力で歩くことができず、チームメイトに抱えられてロッカールームへ行かないといけないほどだったので、ケガの具合が心配されましたが、レントゲン検査の結果は異常なく、中度の捻挫とのことです。
次のワシントン戦にプレーできるかは分からず、とりあえず様子を見るとのことです。
久々にヒバートについてですが、私はヒバートはどうしたらいいものかと悩んでいます(苦笑)
というのも、まずプレー時間が少ないですし、プレーしている時間帯でも、決して存在感があるような、良い活躍をしているとは言い難いです。
もちろん、若手中心のチームで、出場時間にこだわっていないことや、チームの戦略として、ヒバートを生かすようなセットなどがないことも、活躍ができない原因だと思います。
リーダーシップや、相手を挑発するようなしぐさ(ミスした相手の前でわざとらしく手をたたくとか)など、チームにとって必要な存在ではあると思うのですが、チームの戦力という面で考えると、もっと動けてアウトサイドがあるセンターの方が良い気もします。
ヒバートの今オフの動向はどうなるのでしょうか。
今日は以上です。
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