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63試合目 ホークス戦【スコアラー3人欠場で点が取れず】 [試合感想]


アトランタ戦の感想です。

この試合はコービーが右肩の痛み、クラークソンが膝蓋腱のケガ、ルーがハムストリングのケガのために欠場しました。
この3人はレイカーズのトップスコアラー上位3人です。その3人が欠場なので、試合前からオフェンスで苦労することは目に見えていました。


私はいつも現地で試合をしている時に、リアルタイムでパソコンで試合を見ているのですが、今日はリアルタイムで試合が見れず、後に見ました。
あらかじめ試合のスタッツや、ツイッターの情報を確認していたので、悪い内容のゲームだったと分かっていたので記事を書くかどうか迷いましたが、一応試合を見たということで記事を書きます。

ですが、試合の内容に関しては書くほどのことでもなかったので、今日は省かせていただきます。ご了承ください。
その分、チームのオフェンスや個人について書きたいと思います。


まず、チームのオフェンスですが、前半は新しいセットオフェンス(モーションウィーク)をかなりの頻度で使っていました。あれだけ使っているなら、セットではなく、システムとして使っていると言っても良いのでは?と感じるほどの使用頻度でした。

ですが、このオフェンスにはかなりのオプションがあるようで、同じ人が同じ場所でボールをもらってシュートを打つばかりではなく、シュートを打つ人が変わったり、シュートを打つ場所がいろいろ変わるなど、オフェンスのバリエーションがかなり豊かになったと感じました。
さらにスペーシングもボール―ムーブも以前よりも良くなったと感じます。

オールスター前まではあれだけ1オン1ばかりのオフェンスだったものが、最近は1オン1も減り、パスを受けてシュートを打つという回数がかなり増えました。それはアシストの数字にも表れていて、今日も決めた29本のバスケットのうち19本にアシストがついています。大体決めたシュートの2/3にアシストがついている計算になるので、以前に比べるとボールムーブが良くなったことがうかがえます。


今日の後半は前半に比べるとモーションウィークの使用頻度は減りましたが、それでもチームオフェンスを心がけてプレーしているというのは分かりました。選手がオフボール時にかなり動いているところが良かったと感じました。


オールスター前、コービーがコートにいるときはかなり“エルボー”というセットオフェンス(ボールを運んだ選手がハイポストの選手にボールを渡し、ボールを運んできた選手はボールサイド側のコーナーにいる選手にスクリーンをかける→コーナーにいた選手はスクリーンを利用して45度のところまで上がってきて、ボールをもらい、シュートを打つor1オン1)を使っていて、コービーがボールをもらってシュートを打ったり、攻撃の起点になるという場面がありましたが、この“エルボー”は最近滅多に見られなくなりました。

これはコービーの欠場が多いということも理由の一つだと思いますし、“エルボー”はボールサイド側だけでプレーが完結してしまうことが多く、ボールムーブが良くなかったので、今後ボールムーブの向上を目指すバイロンがあまり使わないようにと指示しているのかもしれません。ただ、コービーがいるときはコービーの能力を生かすためにも、今のモーションウィークと共に織り交ぜて使うといいと思います。その方がオフェンスの幅も広がります。


気になるのがファストブレイクポイントの少なさです。今日の試合はなんと2対27です。レイカーズの2点は1Qにランドルがスティールしてダンクを決めたその得点のみです。これはいくらなんでも少なすぎです。

レイカーズは現在若い選手が多いので、速い攻撃が好きなはずだし、いくらでも走れると思います。にもかかわらず、ファストブレイクポイントが少ないのは、ディフェンスで相手にプレッシャーをかけれていないので、TOを誘発することができず、速攻を出すことができないからです。

良いディフェンスは良いオフェンスを生みます。レイカーズは良いディフェンスがなかなかできないので、良いオフェンス、ファストブレイクを作るのが難しいです。たまに良いディフェンスからトランジションでシュートを決めることもあるので、そういうシーンがこれから増えてくると良いと思います。


続いては個人についてですが、ランドルが今日は良かったと思います。1Qからミドルレンジからのシュート、スティールからダンク、さらには3ポイントを決めてチームを引っ張りました。
欲を言うと、今日はコービー、クラークソン、ルーが欠場だったので、もっとシュートを打ったり、オフェンスでアグレッシブにプレーしても良かったのではと感じました。今日打ったシュートは14本ですが、20本くらい打ってほしかったです。どういうわけか今日はランドルのプレータイムが30分もなかったので、厳しかったかもしれませんが。


ラッセルですが、今日はシュートに苦しみました。ラッセルの調子が悪かったというより、アトランタのディフェンスがかなり良かったです。
特にべイズモアはラッセルに良いディフェンスをしていました。前の2試合、ブルックリンやデンバーのラッセルに対してのディフェンスとは訳が違いました。べイズモアは3ポイントラインの外でボールを持っているラッセルに対して距離を詰め、プルアップジャンパーを打たれないように守っていたし、ラッセルがドライブした際にはアトランタのホーフォード、ミルサップが素早くヘルプディフェンスに来ていました。チーム全体としてうまく守られてしまったという感じでした。


続いてヤングに関してですが、厳しいことを言いますと、今日の出来ではプレーする準備ができていないと思われても仕方がないです。今日はケガ人続出なので久しぶりのスタートでの出場でしたが、チャンスを生かせませんでした。

ほとんど誰も気にしていないと思いますが、ヤングは今季のFG%が34.3%と、今季あれだけシュートが入らないと騒がれていたコービーよりも悪い数字です。

ヤングのプレーを見ていると、明らかにジャンパーに頼りすぎです。これは昨季からですが。レイカーズに来た1年目は現在よりもっとドライブをしていました。
シュートが当たり始めたら止まらないのがヤングの持ち味ではあるのですが、入らない日はとことん入らないことがあります。起用法、コンスタントにミニッツがもらえないなど、ヤングにも同情の余地はあるのですが、アウトサイドからのジャンパーばかりに頼らず、もう少しドライブからの得点が欲しいと思います。ドライブできないわけではないと思うのですが。


今日は以上です。

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