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コービーの存在は若手の成長の邪魔か?ナンスJrの見解 [その他]


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批評家や一部の人たちによって言われることの一つが、

『コービーの存在は若手の成長の邪魔になる』という内容です。

本当にそうなのか?その答えの一つが、ナンスJrの意見です。


これはナンスJrが、コービーが引退を発表する声明を寄稿したサイトでもある

“The Player Tribune”に投稿したものです。

記事はナンスJrの日記のようになっていて、試合以外の面や、試合の裏話など、

なかなか見ていて面白いです。

もちろん英語ですが、興味がある方は見てみてください。リンク先はこちらです。

【Rookie Diary:Cleared for Takeoff】 

その記事の中で、『コービーの存在は若手の成長の邪魔になる』という一部の意見に対しての

ナンスの見解が書いてあったので、和訳してご紹介します。



【何人かの人たちが、“コービーは譲るべきだ”というのを私は聞いた。

それは“コービーは私たち若手の成長を阻害する”というものだ。

彼は違う。そんなの、おかしなことだよ。

なぜなら、彼はNBAの歴代3位の得点記録保持者だ。

あなたがシュートを打つか、打たないかを彼に何か言えるか?

ねぇ。それは彼が決めることだ。

私にとって、彼と同じコートに立てるのは本当に名誉なことだ。チームメイトと呼べることも。

“あぁ、彼は私の成長を邪魔する!”私はこんな風には思わない。

私はできる限り彼から学ぼうとしている。ベンチで、コート上で、ロッカールームで。

私は彼が与えてくれるほんの少しの知識でも、すべて聞いているんだ。


ロードに出る前の最後の試合のインディアナ戦でのこと。

私たち(ナンスJrとコービー)はメタがスティールをした時、ベンチにいた。コービーは私を見て言った。

『メタを見たか?君はメタのすべてのポゼッションを見るんだ。

なぜならディフェンス面だ。彼がそれだ。君があれをやるんだ』


コービーが私をメタのようなディフェンダーになれると思ってくれているなんて、本当にクールだ。

私の中では、ディフェンスが私のできることで、インパクトを残せることだと信じている。

もしコービーがシュートができると思ってくれているならば、それだって可能にちがいないさ。】


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#23 スパーズ戦 【チーム力の差は歴然】 [試合感想]


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サンアントニオ戦の感想です。

この試合は、クラークソンが前の試合での捻挫の影響のため、欠場しました。


まずは試合内容を。


1Qの中盤までは点の取り合いになります。

サンアントニオのオルドリッジにオフェンスリバウンドから決められますが、

すぐにルーがフローターを決めます。

再びオルドリッジにジャンパーを決められますが、ラッセルがレイアップを決め返します。


そこから、サンアントニオはオルドリッジのゴール下と、ダンカンのリバースレイアップで得点しますが、コービーがジャンパーを決め返します。


そこからレイカーズはコービーのパスからルーが3ポイント、ラッセルの3ポイントにジャンパーと連続で得点します。


オルドリッジとグリーンにシュートを決められますが、

レイカーズはコービーが3ポイントと、ターンアラウンドジャンパーを決めてリードします。

そして、レイカーズの良いディフェンスも見られました。


レイカーズはルーがジャンパーを決め、さらにコービーもベースライン沿いからのジャンパーを決めます。

加えて、ヒバートがコービーが外したシュートのオフェンスリバウンドを取って、

ダンクを決めます。余談ですが、ヒバートは今日が29歳の誕生日でした。

オルドリッジにダンクを決められますが、レイカーズはラッセルがジャンパーを決めます。


27対19でリードしている場面でコービーとラッセルがベンチに下がりますが、

ここからレイカーズは苦戦します。


まず、サンアントニオの得点を止めれません。

オルドリッジのオフェンスリバウンドからのシュート、ジノビリのレイアップ、

さらにミルズの3ポイント2本などで、あっという間に逆転されます。


その間、レイカーズはシュートが全く入りません。

結局、コービーとラッセルがベンチに下がってからレイカーズは得点できず、

サンアントニオに大きなランを許してしまって、4点ビハインドで1Qを終えます。


2Qはレイカーズがウェルタスからゴール下のサクレにいいパスが通り、サクレがダンクを決めると、

サクレがオフェンスリバウンドを取って、ゴール下にいるウェルタスにパスを出し、ウェルタスが決めます。


サンアントニオはジノビリ→ウエストの連携でウエストがゴール下で決めますが、

ルーがファウルをもらいつつレイアップを決めて3ポイントプレーを完成させます。

さらにレイカーズはウェルタスがレイアップ、コービーのアシストからラッセルが3ポイントを決めます。


ですが、ここからサンアントニオにまたランを許してしまいます。

ミルズのレイアップと3ポイント、レナードにトランジションで3ポイントプレー、

さらにミルズに再びジャンパーを決められてしまいます。

レイカーズはその間にTOが連続で出てしまい、相手に得点を許してしまいました。


レイカーズはヒバートのフックと、ルーの3ポイントと速攻でのレイアップ、

ラッセルの3ポイントで差を縮めます。

その間、サンアントニオはFTを与えても、2本のうち1本は落としてくれていたことが幸いし、

点差を縮めることに成功しました。

前半は健闘し、2点ビハインドで終えます。


3Qはコービーが明らかに手をはたかれているのにファウルをコールされず、審判に文句を言ってしまってテクニカルファウルを取られてのスタートとなります。

コービーのテクニカルファウルのFTをレナードに決められると、レナードには続いて

ジャンパーも決められます。


レイカーズは3Q中盤まではかなり苦しみます。まず、FT以外ではトランジションでコービーの

いいパスからナンスがダンクを決めた以外、シュートが決まりません。

その間にサンアントニオに連続で得点されてしまい、あっという間に55対72と大差がついてしまいます。

レイカーズはTOも込んでしまい、そこから得点を許してしまいます。


コービーのいいパスからラッセルが3ポイントを決め、やっとのことで得点しますが、

オルドリッジにジャンパーを返されます。

ですがまたラッセルが3ポイントを決めます。


さらにここからレイカーズはランドルとヤングが奮起し、ランドルのゴール下での得点や、

ヤングのジャンパー、3ポイントなどで13対5のランを成功させ、

8点ビハインドで3Qを終えます。


4Qに入ると、すぐにミルズにジャンパーを決められますが、レイカーズもルーがジャンパーを決めます。

ですが、サンアントニオにミルズのジャンパー、シモンズの3ポイントプレーなどでリードを

広げられ始めます。


レイカーズはコービーがスクリーンを上手く利用してジャンパーを決めますが、

今日絶好調のミルズに連続して決め返されます。


ラッセルがポストからシュートを決めますが、

サンアントニオに連続して得点され、77対98と大差をつけられてしまいます。


5分以上を残したところで両チームともメンバーが大きく変わり、ガーベッジタイムとなりました。



この試合では、少し差がつき始めた4Qになってもコービーが試合に出ていたので、

若手の成長にばかり焦点を当てた試合ではなかったと思いました。

采配の中では若手に出番が多く回るように工夫しているのかもしれませんが。



今日、少しネックとなったのがTOでそこから多く得点されてしまいました。

ただTOをするだけならまだしも、そこから得点をされてしまうと2重にダメージが大きいです。


オフェンスにおいては、劣勢になり、得点したいという場面でなかなかシュートを打たせたい人

(コービーやルー、ヤング)にボールを渡すことができず、時間ぎりぎりになって

『打たされている』シュートが多くて、なかなか得点することができませんでした。


試合開始当初はボールムーブが良いのですが、劣勢になればなるほど、ボールムーブがなくなってしまうのがレイカーズの悪い癖です。

なのでオフェンスの形が悪く、なかなか得点できず、オフェンスの終わり方もよくないのでトランジションで得点されたり、相手に連続得点を許してしまって差をより広げられる要因となってしまいます。


点が欲しい場面では、コービーやルーなど、得点できる、得点をクリエイトできる人にボールを早い段階で渡し、なんとしても得点に繋げないといけないです。

劣勢になった場面なのに、意図もなくボールを回しているだけではいい形でのオフェンスはできないです。


あと、気になる場面があったのですが、ウェルタスとサクレが試合に出ているとき、

ウェルタスとサクレの2人でピック&ポップのようなオフェンスをし、サクレがハイポスト付近で

ボールを持つ場面が何回かあったのですが、正直、『それ必要か?』と思います。

というのも、サクレがハイポストにボールを持ったところで、何もならないです。

ジャンパーを打つわけでもなく、ゴール下へ切れ込み、シュートを打つわけでもない。

加えて、そこからオフェンスの展開があるわけでもないです。


サクレがハイポストでボールを持っても、両ウイングにいるプレーヤー達が

『どうすりゃいいんだ?』というような感じで戸惑いながら動き回っている様子が見て取れました。

サクレにハイポストでボールを持たせたところで、何にもならないです。

なので、やるだけ無駄だと思います。


続いては個人を。


・コービー

ここ3試合のFG%が43.9%と、復調の兆しが見て取れます。

それに1Qのシュートの確率が最近はかなり良いです。

脚がしっかりあるように見えるし、シュートもいい感じで打てていて、

見ていて、“これは入りそう”と思ったシュートはかなり入っています。


シュートが良い感じに打てているので、もう少しシュートを打ってもいいと私は思うのですが、

若手にシュートを打たせるようなアシストをしたりと、かなりシュートの機会を譲っている感じがします。

特にラッセルをよく見ていて、キックアウトパスを出してラッセルにシュートを打たせる場面が

何回も見られました。


コービーの今日のハイライトです。ダンカンと一緒のハイライトになっていますが、

多くはコービーの場面が多いです。



・ラッセル

2試合連続でキャリアハイの得点を更新しました。

3ポイントがよく入っていたし、自信を持ってシュートを打っているように感じます。

今日はクラークソンが欠場だったので、スタートでプレーしましたが、ベンチから出てきたときと

同じようにアグレッシブにプレーしました。


・ルー

コービーばかりFG%がどうのこうの言われていたので忘れている人も多いかもしれないですが、

開幕当初、ルーもかなりシュートに苦しんでいました。

ですが、ルーのおじいさんが亡くなられて、しばらくチームを離脱して、戻ってきてから、

かなり確率良く、安定してシュートが決まるようになったと思います。


これはコービーもですが、慣れないシステム、本来のポジションでないところでのプレーなどで、

適応するまでに時間がかかったのだと思います。

かなり慣れてきたこともあり、自分のタイミングでシュートが打てたり、自分の持ち味を出せるようになったのでシュートが入るようになってきたと思います。


今日の試合では注目していた点が私の中では1つあって、それはサンアントニオのダンカンが

どんな風にプレーしているのだろうという点でした。


というのも、以前私も記事にしたのですが、OKCのケビン・デュラントが

『メディアはコービーをクソみたいに扱っている』とインタビューで言っていた時のことですが、

デュラントはその際、『君たちメディアはコービーのことは悪く言うくせに、ティム・ダンカンのことは悪く言わないだろ?』

というような内容のことも言っていました。


ご存知の通り、ダンカンはコービーと同じように、NBA19年目の超ベテランです。それに大学に4年間しっかり行って卒業してからNBA入りしているので、コービーよりも3歳近く年上になります。


確かにダンカンへの批判なんて聞いたことないし、ダンカンがどのように今もプレーしているのかが

気になっていたので、今日注目していました。


見ていると、ダンカンの役割が本当に小さくなっていて、驚きました。

サンアントニオはオルドリッジを獲得したことでダンカンの役割が以前よりもより小さくなったのだろうとは思っていたのですが、それにしてもシュート回数も少ないし、まるでロールプレーヤーかのようになっていたので驚きましたね。ミニッツも少ないし。

それもチーム力が充実しているからこそ、成せることなのかなと感じました。


今日は以上です。

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#22 ティンバーウルブズ戦 【来シーズンからはこんな感じか】 [試合感想]


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ミネソタ戦の感想です。まずは試合内容から。


前半は点の取り合いとなります。

出だしにミネソタのマーティンにジャンパー、ガーネットとタウンズにジャンパーを決められますが、

レイカーズはコービーのジャンパー、クラークソンのジャンパーとレイアップですぐに追いつきます。


マーティンのジャンパーと、ルビオのFTで得点されますが、コービーがトランジションで

3ポイントを入れ返します。


ここからはお互いが交互に得点していきます。

レイカーズはルーやコービー、クラークソンが、ミネソタはタウンズやウィギンスが主に得点していきます。

両チームともかなり確率良くシュートを決めます。


終盤になるとレイカーズはベンチ出場のランドルが連続で得点し、

32対35の3点ビハインドで1Qを終えます。


2Qはサクレのジャンパーでスタートしますが、すぐにシャバス・マハメドにシュートを入れ返されます。

ですが、レイカーズは相手のテクニカルで得たFT1本をヤングが決めると、ランドルもFTを

2本と決めます。

マハメドにレイアップを入れられますが、コービーがジャンパーを返します。

ですが、ここからラビーンのジャンパーに、べリンツァのレイアップ、マハメドのダンクで

連続得点を許してしまいます。


ここからはまた得点の取り合いが続きます。

レイカーズはサクレのジャンパー、ルーのジャンパー、クラークソンのレイアップや

ファストブレイクでルーのレイアップ、ルーとコービーのジャンパーなど、

ミネソタはウィギンズのダンクや、タウンズのポストからのシュート、マーティンのジャンパーや

タウンズのフックシュートなどで得点し、

57対59の2点ビハインドで前半を終えます。

前半はレイカーズのFG%が60%、ミネソタが58.7%と両チームシュートがよく入りました。


3Qが始まると、ミネソタにランを許してしまいます。

ですがレイカーズもヒバートの得点や、ルーの3ポイントで付いていきます。


ここから、ミネソタはタウンズの得点やマーティンのFT、タウンズのオフェンスリバウンドからの得点や、べリンツァのチップインなどで得点します。

その間、レイカーズはヒバートとルーのFTのみの得点となり、少し差が開いてしまいます。


ですが、ラッセルがトランジションでファウルをもらいつつレイアップを決め、

さらにラッセルはジャンパーと3ポイントも決めて差を縮めます。

レイカーズは3点ビハインドで3Qを終えます。


4Qが開始すると、ミネソタのマーティンに3ポイントプレーを決められますが、

レイカーズはヤングの3ポイント、ランドルのコーストトゥコーストでのレイアップ、

ヤングのジャンパーで一気に逆転に成功します。


その後はマーティンに3ポイントを決められますが、ラッセルからゴール下のサクレに

素晴しいパスが通って、サクレがダンクを決めます。

さらにヤングがジャンパー、ランドルがゴール下で得点します。


今日好調のミネソタのマーティンに3ポイントをまた決められますが、レイカーズはウェルタスが

3ポイントを決め返します。

さらにラッセルがジャンパーを決めて、99対94とリードします。


ですが、ここからマーティンに3ポイントを決められると、ジェンのFTをはさんで

またマーティンに3ポイントを決められ、逆転されます。


ここからサクレのゴールしてでの得点と、ラッセルが3本FTを決めますが、

ミネソタもマーティンのゴール下での得点や、ジェンのFT、タウンズのジャンパーで

103対110と7点差がついてしまいます。


ですが、レイカーズはここから粘りを見せます。

ラッセルが3ポイントを決めると、ミネソタのウィギンスにFTを2本決められますが、

1オン1からラッセルがまた3ポイントを決めます。

これで2点差としますが、逆にミネソタのタウンズにジャンパーを決まられ、また4点差となります。


タイムアウト明けのオフェンスで、ルーがジャンパーを決め、2点差とすると、

ディフェンスでミネソタを防ぎ、レイカーズボールになります。


タイムアウト明けのオフェンスで、レイカーズはラッセルがボールを持ち、

ウィギンスにマッチアップされながらドライブし、バランスを崩しつつもシュートを打ち、

これがボードに跳ね返って決まり、残り2秒で同点となります。


そのあとのミネソタのウィギンスのシュートを防ぎ、この試合はオーバータイムに入ります。


オーバータイムに入ると、ウィギンスにジャンパー、マーティンに3ポイントを決められ、

先行されますが、ルーが3ポイントを返し、さらにランドルが上手いスピンターンで相手をかわして

ゴール下で決めます。これでまた同点となります。


ルビオに2本FTを決められますが、ヤングがドライブからレイアップを打ち、これを決めます。

ですが、ウィギンスにゴール下で決められてしまいます。


その後、ランドルがドライブし、ダンクに行こうとするのですが、ファウルで止められます。

それで得たFTをランドルは1本決め、1点ビハインドとなります。


その後のプレーで、ウィギンスがドライブを試みるのですが、別のプレーヤーについていたヤングが

素晴しいヘルプをしてウィギンスを囲み、ウィギンスがボールを失います。

ルーズボールを追って、ウィギンスとレイカーズの選手がフロアに飛び込みます。

ここで24秒バイオレーションのブザーが鳴りますが、審判の判定は先にミネソタが

タイムアウトを請求していたという判定となり、残り10秒、ショットクロックは残り0.6秒で

ミネソタのスローインでゲームが開始となります。


ボールを受け取ってすぐにルビオがすぐにシュートを打ちますが、リングに当たらず、

残り9.4秒でレイカーズボールとなり、逆転のチャンスを得ます。


スローインからラッセルがボールを持ち、ドリブルからジャンパーを打ちますが、これが外れてしまいます。

しかし、そのリバウンドをヒバートが取り、ヒバートがシュートを打ちますが、これも外れ、

ゲームセットとなりました。



まず、この試合の内容で、後半はほとんどコービーのことを書いていませんが、

書き忘れているのではなく、コービーは3Qの残り3分45秒にベンチに戻って以来プレーしていません。

ケガか体調不良かと思ったのですが、ベンチにずっといて、チームメイトに動きの確認などを

していたので、そうではないです。


試合後の情報によると、コービー自身がバイロンに

『彼ら(若手)にプレーさせてやって』と進言したようで、それで4QとOTの出場がなかったみたいです。


正直な気持ちを言うと、私は4QとOTを見ていて、複雑な気持ちでした。


というのも、コービーが試合に出ずに、若手達や、コービー以外のプレーヤ―で

プレーしているのを見ると、『来年からはこうなるんだな』と何か物足りなさを感じる半面、

別のチームの試合を見ているかのような新鮮さを感じ、なんとも言えない感情でした。


それに、1点差を争う最後の場面では、シュートを打つ、打たないは別にしても、

“コービーを出して”と思いましたね。


頭の中では、今シーズンはプレーオフ進出も厳しいし、若手の育成に焦点を当てた戦い方を

しなければいけないのは分かっているのですが、試合が始まり、1点を争う場面だったり、

勝てる可能性がある試合ならば、若手の育成は置いておいて、勝ちに行くべきだとも思います。


選手たちがプレーしている目的は“その日の試合に勝つため”ですからね。

勝てそうなときは勝ちに行く采配をしてほしいとも思いました。


だから、なんというか、不思議な感情が湧く試合でした。

皆さんはこの試合をどう感じられましたか?



続いては個人を。

・コービー

上記のとおり、3Qまでの出場です。

前半はかなりシュートタッチも良いし、脚もあったように感じました。

ですが、2Qが終わるのを待たずに、ロッカールームに戻って治療を受けたという情報がありました。

リポートで“general tight”(全身の張り、もしくは痛み)と言っていたので、疲労の影響かもしれません。


試合を見ておられる方は結構お気づきだと思いますが、コービーはベンチにいる際、

他の選手たちと動きの確認をしたり、指導している場面が多く見られます。

今日はベンチにいる時間がかなり長かったので、多くそんな風景が見られました。

ある場面ではベンチのみんなの前に片膝をついて座り、身ぶり手ぶりをしながら指導していました。

本当に素晴らしいリーダーシップだと思います。


ちなみに、最後の場面でシュートを外したラッセルにかけた言葉も印象的で、紹介します。






そして今日のコービーのハイライト動画です。




・クラークソン

感想、というか情報なのですが、前半にウィギンスの足を踏んでしまい、捻挫をしたようで、

コービーと同じように、4QとOTに出場しませんでした。健康なら出ていたと思うのですが。


ですが、前半はかなり調子がよく、どんどんドライブしてレイアップを決めていました。

捻挫は3Qもプレーしていたので酷いものではないと思うのですが。



・ランドル&ラッセル

この2人はある意味ではベンチスタートになって良いかもしれません。

というのは、相手のスタートとあまりマッチアップしないので、比較的楽にプレーできるという点と、

コービー達に遠慮しなくていいという点です。


コービーやヒバートは若手のために遠慮している部分がありますし、ランドルやラッセルは、

逆にコービーに対して遠慮している部分があります。

それはスペーシングの面や、シュートの面など、オフェンス面への影響があったことは確かで、

チームのオフェンスにぎこちなさが感じられたのも、その“遠慮”があったからだと思います。


ベンチから出てきて、コービーやヒバートといったベテランたちと一緒にプレーしていないと

かなり自由にやりたいことができます。例えば、ランドルはボールを持ったらゴールへ向かって、

アタック、アタック、またアタックです。

まるでスペインの牛追い祭りの牛かの如く、アタックし続けます。


ラッセルは、ベンチから出てきてウェルタスと一緒にプレーするので、PGというよりは

SGポジションでのプレーとなります。それもあり、シュートを積極的に打っています。

それが功を奏し、今日もOTまで持ち込む原動力となりました。

今日はランドルとラッセルのハイライトも付けておきます。





・ヒバート

ヒバートに対しては毎試合くらい思っていることがあるのですが、やっと書けます(笑)


成績自体は大したことがないです。ですが、私が素晴しいと思うのは、文句の一つも言わずに

コービーとともに若手のメンターとしていてくれていることです。


正直、ヒバートは今の勝てない状況が嫌なはずだし、オフェンスでも、もっとボールを持って、

シュートも打ちたいだろうし、ハーフコートオフェンスでも自分を生かしてほしいと思っているはずです。


ですが、これぽっちも不満を表に出さず、若手がシュートを決めたら喜び、ベンチから飛び出して

出迎え、フロア上ではディフェンスの指示を出す。

こんなに素晴らしい選手がいるでしょうか?数字よりも、もっともっと評価しなければならない部分が

たくさんあります。


この人には、ぜひとも来年以降も残ってもらいたいです。

コービーがいなくなって、リーダーシップが心配になるので、ヒバートには来年以降キャプテンと

なってもらいたいです。


・ヤング

オフェンスは期待どおりですが、今日はディフェンスでもすごく頑張りました。

上記しました、ウィギンスに対してのヘルプは最高のタイミングでよかったです。

他にもスティールを狙ったり、タフにディフェンスを見せていました。


良いディフェンスをした後にコービーに出迎えられて、笑顔で話していたシーンが印象的でした。

ヤングを見ていると、自然と見ているこちらも笑顔になれます。



本日はこのくらいですが、今日は戦術面に関しては省いています。

理由は、若手の成長にスポットを当てた試合なら、戦術面に関しては書く意味があまりないからです。


今シーズンが始まる前の私の予想では、いくらなんでも昨年よりは勝てるだろうと思っていたので、

今シーズンが始まってから私の記事では戦術面での批評なども書いてきましたが、

今の現状がこんな感じなので。


バイロンはこの試合の後に『今シーズンの後半はもっと若手の育成に傾いていくと思う』

と言っていたので、そうなると正直、勝ち負け、試合の内容もあったもんじゃなく、

昨シーズンのコービーがケガでシーズン絶望となって以降とあまり変わりないです。


そうなると、戦術面にはスポットをあてること自体が無意味です。特にオフェンスは波があるし、

大したチームオフェンスの形もないので、書きたくても書けないです。


なので、若手の育成に焦点を当てた試合が続くようなら、戦術面の批評は書かないことにしていきます。

ただ、本気で勝ちを狙いにいっているな、と感じたような試合では書くようにしていきます。


今後も試合の内容や、個人について、試合を見て思ったことは書いていくつもりですので

よろしくお願いします。

以上です。

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#21 ラプターズ戦【頑張ったけどこれが実力差か】 [試合感想]


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トロント戦の感想です。

まずは試合内容から。


開始直後にトロントのロスをフリーにしてしまい、3ポイントを決められますが、

レイカーズはヒバートがポストからシュートを決めると、

コービーのパスからルーが3ポイントを決めます。

さらに、コービーがトロントのパスをスティールし、そのオフェンスでクラークソンにパスを出し、

クラークソンがジャンパーを決めます。


そして、コービーとヒバートのピック&ポップでコービーからハイポストのヒバートにボールが渡り、

ヒバートがローポストにいるコービーにパスを返して、コービーがジャンパーを決めるという

良いボールムーブからの得点が出ます。


デローゼンにジャンパーを決められますが、ヒバートがポストからシュートを決め、

今度はラウリ―に3ポイントを決められても、ハイポストでボールを持っていたコービーが

ゴール下にカットしてきたクラークソンにパスを出してクラークソンがレイアップを打ち、

相手のゴールテンディングとなって得点に成功します。

さらにコービーがベースライン沿いからフェイダウェイを決めて、レイカーズは、試合開始からの5分で15対8という良いスタートを切ります。


ところが、ここからレイカーズは得点に苦しむうえ、トロントに連続得点を許します。

ロスの3ポイントとダンク、ビヨンボのゴール下での得点などでリードされてしまいます。


レイカーズはランドルがオフェンスリバウンドを取ってファウルをもらいつつシュートも決めて

3点プレーを完成させますが、トロントのビヨンボとジェームズ・ジョンソンに連続でダンクを許し、

さらにロスに3ポイントを決められます。


ウェルタスのFTでの得点とランドルがジャンパーを決めますが、ロスにFTを決められ、1Qを終えます。


2Qはサクレがオフェンスリバウンドを取り、ファウルをもらってFTを2本決めてのスタートとなります。

デローゼンにジャンパーを決められますが、ランドルがコービーのスクリーンをうまく利用して

ドライブからのレイアップを決めます。

ですが、レイカーズはTOが連続で出てしまい、デローゼンのレイアップと、ジョセフのFTで得点されてしまいます。


その後もジョセフにジャンパーを決められますが、ランドルが自分で外したシュートのリバウンドを

自分で取り、ファウルをもらいつつ決め、また3ポイントプレーを成功させます。


ここからはトロントは“ラウリ―ショー”となり、ラウリ―が3ポイントをまず決めると、

レイカーズはルーがタフジャンパーを決めますが、またラウリ―が3ポイントを決めます。

さらにラウリ―はFTも2本とも決めます。


レイカーズはヒバートとクラークソンのFT2本ずつと、クラークソンがトランジションで持ちこみ、

レイアップを打ち外しますが、後ろからしっかりと走ってきたナンスJrが豪快にプットバックダンクで

押しこみます。


ですが、またラウリ―に2連続で3ポイントを決められてしまい、差をつけられてしまいます。

レイカーズはナンスJrのジャンパーと、コービーがヒバートのスクリーンをうまく利用して

ドライブし、レイアップを決めます。


ですがラウリ―にレイアップを決められ、10点ビハインドとなり前半を終えます。


3Qが開始すると、トランジションでコービーが外した3ポイントのリバウンドを

ナンスJrがトロントの選手が3人いる中でもぎ取り、シュートを決めます。


2Qにかなりやられたラウリ―にレイアップを決められますが、レイカーズはルーが3ポイントとFTで

連続得点します。クラークソンもジャンパーで続きます。


スコラにFTを決められますが、コービーが上手いフェイントからターンしてシュートを決めると、

さらにコービーはスコラのパスをスティールし、そのまま速攻でレイアップを決めます。

そして、直後にトランジションでコービーがゴール下まで持ち込んでファウルをもらい、

FTを2本とも決めて、3Q開始時に10点あったビハインドを1点まで詰めます。


タイムアウト明けにデローゼンにダンクを決められますが、

ハイポストのヒバートから、ゴール下のルーにいいパスが通り、ルーが決めます。

その直後のトロントのオフェンスを24秒バイオレーションに誘うなど、ディフェンスでもレイカーズは

頑張ります。


ところが、ここからオフェンスに苦しみます。

その間にビヨンボのFT、3ポイントプレー、ジョセフのレイアップでまた少し差をつけられます。


レイカーズはハイポストの位置のヒバートから今度はクラークソンにいいパスが通って

クラークソンが決めますが、ラウリ―のフローターで返されます。


ここからはレイカーズがオフェンスでいい流れになり、メタが3ポイントを決め、

ランドルもまたオフェンスリバウンドからファウルをもらいつつシュートも決めて3ポイントプレーにすると、ラッセルがフローター、ファストブレイクでのレイアップと決め、これで71対71の同点になります。


ですが、3Qの終盤のオフェンスで、ラッセルがドライブして、レイアップを打ち、明らかに入りそうだったのですが、

何を思ったのかサクレがリング上のボールに触れてしまい、オフェンシブゴールテンディングを取られてしまい得点になりません。

残った3秒くらいのトロントのオフェンスでジョセフにシュートを打たれ、決められますが、

これはギリギリブザー後だったので、得点にならず、助かりました。

どちらにしても、サクレのミスはもったいなかったです。

同点で4Qに入ります。


4Qが開始するとジョンソンにゴール下、デローゼンに3ポイントプレーを決められてしまい

リードされますが、レイカーズもラッセルのレイアップ、ランドルのオフェンスリバウンドからの

シュートと、トロントについていきます。


トロントのパターソンにジャンパーを決められますが、ラッセルが3ポイントを決めます。

ですが、レイカーズのTOからダンクを決められると、ロスに3ポイントを許してしまい、

4点リードされます。


ここからコービーに火が付き、ジャンパーを決めると、ラッセルがゴール下までドライブし、

ディフェンダーに囲まれてしまいますが、コービーがコーナーでパスを受け、

そのまま3ポイントを打ち、これを決めます。


さらに、コービーはドリブルからジャンパーを打ち、これも決めます。


ですが、痛かったのは、コービーがシュートを3連続で決めている間も

ロスのジャンパーや、ジョセフのFTなどで得点されてなかなか追いつけなかったことと、

ここからトロントに連続で得点をされてしまうことでした。


トロントはロスのジャンパー、ラウリ―のFT、ビヨンボのアリウープにラウリ―、デローゼンの

ジャンパーなどで連続得点を許してしまいます。


その間、レイカーズはオフェンスに苦しみ、なんとかシュートを打つのですが決まりません。

結局、13点という大差がついてしまいます。


その後、クラークソンとルーが3ポイントを決めますが、トロントもFTで着実に得点します。


コービーがFT2本を決め、そのあとに交代で、観客の大声援を受けてベンチに戻ると、

同時にゲームの行方が決まり、敗戦となりました。



まずこの試合で大きく変わったことはスタートのラインナップが変わったことです。

ラッセルとランドルがベンチスタートとなり、ルーとナンスJrがスタートしました。


バイロンはこの理由を『チームとして上手くいていなかったから』

『チームにエナジーをもたらせるため』などと言っていました。


何試合かこのラインナップを続けてみないと、評価はできませんが、

スタートが変わったからと言って、それぞれの持ち味や、プレータイムが失われることがなければ

それでも良いとは思います。


今日に限って言うと、1Qの出だしはスペーシングが良くて、オフェンスも良かったです。

ゲームを作っていたのはコービーです。


コービーがゲームを作る際は、レイカーズは片方サイドでまずオフェンスを開始しますが、

コービーがボールを持った際、逆サイドもよく見ていて、クロスコートパス(サイドを入れ替えるようなパス)をよくします。

これにより、逆サイドはスペースが空いているので、そのスペースを有効活用するという狙いです。


これは昨年にも結構あって、片方サイドでプレーしているコービーが反対サイドで待っている

ヤングにクロスコートパスでボールを渡し、ヤングがフリーでシュートを打ったり、

1オン1をするなど、かなり有効なものでした。


今年に入ってからはレイカーズのオフェンスは片側サイドでのオフェンスで終わることが多く、

反対サイドにパスを振るなどの展開をあまり見かけませんでした。

稀にあったのですが、その時は良いボールムーブができているな、と感じました。


コービーと、ラッセルではあまりにも実力、経験が違いすぎるので、

ラッセルが反対サイドを生かせることが現時点でできていないのはしょうがないですが。

コービーがオフェンスを作ると、そういうこともできるのが強みです。


今日はTOが結構ありましたが、コミュニケーションミスが多かったように感じました。

スタートなど、一緒にプレーする人が変わったばかりなので、ある程度起こってしまうのは

しょうがないです。


4Qの中盤以降、レイカーズはディフェンスで相手を止めれなくて、連続得点を許してしまったのは

痛かったです。ディフェンスでもう少し頑張り、得点を防ぐことができればもう少し競ったと思うのですが。

これは惜しかった部分です。


続いては個人です。


・コービー

昨日の試合で体調不良だったので、どこまで回復しているか心配だったのですが、

体調不良だったことを感じさせないくらいのプレーでした。


FGは8/16と5割です。
コービーがFG%で5割を超えた試合は今シーズン初だったそうです。


今日は最後まで脚があったので、試合の終盤でもシュートがしっかり打て、入れることができていました。

昨日の今日でこのパフォーマンスなので、昨日はよほど体調不良でしんどかったのだと思います。

今日のコービーのハイライトです。



・ナンスJr

私はナンスJrが気に入っているのですが、ナンスJrのいいところは、自分のできないこと、役割でないことは一切しないところと、基本に忠実で、リバウンドにしっかり行くところや、ディフェンスを頑張るところです。


ロールプレーヤータイプではありますが、ナンスJrのようなプレーヤーはチームには欠かせないです。

そもそもディフェンスやリバウンドはレイカーズの弱点でもあるので、ナンスの力は必要ですし、
良くやっていると思います。

・ランドル

20分ちょっとの出場で15点11リバウンド、オフェンスリバウンドは7つもあります。

ランドルは自分でシュートを外したリバウンドをまた自分で取ることが多いです。

これはリバウンドへの意識と、何回も連続でジャンプできるという素晴らしい能力があるからだと思います。


ラッセルもランドルも、ベンチ出場になったことは正直不服だと思いますが、

ベンチから出てきて学ぶこともあると思うので、バネにして頑張ってほしいです。



ローテーションについてですが、今日はバスが出ていなくて、代わりにサクレが出ていました。

まさかバスよりもサクレの方が使えるとバイロンが考えてはいないとは思ってはいますが、

今日はトロントということで、サクレの出身国でもあるので、それもあってのサクレの出場で、

バスはたまたまお休みの日だったと思いたいです。


今日は以上です。

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#20 デトロイト戦【手も足も出ない】 [試合感想]


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デトロイト戦の感想です。

レイカーズは出だしからピストンズに連続得点を許します。

ドラモンドのゴール下、イリャソバの3ポイント、ジャクソンのレイアップなどで、

0対15のランをされます。

レイカーズはその間、シュートは入らない、TOは多いで、全く得点できません。


レイカーズはラッセルがファウルをもらってFTを2本とも決めてやっと得点すると、

そこからヒバートのオフェンスリバウンドティップイン、FT、

トランジションでラッセルがそのまま持ち込んでのレイアップ、クラークソンのFT1本で

逆に9対0のランをしかけます。


ドラモンドにゴール下、ジャクソンに3ポイントを決められますが、

レイカーズもルーがFTとフローターを決めます。

デトロイトのモリスに連続で得点を許しますが、

バスとクラークソンのジャンパーで得点します。


ですがレイカーズは1Qの終盤にデトロイトのブレイクの3ポイントやベインズのゴール下での得点を許し、13点ビハインドで1Qを終えます。


2Qが開始するとすぐにバスがダンクを決めます。

ですが、トリバーにオフェンスリバウンドから決められると、ポープにもバックドアプレーから

ゴール下で決められます。


ですが、ここからデトロイトはTOが込み、その間にラッセルがジャンパー、ラッセル→バスの連携で

バスがダンクをまた決めます。

ですが、ラッセルがTOをしてしまい、スタンリー・ジョンソンに速攻でレイアップを決められます。


ここから、再びデトロイトはレイカーズを突き放しにかかります。

ドラモンドのアリウープや、トリバーの3ポイント、ブレイクの4ポイントプレーや、

ポープのレイアップなどでどんどん得点します。

その間、レイカーズはFGはラッセルのジャンパーだけでした。


その後、ランドルがファウルを受けつつレイアップを決めて3ポイントプレーを完成させますが、

デトロイトはジャクソンの連続得点で差を広げます。


レイカーズもランドルとクラークソンが連続で得点しますが、Qの終わりのデトロイトのオフェンスを

止められず、ジャクソンとポープに連続で3ポイントを決められてしまい、

大量23点ビハインドを背負って前半を終えます。


3Qが開始すると、ランドルがファウルをもらってFTを1本決めますが、

イリャソバのゴール下、ジャクソンのFTとトランジションでレイアップを決められてしまいます。


レイカーズもラッセルがトランジションでレイアップを決め、さらにランドルがポストプレーから

ジャンパーを決めます。


ポープにジャンパーを決められますが、コービーが3ポイントを決めて今日ようやく初得点します。


ポープにFT3本、ドラモンドにオフェンスリバウンドを取られて得点されますが、

レイカーズはデトロイトのTOからファストブレイクで、ラッセル→コービーへパスが通り、

コービーがレイアップを決めます。

さらにまたデトロイトのTOからラッセルがトランジションでボールを運び、そのままレイアップを決めます。

この流れは非常に良かったです。

そしてさらにランドルが自分の外したシュートのオフェンスリバウンドを取って、

自分でシュートを決めます。


ですがレイカーズが良かったのはここくらいで、そこからはドラモンドのアリウープ、FT、

ゴール下での得点に加え、ポープのゴール下での得点、さらにドラモンドのダンクやゴール下での得点と、連続で得点を許してしまいます。


Qの終盤はルーがゴール下でのシュートと、3ポイントを決めますが、焼け石に水で、

25点ビハインドで3Qを終えます。


4Qは大量ビハインドだったので、開始からガーベッジタイムとなりました。


1つだけ4Qの出来事を書くと、ヤングが速攻でダンクを試みた際、デトロイトのトリバーに

ファウルで防がれ、ヤングが転んでしまいます。


これに怒ったヤングはトリバーの胸元を突き飛ばし、乱闘騒ぎとなってしまいます。

これによりヤングは一発退場となってしまいました。


・・・というおまけ付きでの敗戦でした。


今日はオフェンスもディフェンスも全然ダメでした。

もう毎試合同じことの繰り返しなので、詳しくは言わないですが、オフェンスは単発だし、

ディフェンスでは『この人は抑えたい』と思うようなプレーヤー(ジャクソンやドラモンド)

にやられまくるという体たらくでした。


トランジションの戻りも遅いし、今日は脚があまり動いていなかったように感じました。

とにかく悪いことばかりだったというのが今日の感想です。



今日は早くも個人の感想に突入します。


・コービー

今日は朝から胃腸炎の症状が出ていたらしく、体調が悪かったようです。

試合後のインタビューでは、『これが私のラストシーズンじゃなかったら、今日はプレーしていないと思う』

とコービーが言うほどだったので、かなり体調が悪かったのだと思います。

3Qで大差がついたので、4Q開始前にロッカールームへ戻り、点滴治療を受けていたみたいで、

それからベンチにも戻ってくることはありませんでした。


体調不良のせいもあり、プレーもよくなかったです。

結構良いタイミングで放ったシュートが多かったと思うのですが、入りませんでした。

ドライブもほとんどなかったので、するだけの体力も、脚もなかったのだと思います。


コービーの今日のハイライトを探したのですが、見つかりませんでした。

3ポイント1本と、レイアップ1本の5点のみなので、ハイライトにならないかもしれません。

今後、見つかれば追加します。


・クラークソン

クラークソンにしては珍しく、シュートのエアボールが2回、しかも1つのQで2回ありました。


試合後のインタビューで、クラークソンは自分自身を批判していて、

『セルフィッシュにプレーしてしまった。いつものようにシュートが打てなかった』
と言っています。

このように自分でのプレーを自分で振り返り、悪い点を導き出しているというところは素晴らしいです。


クラークソンが言っているほど、私は見ていてクラークソンがセルフィッシュにプレーしたとは

思いませんでした。

というのも、常に劣勢な場面で、『自分で何とかしよう』とアクションを起こした結果だと思うからです。

これはアクションを起こすことに意味があります。


チームが劣勢に立たされた場面で、今まで常にチームを引っ張ってきたのはコービーです。

自分の力で、シュートで何とかしようとシュートを打ち続けてきました。

コービーでさえ、それが上手くいかなかったことは何回もあります。裏目に出て、より劣勢に

陥ってしまうことさえあります。


ですが、誰かがアクションを起こさないことには劣勢な流れは変えることはできません。

多少リスクはあっても、アクションを起こし、流れを変えようとすることが大切です。

コービーは今までそうしてきましたし、今日のクラークソンもそうしようとしました。

結果は上手くいかなくても、その心意気は素晴らしいですし、気に入っています。


こういうところを見ると、コービーの意思や考え方はチームに引き継がれていくものなのだと

実感しています。



・ヤング

退場になってしまいましたが、試合後に『たくさんのフラストレーションがある』と言っていて、

トリバーにファウルされただけであそこまで爆発してしまったのではないです。

おそらく、起用法を含めたいろいろなフラストレーションが山積みにあるのだと思います。


いろいろな噂があるのですが、なぜヤングが試合に出れなくなったのかが分からないです。

今日もすでに試合前にはバイロンが『ヤングは今日も出場しない』と言っていました。

結果的にコービーのバックアップとして出ているメタが2Qに3つ目のファウルを取られたので、

臨時で出たのと、ガーベッジタイム要因として4Qに出たのですが。


ヤングは情熱的な面がありますが、反面少し感情的になりすぎてしまうところがあります。

今回のようにフラストレーションを溜めると爆発してしまうこともあるので、

上手くコントロールしてあげないといけないのですが、バイロンにそれができるかどうか・・・


今日に関してはこれくらいです。

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#19 アトランタ戦 【オフェンスに苦労】 [試合感想]


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アトランタ戦の感想です。

2試合ほど前から記事のタイトルにサブタイトルをつけています。

これを見れば試合がどんなものだったかが一目で分かるかと思ってつけ始めました。


まず、試合内容です。

レイカーズは出だしから得点に苦しみます。

シュートが打っても打っても入りません。その間にミルサップのレイアップ、

ホーフォードの3ポイントとジャンパーで先行されます。


レイカーズは1Qの残り7分35秒でヒバートがオフェンスリバウンドを取って、ダンクを決め、

ようやく得点します。

すると、ヒバート→コービー→ラッセルのいいパス回しからラッセルが3ポイントを決めます。


アトランタのセフォローシャに3ポイントを決められますが、

アトランタのあるジョージア州出身で、高校時代に2度、州のミスターバスケットボールに選出されていたルーが3ポイントラインから2メートル近く離れたところから3ポイントを決めます。


ティーグにジャンパーを決められますが、コービーが1オン1を開始し、ゴール下にカットしてきた

ナンスJrにいいパスを通し、ナンスJrがゴール下でシュートを決めます。


アトランタはマスカーラが3ポイントプレー、3ポイントと立て続けに得点しますが、

ルーがまたも3ポイントを返します。


レイカーズは1Qの終盤にルーのFTとフローターで得点しますが、アトランタのシュルーダーに

3ポイントを決められ、4点ビハインドで1Qを終えます。


レイカーズの1QのFG%は31.8%と良くなかったです。アトランタもシュートがあまり入っていなかったのでこの点差で済みました。


2Qが開始するとアトランタのべイズモアにレイアップを決められますが、

レイカーズはルーのパスからバスがダンクを決めます。


ですが、レイカーズはここからまたオフェンスに苦しみます。

オフェンスが単発で、1オン1に頼る状況が続き、シュートを打ってもなかなか入りません。


対してアトランタはスコットとホーフォードのFTそれぞれ2本、べイズモアの3ポイント、

スコット、コ―バーのジャンパーなどで得点され、差を広げられてしまいます。


レイカーズはその間、コービーのFT2本と、コービーのローポストからのシュート、

ラッセルの3ポイントでしか得点できず、気がつけば28対44と、16点差がついてしまいます。


ここからレイカーズはランドルがオフェンスリバウンドを取ってレイアップを決めたり、

ラッセルのパスからナンスJrがレイアップを決めますが、レイカーズはTOが込んでしまい、

そこからコ―バーに3ポイントを決められたり、セフォローシャにジャンパーを決められてしまいます。


終盤にメタが3ポイントを決めますが、16点ビハインドで前半を終えます。


3Qはレイカーズのオフェンスが持ち直します。

まずクラークソンとラッセルが3ポイントを決めます。


アトランタもティーグの3ポイント、ホーフォードのダンク、ティーグのFTでスコアしますが、

レイカーズもコービーからゴール下のラッセルへ素晴らしいパスが通り、ラッセルがシュートを決めると、続いてラッセルからゴール下のランドルへパスが通ってランドルが決めます。

しかし、クラークソンのTOからホーフォードにダンクを決められてしまいます。


ですが、ここからレイカーズの流れになり、コービーのパスからクラークソンが3ポイントを決めると、ヒバートもゴール下でシュートを決めます。

さらにコービーが3ポイントを決めると、直後のアトランタのオフェンスの場面で、コービーがボールをスティールし、そのままボールを運んで3ポイントを打ち、これを決めます。


その後にクラークソンも3ポイントを決めて点差を詰めます。


このレイカーズのオフェンスの間、アトランタはTOが非常に多く、

なかなかシュートまで行けていませんでした。


アトランタのティーグにレイアップを決められますが、ルーがゴール下でシュートを決めます。

べイズモアに3ポイントを決められても、クラークソンのジャンパーと、ランドルのレイアップでスコアし、6点ビハインドまで差を縮めて4Qに入ります。


アトランタはこのQだけで10個TOがありました。パスミスが多かったですが、レイカーズが積極的な

ディフェンスをした結果ともいえると思います。


4Qは、アトランタのスコットにジャンパー、3ポイントを決められますが、ルーがジャンパーを決めます。

ですがラッセルのTOからコ―バーにレイアップを決められてしまいます。


ラッセルがゴール下でシュートを決めますが、アトランタはべイズモアのFT1本と、アリウープで

得点します。


ここからレイカーズは意地を見せ、ラッセルの3ポイントに、ナンスのダンク、

さらにコービーのFT2本で得点すると、アトランタのTOからコービー→ルーとパスが通り、

ルーが3ポイントを決めて残り6分を残したところで4点差となります。


その後、ミルサップにゴール下で決められますが、コービーがジャンパーを決めてついていきます。

ところが、ここからレイカーズのオフェンスは得点に苦労します。


そこから約3分間、バスがコービーの外したシュートをプットバックダンクで押しこむまで得点できませんでした。

レイカーズが得点できない間にミルサップのゴール下、ティーグのジャンパー、ミルサップのFTで

10点差まで開いてしまいます。

さらにべイズモアにFTとアリウープダンクを決められて、残り1分を切った段階で14点差となって

勝負の行方が決まってしまいました。



今日の敗因は【オフェンスの欠如】と言っていいと思いますが、これはある程度は想像できることです。

というのも、何回も言っていますが、レイカーズには決まったオフェンスシステムがないために、

個々のプレー、アイソレーションに頼りきりになってしまう時がよくあります。

今日はそれが如実に現れた感じでした。


誰かが1オン1を始めると、それに合わせた他の選手の動きがないです。これも問題です。

コービーやラッセルがドリブルを始めると、他の選手は見物人になってしまいすぎです。

唯一、よく合わせの動きができていると感じたのはナンスJrくらいです。

ナンスJrはよく動いていて、実際にコービーやラッセルからのパスを受けての得点するシーンが

あります。これは見ていてすごくいいです。


ディフェンスについてですが、ヒバートがいないとゴール下で良く得点されるシーンが目立ってしまいます。

4Qはせっかくレイカーズが4点差まで詰めたのですが、アトランタのミルサップにインサイドで

連続で得点されて突き放されました。これは痛かったです。

1Qの最初はヒバートがゴール下にいたので、アトランタはゴール下での得点に苦労していた時がありました。

ヒバートは4Qに試合に出ていませんでした。結果論かもしれないですが、もう少しゴール下のディフェンスを重視してもよかったと思うのですが。


しかし、今日はディフェンスでは脚は結構動いていて、アトランタのパス回しに対応できていたような気がします。

そのせいか、アトランタは後半にTOがすごく多かったです。パスミスが多かったので、

レイカーズの選手たちがアトランタの想像以上にマークマンにしっかりと付くことができていたのかな、と思います。


続いては個人です。


・コービー

試合後のインタビューの最初に、記者に“脚はどうだったか?”と聞かれ、

『あまり良くなかった』と笑いながら言っていました。確かに、前のワシントン戦よりも

脚がなかったようにも感じました。


コービーが長い距離からのシュートが多い理由は、私の考えでは2つあって、

1つはランドルがプレーしやすいようにスペースを空けているため、

もう1つはコービー自身が認めていますが、体の衰えから、相手ディフェンダーをドライブで

抜き去ることができなくて、必然とアウトサイドシュートに頼ってしまうからです。


ミッドポストなどを主戦場とすればもう少し確率は上がるとは思うのですが、

ランドルとのスペースの兼ね合いもあるので難しいというのが現実です。

コービーにシュートを打たせるシステムがあるわけでもないし。


結局、コービーの状態次第でシュートが決まるか、決まらないかということになってしまうのですが、

シュートを楽に打たせてあげることができないのが歯がゆいです。


メディアなどは、コービーのシュート確率ばかり気にしているので、永遠に評価されることはないですが(苦笑)

コービーは今日5つアシストがあって、フリーになった選手は良く見ていてパスを出しています。

なので、選手たちにもっとオフボール時の動きなどが出てくると、もっとオフェンスが活性化して

良いとは思うのですが・・・


コービーの今日のハイライト動画です。



余談になりますが、コービーが初めてバイロンに引退を伝えたのは先週のポートランドとの試合中に突然言ったということが明らかになりました。





・ラッセル

キャリア初のダブルダブルでした。リバウンドで2ケタ取りました。

ラッセルは意外とリバウンドにも積極的にいっています。おそらくはヒバートがディフェンスで

アウトサイドに引っ張り出された際、ゴール下が手薄になるので、リバウンドをしっかり取ろうと

しっかり意識して取りにいっていると思います。


積極的にシュートを打ちにいったり、攻めました。が、それに伴いTOが7つあります。

前の記事で“ラッセルのTOは目をつぶる”と書いたばかりですが(笑)少しだけ言わせてもらうと、

少しボールを自分で持ちすぎて、相手にプレッシャーをかけられてしまうとTOになってしまうシーンが多いです。


これは球離れのタイミングの問題で、早すぎれば相手ディフェンスを引き付けれないし、

遅ければディフェンスのプレッシャーが強くなってきてTOになりやすくなってしまいます。


ミスをするのはしょうがないですが、今日のミスからどう学んで、次に活かせるか、

というのが重要だと思います。




個人については以上ですが、今日は2つ気になる点があります。これはバイロンの采配の面です。


1つ目は、4Qにクラークソンを全く出場させていないことです。

クラークソンはオフェンスにおいてはチーム1の効率を誇る、ベストプレーヤーと言っても過言ではないです。

FGは50%近く、3ポイントの確率も40%を余裕で超えています。

そのクラークソンをなぜ4Qに出さなかったのかが分からないです。


確かに、オフェンスが好調で、出ているメンバーたちで上手くいっているのならば

クラークソンは出さずに、そのままのメンバーでプレーさせ続けるという手はありますが、

今日は4Qに明らかにオフェンスで苦労していました。

なのにクラークソンを出さない理由が分からないです。クラークソン本人も、

『なんで俺を出してくれないんだ?』と思っているのではないでしょうか。


もう1つはヤングについてです。

これはもう明らかにローテーションを外れているといってもいいと思います。

バイロンは試合後になぜヤングを出さないのかをメディアに訊かれ、理由は答えずに、こういっています。





今日はオフェンスで苦しんでいるのだから、起爆剤として出してもよかったと思います。


これは私の勝手な予想ですが、バイロンはあまりヤングのことが気に入っていないのかな?と思います。

これは昨年からなのですが、バイロンはヤングには結構辛辣です。

夏の間にオフボール時の動きなどの成長をかなり要求していましたし、

ヤングがバイロンに褒められているところは私の中で記憶に残っているものはないです。

なにか気に入らない所でもあるのでしょうか?

ちょっと分からないですが・・・


今回は以上です。

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#18 ワシントン戦 【We Love KOBE!!】 [試合感想]


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ワシントン戦の感想です。まずは試合内容から。

レイカーズはランドルのパスからクラークソンのレイアップ、さらにランドルのレイアップでスタートします。

対してワシントンはビールのアリウープ、ヒバートのTOからウォールのダンク、ダドリーの3ポイントなどで得点します。

レイカーズはラッセルがジャンパーを決めますが、ワシントンはポーターのジャンパー、
ウォール→ゴータットの連携からダンク、さらにビールのFT,ウォールのファストブレイクでのレイアップなどでどんどん得点します。


ですが、ここでコービーがジャンパーを決めると、ディフェンスでTOを誘ってクラークソンが

ジャンパー、さらにコービーの3ポイントが決まると、直後にレイカーズがボールを奪い、

ファストブレイクでコービーからクラークソンにパスが通ってクラークソンがレイアップを決めます。

さらに直後のワシントンのスローインをラッセルがスティールして、3ポイントを決めるという

大きなランをし、あっという間に逆転します。

ここでワシントンのウォールがテクニカルファウルを取られて、それで得たFTをコービーがしっかり決めます。

これで13対0のランとします。


ワシントンがウォール→ゴータットの連携でレイアップを決めたり、

ゴータットがジャンパーを決めますが、

レイカーズもランドルのゴール下や、メタが外したシュートを自分でリバウンドを取って
シュートを決めるなど、得点します。


この時点で24対20でしたが、ここからレイカーズはルーの3ポイント、バスのジャンパー、

クラークソンのフローター、さらにメタの3ポイントで得点します。


対してワシントンはTOやミスが多く、ビールのジャンパーのみの得点に終わります。

レイカーズは1Qを12点リードで終えます。


2Qが開始すると、ワシントンのニールとポーターにFTを2本ずつ決められます。


レイカーズは出だしのオフェンスが少し単発でよくなかったのですが、

コービーがトレードマークのフェイダウェイを決めると、バスがオフェンスリバウンドでチップインします。


さらにファストブレイクで4対2の状況を作ると、ルー→ナンスJr→バスとパスが渡り、バスがダンクを決めます。

このプレーで、もう一人ファストブレイクで走っていたのはコービーでしたが、4人ともがしっかりと走っていて、理想的なファストブレイクの形が作れていたことが良かったです。

さらにコービーが3ポイントとベースライン沿いからフェイダウェイを決め、

リードを大きく広げます。


ワシントンはウォール→ゴータットのレイアップ、ゴータットのゴール下などで得点しますが、

レイカーズもルーのFTや、ファストブレイクでラッセル→ランドルのダンクが決まってリードを保つと、メタがジャンパー、さらにランドルがオフェンスリバウンドをチップインします。

これでレイカーズは19点のリードとなります。


ところが、ここからワシントンの反撃にあいます。


ビールのジャンパーや、ハンフリーズのFT、さらに3ポイント、今日何回もあるウォール→ゴータットの連携からの得点や、ウォールのジャンパーなどで追いついてきます。

さらにQの終わりはランドルが良いブロックショットをしたのですが、

こぼれ球をハンフリーズに拾われ、シュートを決められるという惜しいシーンもありました。


レイカーズはランドルのティップイン以降、コービーのFT4本でしか得点できません。

少し流れが悪くなり、リードを6点まで減らされてしまい、前半を終えます。



3Qが始まると、すぐにワシントンのビールとダドリーに3ポイントを決められるうえ、

ポーターのレイアップにウォールの3ポイントでリードを奪われてしまう場面もあります。


ここからは接戦となり、レイカーズはクラークソン、ラッセルのジャンパー、

さらにコービーの針の穴を通すかのようなパスからラッセルがレイアップを決めます。


ワシントンはダドリーが3ポイントを決めてこれで65対65となります。


ここから、コービーのいいパスからランドルがゴール下で決めると、

ワシントンのTOからクラークソンがファストブレイクでレイアップを決めます。

さらに再びワシントンのTOからルーがランドルにパスを出し、ランドルがダンクを決めます。


対してワシントンはウォールが3ポイント、さらにゴール下でシュートを決めますが、

レイカーズはコービーがワシントンのテクニカルで得たFTを1本しっかり決めると、

ヒバートがゴール下でシュートを決めます。

さらにルーのパスからバスがゴール下でシュートを決めます。


ワシントンはウォール→ゴータットの連携からゴール下でシュートを決めますが、

ルーがジャンパーを返し、レイカーズの3点リードで4Qに入ります。


4Qも接戦が続き、ワシントンのニールのジャンパー、セッションズのレイアップなどで逆転します。

レイカーズはラッセルがTOをするなどでなかなか得点できませんが、

コ―ビーの外したシュートをバスが押しこみ、得点します。

ハンフリーズにダンクを決められますが、コービーがトップの位置からドライブし、

完全にディフェンダーを抜き去ってレイアップを決めます。


その後、ワシントンのニールとセッションズにシュートを決められ、少し、嫌な展開になるのですが、

ルーが3ポイントを決めてワシントンの流れを断ち切ります。


バスがディレイ・オブ・ザ・ゲーム(味方がシュートを決めた後にボールに触ってしまった)

を取られてしまい、FTを1本決められますが、ラッセルがレイアップを決めて同点にします。


さらに次のプレーで30秒ほどの間にレイカーズのスティール→TO→またレイカーズがボールを奪う

→TO→またレイカーズがボールを奪い返す!という超スクランブル状態からコービーが3ポイントを決め、残り5分で3点リードとします。


ですが、ウォールにレイアップを決め返されたうえに、次でもウォールにファストブレイクで

走られ、ファウルをしてFTを与えてしまいます。ウォールはFTを1本決めます。


レイカーズはここ2回のポゼッションのオフェンスの形が悪かったのですが、

コービーがジャンパーを決めて1点リードすると、ワシントンはウォールがフローターを決めます。

レイカーズはランドルがレイアップを決めますが、ウォールもジャンパーを決めてリードが何回も入れ替わります。


レイカーズはクラークソンがFTを得て2本とも決め、直後のワシントンのオフェンスを防ぎ、

さらにもう一回クラークソンがファウルを得てFTを2本ともしっかり決めます。これで3点リードです。


次のワシントンのオフェンスも防いで、レイカーズのオフェンスではクラークソンが

ジャンパーを打ち、外しますが、オフェンスリバウンドを自ら取り、

すぐにジャンパーをもう一度打ちます。ですが、これも決まりません。


リバウンドを取られ、ウォールに対し、ファウルをしてしまい、FTを2本決められます。

そしてさらにウォールにFTを2本決められ、3点リードから1点ビハインドとなります。


ですが、ここからコービータイムになります。

残り1分でコービーが3ポイントを決め、2点リードとします。


反対にワシントンもゴータットがシュートを決め、同点とされますが、

コービーがボールを運んで、スペースを空けるように指示し、1オン1を開始します。

コービーはトップの位置から右側にドライブし、3ポイントラインより一歩中に入ったあたりから

ジャンパーを打ち、決めます。残り30.8秒、2点リードです。

会場は大歓声です。アウェイですが(笑)


タイムアウト明けのワシントンのオフェンスでは、ウォールがドライブして3ポイントラインの外にいるビールにパスを出そうとしますが、このパスをルーがスティールします!

ルーはファウルをもらい、FTを落ち着いて2本とも決め、4点リードに広げます。


次のワシントンのオフェンスでは、3ポイントが外れ、ランドルがファウルをもらってFTを1本決め、

5点リードします。


その後、ウォールが3ポイントを決めますが、レイカーズはクラークソンがしっかりとFTを決めて逃げ切り、今季3勝目となりました。



今日は何と言ってもコービーです。コービーのクラッチショットでゲームの行方を決めたといっても

良いと思います。

ですが、コービー1人の力だけでは決してないです。


例えば、ランドルですが、今日19リバウンドという素晴らしい活躍です。

さらにルーが7スティールしていますし、ルー、クラークソン、ラッセルの3人で14スティールです。

これも非常に素晴らしいです。


それに、今日は後半、接戦の状態が長く続きましたが、集中力を切らしませんでした。

その証拠として、終盤、1点を争う場面でもFTを得たクラークソンやルーがFTを外しませんでした。

これもよかったです。


レイカーズは昨日フィラデルフィア相手に酷い試合をしましたが、わずか1日でここまでよく

立て直し、試合にフォーカスを合わせることができたと思います。


ワシントンも昨日試合があって、クリーブランド相手に勝っています。

ワシントンはミスが多かったので、疲れていたのかもしれないです。レイカーズも連戦なので

条件は一緒ですが。

ウォールには結構やられましたが、ウォールとゴータット以外にやられた印象はないです。

ビールがいまいちだったのも、レイカーズにとっては良かったです。


オフェンスについては、昨日ほどコービーに頼っている様子はなく、それぞれの選手が

何とかしようという意思が見られたのが良かったです。


ディフェンスについてですが、スティールが多かったというのは先ほど言ったとおりです。

相手のパスに対して手を出して、積極的にディフェンスしようとしていました。


ただし、やはりウォールのように実力のある人、スピードのある人相手には苦労します。

ウォールのドライブからゴータットにパスを出され、ゴータットが決めるという同じシーンが

何回も何回もありました。この点はやはり課題だと思います。



続いては個人を。

・コービー

この試合のMVPです。今季初の30点オーバーで、4Qに12点です。

コービー個人に限って言えば、今季最高のパフォーマンスだったと思います。

37歳、20年目のシーズンを迎えた超ベテランがバックトゥバックの2試合目でこれだけの活躍を

見せてくれることが素晴しいです。しかも今日は4Q出ずっぱりの35分の出場です。


余談ですが、今日の試合前にホワイトハウスに行って、オバマ大統領と話をしていたらしいです。


今日はハイライト動画をつけておきます。

4:20ごろにベンチに戻るコービーをラッセルが飛び跳ねて大喜びで迎えるシーンが良いです。



・ランドル

リバウンドはキャリアハイです。ワシントンがスモールラインナップで、ランドルよりも

身長の低いダドリーがマークについていたというのもありますが、それにしてもよく取りました。

特にオフェンスリバウンドが良かったです。

シュートについても今日はゴール下で頑張ったものが多く、ミスマッチを上手くつくことが

できていたと思います。


・クラークソン

主な得点源のひとりとして良い活躍を見せているのはこれまでにも言ってきたことですが、

私がクラークソンを気に入っているのは自分でどうにかしようという意思が見られるところです。


コービー頼みになってしまう場面が今シーズンは多い中、自分で何とか攻めようという気迫があります。

これは素晴らしいことで、ぜひとも続けてほしいです。


また、今シーズンFGは48%、3ポイントの確率はなんと43%と素晴しいものがあります。

この調子で頑張ってもらいたいです。


・ラッセル

レイカーズの話題と言えば、もうコービー一色になっているので最近話題に出ませんが、

ラッセルのここ最近の活躍は評価してあげたいです。

というのも、コンスタントに2ケタ得点を取るようになってきていますし、

かなりNBAのゲームに慣れてきていると思います。


開幕当初から落ち着いてプレーしていますが、慣れてきたことで良い判断もできるようになってきているという印象を受けます。成長が感じられます。

少しTOをしてしまう時もありますが、若手はミスをしてしまうものなので、そこは甘く見てあげたいと思っています。



・ルー

7スティールは素晴らしいです。そこまで多かった印象はなかったのですが、ワシントンのミスで

こぼれたボールを素早く拾っていたのだと思います。抜け目がないところが良いです。


ルーも1オン1の実力があるので、オフェンスに行き詰ったときに頼りになります。

4Qの中盤で決めた3ポイントは嫌な流れを断ち切ったという意味でも大きかったです。



今日に関してはこのくらいなのですが、あとで考えてみると今日はヤングが試合に出ていません。

体調でも悪かったのかな?と思ったのですが、ハイライトを見るとベンチにいるところが

映っているので、どうしてなのか理由が分からないです。まさかとは思うのですが、ローテーションから外されてしまったのでしょうか?


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#17 フィラデルフィア戦 【恥をかくとはこのこと】 [試合感想]


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フィラデルフィア戦の感想です。

この試合はロード8連戦の初戦、そしてコービーの故郷での最後の試合となりました。


通常、アウェイチームの選手紹介は淡々と名前を読み上げるだけなのですが、

コービーに対してはかなり大きい声で、しかも今まで獲得したタイトルもわざわざ読み上げ、

紹介していました。フィラデルフィアの場内アナウンサーの粋な計らいだと思います。ありがたいです。


加えて、試合前に“ドクターJ”ことジュリアス・アーヴィング氏とコービーの出身校の

ローワ―・メリオン高校のコーチから背番号24番のローワ―メリオン高校のジャージーの贈呈がありました。

コービーに対してのお別れムード一色で試合が始まります。


試合が開始すると、そのコービーがいきなり3ポイントを決めると、その次のポゼッションでも

また3ポイントを決めます。

さらにコービーはまた3ポイントをまた決め、会場は大騒ぎになります。


その間にフィラデルフィア(以下フィリーと書きます)はコビントンとキャナンの3ポイント、

オカフォーのレイアップでしっかりついてきます。


さらにコービーはクロスオーバーからのジャンパーを決め、レイカーズの最初の11点をすべて取ります。

その後、ランドルがレイアップを決めます。


フィリーもキャナンの3ポイント、グラントのジャンパーなどで、ついてきます。
序盤は互角でした。

その後はポストのヒバートから、ゴール下にカットしてきたランドルにいいパスが通り、

ランドルがファウルをもらいつつシュートを決めます。しかしFTは外します。

さらにランドルはレイアップを決め、コービーもオフェンスリバウンドを取って、

落ち着いてシュートを決めます。序盤はすべてコービーとランドルの得点でした。


レイカーズは続いて、2試合身内の不幸があった影響で欠場していたルーがジャンパーを決めると、

ファウルももらってFTを2本とも決めます。

フィリーにもゴール下でシュートを決められたり、ノエルにダンクを決められます。


ここまでは互角の展開でしたが、ここからレイカーズは差を広げにかかります。

クラークソンのフローターや、ルーの3ポイント、バスのジャンパーで得点し、

ディフェンスでも頑張って相手に得点を許しません。

7点リードで1Qを終えます。1Qをリードで終えたのは久々な気がします。


2Qが始まると、フィリーはノエルのレイアップ、サンプソンのレイアップなどで差を縮めます。

レイカーズはヤングが3ポイントを決めますが、フィリーのサンプソンのFT時に、せっかくFTを

外してくれているのにヤングがボックスアウトを忘れてしまい、サンプソンにリバウンドを取られ、

またファウルをしてFTにしてしまうというボーンヘッドがありました。

幸いにもサンプソンはFTを1本しか入れれなかったので、助かりました。


ラッセルがジャンパーを決め、さらにコービーがディフェンスを引き付け、

ゴール下のヒバートに素晴らしいパスを出し、ヒバートがダンクを決めます。

そしてラッセルがゴール下にいるランドルに矢のようなパスを通し、ランドルがファウルを得て

FTを2本とも決めます。


この後もレイカーズはラッセルがドライブをして、ディフェンスを引き付けてランドルにパスを通し、

ランドルがダンクを決めたり、クラークソンがジャンパー、さらにクラークソンがゴール下にカットしてきてヒバートからパスを受け、すぐにヒバートにパスを返してヒバートがダンクを決めるといういい連携も出ます。


対して、フィリーはコビントンが3ポイントを決めますが、コビントンやノエルが

レイカーズのファウルで得たFTを2本中1本は落とすうえに、チームとしてミスが多く、

レイカーズが差を広げます。


そして、コービーが3ポイントを決め、2ケタ以上のリードをします。


ところが、ここから雲行きが怪しくなり始めます。


レイカーズはシュートがここから入らなくなるうえに

2Q終盤にはラッセルのTOからフィリーのスタウスカスに速攻で3ポイントを入れられるうえ、

その後のレイカーズのオフェンスでメタが得たFTを1本しか入れることができません。


さらにQ最後のフィリーのオフェンスでFTを与えてしまい、せっかく2ケタ以上あったリードを

8点まで減らしてしまい、前半を終えます。


3Q開始すると、すぐにオカフォーにレイアップを決められると、

レイカーズはラッセルがTOをしたり、シュートが入らないわでどんどんリードがなくなっていきます。


ついにコビントンのレイアップとFTと3ポイントで同点にされてしまいます。

やっとのことでクラークソンがジャンパーを決めますが、レイカーズは3Qに入って3分半も

得点がありませんでした。


クラークソンはレイアップ、ジャンパーと連続得点しますが、フィリーもグラントのレイアップや

コビントンの3ポイント、キャナンの3ポイントでリードを奪われます。


ここで、ゴール下でキャナンにマークされたヒバートがパスをもらう際、ファウルを得ますが、

キャナンがなかなかヒバートの腕を離さなかったので、揉み合いになります。

するとエキサイトしたヒバートとフィリーのサンプソン、グラントが危うく殴り合い寸前の

乱闘騒ぎとなってしまいます。


幸い、事態は収まり、ヒバートも退場にならなくて済みますが、ヒバート、サンプソン、グラントの3人はテクニカルファウルを受けます。

フィリーのテクニカルの数が1つ多いので、その分のFTをコービーがしっかりと決めます。


フィリーはキャナンが3ポイントを決めますが、レイカーズもラッセルがギブ&ゴーでランドルから

パスを受けてレイアップを決め、さらにクラークソンのジャンパー、フローターで同点とします。


その後、レイカーズはバスのジャンパーやクラークソンのレイアップでスコアしますが、

フィリーもスタウスカスの3ポイント、ノエルのFTで付いてきます。


レイカーズはまたしても3Qの終盤の締めが悪く、ノエルにダンクを決められると、

その後のレイカーズの外したシュートから速攻で走られ、グラントにダンクを決められ、

5点ビハインドとなって4Qに入ります。



4Qに入ると、フィリーのマッコネルにジャンパーを決められますが、

コービーがドライブから若き日を思い出させてくれるかのような美しいリバースレイアップを決めます。


フィリーのグラントにダンクを決められますが、ラッセルのFTで付いていきます。

しかし、今度はノエルにダンクを決められます。

すると今度はラッセルがコービーのスクリーンを使って、ベースライン沿いをドライブし、

なんと左手でのダンクを叩きこみます。ラッセルのダンクは今季初です。これには驚きました。


ですが、ここからレイカーズはシュートが入りません。コービーも、他の誰も、です。

その間にフィリーはトンプソン、コビントンの3ポイント、レイカーズのTOから速攻でオカフォーに

レイアップを決められ、14点差となってしまいます。たまらずレイカーズはタイムアウトを取ります。


その後、やっとのことでクラークソンが3ポイントを決めますが、オカフォーにフックシュートを決められます。

レイカーズはラッセルが3ポイントを決め、なんとか追いすがります。


残り4分でコービーがコートに戻ると、コービーのいいパスからランドルがダンクを決めます。


ですが、トンプソンに3ポイントを決められてしまうと、ラッセルがシュートを決めますが、

残り1分半でオカフォーにレイアップを決められ、11点差とされると、その後もレイカーズは

シュートが入らずに得点に苦労し、追いつくことができず、敗戦となり、

フィリーの今季初勝利を献上してしまいました。



フィラデルフィアのファンの方には申し訳ないですが、はっきり言ってこの試合に負けたのは

恥と言って過言ではないです。


今日はすべての面でフィリー以下です。

そもそも、勝ちたいという気持ちが違いました。

フィリーの選手たちはルーズボールに体を張って飛び込み、5分5分のルーズボールはすべて

フィラデルフィアが取りました。

レイカーズの選手達からはルーズボールに飛び込むような気迫は全くなかったです。


オフェンスでも、今日は自滅です。レイカーズは1Qに33点取っていますが、

後半は合計でわずか33点しか取っていないです。


そもそも、前の試合にも書きましたが、レイカーズの選手たちはコービーに頼りすぎです。

クラークソン以外の選手たちは、『助けて、コービー!』とばかりにコービーを探し始めます。

状況が悪くなれば悪くなるほど、です。

どうして『体が別れを告げる時が来たと悟った』といって引退の声明を出した人に頼り続けるのでしょうか?

どうして、そんなに体がボロボロな人が26本もFGを打たないといけない状況になるのか?

レイカーズの選手たちは、恥を知るべきです。


前半のオフェンスはまだマシですが、後半のオフェンスはボールムーブもよくないうえに、

一人の選手がボールを保持する時間が長すぎの完全に『壊れたオフェンス』でした。

コービーがボールを持ったら、後の人は突っ立っているだけで、動きがなく、コービーがシュートまで

行かなくてはいけないオフェンスや、クラークソンがボールを運んで、パスの出しどころもなく、

クラークソン一人で攻めてシュートまでいくというオフェンスなど、目を疑うような

オフェンスが多く見られました。


1ポゼッションで1人しかボールに触らないオフェンスなんて、あり得ないです。

Qの締めのオフェンスでもないのに。



ディフェンスについてですが、正直、フィリーの選手たちがどんなタイミングでシュートを打ってくるのかがよく分かっていないのか、外からのシュートに対してはチェックが甘かったように感じました。

前半はオカフォーにプレッシャーをかけてミスを誘うなど、良いところも見られたのですが。



続いては個人ですが、今日はコービーに関してしか書きません。


・コービー

1Qは素晴しいスタートを切ったのですが、あとはシュートが入りませんでした。

試合後のインタビューで、『早い時間帯から脚がなくなってくる』と言っていました。

あれだけオフェンスでの負担が大きければ、しょうがない面もあります。

そして体の衰えも当然あります。


コービーのミニッツは平均して31分ほどですが、2Q、4Qは頭からプレーして、途中でベンチに下がり、また残り4分ほどになると出てくるというローテーションですが、私はこれには反対です。

短くプレーして、休み、またプレーするというのは、1度温まりかけた体がベンチに1回下がることで

冷えてしまうので、パフォーマンスに影響すると思います。

それがシュートが入らなくなってしまう一因ではないかと考えています。


正直、大ベテランで若くないので、1度冷えかけた体をまた温めなければいけないのは大変だと思います。

それなら、1Qに8分プレーして、休み、2Qは残り6分くらいから登場して最後までプレーし、

3、4Qも1、2Qと同様のローテーションで行けば、8分・6分・8分・6分の合計28分となります。

これくらいがちょうどいいのではないでしょうか?

コービーを長い時間見られるのはファンとして嬉しいことなのですが、それよりも今は

パフォーマンスの向上を願わずにはいられないです。



今日の負けは本当に恥ずかしくて、日本のネット記事でも『シクサーズが連敗ストップ』という

記事が出ています。その相手がレイカーズなので、ファンとしてこんなに恥ずかしいことはないです。


逆に言えば、この先、もうどのチームに負けたとしても、これ以上の恥はないので気が楽にはなりましたが(苦笑)

今日は本当にしんどいです。


今日は以上になります。

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デュラントのコービー引退を受けてのコメントが素晴しい [その他]

昨日、コービーが今季限りで引退するという一報を受け、NBA中がその話題で持ちきりです。

多くのNBA選手がコービーに対しての感謝、リスペクトをコメントや、SNS上で出していますが、

私が見た中でもOKCのケビン・デュラントのコメントは素晴らしかったです。

和訳したので、ご紹介します。



“私はコービーを崇拝している。彼から学んだ。彼のようになりたかった。 彼は私たちのマイケル・ジョーダンだ。ジョーダンがウィザーズでのキャリアが終りに向かうのを見たし、コービーが主役となって出てきたのも見た。 私は今年、あなたたち(メディア)が彼をクソみたいに扱っていることに失望している。 彼はレジェンドだし、彼がどんなに悪くプレーしているのかも、 どんなにシューティングが悪いかも、彼が引退すべき時かもしれないことも聞いている。 あなたたちメディアは私たちのレジェンドをクソみたいに扱っているし、マジで気に入らない。 彼が今季限りで引退することを決めた今から彼に対して良くすることを願う。 こんなに悪く彼を取り扱うのは悲しい。 彼は信じられないほどのキャリアを送ったし、彼は私のゲームにおけるメンタル面、 フィジカル面を変えた。 それはバスケットボールのゲームの多くを意味する。 私が常に何かアドバイスをもらいたかった人だった。 本当に、素晴しくて、素晴しくて、賢い人だ。彼が去るのは寂しい。 ゲームに、彼はゲームに、彼の証を刻んだ”



デュラントがコービーをとてもリスペクトしていることは良く知られていると思います。

このデュラントのコメントには、胸を打たれます。

デュラントにも感謝したいです。

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