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76試合目 セルティックス戦【コービーvsボストン 最後の戦い】 [試合感想]


ボストン戦の感想です。

試合内容は簡単に。

1Qはボストンが先手を取り、得点を重ねます。レイカーズはコービーの動きがよく、ジャンパーや3ポイント、さらにファウルを得てのFTで着実に得点していきます。
1Qを5点ビハインドで終えます。コービーは1Qだけで11点でした。


2Qは序盤に2点差にまで詰めるのですが、その後、レイカーズはミスが連続で出てしまい、そこからボストンに得点を許してしまいます。
その間に活躍していたのがボストンのアイゼア・トーマスで、トーマスはドライブからのレイアップや、3ポイントなど、どんどんと点を取り、レイカーズとの差を広げます。
2Q残り2分42秒の段階で、レイカーズはなんと17点差をつけられてしまいます。

ですが、ここからレイカーズはランドルのステップバックジャンパー、コービーのポストアップからゴール下でのシュート、さらにコービーのスティールからのダンク(!)、そして2Q終了直前にランドルのレイアップで反撃し、なんとか9点ビハインドで前半を終えます。

レイカーズの前半のFG%は41.9%でした。TOは6個と少なめだったのですが、うち5個がラッセルのものでした。
コービーが前半18点、3スティール、ランドルが12点と活躍しました。
ボストンのFG%は46.7%で、トーマスが21点5アシストと活躍していました。


3Qに入ると、レイカーズは2Q終盤の流れそのまま得点を重ね、ついに同点となります。
その後は接戦となります。レイカーズはコービーの2本の3ポイントやウェルタス→ナンスJrのアリウープダンク、ボストンはターナーのシュートなどで得点します。
3Qをレイカーズは2点ビハインドで終えます。


4Qに入ると、ボストンに連続得点を許し、差が開いてしまいます。4Q残り7分の時点で10点差をつけられてしまい、レイカーズは劣勢に陥ってしまいます。

その後、コービーのシュートやFT、クラークソンの3ポイントなどで得点するのですが、ボストンもターナーを中心に得点し、なかなか追いつくことができません。

ヒバートの2本のFTと、コービーのベースライン沿いからの難しいフェイダウェイでの得点で、6点差にまで詰めるのですが、そこからボストンのトーマスにレイアップ、さらにスマートに3ポイントを決められ、残り1分34秒で11点差とされてしまいます。

そこからクラークソンのFT、コービーの上手いフェイントからのジャンパー、ランドルの3ポイントプレーで4点差にまで詰めるのですが、そこが限界で、レイカーズはライバルであるボストンに敗戦となってしまいました。


オフェンスについてはまずまず良かったと思います。特に目についたのが、オフボールの動きで、コービー、ラッセル、クラークソンの3人がディフェンダーの裏をかいた良いカットインをしていて、そこからパスをもらってシュートを打つというシーンが見られました。
セットオフェンスも織り交ぜつつ、良い形でシュートまで持っていくオフェンスができていたと思います。


ディフェンスについてですが、前半、特にトーマスに対してのディフェンスが良くなかったです。マッチアップしていたのはクラークソンでしたが、クラークソンは簡単に抜き去られる、スクリーンには引っかかるわで、トーマスにやられ放題でした。さらにトーマスに対してのヘルプもなく、簡単にゴール下にドライブされていました。トーマスは前半だけで21点だったので、はっきり言ってやられすぎです。後半にトーンダウンさせたのは良かったと思いますが。


続いて、個人についてです。

今日はコービーから。
コンディションが心配されましたが、終わってみれば今季4度目の30点オーバーでした。今日は脚もあったし、動き自体にキレがありました。さらにダンクも決めました。コービーによると、脚の調子が良かったそうです。

脚があったので、ただジャンパーを打つだけでなく、ポストアップからのシュート、ポンプフェイクで相手をかわしてからのシュートなど、フットワークを生かし、さまざまな方法で得点することができました。
また、ディフェンスでも抜け目なくスティールを狙い、3つスティールを記録していますし、試合の終盤はボストンのエースのトーマスにマッチアップしました。トーマスを全力で追いかけたり、フロントコートからプレッシャーをかけるなど、ディフェンスにも力を入れ、攻守両面での活躍が見られました。

見ていて気付いた方もおられるでしょうが、今日のコービーは試合中に笑みが一切ありませんでした。コービーは引退を発表以来、試合中でもにこやかに笑みを浮かべている場面が多々ありましたが、今日は一切なしです。相手がボストンだったからだと思います。試合を通して集中していました。
また、ラッセルによると、コービーは試合の終盤に『ボールをくれ』と言っていたらしく、この試合は余計な感情一切なしの本気だったのだと思います。

バイロンによると、シーズンの最後の数試合は、コービーのミニッツを今より多めにするとのことです。
コービーのキャリアも、あと6試合です。

今日のコービーのハイライトです。



続いてランドルについて。良い活躍だったと思います。今日はコービーが好調だったので、ボールを持つ機会やシュートを打つ機会は多くありませんでしたが、自分の攻めどころを見つけ、得点を取りました。しかも、“ここで得点が欲しい”という場面での得点が多かったので、数字以上にインパクトがあります。

フィジカルを生かしたゴール下での得点、リバウンドを取ってからのコーストトゥコーストでのレイアップ、ステップバックジャンパーなど、バリエーション豊かに得点しました。
今日のランドルは30分も試合に出ていませんが、欲を言うと35分くらい出してほしいところです。ラッセルやクラークソンはそのくらい出ているので。


続いてクラークソンですが、オフェンスはまずまずだったと思います。シュートの確率としてはそこまで良くはないですが、ドライブからのレイアップや、3ポイントをキャッチ&シュートで決めるなど、クラークソンらしさが出ました。

ただ、やはり上述した通り、ディフェンスの悪さが目についてしまいます。試合の終盤でも、コービーがトーマスにつき、クラークソンがターナーにつくというマッチアップになったのですが、ターナーにファウルし、FTを与えてしまうという具合に、マッチアップした相手にそれぞれやられてしまいます。ツイッターアカウント@lallal24さん(モコさん)によると、クラークソンのディフェンスの悪さが相手にバレていて、穴として狙われているかもしれないとのことです。
そうならないためにも、クラークソンはディフェンスの上達が必要だと思います。


ラッセルですが、ここ最近ミドルレンジ~ロングレンジのシュートが決まりません。今日の得点もすべてレイアップです。シーズンのこの時期ともなると、ラッセルのプレーも研究されてきたかもしれないですし、ラッセル自身も疲労により、シュートが入らなくなってきているかもしれないです。
あと、不用意なTOが多く、今日は6個TOをしてしまっています。

ただ、オフボールの動きは良いですし、得点ができなくても、リバウンドを取りに行ったり、アシストをしたりと、さまざまな面で貢献はできていると思います。


今日はローテーションが代わり、ルーとバスが全く出場しませんでした。バイロンによると、ルーを出さず、ガードを3人ローテーションにすることによって、若手のミニッツを増やすことと、バスの代わりにブラックのミニッツを増やしたいとの考えからだそうです。バイロンにしては、思い切ったことをしたと思います(笑)
今後も何試合かはこのローテーションで行くそうです。


前の試合の記事を書いたときに、『ラッセル-ヤング問題の記事を書く』と言ったのですが、“3日あるから余裕で書けるはず”と自分では思っていたのですが、思いのほか忙しく、記事が書けませんでした。申し訳ありません。
もう日が経ってしまいましたし、この件については書かないかもしれません。ただ、続報があればまた記事を書くかもしれないので、その時はまた見に来て下さればと思います。

今日は以上です。

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