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44試合目 キングス戦 【前半と後半は違うチームのよう】 [試合感想]

サクラメント戦の感想です。この試合も膝の痛みによりナンスJrが欠場し、代わりにランドルがスタートに入りました。

まずは試合内容を。


サクラメントのマクレモアにドライブからレイアップを決められると、ロンドのコーストトゥコーストのレイアップ、ウィリー・コーリー・スタインのアリウープダンクで、早くも0対6にされます。

レイカーズはルーがフローターを決め、さらにヒバートがジャンパーを決めます。トランジションでゲイに3ポイントを決められます。ヒバートがジャンパーを決め返しますが、またトランジションでロンドのパスから、カズンズにダンクを決められます。

ルーがジャンパーを決めると、サクラメントのゲイがファウルを得て、1本目を決め、2本目を外すのですが、オフェンスリバウンドを取られてしまいます。そこから、カズンズにゴール下でシュートを決められます。

クラークソンとカズンズがバスケットを交換すると、続いてコービーがベースライン沿いからステップバックジャンパーを決めます。コーリー・スタインにFT1本を決められますが、レイカーズはトランジションでラッセルからケリーにいいパスが通り、ケリーがダンクを決めます。


ですが、ここからカズンズのFT1本、ロンドにトランジションで持ち込まれ、ダンクを決められると、ケリーがファウルをしてしまい、3ポイントプレーにされてしまいます。そしてクーフォスにゴール下でシュートを決められ、9点差がついてしまいます。


ここからはお互い同じくらい得点し、レイカーズは10点ビハインドで1Qを終えます。

レイカーズは1QのFG%が32%とあまり良くなかったです。サクラメントは1Qの28点中、なんと20点がペイント内での得点でした。
ちなみに、レイカーズは前にサクラメントと対戦した時に、なんと1試合で80点もの得点をペイント内で取られてしまいました。


2QはコリソンにFTを決められてのスタートとなります。

レイカーズはオフェンスの流れが悪く、ショットクロックギリギリでラッセルがシュートを打って、エアボールになってしまい、24秒バイオレーションになってしまいます。するとまだ2Qの序盤でしたが、早くもコービーがコートに戻ります。

コーリー・スタインにオフェンスリバウンドを取られてシュートを決められますが、バスがFTをもらって2本とも決めます。ですがまたコーリー・スタインにオフェンスリバウンドからシュートを決められます。

ここから、ラッセルがドライブからレイアップを決めると、クラークソンのキックアウトパスからコービー→ラッセルとパスが渡って、ラッセルが3ポイントを決めます。続いて、コービーがハイポストにいたバスにパスを出し、バスがゴール下にいたランドルへとボールをつなぎ、ランドルがダンクでフィニッシュします。ここのオフェンスは良いボール回しからの得点だったので、素晴しかったです。


カズンズにFTを決められますが、サクラメントのディフェンス3秒バイオレーションで得たFTをコービーがしっかり決め、さらにバスのパスからランドルがまたダンクを決めます。

ゲイにジャンパーを決められますが、コービー→バス→ランドルとボールが繋がり、ランドルがゴール下でシュートを決めます。さらにラッセルからゴール下のコービーにパスが通り、コービーがゴール下でシュートを決めます。これで4点差まで迫ります。

カズンズにジャンパーを決められますが、トランジションでコービーが3ポイントを決めます。ですが、カズンズにオフェンスリバウンドを取られてシュートを決められると、トランジションでロンドのパスからゲイにアリウープダンクを決められます。
ですが、コービーがまた3ポイントを決めます。


ここからはお互い交互に得点し、サクラメントはコリソンのFT1本、マクレモアのレイアップ、カズンズのジャンパー、カズンズの3ポイントプレー、レイカーズはクラークソン、コービーがそれぞれFT2本、ルーの3ポイントプレー、FT2本で得点します。

この後はお互いFTなどで得点し、レイカーズは前半を5点ビハインドで終えます。

レイカーズは1QのFG%が良くなかったですが、2Q終了時点ではなんとか40%まで戻してきました。対するサクラメントはFG%が51.2%でした。ペイント内では34点取られました。


3Qが始まると、マクレモアにジャンパーを決められますが、クラークソンがトランジションで豪快にダンクを決めます。
カズンズにFTを決められますが、コービーのパスからクラークソンがフローターを決めると、クラークソンはさらにジャンパーも続けて決めます。

コービーがFTを得て2本とも決めますが、この後からサクラメントにやられ始めます。
トランジションでゲイにダンクを楽々決められると、コーリー・スタインにジャンパーを決められます。
さらにゲイの3ポイント、トランジションでロンドのパスからコーリー・スタインにアリウープダンクを決められ、差を10点に広げられます。その間、レイカーズはルーのFT1本だけでしか得点できませんでした。


タイムアウト明けにトランジションでクラークソンがコービーにボールを渡すと、コービーが素晴しいビハインド・ザ・バックパスでバスにボールを渡し、バスがダンクでフィニッシュします。
ロンドにシュートを決められますが、ルーが得意の3ポイントアテンプトのファウルを得て、FTを3本とも決めます。ですが、ロンドのパスからベリネリに3ポイントを決められてしまいます。
さらにカスピ、再びベリネリに3ポイントを連続で決められ、なんとあっという間に16点もの差がついてしまいます。

ここから、バスが連続ダンクで得点しますが、サクラメントもカズンズが連続で得点します。
終盤、ラッセルのシュート、バスのダンク、ラッセルのレイアップとランを展開し、なんとか9点差まで縮めて4Qに向かいます。


4Qは相手のシュートをバスがブロックショットをしてスタートします。バスは次のサクラメントのオフェンスの際にもブロックショットをしますが、クーフォスにオフェンスリバウンドを取られてシュートを決められます。ですが、ラッセルが3ポイントを決めます。

カスピに3ポイントプレーを決められますが、レイカーズはブラウンがレイアップを決めると、ディフェンスではバスがまた相手のシュートをブロックします。
ラッセルからゴール下へカットインしたクラークソンにパスが通って、クラークソンがシュートを決めます。さらにラッセルのパスからバスがダンクを決め、さらにファウルも得て3ポイントプレーにします。これで87対91と、4点差にまで詰めます。

ですが、ここからが良くなかったです。

コリソンに3ポイントを決められると、クラークソンのTOからコリソンにレイアップを決められてしまいます。さらにクラークソンは連続でTOをしてしまいます。

カズンズにオフェンスリバウンドを取られ、ファウルを与えつつシュートも決められてしまいます。FTは外すのですが、そのリバウンドをサクラメントに取られてしまいます。そのオフェンスでロンドからパスを受け、カズンズがアリウープを決めます。これは少しもったいないプレーでした。しかも、今日2回目です。

これで差を13点差とされてしまうと、さらにロンドをガラ空きにしてしまい、ジャンパーを決められます。
カズンズにもジャンパーを決められ、またロンドにジャンパーを決められ、残り4分以上を残した場面で17点差がつき、追いつくのは困難な状況になります。

しかし、バイロンは何を思っていたのか、まだコービーをはじめとしたスタートのメンバーをベンチに下げません。もう追いつけないのに、スタートを出しておいて何か意味があるのでしょうか?
結局、残り2分5秒でタイムアウトを取り、そこでコービー達、スタートのメンバーはやっと下がり、ガーベッジタイムとなりました。


まず、ディフェンスについてですが、散々です。
試合開始時から試合の最後まで、トランジションディフェンスがものすごく悪かったです。サクラメントはロンドが3Qまでに15アシストをマークしていましたし、きっとレイカーズのディフェンスは穴だらけなのでやりやすかったと思います。トランジションでパスの出し先が山のように見つかったはずです。

いい加減、トランジションディフェンスはなんとかしてほしいです。ハーフコートディフェンスとなると、さほど悪いようには見えないです。今日も4Qにバスが相手のシュートを何本もブロックするなど、頑張りました。悪いのはトランジションディフェンスで、これが本当に足を引っ張っていると思います。

まず早く戻って、ボールマンに付き、スローダウンさせないといけないです。ボールマンにもなかなかプレッシャーを与えていないし、その前を走っているプレーヤーにもマークが付ききれていないので、簡単に得点を許してしまうことになります。
『まず戻って、ボールマンにつき、スローダウンさせる』これを徹底してほしいです。


続いてオフェンスですが、前半は良かったと思います。シュート自体は入らなかった物もありますが、良いパス回しからの得点もあったし、シュートを打つべき人が、打つべき時に打てていて、良かったです。
ただ、どうしてだか分かりませんが、これが後半も同じようにすることができないです。

例えば、前半、コービーは10本シュートを打っています。そして、得点につながるようなオフェンスを作ったりという場面もあり、ボールに触る機会が多かったです。
ところが、後半を見ると、コービーはわずか3本しかシュートを打っていません。それに、ゲームを作る、いわゆる『アシストモード』に入っていたわけでもありません。完全に『置き物化』していました。

私はコービーがシュートを打たない、ゲームメイクをしないのを批判しているわけではありません(そもそも、私はコービーのプレーに関しては絶対に批判はしないです)
おかしいのは、チームとして、『前半はコービーにボールを集めて成功しているにもかかわらず、後半もなぜ同じようにしないか』というところです。要はコービーにボールが渡っていないのです。

これは前のヒューストン戦も同じで、コービーは1Qだけで7アシストして、チームとして1Qに36点というハイスコアを演出しました。オフェンスとしては明らかに“成功”です。
ですが、後半、コービーが出ていたのは3Qだけですが、コービーにボールを集めず、ボールムーブが無かったことで、得点力不足になり、点差が開いてしまいました(もちろんディフェンスが悪いのもありますが)。

今日の試合も同じです。コービーがシュートを多く打つようになった2Qにはチームのオフェンスが活性化し、2Qだけで34点です。これは明らかに“成功”です。
ですが、コービーにボールを集めなくなった後半を見ると、3、4Q合計で41点しか取ることができていません。明らかに失速しています。

3、4Qはコービーにボールが集まらず、他の選手の個人技に走っている場面が多く見られました。ラッセルはアンセルフィッシュなプレーをしていて、良いパスを出していましたが。でも全体的にボールムーブが無かったです。

前半やって成功していることを後半も同じようにできない、これは明らかに問題だと思います。
まるで、バイロンが『後半はコービーにボールを回すな』と味方に指示しているかのようです。さすがにそれは無いとは思いますが。


バイロンと言えば、この試合の4Q終盤になるまでコービー達スタートを出し続けていました。4Q残り4分の段階で17点もの差がついているにもかかわらず、です。

なぜもっと早くスタートを下げてあげないのか理解できないです。バイロンは試合後のインタビューで『ランをして勝つことができるかどうかを見たかったから』というようなことを言っていましたが、正気でしょうか?
その場面から追いつく可能性はかなり低いです。そして、その時点でコービーが29分以上プレーしているので、これ以上意味のない試合に出し続けるのはケガのリスクもあるので危険です。バイロンにはしっかりしてほしいです。無理かもしれないですが。


続いては個人です。

・コービー

シュートの確率だけを見ると、良くは無いですが、前半はかなり確率良くシュートを決めていました。明らかにファウルっぽいのにコールされなかったものが何本かあるので、数字ほど確率が悪いようには思わないです。

アキレス腱、肩の具合は徐々に良くなっているのではないでしょうか。今日も31分も試合に出ていますし、いつもはベンチに下がると肩にヒートパックを巻いていましたが、今日はそれをしていませんでした。
2日空いていましたし、その間に良くなったのではないかな?と思います。

若手に遠慮している部分があるのか、後半はシュートをほとんど打っていないので、コービーがもっとボールを要求して、シュートを打っても良いと思います。コービーがゲームをコントロールしないと、レイカーズは戦えないです。

今日のコービーのハイライトです。


・バス

レイカーズに来てから最高のゲームだったと思います。とにかくダンクが多いし、ブロックもします。

バスがセンターをすると、サイズが無いのでリバウンドに不安があると言われますが、私はバスがバックアップのセンターでプレーしても大丈夫だと思います。ただし、PFがランドルかナンスJrと一緒にプレーしているときに限りです。ケリーと一緒だと、ケリーがリバウンドが取れないので、不利になります。


・ランドル

今日は苦しんだと思います。というのも、サクラメントのインサイド陣は高さがあるので(カズンズ、コーリー・スタイン、クーフォス)インサイドでボールをもらっても、いい形でシュートが打てませんでした。ジャンパーが上達してくれば、インサイド一辺倒でなくなるのでプレーしやすくなると思いますが、現時点ではしょうがないです。
これから学んでいけばいいと思います。


今日は以上です。
寒い日が続くので、皆様、体調には十分注意してくださいね。

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