#33 セルティックス戦【コービーVSボストン、最終章】 [試合感想]
ボストン戦の感想です。まずは選手紹介の様子と試合内容から。
コービーの選手紹介の際は特別なアナウンスで紹介され、ガーデンのファンは大歓声でコービーを迎えます。
試合が始まり、ボストンのブラッドリーがジャンパーを決めてスタートします。
レイカーズのオフェンスでは、試合前は大歓声だったのに、コービーがボールを持つたびに大きなブーイングが響き渡ります。さすがボストンのファンです。
レイカーズはスティールからナンスJr→コービーとボールが渡り、コービーがアリウープパスを出してナンスJrがダンクでフィニッシュします。
ボストンのアイゼア・トーマスにフローターを決められますが、その後にルーが3ポイントを決めると、さらにコービー→ヒバート→クラークソンとボールが渡り、クラークソンがフローターを決めます。
クローダーにゴール下で決められますが、レイカーズの次のオフェンスの際にボストンがディフェンスの3秒バイオレーションをしてしまい、コービーがFTを打ちます。ですが、これが決まりません。
コービーは普通のFGを打っても全然決まりません。
ナンスJrがジャンパーを決めますが、ボストンのクラウダーがファウルをもらいつつ適当に投げたようなシュートが決まり、3ポイントプレーにされます。
レイカーズはルーがファウルを得てFT2本しっかり決めると、ルーからカットインしてきたクラークソンにパスが渡り、クラークソンがダンクを決めます。
ここでタイムアウトがとられますが、タイムアウト明け、ボストンに流れを持っていかれます。
クラウダーがファウルを連続で得て、FTを4本決めると、レイカーズはランドルがフックシュートを決めますが、ボストンはトーマスのFT、トランジションでクラウダーの3ポイント、さらにターナーのゴール下での得点と、トーマスの3ポイントプレーと連続で得点され、差を広げられます。
ですが、ランドルが自分で外したシュートを自分でオフェンスリバウンドを取り、ファウルを得てFTを2本とも決めると、ヤングが3ポイントを決め、さらにバスがオフェンスリバウンドを取り、ボストンのプレーヤー3人に囲まれているのにダンクを叩きこみ、さらにファウルを得て、3ポイントプレーにします。
ターナーにゴール下でシュートを決められますが、ラッセルからゴール下へカットインしてきたクラークソンにパスが渡り、クラークソンはファウルをもらいつつシュートを決めます。ですがFTは外します。
ジェームス・ヤングにシュートを決められ、1Qを3点ビハインドで終えます。
2Qが始まると、ランドルがいきなりドライブからレイアップを決めます。さらにルーもファウルを得てFTを2本とも決めます。
ブラッドリーにジャンパーを決められますが、ラッセルがレイアップを決め返します。ここからラッセルに火が付きます。
オリニクにアリウープダンクを決められ、さらにブラッドリーに3ポイントを決められますが、ラッセルが3ポイント、ジャンパーを連続で決め、さらにゴール下にカットし、ルーからパスをもらってレイアップを決めます。
ボストンのヤングに3ポイントを決められますが、レイカーズは流れが良く、ルーのジャンパー、さらにルーがスティールし、ファストブレイクでダンクを決めると、さらにトランジションでルーから前を走っていたバスにパスが通り、バスがダンクを決めます。
リーにジャンパーを決められますが、レイカーズはランドルがポストからシュートを決めると、ランドルからカットインしてきたルーにパスが通り、ルーがレイアップを決めます。
サリンジャーに3ポイントを決められますが、コービーがドライブから難しいシュートを決めてやっと今日初得点すると、コービーは続けてドライブして、連続でレイアップを決めます。
トランジションでボストンのいいボール回しからトーマスにレイアップを決められますが、ランドルがドライブしてダンクを決めます。
これで7点リードとなります。
ここからボストンに連続で得点され、同点にされますが、レイカーズはクラークソンのジャンパー、さらにコービーのパスからランドルが3ポイントを決めます。
クラウダーに3ポイントを決められて、2点リードで前半を終えます。
3Qが始まるとルーとクラークソンがジャンパーを決めますが、ボストンはトーマスのジャンパー、ブラッドリーのゴール下、トランジションでトーマスの3ポイントと連続で得点されます。
ですが、ここからレイカーズの流れになり、ルーがスティールからレイアップを決めると、ナンスがジャンパーを決め、さらにコービーがポストでスピンターンで相手をかわしてドライブから、ふわりとダンクを決めます。
さらにトランジションでルーがフローターを決めると、サリンジャーにゴール下で決められますが、クラークソンのダブルクラッチリバースレイアップ、ボストンの3秒バイオレーションのFT1本をクラークソンが決め、加えてクラークソンは3ポイントとFT2本を続けて決めます。
これでレイカーズは16対2のランとなり、9点リードとします。
トーマスにフローターを決められますが、ヤングが3ポイントを決め、さらにヤングはタフなジャンパーも決めます。
ここからターナーに連続で得点されますが、クラークソンからゴール下にカットインしてきたラッセルにパスが通ってラッセルがレイアップを決めます。
ボストンのジェレブコにレイアップ、ターナーの外したシュートをスマートに豪快にワンハンドプットバックダンクで押しこまれて得点されますが、3Q終了間際にラッセルが3ポイントを打ち、決めて11点リードとなって4Qへ向かいます。
4Qの序盤はお互い、ほぼ同じくらい得点しますが、タイムアウト明けにターナーに3連続でシュートを決められ、レイカーズはたまらずタイムアウトを取ります。
ターナーの得点の間にレイカーズは得点ができませんでした。
タイムアウトが明け、残り7分23秒でコービーがフロアに戻ります。
コービーはすぐにファウルをもらい、FTを2本とも決めると、ボストンのデイビッド・リーにダンクを決められますが、コービーが3ポイントを決めます。
さらにトランジションでランドルがボールをドリブルで運び、そのままレイアップを決めます。
ですがここからレイカーズはオフェンスに苦しむのと、ボストンにやられます。
ターナーのFT、リーのゴール下、ターナーとトーマスのFTで一気に4点差に詰められます。
ここでレイカーズはランドルを下げてヤングを投入し、クラークソン、ルー、コービー、ヤング、バスというスモールラインナップでプレーします。
ですが、ブラッドリーにオフェンスリバウンドからダンクを決められ、ついに2点差になってしまいます。
ここで奮起したのがクラークソンでした。クラークソンはファウルをもらいつつもジャンパーを決めてボストンの流れを断とうとします。FTは外してしまいます。
トーマスにレイアップを決められますが、クラークソンがレイアップを決め返します。
ですが、クラークソンがボールを運んでいてボールを保持していたところ、ブラッドリーのスティールにあってしまい、楽々シュートを決められて2点差となります。
嫌な流れになり、レイカーズはバスが1オン1を仕掛け、ポストでシュートを打とうとしますが、シュートが打てず、3ポイントラインの外へボールをもらいに動いたコービーにパスを出します。
3ポイントラインよりも1.5メートルほど外でボールを受け取ったコービーですが、パスを受けると迷わず3ポイントを打ち、これを決めます。
決して良いオフェンスではなかったなかで、コービーが重要なシュートを決めてくれました。これは本当に大きかったです。
これで5点リードに戻すと、ボストンのオフェンスを抑え、外したシュートのリバウンドをコービーがチップしながらなんとか頑張って取り、レイカーズのオフェンスに繋げ、バスがファウルをもらってFTをもらいます。
バスは2本ともFTを決め、7点リードとなります。さらに次のボストンのオフェンスもレイカーズは防ぎます。
レイカーズのオフェンスでクラークソンがショットクロックギリギリでシュートを打ち、リムに合ったったように見えましたが、24秒バイオレーションの笛が吹かれます。
ですがレイカーズが抗議するとビデオレビューとなります。
レビューを見ると、クラークソンのシュートはリムに当たっているように見えたのですが、どういうわけか両チームジャンプボールからのスタートになります。
結局レイカーズがジャンプボールに勝ち、コービーがファウルをもらってFTとなります。コービーは2本のうち1本を決めます。
この時点で残り25秒で、8点差がついていたので安全圏でした。
その後は勝負が決まり、レイカーズの勝利となりました。
試合が終わると、ボストンの観客はスタンディングオべレーションでコービーを称え、コービーがロッカールームへ帰り、姿が見えなくなるまで拍手とコービーチャントが鳴っていました。
今日もコービーのシュートがあまり決まらない中、他の選手たちが頑張りました。
個人の感想と被るところがあるので、チームオフェンスなどと交えながら書きます。
・クラークソン、ラッセル、ランドル
・ルー
4Qまでオフェンスを引っ張ったのはこの4人です。
クラークソンはクラッチタイムになってからも活躍しました。
クラークソンは久しぶりにいいゲームとなりました。シュートの確率が相当高いです。
中でも、ジャンパーが良く決まりました。
ラッセル、ランドルですが、2人ともアグレッシブにプレーしています。
私はこの2人のうちのどちらかはスタートに戻しても良いと思います。スタートのバランスを考えると、ラッセルの方がいいかなとは思いますが。
ランドルはコービーが試合後のインタビューで言っていましたが、本当に“リバウンド・モンスター”です。35分くらい出場したら20個くらい取るのでは?と思うような勢いです。
オフェンスについても粗さはまだまだありますが、どんどんゴールにアタックします。
それに、ここ何試合か3ポイントを数は少ないですが打っていて、1本くらい決めています。
3ポイントを打てとは言いませんが、ミドルレンジからのシュートが入るようになれば止めるのは難しくなるのではないでしょうか。
ラッセルについてですが、私的にはゲームメイクどうのこうのよりも、オフボールの動きの方が称賛に値します。
後に書きますが、今日はゴール下にカットインしてきて、パスを受けてシュートを決めるというプレーがレイカーズにしてはすごく多かったうえに、効果的でした。
そのうちの半分くらいをしていたのがラッセルでした。ラッセルは以前からオフボールの動きが上手いです。
ゴール下へのカットインや、バックドアプレーについてですが、これをしていたのはラッセル、ランドル、クラークソン、ルーです。
特に多かった時間帯はセカンドユニットでバスがセンターとしてプレーしている時間です。
バスはセンターとしてプレーしていますが、ローポスト付近よりもFTラインあたりにいることが多いです。
それにバスは味方に良くスクリーンをかけに行くので、ゴール下にガラリとスペースができます。
そのスペースを上記した4人が上手く利用し、カットインをしていました。これはすごくいいプレーです。
今までコービーが1オン1をし始めた時に、ナンスJrが良いカットをしていましたが、同じようなプレーがセカンドユニットでも出てくるというのは良いことで、オフェンスの幅が広がります。
ルーについてですが、いつもはジャンパーや3ポイントが多めですが、今日はスティールからのレイアップ、ダンク、さらにゴール下へカットしてのシュートなど、ペイント内で決めたものが多かったです。
なので、シュートの確率がすごく高く、効率的だったと思います。
ボール対しての反応がすごくいいので、スティールも多いし、ルーズボールも素早く取ります。
そこからレイカーズのファストブレイクに繋がった場面もありました。
ボストンに4Q追いつかれてきたときのレイカーズのオフェンスですが、ここは少しばかり課題として残ると思います。
というのも、やはり試合終盤の競った場面になると選手の動きと、ボールムーブが止まってしまいます。
前回のシャーロット戦も同じでした。
今日に関しては、ボストンの流れをクラークソンとコービーが止めましたが、クラークソンのシュートに関しては2本ともほぼクラークソンが誰にもパスせずに、一人でボールを持って個人技でシュートを決めたようなものでした。
コービーに関しても、バスが1オン1を仕掛けたけど、シュートが思うように打てず、コービーにボールを渡して、コービーが神がかった3ポイントを決めてくれたというものでした。
シュートが入ったから今日はよかったですが、もう少し試合終盤のオフェンスを上手くやる必要があると思います。
それが試合終盤で優位に立つために必要であると思います。
そして、コービーについてです。
・コービー
ボストンでの最後のプレーとなりました。
3Qまでシュートが入らず、3Qまでに決めたFGはすべてペイント内でのレイアップとダンクです。
これは明らかに痛めている肩の影響でシュートが入らないのだと思います。
1Qに終盤にベンチに戻った際にもう右肩をアイシングしていました。
ここ2試合ほどは前半のFGはまずまずだけど、後半に失速してしまうという感じでしたが、今日は逆で、4Qにシュートが入るようになり、3ポイントを2本決めました。そのうちの1本は上記した通り、非常に重要な場面でのクラッチシュートでした。
さらにリバウンドも11本とっています。これはシーズンハイの数字ですし、3Qが終わる前にはすでに10個取っていました。
積極的にディフェンスリバウンドにいった結果です。
試合後のインタビューでは、『ボールを持つとすぐにブーされるようになった。“あぁ、これが日常なんだ”って言ったよ』と言っていました。
今日のコービーのハイライトです。レイカーズ側の実況のものは現時点では見つからないので、見つかれば後に追加します。
皆さんはあまり実況などは気にしませんか?
※追加
レイカーズ側実況の動画があると教えていただいたので、追加しておきます。
あと、コービーがクラッチスリーを決めた際のベンチの様子が映っていた動画があったので貼っておきます。
特にヒバートのリアクションがお気に入りです。
これで今日で2015年の試合はすべて終わりです。
次は日本時間では1月2日になります。
2015年も私のブログ、およびツイートを見ていただき、ありがとうございました。
来年も試合についての感想や情報を書いていく予定なので、また見に来て下さい。
『もっと詳しく書け!』など要望があればまた仰ってください。
それでは皆様、良いお年を(^^)
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コービーの選手紹介の際は特別なアナウンスで紹介され、ガーデンのファンは大歓声でコービーを迎えます。
試合が始まり、ボストンのブラッドリーがジャンパーを決めてスタートします。
レイカーズのオフェンスでは、試合前は大歓声だったのに、コービーがボールを持つたびに大きなブーイングが響き渡ります。さすがボストンのファンです。
レイカーズはスティールからナンスJr→コービーとボールが渡り、コービーがアリウープパスを出してナンスJrがダンクでフィニッシュします。
ボストンのアイゼア・トーマスにフローターを決められますが、その後にルーが3ポイントを決めると、さらにコービー→ヒバート→クラークソンとボールが渡り、クラークソンがフローターを決めます。
クローダーにゴール下で決められますが、レイカーズの次のオフェンスの際にボストンがディフェンスの3秒バイオレーションをしてしまい、コービーがFTを打ちます。ですが、これが決まりません。
コービーは普通のFGを打っても全然決まりません。
ナンスJrがジャンパーを決めますが、ボストンのクラウダーがファウルをもらいつつ適当に投げたようなシュートが決まり、3ポイントプレーにされます。
レイカーズはルーがファウルを得てFT2本しっかり決めると、ルーからカットインしてきたクラークソンにパスが渡り、クラークソンがダンクを決めます。
ここでタイムアウトがとられますが、タイムアウト明け、ボストンに流れを持っていかれます。
クラウダーがファウルを連続で得て、FTを4本決めると、レイカーズはランドルがフックシュートを決めますが、ボストンはトーマスのFT、トランジションでクラウダーの3ポイント、さらにターナーのゴール下での得点と、トーマスの3ポイントプレーと連続で得点され、差を広げられます。
ですが、ランドルが自分で外したシュートを自分でオフェンスリバウンドを取り、ファウルを得てFTを2本とも決めると、ヤングが3ポイントを決め、さらにバスがオフェンスリバウンドを取り、ボストンのプレーヤー3人に囲まれているのにダンクを叩きこみ、さらにファウルを得て、3ポイントプレーにします。
ターナーにゴール下でシュートを決められますが、ラッセルからゴール下へカットインしてきたクラークソンにパスが渡り、クラークソンはファウルをもらいつつシュートを決めます。ですがFTは外します。
ジェームス・ヤングにシュートを決められ、1Qを3点ビハインドで終えます。
2Qが始まると、ランドルがいきなりドライブからレイアップを決めます。さらにルーもファウルを得てFTを2本とも決めます。
ブラッドリーにジャンパーを決められますが、ラッセルがレイアップを決め返します。ここからラッセルに火が付きます。
オリニクにアリウープダンクを決められ、さらにブラッドリーに3ポイントを決められますが、ラッセルが3ポイント、ジャンパーを連続で決め、さらにゴール下にカットし、ルーからパスをもらってレイアップを決めます。
ボストンのヤングに3ポイントを決められますが、レイカーズは流れが良く、ルーのジャンパー、さらにルーがスティールし、ファストブレイクでダンクを決めると、さらにトランジションでルーから前を走っていたバスにパスが通り、バスがダンクを決めます。
リーにジャンパーを決められますが、レイカーズはランドルがポストからシュートを決めると、ランドルからカットインしてきたルーにパスが通り、ルーがレイアップを決めます。
サリンジャーに3ポイントを決められますが、コービーがドライブから難しいシュートを決めてやっと今日初得点すると、コービーは続けてドライブして、連続でレイアップを決めます。
トランジションでボストンのいいボール回しからトーマスにレイアップを決められますが、ランドルがドライブしてダンクを決めます。
これで7点リードとなります。
ここからボストンに連続で得点され、同点にされますが、レイカーズはクラークソンのジャンパー、さらにコービーのパスからランドルが3ポイントを決めます。
クラウダーに3ポイントを決められて、2点リードで前半を終えます。
3Qが始まるとルーとクラークソンがジャンパーを決めますが、ボストンはトーマスのジャンパー、ブラッドリーのゴール下、トランジションでトーマスの3ポイントと連続で得点されます。
ですが、ここからレイカーズの流れになり、ルーがスティールからレイアップを決めると、ナンスがジャンパーを決め、さらにコービーがポストでスピンターンで相手をかわしてドライブから、ふわりとダンクを決めます。
さらにトランジションでルーがフローターを決めると、サリンジャーにゴール下で決められますが、クラークソンのダブルクラッチリバースレイアップ、ボストンの3秒バイオレーションのFT1本をクラークソンが決め、加えてクラークソンは3ポイントとFT2本を続けて決めます。
これでレイカーズは16対2のランとなり、9点リードとします。
トーマスにフローターを決められますが、ヤングが3ポイントを決め、さらにヤングはタフなジャンパーも決めます。
ここからターナーに連続で得点されますが、クラークソンからゴール下にカットインしてきたラッセルにパスが通ってラッセルがレイアップを決めます。
ボストンのジェレブコにレイアップ、ターナーの外したシュートをスマートに豪快にワンハンドプットバックダンクで押しこまれて得点されますが、3Q終了間際にラッセルが3ポイントを打ち、決めて11点リードとなって4Qへ向かいます。
4Qの序盤はお互い、ほぼ同じくらい得点しますが、タイムアウト明けにターナーに3連続でシュートを決められ、レイカーズはたまらずタイムアウトを取ります。
ターナーの得点の間にレイカーズは得点ができませんでした。
タイムアウトが明け、残り7分23秒でコービーがフロアに戻ります。
コービーはすぐにファウルをもらい、FTを2本とも決めると、ボストンのデイビッド・リーにダンクを決められますが、コービーが3ポイントを決めます。
さらにトランジションでランドルがボールをドリブルで運び、そのままレイアップを決めます。
ですがここからレイカーズはオフェンスに苦しむのと、ボストンにやられます。
ターナーのFT、リーのゴール下、ターナーとトーマスのFTで一気に4点差に詰められます。
ここでレイカーズはランドルを下げてヤングを投入し、クラークソン、ルー、コービー、ヤング、バスというスモールラインナップでプレーします。
ですが、ブラッドリーにオフェンスリバウンドからダンクを決められ、ついに2点差になってしまいます。
ここで奮起したのがクラークソンでした。クラークソンはファウルをもらいつつもジャンパーを決めてボストンの流れを断とうとします。FTは外してしまいます。
トーマスにレイアップを決められますが、クラークソンがレイアップを決め返します。
ですが、クラークソンがボールを運んでいてボールを保持していたところ、ブラッドリーのスティールにあってしまい、楽々シュートを決められて2点差となります。
嫌な流れになり、レイカーズはバスが1オン1を仕掛け、ポストでシュートを打とうとしますが、シュートが打てず、3ポイントラインの外へボールをもらいに動いたコービーにパスを出します。
3ポイントラインよりも1.5メートルほど外でボールを受け取ったコービーですが、パスを受けると迷わず3ポイントを打ち、これを決めます。
決して良いオフェンスではなかったなかで、コービーが重要なシュートを決めてくれました。これは本当に大きかったです。
これで5点リードに戻すと、ボストンのオフェンスを抑え、外したシュートのリバウンドをコービーがチップしながらなんとか頑張って取り、レイカーズのオフェンスに繋げ、バスがファウルをもらってFTをもらいます。
バスは2本ともFTを決め、7点リードとなります。さらに次のボストンのオフェンスもレイカーズは防ぎます。
レイカーズのオフェンスでクラークソンがショットクロックギリギリでシュートを打ち、リムに合ったったように見えましたが、24秒バイオレーションの笛が吹かれます。
ですがレイカーズが抗議するとビデオレビューとなります。
レビューを見ると、クラークソンのシュートはリムに当たっているように見えたのですが、どういうわけか両チームジャンプボールからのスタートになります。
結局レイカーズがジャンプボールに勝ち、コービーがファウルをもらってFTとなります。コービーは2本のうち1本を決めます。
この時点で残り25秒で、8点差がついていたので安全圏でした。
その後は勝負が決まり、レイカーズの勝利となりました。
試合が終わると、ボストンの観客はスタンディングオべレーションでコービーを称え、コービーがロッカールームへ帰り、姿が見えなくなるまで拍手とコービーチャントが鳴っていました。
今日もコービーのシュートがあまり決まらない中、他の選手たちが頑張りました。
個人の感想と被るところがあるので、チームオフェンスなどと交えながら書きます。
・クラークソン、ラッセル、ランドル
・ルー
4Qまでオフェンスを引っ張ったのはこの4人です。
クラークソンはクラッチタイムになってからも活躍しました。
クラークソンは久しぶりにいいゲームとなりました。シュートの確率が相当高いです。
中でも、ジャンパーが良く決まりました。
ラッセル、ランドルですが、2人ともアグレッシブにプレーしています。
私はこの2人のうちのどちらかはスタートに戻しても良いと思います。スタートのバランスを考えると、ラッセルの方がいいかなとは思いますが。
ランドルはコービーが試合後のインタビューで言っていましたが、本当に“リバウンド・モンスター”です。35分くらい出場したら20個くらい取るのでは?と思うような勢いです。
オフェンスについても粗さはまだまだありますが、どんどんゴールにアタックします。
それに、ここ何試合か3ポイントを数は少ないですが打っていて、1本くらい決めています。
3ポイントを打てとは言いませんが、ミドルレンジからのシュートが入るようになれば止めるのは難しくなるのではないでしょうか。
ラッセルについてですが、私的にはゲームメイクどうのこうのよりも、オフボールの動きの方が称賛に値します。
後に書きますが、今日はゴール下にカットインしてきて、パスを受けてシュートを決めるというプレーがレイカーズにしてはすごく多かったうえに、効果的でした。
そのうちの半分くらいをしていたのがラッセルでした。ラッセルは以前からオフボールの動きが上手いです。
ゴール下へのカットインや、バックドアプレーについてですが、これをしていたのはラッセル、ランドル、クラークソン、ルーです。
特に多かった時間帯はセカンドユニットでバスがセンターとしてプレーしている時間です。
バスはセンターとしてプレーしていますが、ローポスト付近よりもFTラインあたりにいることが多いです。
それにバスは味方に良くスクリーンをかけに行くので、ゴール下にガラリとスペースができます。
そのスペースを上記した4人が上手く利用し、カットインをしていました。これはすごくいいプレーです。
今までコービーが1オン1をし始めた時に、ナンスJrが良いカットをしていましたが、同じようなプレーがセカンドユニットでも出てくるというのは良いことで、オフェンスの幅が広がります。
ルーについてですが、いつもはジャンパーや3ポイントが多めですが、今日はスティールからのレイアップ、ダンク、さらにゴール下へカットしてのシュートなど、ペイント内で決めたものが多かったです。
なので、シュートの確率がすごく高く、効率的だったと思います。
ボール対しての反応がすごくいいので、スティールも多いし、ルーズボールも素早く取ります。
そこからレイカーズのファストブレイクに繋がった場面もありました。
ボストンに4Q追いつかれてきたときのレイカーズのオフェンスですが、ここは少しばかり課題として残ると思います。
というのも、やはり試合終盤の競った場面になると選手の動きと、ボールムーブが止まってしまいます。
前回のシャーロット戦も同じでした。
今日に関しては、ボストンの流れをクラークソンとコービーが止めましたが、クラークソンのシュートに関しては2本ともほぼクラークソンが誰にもパスせずに、一人でボールを持って個人技でシュートを決めたようなものでした。
コービーに関しても、バスが1オン1を仕掛けたけど、シュートが思うように打てず、コービーにボールを渡して、コービーが神がかった3ポイントを決めてくれたというものでした。
シュートが入ったから今日はよかったですが、もう少し試合終盤のオフェンスを上手くやる必要があると思います。
それが試合終盤で優位に立つために必要であると思います。
そして、コービーについてです。
・コービー
ボストンでの最後のプレーとなりました。
3Qまでシュートが入らず、3Qまでに決めたFGはすべてペイント内でのレイアップとダンクです。
これは明らかに痛めている肩の影響でシュートが入らないのだと思います。
1Qに終盤にベンチに戻った際にもう右肩をアイシングしていました。
ここ2試合ほどは前半のFGはまずまずだけど、後半に失速してしまうという感じでしたが、今日は逆で、4Qにシュートが入るようになり、3ポイントを2本決めました。そのうちの1本は上記した通り、非常に重要な場面でのクラッチシュートでした。
さらにリバウンドも11本とっています。これはシーズンハイの数字ですし、3Qが終わる前にはすでに10個取っていました。
積極的にディフェンスリバウンドにいった結果です。
試合後のインタビューでは、『ボールを持つとすぐにブーされるようになった。“あぁ、これが日常なんだ”って言ったよ』と言っていました。
今日のコービーのハイライトです。レイカーズ側の実況のものは現時点では見つからないので、見つかれば後に追加します。
皆さんはあまり実況などは気にしませんか?
※追加
レイカーズ側実況の動画があると教えていただいたので、追加しておきます。
あと、コービーがクラッチスリーを決めた際のベンチの様子が映っていた動画があったので貼っておきます。
特にヒバートのリアクションがお気に入りです。
これで今日で2015年の試合はすべて終わりです。
次は日本時間では1月2日になります。
2015年も私のブログ、およびツイートを見ていただき、ありがとうございました。
来年も試合についての感想や情報を書いていく予定なので、また見に来て下さい。
『もっと詳しく書け!』など要望があればまた仰ってください。
それでは皆様、良いお年を(^^)
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初めてコメントさせて頂きます。セルティックスファンです。
私のようなセルティックスファンにとって、今日は「コービーは憎たらしい」と、再確認した一日でした笑
数年前のTDガーデンでの試合の終盤でも、レイの頭越しに逆転ジャンパーを決められましたが、あれを思い出しました。
コービーには昔からステイプルズでの試合より、ガーデンでの試合でやられているイメージです。
前半シュートが決まらなくても、ああいった勝負の掛かった場面で決めるのが、スーパースターなのでしょうね。
セルティックスファンにとって、コービーは本当に憎たらしい存在です。毎試合、今日のガーデンの観客のように、ブーイングをしてました(笑)
ですが、同時に心からリスペクトもしています。
選手としてももちろんですが、試合に対する取り組み方、強靭なメンタルなど、一個人としても尊敬していました。それらが来年から見られなくなると思うと、ファンではないにしろ、やはり寂しいです。
おそらく、大多数のセルティックスファンは同じ気持ちだと思います。
コービーがいるからこそ、レイカーズ戦の観戦は燃えましたし。
ですので、今はコービーに対して、「ライバルとして、戦ってくれてありがとう」という気持ちです。
今日の試合を見て、その気持ちが強くなりましたし、試合後「ああ、本当に引退するんだな」と実感してきました。
ただ、08年と10年で、計1勝1敗でしたし、あと一回ファイナルでコービーvsピアースの対決が見たかったです。それが唯一の心残りです笑
長文、失礼いたしました。
ブログ更新、頑張ってください(^^)
by S (2015-12-31 21:26)
Sさん、コメントありがとうございます。
返事が遅くなってしまいました。
この返事を見てくださっているかは分かりませんが。
セルティックスのファンの方から、まさかこのブログにコメントを頂けるなんて、夢にも思いませんでした(笑)ありがとうございます。
セルティックスのファンの方から見ると、コービーは憎い相手であると同時に、リスペクトできる選手なんですね。レイカーファン、コービーファンとして、うれしいし、誇りに思います。
それはレイカーファンも同じで、セルティックスは絶対に負けたくない相手であると同時に、ライバルとしてセルティックスのことを認めていて、ある種尊敬のような感情があると思います。すごく美しい関係ですよね。
私もピアース、KG、レイ・アレンの3人がいた時にもう1回ファイナルで対戦してほしかったです。できれば2011年か、12年に対戦したかったですね。みんなが衰える前に。せめてこの試合でも、3人のうち誰か1人でも残っていてくれたらよかったのに、と思いました。
by ひで@ダンク&ラキの飼い主 (2016-01-11 10:31)