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#12 レイカーズVSロケッツ 勝利を呼び込んだのは意外にも・・・ [試合感想]

レイカーズが接戦をモノにしました。


まずは試合内容を。


序盤からお互い点差があまりつかないまま試合が進んでいきます。


レイカーズはブーザーなどゴール下を中心に、
対照的にロケッツは3ポイントを多く打ち、
半分近くは入れられてしまっていました。


2Qの中盤からは1Qはあまりシュートの入らなかった
コービーのジャンパーが入り始めます。

2Qの終盤までコービーがほとんどを得点して、
ハーフを迎えます。



3Q中盤に少し点差をつけられてしまいます。


その時間、レイカーズはオフェンスがよくなく、
コービーやヤングの1オン1に頼りきりになってしまっていて、
シュートが入らず、なかなか得点できませんでした。


対照的にヒューストンにはオフェンスリバウンドを取られて
得点されたり、3ポイントを決められたりして
この試合最大の10点リードをされてしまいます。


ですが、ここでズルズルいかずに、
コービーのFTや、デイビスのオフェンスリバウンドからのシュートで
5点差まで詰めます。


70対75の5点ビハインドで4Qに入ります。



4Qの序盤にロケッツにオフェンスリバウンドから得点を取られたり、
トランジションでテリーに3ポイントを決められますが、
レイカーズはヤングのジャンプシュートやヒルのFT、
さらにヤングのサーカスリバースレイアップで逆転に成功します。


ですが、ここでヒューストンに2個の3ポイントプレーをされてしまい、
リードされてしまいます。


この嫌な流れを断ち切ったのはやはりコービーで、
ドライブからのシュート、FT、さらに1オン1でジャンパーを沈め、
さらにファウルをもらって3ポイントプレーにします。


この時点で残り1分43秒、89対91の2点ビハインドでした。


次のヒューストンのオフェンスでヒルがファウルをし、
FTを1本入れられますが、
こちらもウェスリーがFTを2本入れて1点差にします。


次のロケッツのオフェンスでハ―デンが1オン1をしようとしますが、
ここで勝負の分かれ目となったビッグプレーが飛び出します!


マッチアップしていたウェスリーがハーデンからスティールして、
ドリブルしてレイアップを決め、
さらにファウルももらって3ポイントプレーにします。


このプレーは本当にビッグプレーでした。

残り43.2秒、94対92でリードします。


その後のヒューストンのオフェンスをしっかり防いで得点をさせず、
レイカーズはヤングとコービーがFTを2本ずつしっかり沈めて
98対92で勝利しました。




・ディフェンス

今日の勝因は完全にディフェンスです。

ヒューストンはオフェンス力があり、ファストブレイクポイントが多くて
有名ですが、そのヒューストンを92点に抑えることができました。

前半はヒューストンのパパニコラウに3ポイントを良く入れられました。

マッチアップしていたのはブーザーで、とてもではないですが、
ブーザーの機動力では3ポイントの外までついていくのは無理でした。


後半、特に4Qの終盤はブーザー以外のスタメン+ヤングというラインナップで、
相手の外からのシュートに対応していました。

これはスコットHCのいい采配だったと思います。



そして、今日はなんといってもウェスリーです。

今日マッチアップしていたハーデンのスタッツはFG7/11、
3ポイント2/3の24点です。


スタッツだけを見ると、高確率でシュートを入れられたように思うかもしれませんが、
ハーデンにやられたと感じたのは3Qくらいで、
その他はウェスリーがよくディフェンスしていました。

ハーデンに11本しかシュートを打たしていないのに加え、
6TOをさせています。


特に試合終盤のディフェンスがよく、ハーデンにしっかりついて
シュートを外させたり、パスミスを誘ったり、
そして試合のターニングポイントとなったスティールなど、
決してボックススコアに残らないところで頑張っていました。


今日のディフェンスは平均失点がリーグ最下位のチームとは思えないほど
ハードに良くやっていました。




・コービー

2Q以外はシュートの調子がよくありませんでしたが、
バックトゥバックの2戦目とあって、疲れの影響だと思います。

外したシュートの多くはシュートがリムの手前に当たるような
ショートなシュートで、これは下半身に疲労から来るものだと考えられます。


ですが、4Qの悪い流れを断ち切った連続得点など、
勝負どころでは必ず得点して、チームを救ってくれました。


3Qからは自分でボールを運んで、
ゲームメイクをする、PGの役目もしていました。


バックトゥバックの2戦目なのに、今日の出場時間は40分32秒です。

とてもNBA19年目、36歳の人だとは思えないです。

本当にすごいです。


コービーを見ていると、たまに『本当に人間か?』と思うようなことが
良くあります(笑)




・ヤング

今日もベンチから得点とエナジーを与えてくれました。

ヤングが欠場している間、セカンドユニットの時間帯に点が取れず、
得点を離されて悪い流れになっていくということがありましたが、
復帰後はヤングが点を取ってくれるので良いです。


ヤングのいいところは、躊躇せずにシュートを打ってくれることです。

オフェンスに困ったらコービーを探して、コービーにボールを渡すだけで
見ているだけになったり、コービーに上手くボールが入らなかったら
シュートを打つのをためらって悪いシュートを打つことになったりということが
良くあったのですが、ヤングは自分でシュートを打つ機会を作ることができ、
シュートを入れることができます。


それができるということは、本当に貴重なことです。




・リン

昨日とは全くの別人でした。

消極的、なおかつミスが多く、5TOもあります。

3QからはほとんどコービーがPGの役目をやっていましたが、
ボール運びすら自分でせず、コービーに任せ、
自分はコーナーのところで待機しているだけでした。

せめてボール運びくらいしてほしい・・・というか、
コービーにゲームメイクはさせる、得点も取らなくてはいけないと、
負担をかけすぎです。


昨日はあんなにいいプレーをしていたのに、1日でこうなるのはやめてほしいです。


リンは自分がいいプレーができないと自信を失ってしまったかのように
消極的になって存在感がなくなってしまいます。


昨日のアトランタ戦のようなプレーを続けろとは期待していないので、
せめて波がないようなプレーをしてほしいです。




レイカーズはこれで2連勝です。

ヒューストンはこの試合の前まで9勝2敗と絶好調だったので、
その相手に勝利できたのは大きいです。



次はアウェーでのダラス戦です。

この試合も勝って、アウェー3連勝といきたいです。


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